チェックアウト後ー

ちょっとした観光や食べ歩き、買い物を楽しむ二人。

そして昼ちょっと過ぎに、車は高速に入る。
「旅行楽しかった。休み取って良かったわ。」
「俺も♡」と車内で会話を交わす二人。

カーラジオからはまた、「本日もリスナーから、懐かしい曲のリクエストが入りました。どうぞ！」と言い、流れた曲は…


『橘 友賀　ときどきBlue　
（https://youtu.be/MpHSd5Y5G4A）』


♪あなたが言うほど
氣樂じゃないのよ
わたしだってたまには
感傷的になったりして

彼女のことでしょ？
氣にしてるんでしょ？
わたし知っていたけれど
平和主義だからね

ほら　二人で立った步道橋
ねえ　夜明けって久しぶり
この戀も　Dance Danceしてよ

Sweet Kissしても　ときどきBlueなMy Heart
Kissだけじゃ　ほんとは不安なのよ
Sweet Kissしても　ときどきBlueなMy Love
Kissのあと　無理してはしゃいでみるの
ときどきBlue…♪


「なんかまた…。まどかさんぽい感じの歌詞で…。しかも、今回の俺達の旅行の雰囲気にも合う曲ですね♡」と甘く言う神。
「そうね。昨日のと合わせて、私達の思い出の曲ね♡」と嬉しそうなまどか。


高速を降りて、帰路に向かう二人。
まず、神を家まで送るまどか。
「宗一郎。とっても楽しい二日間だったわ♡」
「俺もですよ♡」
「明日は練習なら、今夜は早く寝なさい。じゃあ、明後日また学校でね。」と言って、マンションまで帰るまどか。


ちなみに帰宅後のまどかは…旅行の余韻が残っていて、夜は神の夢まで見てしまい、その事をLINEしたら、神は新たな企みを実行しようと思ったのだった。



連休明けの学校ー

いつも通り、車通勤のまどか。
ちょうどその時間帯に、朝練が終わるバスケ部。

牧「神。二日も練習休んだ割には、シュート成功率上がったな。」

神「俺なりに、パワーチャージしましたからね。」

宮益「あっ、藍川先生だ。」

車から降りてきたまどかを見たバスケ部員達は…

清田「おぉーっ！更に綺麗になってる！セクシー過ぎ♡」

武藤「絶対に何か良いことあったな…？」

まどかは部員達に近づき、
「みんな。おはよう。朝練お疲れ様。」と言い、神と密かにアイコンタクトを取る。

清田「（藍川先生…。一度で良いから、俺の目の前で生着替えしてくんないかな…？）」

神「信長。今なんか、変なこと言わなかった？」

清田「い、いや…。別に…。（神さん、超能力者かよ…⁉︎）」

神「（ノブ…『まどかさんは俺だけのもの』って証明済みなんだから。これ以上変なこと考えるようなら、お前のドリンクはこの神宗一郎特製の、“牛乳・生卵・納豆・酢・辛子・山葵・ケチャップ”入りのにするからね♡）」




まどか side

（充実した連休が過ごせたわ♡また行きたいわ♡
ねぇ、宗一郎？今度は沖縄の離島とか、二人で行きたいわね♡）

と神との関係を、更に深めたいと心底思うのであった。