夏の日の出来事(三井)
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水泳大会当日・3年生の部にてー
灼熱の太陽が照りつける、水泳にはもってこいの天気だった。
まずは男子100m・自由形からのスタートとなる。
3組は3コースについて、体育教師の号令とともに、プールに飛び込み一斉にスタートした。
三井は練習のおかげもあってか、好調にスタートを切った。
練習通り、綺麗なフォームで泳いでトップをキープしている状態。
「三井君頑張れー‼︎」と藍川の声援が、水の中に居ても聞こえる。
俺も、ここぞとばかりに力を発揮する。
最後のターンも終えて、三井は見事に一着。
3年生・男子の部の一位は、三井となった。
「三井君、一位おめでとう!」と一番に俺に駆け寄ってくる、藍川。
見物に来ているバスケ部連中も…
リョータ「三井サン!お疲れ様!一位おめでとう!」
彩子「三井先輩!お疲れ様でした!バスケで鍛えた運動神経、意外なところで活かせましたね!」
花道「ミッチー!やるじゃねぇか!しかし、この天才には及ばんが…。」
流川「…ウス…。」
ってな感じだった。
続いて女子の部ー
2組代表は、彩子の言っていた通り…実力のある長身の現役水泳部員が、2コースについている。
そして、3コースには藍川。
洋平「おい?ミッチーのクラスの女子代表、結構可愛くね?」
大楠「本当だ!可愛いし、スタイル良い!」
野間「でも、2組代表がデカイから…。小さく見えるよな?」
高宮「そこがまた可愛いんじゃないの⁉︎」
と藍川のことで盛り上がる、桜木軍団。
「(おいおい…。あんまり藍川のこと、変な目で見んなよな…。)」と心の中で、妙に嫉妬している三井だった。
女子の部も一斉にスタートを切った。
2組と3組は、見事に同率一位をキープしている状態で、観ている人間は皆驚いていた。
最後のターンも同時で、残り15m弱になったところで… 藍川の様子が変わった。
「(きゃっ!やだっ!足、つっちゃったかも⁉︎あと少しなのに…。負けたくない…。どうしよう⁉︎)」と泳ぎが止まり、更に様子がおかしくなる藍川。
そんな姿を見ていた、バスケ部連中&桜木軍団は…
洋平「なんか変じゃね?3組代表の藍川さんとか言う人…。」
リョータ「もしかしたら、足つったんじゃないの?」
彩子「大変‼︎早く助けなきゃ‼︎」
晴子「彩子さん、先生方に知らせましょうか⁉︎」
と騒ぎ始めて、プールサイドにいる3年生もざわつき始めた。
教師達が救助に入ろうとした時…三井は着ていたラッシュガードを脱ぎ捨て、プールに飛び込んだ。
その光景には、もちろん全員が驚いた。
足を痛めたまどかを救助し、抱き抱えながら、プールを出てプールサイドに立つ。
三井にお姫様抱っこをされて、救助されたまどか。
「ちょっと、三井君…。恥ずかしいよ!もう大丈夫だから、下ろして!」
「何言ってんだ⁉︎派手に溺れかけといて…。」
と言いながら、三井はそのまま男子更衣室に、まどかを連れて行った。
更衣室内のベンチに寝かせて、
「ちょっと、三井君!ここ、男子更衣室でしょ⁉︎嫌よこんな所!早く出してよ!」と騒ぐまどか。
そんなまどかに、三井は自分のバスタオルをかける。
「お前、最後のターンの後で足つっただろ?みんな言ってたぞ。ちょっと今日は、飛ばし過ぎてたんじゃないか?」と声を掛け、さらに…
「本当は藍川のこと…教師連中が助けようとしたんだけど…。他の奴らには、触れて欲しくなかったから、俺が無心で飛び込んで、お前を助けた。」
「三井君…。何それ?どういう意味?」と聞くまどかに、
「つまりは…。お前のことが、好きってことだよ…♡」と答える三井。
もちろん、真っ赤になるまどか。
その時にまどかは、
「三井君。中3の時の体育祭の紅白対抗リレー、覚えてる?」と聞いてきて…
「ああ?俺が紅組のアンカーだった奴か?」
「そう。あの時、女子のアンカーが直前に怪我して出れなくなって、急遽私がアンカーになって…。でも、私あの時も途中で転んで怪我しちゃって…。その時も三井君が手当してくれて…。今のこの状況で、なんかあの時のこと思い出しちゃった。」と懐かしく嬉しそうに話すまどか。
「もしかしたら私達…中学時代から、こんな気持ちで居たのかもね…♡」
と言うまどかの言葉の後に、口づけを交わす二人。
「そろそろ、プールサイド戻るか?」と言い、三井はロッカーから自分のバスケ部Tシャツを出して、まどかに着せた。
「なんか…。これ大きすぎない?」
「別に良いだろ?お前の水着姿、これ以上他の連中に見られたくないから、このTシャツで隠しとけ。」と言って、二人で更衣室を出た。
もちろん、バスケ部連中や他のクラスの連中からは、徹底的に茶化された。
湘北高校水泳大会・3年女子の部…。3組は残念ながら一位を逃したが…新しいカップルが誕生するという、終わり方になった。
♪太陽が
昨日より
眩しく照りつけ始めたら
真っ白な
Tシャツに
今すぐ着替えて
君を誘いたい
心の隣で
同じ景色見ながら
何年間も
僕たちは
友達のままさ
カチューシャ 外しながら
君がふいに振り返って
風の中で微笑むだけで
なぜか何も言えなくなるよ
こんな想っているのに・・・
カチューシャ 外しながら
長い髪をほどくように
いつのまにか大人になって
僕の手には届かないくらい
もっと 好きになるよ
君が好きだ
言葉にできないよ
君が好きだ
僕のこの気持ち
君が好きだ
小麦色に灼けるように・・・
恋はきっと
いつか気づくものさ
Everyday, Everyday, Everyday
カチューシャガール
Everyday, Everyday, Everyday
カチューシャガール♪
灼熱の太陽が照りつける、水泳にはもってこいの天気だった。
まずは男子100m・自由形からのスタートとなる。
3組は3コースについて、体育教師の号令とともに、プールに飛び込み一斉にスタートした。
三井は練習のおかげもあってか、好調にスタートを切った。
練習通り、綺麗なフォームで泳いでトップをキープしている状態。
「三井君頑張れー‼︎」と藍川の声援が、水の中に居ても聞こえる。
俺も、ここぞとばかりに力を発揮する。
最後のターンも終えて、三井は見事に一着。
3年生・男子の部の一位は、三井となった。
「三井君、一位おめでとう!」と一番に俺に駆け寄ってくる、藍川。
見物に来ているバスケ部連中も…
リョータ「三井サン!お疲れ様!一位おめでとう!」
彩子「三井先輩!お疲れ様でした!バスケで鍛えた運動神経、意外なところで活かせましたね!」
花道「ミッチー!やるじゃねぇか!しかし、この天才には及ばんが…。」
流川「…ウス…。」
ってな感じだった。
続いて女子の部ー
2組代表は、彩子の言っていた通り…実力のある長身の現役水泳部員が、2コースについている。
そして、3コースには藍川。
洋平「おい?ミッチーのクラスの女子代表、結構可愛くね?」
大楠「本当だ!可愛いし、スタイル良い!」
野間「でも、2組代表がデカイから…。小さく見えるよな?」
高宮「そこがまた可愛いんじゃないの⁉︎」
と藍川のことで盛り上がる、桜木軍団。
「(おいおい…。あんまり藍川のこと、変な目で見んなよな…。)」と心の中で、妙に嫉妬している三井だった。
女子の部も一斉にスタートを切った。
2組と3組は、見事に同率一位をキープしている状態で、観ている人間は皆驚いていた。
最後のターンも同時で、残り15m弱になったところで… 藍川の様子が変わった。
「(きゃっ!やだっ!足、つっちゃったかも⁉︎あと少しなのに…。負けたくない…。どうしよう⁉︎)」と泳ぎが止まり、更に様子がおかしくなる藍川。
そんな姿を見ていた、バスケ部連中&桜木軍団は…
洋平「なんか変じゃね?3組代表の藍川さんとか言う人…。」
リョータ「もしかしたら、足つったんじゃないの?」
彩子「大変‼︎早く助けなきゃ‼︎」
晴子「彩子さん、先生方に知らせましょうか⁉︎」
と騒ぎ始めて、プールサイドにいる3年生もざわつき始めた。
教師達が救助に入ろうとした時…三井は着ていたラッシュガードを脱ぎ捨て、プールに飛び込んだ。
その光景には、もちろん全員が驚いた。
足を痛めたまどかを救助し、抱き抱えながら、プールを出てプールサイドに立つ。
三井にお姫様抱っこをされて、救助されたまどか。
「ちょっと、三井君…。恥ずかしいよ!もう大丈夫だから、下ろして!」
「何言ってんだ⁉︎派手に溺れかけといて…。」
と言いながら、三井はそのまま男子更衣室に、まどかを連れて行った。
更衣室内のベンチに寝かせて、
「ちょっと、三井君!ここ、男子更衣室でしょ⁉︎嫌よこんな所!早く出してよ!」と騒ぐまどか。
そんなまどかに、三井は自分のバスタオルをかける。
「お前、最後のターンの後で足つっただろ?みんな言ってたぞ。ちょっと今日は、飛ばし過ぎてたんじゃないか?」と声を掛け、さらに…
「本当は藍川のこと…教師連中が助けようとしたんだけど…。他の奴らには、触れて欲しくなかったから、俺が無心で飛び込んで、お前を助けた。」
「三井君…。何それ?どういう意味?」と聞くまどかに、
「つまりは…。お前のことが、好きってことだよ…♡」と答える三井。
もちろん、真っ赤になるまどか。
その時にまどかは、
「三井君。中3の時の体育祭の紅白対抗リレー、覚えてる?」と聞いてきて…
「ああ?俺が紅組のアンカーだった奴か?」
「そう。あの時、女子のアンカーが直前に怪我して出れなくなって、急遽私がアンカーになって…。でも、私あの時も途中で転んで怪我しちゃって…。その時も三井君が手当してくれて…。今のこの状況で、なんかあの時のこと思い出しちゃった。」と懐かしく嬉しそうに話すまどか。
「もしかしたら私達…中学時代から、こんな気持ちで居たのかもね…♡」
と言うまどかの言葉の後に、口づけを交わす二人。
「そろそろ、プールサイド戻るか?」と言い、三井はロッカーから自分のバスケ部Tシャツを出して、まどかに着せた。
「なんか…。これ大きすぎない?」
「別に良いだろ?お前の水着姿、これ以上他の連中に見られたくないから、このTシャツで隠しとけ。」と言って、二人で更衣室を出た。
もちろん、バスケ部連中や他のクラスの連中からは、徹底的に茶化された。
湘北高校水泳大会・3年女子の部…。3組は残念ながら一位を逃したが…新しいカップルが誕生するという、終わり方になった。
♪太陽が
昨日より
眩しく照りつけ始めたら
真っ白な
Tシャツに
今すぐ着替えて
君を誘いたい
心の隣で
同じ景色見ながら
何年間も
僕たちは
友達のままさ
カチューシャ 外しながら
君がふいに振り返って
風の中で微笑むだけで
なぜか何も言えなくなるよ
こんな想っているのに・・・
カチューシャ 外しながら
長い髪をほどくように
いつのまにか大人になって
僕の手には届かないくらい
もっと 好きになるよ
君が好きだ
言葉にできないよ
君が好きだ
僕のこの気持ち
君が好きだ
小麦色に灼けるように・・・
恋はきっと
いつか気づくものさ
Everyday, Everyday, Everyday
カチューシャガール
Everyday, Everyday, Everyday
カチューシャガール♪
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