荒木荘短編集
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日が没する直前、私達はテレビゲームを、やっていた
ディエゴが知り合いから借りてきたそうだ、ディエゴに、友達がいたことに驚いたが今は言わないでおく
「フハハハ!!ジルナ、ガードを破壊したぞォーーーッ!!」
「ぎゃああ!!カーズ!!ちょっ…ドッピオ!!回復して!!」
「今行くよジルナちゃん!!」
「ドッピオ!!俺のジルナに近付くなァ!!俺が回復する!!」
「ディエゴ、君はジルナとは敵だよ」
プレイヤーは私とカーズとドッピオとディエゴ、プッチさんはそれにツッコミを入れながら観戦している
最終的に私とドッピオのチームが負けて、カーズがコントローラーをウィンウィンしてきた
「ウィンウィンウィンウィン」
「くっ……腹立つ!!」
「ジルナちゃん、ごめんね……僕が回復しておけば……」
「ドッピオ、ジルナにあまり近付くな、俺が近付くからな!!」
「ディエゴ、意味が良く分からないぞ」
コントローラーをウィンウィンしているカーズに腹を立てているとディエゴに罵られながらも謝ってくるドッピオ
そんなドッピオに大丈夫だと言い、第二回戦を開始した
今度はドッピオとプッチさんが交代して、ディエゴのわがままで私とディエゴ対カーズとプッチさんになった
「行くぞジルナ!!親子の力を見せてやろう!!」
「カーズ!!次は私がコントローラーをウィンウィンする番だ!!」
「フハハハ!!来るがいい!!コントローラーをウィンウィンするのは常にこのカーズだァーーッ!!」
「全く、騒がしい…"天国"に行きたい……」
そんな馬鹿げた会話をしながら私達は再度キャラを選択した
死闘を繰り返していると、いつの間にか吉良が帰ってきた
「お前ら、何をやっているんだ」
「あ、吉良だ、おかえりー」
「俺の友人から借りてきたゲームだ」
「スキありィーーーッ!!」
「カーズ、やめなさい」
「とおるるるるるるん」
吉良に挨拶をしているとディエゴはゲームの事を話した、その隙にカーズは攻撃をしようとするが流石プッチさん、見事に止めてくれた
そんな私達を他所に、ドッピオはディアボロに呼ばれたようだ
ゲームを買った訳じゃない事を知ると、吉良はゲームを観戦するようで、鞄を下ろしてテレビを見た
「カーズ!!覚悟しろ!!このディエゴが直々に殺してやる!!」
「フハハハ!!殺れるものならやってみるがいい!!」
「プッチさん、ガードは?」
「大丈夫ですよ、このままでも」
「え?そう?じゃあスキありって事で」
「かかったね!!必殺技だッ!!」
「WRYYYYYYY!!!?」
ディエゴとカーズが戦っている中、私とプッチさんはゆっくりと戦った、まさか必殺技が、来るとは思わなかったけど……
そんな、事をやっているとディアボロの悲鳴が聞こえた
「今日も死んだな、ディアボロ」
「ドッピオと変わるからだ、マヌケめ」
「スキありィーーーッ!!」
「なっ!?何をするだァーーーーーッカーズ!!」
「プッチさん!!かかってこい!!」
「では行きます……と見せかけてディエゴ、覚悟!!」
「「WRYYYYY!?」」
ディアボロの死なんて吉良の一言で済まされ、私達はまた白熱した戦いを繰り広げた
そして、標的をプッチさんからカーズに変えようと思った瞬間、ディエゴが座っていた所にお父さんが座った
「KUAAAAA!?」
「ジルナ!!このDIOが助けに入ったぞォーーーッ!!」
「くっ……なかなかやるなァDIO」
「カーズ、もう少し耐えてください」
「うおおおお!!プッチさん!!死ぬ死ぬ!!私死ぬ!!」
ディエゴの驚いた声が響く中、お父さんはノリノリで操作をし続けた
おそらくザ・ワールドを使ったのだろう、そんな事は全く気にせずに私達はゲームを続けた
(さて、晩飯を作るか)
(私は"オムライス"がいい)
(俺は"なんでも"いい)
("血"が飲みたいなァ)
("吸血鬼"にすればよかろうなのだァーーッ!!)
("貝類以外"なら何でも)
(お前らこの吉良吉影をなんだと思っている、特にDIOとカーズ)