荒木荘短編集
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私は今はディアボロの隣でパソコンを見ている
ディアボロはいつもドッピオと変わるとネットをやりまくる
「ディアボロ~ドッピオになってよ」
「無理だな、今いいところなんだ」
「ちぇっ……」
「分かったらそこを退いてくれ、暑苦しい」
「……気化冷凍法」
「ぎゃああああ!!」
ディアボロにドッピオを変わってくれと頼んでも変わってくれなかった、それどころか暑苦しいと言ってきたので気化冷凍法を使った
するとディアボロは腕から凍っていった
「誰かアザラシを呼んでくれェェ!!」
「カーズにでも頼めば?」
ディアボロは腕を押さえながらそう叫び、私の言った通りにカーズに、頼みに行った
「何?アザラシを出せ?何をするつもりだあんな愛くるしい動物に冷たい物を付けるというのか」
しかし、何気に可愛い物好きのカーズはアザラシを出すことを拒否した
絶望するディアボロに私は人間でも代用出来るんじゃない?と言った
するとディアボロは目を光らせ、何故か帰って来たばかり、しかも機嫌が悪そうな吉良に向かって走って行った
「キラークイーン!!第一の爆弾」
そんな吉良の声のすぐ後にディアボロは爆死した今日のディアボロは派手に死ぬなァ……なんて思っていると
「ジルナ、いいのか?ディアボロのパソコン」
と、カーズが私の肩を叩きながら言ってきた、その言葉を疑問に思いながらも振り向くと
私の気化冷凍法がパソコンにまで侵食していた
「パソコンンンン!?」
「何を騒いでいるジルナ……なんでパソコンが凍っているんだ!!」
「……うっ……吉良め…って……俺のパソコン!!」
「おお、ディアボロ、生き返ったか」
思わずパソコンを手に取り叫んでいると吉良が私の方を向いた、そしてディアボロも生き返ったようでこちらを見た
ディアボロのパソコンはなかなか荒木荘では人気でディアボロが死んだ時とかには吉良も使っていた
それを凍らせてしまったのだ……私は
「あ……ハハ……」
「ジルナ……助けて欲しいか?」
「はい、是非とも……」
「ダメダメダメダメダメ!!キラークイーン!!第二の爆弾シアーハートアタック!!」
「コッチヲミロォォォ!!」
「WRYYYYYYY!!!!」
吉良の方を見るとコメカミに血管を浮かせて怒っていた、そしてシアーハートアタックを使ってきた
追尾型のシアーハートアタックに逃げ回っていると
「吉良許してやれよ、所詮は吸血鬼なんだ」
と、カーズが偉そうに吉良に言った、すると吉良は眉間にシワを寄せながらもキラークイーンを引っ込めた
そしてホッとしている私の前に立ち
「パソコン買ってこい、明日太陽が出ているところでパソコン買ってこい」
と、吸血鬼の私に対して死刑宣告をするような事を言ってきた
「……それ、私死んじゃう」
「いいから明日行け」
「……はい」
吉良に思わず反論したがかなり怒った様子でそう言ってきたので返事をするしか無かった
そんな様子を見てカーズはまた爆笑している
そして、夜、話を聞いたお父さんが危険だから着いて行くと言い切り、明日はお父さんとパソコンを買いに行く事になった
(パソコンを買ってくるまでジルナはオムライス食べるな)
(……WRY……)
(フハハハ!!吸血鬼ごときが調子に乗って気化冷凍法なんぞをやるからだ!!)
(吉良、ジルナに厳し過ぎなのでは?)
(プッチ、ここで甘やかすとダメなんだ)
(大丈夫だジルナ、このDIOが着いて行くからな)
(それが心配なの……ところでディアボロは?)
(ディアボロは今度はショック死した)
(……ごめん、なんか……)