夏の日の出来事(三井)
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湘北高校では、毎年夏に…三日間に渡って、各学年ごとに『クラス対抗水泳大会』が行われることになっている。
各クラス、男女一名ずつ代表者を選出して、100m自由形での競技を行う。
3年3組の代表者はと言うと…
「ちっ…。何で俺が、男子代表なんだよ⁇」と不貞腐れている男。三井寿。
「仕方ないでしょ?三井君がクラス代表決めしてる時の、ホームルームで居眠りしちゃって…。それで男子代表は、ランダムくじで三井君に決まったんだから…。」
こう言ってきたのは、3組女子代表の藍川 まどか。
「藍川。お前確か…俺と中学三年間クラス一緒で、その頃水泳部だったよな?」
「そうよ。三井君、覚えてるかどうか分からないけど…。私、武石中の水泳部の頃は、一年生の時から試合では好成績出してたし…。幼稚園の頃からスイミングスクール通いもしてたから、水泳はすごく自信があるの。
それに、湘北での水泳大会も、一年・二年とずっと女子のクラス代表してて、一位だったから…。三年女子部門でも、絶対優勝したいの!」
こう語ってきた藍川 の目は、キラキラ輝いていた。
「(そういや…。藍川 と同じクラスになったのは…中3以来だから、実に三年ぶりだな…。俺は、1・2年の頃はグレてて、学校ほとんど行ってなかったしな…。中学時代はよく喋ったりしたけど、高校入ってこれだけ喋ったのは…今が初めてなのか…?)」
嬉しいんだかそうじゃねぇのか…何とも言い難い気持ちだった。
「三井君。水泳大会までの間、放課後にプール開放されるらしいから…。三井君も部活の合間縫って、一緒に練習しない?」と藍川 が言った。
「水泳の練習⁉︎俺バスケ部あんだけど…。大体水泳大会なんか、ぶっつけ本番でいんじゃね⁉︎」
イマイチ乗り気じゃない俺…。
「なんなら、バスケ部の人達に事情話して、少し時間もらえるようにしようよ?私も一緒に頼んであげるから!」とやけに張り切る藍川 。
結局藍川は、この日のバスケ部の練習についてきて、赤木と木暮に水泳大会の練習のことを話した。
そして、赤木も木暮も「クラス代表に選ばれたなら…。少しくらいは良いだろう。」的なことを言ってきた。
一方、1・2年生連中はと言うと…
リョータ「三井サン。頑張ってくださいよ!」
彩子「三井先輩!ファイト!水泳大会で上位になって、バスケへの自信にも繋げましょう!」
安田・潮崎・角田「三井さん。ファイト!」
石井・桑田・佐々岡「三井先輩、頑張って下さい!俺たちも応援してます!」
晴子「お兄ちゃん。私達も三年生の部、見に行くね!」
花道「ほぅ…。ミッチーが水泳大会のクラス代表…?せいぜい溺れないようにしろよ!なーっはっはっはっ!」
相変わらず生意気な桜木…。
流川「(…泳ぎは上手いのか…⁇)」
無口で何考えてんだかって感じの流川…。
洋平「おっ?ミッチー、水泳大会の代表なのか?こりゃ、面白そうだな。」
高宮「三年生の部、絶対見に行こうぜ!」
野間・大楠「もちろん‼︎」
桜木・流川を除いて、俺のことを応援してくれてるみたいで…。
ま、取り敢えず練習するかって思った俺だった。
各クラス、男女一名ずつ代表者を選出して、100m自由形での競技を行う。
3年3組の代表者はと言うと…
「ちっ…。何で俺が、男子代表なんだよ⁇」と不貞腐れている男。三井寿。
「仕方ないでしょ?三井君がクラス代表決めしてる時の、ホームルームで居眠りしちゃって…。それで男子代表は、ランダムくじで三井君に決まったんだから…。」
こう言ってきたのは、3組女子代表の藍川 まどか。
「藍川。お前確か…俺と中学三年間クラス一緒で、その頃水泳部だったよな?」
「そうよ。三井君、覚えてるかどうか分からないけど…。私、武石中の水泳部の頃は、一年生の時から試合では好成績出してたし…。幼稚園の頃からスイミングスクール通いもしてたから、水泳はすごく自信があるの。
それに、湘北での水泳大会も、一年・二年とずっと女子のクラス代表してて、一位だったから…。三年女子部門でも、絶対優勝したいの!」
こう語ってきた藍川 の目は、キラキラ輝いていた。
「(そういや…。藍川 と同じクラスになったのは…中3以来だから、実に三年ぶりだな…。俺は、1・2年の頃はグレてて、学校ほとんど行ってなかったしな…。中学時代はよく喋ったりしたけど、高校入ってこれだけ喋ったのは…今が初めてなのか…?)」
嬉しいんだかそうじゃねぇのか…何とも言い難い気持ちだった。
「三井君。水泳大会までの間、放課後にプール開放されるらしいから…。三井君も部活の合間縫って、一緒に練習しない?」と藍川 が言った。
「水泳の練習⁉︎俺バスケ部あんだけど…。大体水泳大会なんか、ぶっつけ本番でいんじゃね⁉︎」
イマイチ乗り気じゃない俺…。
「なんなら、バスケ部の人達に事情話して、少し時間もらえるようにしようよ?私も一緒に頼んであげるから!」とやけに張り切る藍川 。
結局藍川は、この日のバスケ部の練習についてきて、赤木と木暮に水泳大会の練習のことを話した。
そして、赤木も木暮も「クラス代表に選ばれたなら…。少しくらいは良いだろう。」的なことを言ってきた。
一方、1・2年生連中はと言うと…
リョータ「三井サン。頑張ってくださいよ!」
彩子「三井先輩!ファイト!水泳大会で上位になって、バスケへの自信にも繋げましょう!」
安田・潮崎・角田「三井さん。ファイト!」
石井・桑田・佐々岡「三井先輩、頑張って下さい!俺たちも応援してます!」
晴子「お兄ちゃん。私達も三年生の部、見に行くね!」
花道「ほぅ…。ミッチーが水泳大会のクラス代表…?せいぜい溺れないようにしろよ!なーっはっはっはっ!」
相変わらず生意気な桜木…。
流川「(…泳ぎは上手いのか…⁇)」
無口で何考えてんだかって感じの流川…。
洋平「おっ?ミッチー、水泳大会の代表なのか?こりゃ、面白そうだな。」
高宮「三年生の部、絶対見に行こうぜ!」
野間・大楠「もちろん‼︎」
桜木・流川を除いて、俺のことを応援してくれてるみたいで…。
ま、取り敢えず練習するかって思った俺だった。
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