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10月2日のスキコメントへのお返事2023100320:20

高杉さんへ

こんにちは!小宮です!!!毎度コメントありがとうございます!!!私もかつて友達と夏休みにプールへ行った思い出を引っ張り出したり、今回は結構ノリノリで書けた話でした~!!!いろいろ考えていたら先生のことが好きって言ってた友達もいたなー、私も他の友達も仲のいい女の先生もみんなで応援してたなあー。懐かしい。こんな感じで結構身内ネタ満載の内容なのに楽しんでくれる高杉さん、感謝、感謝!!!

それはそれとして!!!今回の話についてちょっと弁明させてほしいことがあります!!!

「今回のヒロインちゃんは若干、慶彦を過剰に意識しているような…」とのことですが…

こちら、私としては「今回のヒロインちゃんは別に慶彦のことを過剰に意識しているわけではない!むしろこんな風になるのって自然な流れなのでは…?」というつもりで書いていました!!!

とはいえ、私もまだまだ未熟…正直、私のイメージが高杉さんを含めて読んでくださる方にきっちり伝わっていない可能性大だなあ…というか一番私の小説を読んでくれている高杉さんに分からないなら他に分かる人なんているのか…?と思うので、今回はこれまでの「夜の帰り道」約30話分を通して、ヒロインちゃんの心情はどう変化していったのか?今後2人の恋は進展するのか?を「目指せ!文章能力向上!」の意気込みで割と真面目に解説していこうと思います!!!

まず、大前提としてヒロインちゃんが今回の31話のプールで慶彦に「エッチな水着」だのなんだのって言われて意識しちゃって逃げちゃったり、逆に追いかけてほしいって思うようになるには4つのステップがあったんだと思うんですよ!!!そのステップがこちら!!!

STEP①
「前田ってちょっといいかも?から突然嫌なヤツに急落!!!」
大体1~3話辺り。他のぶいんの中でもカッコいい方だし、実力もあるしって無意識に気にしていたヒロインだが、夜の帰り道恒例前田の空回りのせいで大激怒!!!前田=ヤなヤツ!!!のレッテルがここで貼られる。

STEP②
「告白、しかし答えはNO!」
4話からテスト期間突入した辺り。4話の告白以降、前田の気持ちを知ったヒロイン。でも今までの前田の言動がアレすぎて答えは当然NO。それでも諦める気配もなく続く前田のアタック。そんな日々の中、ヒロインは前田を煩わしく思いながらも、前田と過ごす時間を自然に楽しめることも増えてきた。嫌なところも面白いところも、認めたくないけど私のことをちゃんと見ててくれるし、優しいとこも一応ある。前田を知れば知るほど分からなくなってくるけど、前田がただの嫌な人間じゃないってことは認めてあげなくもない。

STEP③
「前田ってもしかしてかっこいい…?いや、そんなわけない!!!」
アイスの棒でやんややんやしてる辺り。ふとした時に見せる素の前田の仕草だったり言葉だったりが妙に絵になっていて、ムカつくけどちょっとカッコいいしエッチだなって思う時もある。前田にこんな気持ちになるなんて最悪。でもなんか目が離せない。なによ!前田のくせに!!!

STEP④
「バレーへの思い、努力する姿はかっこいいと思うよ」
インハイ予選に挑む前田を目の当たりにしたヒロイン。バレーや部活に対する熱い思いと努力は私も同じ。だから真剣にバレーと向き合っている前田のことを応援しないといけない。というか、応援したい。でも、バレーしてない時の前田はからかってくるし、下心しかないし、バカだし、アホだし、今まで通りあんまり関わりたくないけど。いざ話してみればすごい気が合って楽しいけど、それも「たまに」だから基本は避けることにしてる。

この4つのステップを経て、ヒロインちゃんは前田のことを性的にも精神的にもかっこいいなって意識するようになったけれど、前田の度を越したからかいでイライラする毎日と、「気の合う友人」として前田と仲良くなってしまったことで、前田を「好きな人」として見ることに対して無意識にストップをかけてしまっている…と私は考えています!!!

だから、ヒロインちゃんは今回の話で前田に直接的に「エロい」って言葉を言われて前田のことを性的に意識してしまうけど、かといって「エロい」という言葉を掛けられて喜ぶほど前田に心は開けていないんです!!!だって1~3話の前田の恋愛ネタのからかいって正直ヒロインちゃんのトラウマになるレベルでムカつくことだったし、それ以降の話で前田の気持ちを知って、前田はただの嫌なヤツじゃないって認識を改めたとはいえまだからかわれていることに変わりなく、いじめっ子前田といじめられっ子のヒロインちゃんという構造はヒロインちゃんの頭にまだ少しは残っているんです。「前田」と「恋愛」を結びつけるのはヒロインちゃんの中で無意識にタブーになっています。今回含め、いつもヒロインちゃんが前田に強く言い返すのはこれが原因です。あと、純粋に友達として前田と仲良くなりすぎた気も…?よくも悪くも前田とは幼馴染みたいな関係になってしまっている気がします。幼馴染ケンカップルのイメージが分かりやすいですかね…?今回の「追いかけてほしい」もこの幼馴染には素直になれないみたいな気持ちが反映されています。

とはいえ、ヒロインちゃんの方も前田を言い負かすこともからかうことも増えてきて前田とどんどん対等に付き合えるようになってきていることもまた事実。今後、絶対2人に進展はありえない!というわけでもありません。進展します!とも言い切れませんが。正直、ヒロインちゃんと前田が友達として仲良くなった弊害とトラウマでヒロインちゃんが前田に告白されたことをあんまり意識しなくなってきているような感じもするので。

それはそれとして、年頃の女子高生なのもあってエッチなことにも興味があるから近くにいる前田で想像してしまうのもしょうがないし、バレーに向き合う前田のことは素直にカッコいいと思っています。この2つの気持ちが重なったら…ヒロインちゃんの気持ちが「恋」に変化するでしょう。

とまあ、長くなってしまいましたが、これがヒロインちゃんの心情の変化と弁明です!!!

この当社比、壮大なイメージの数々を小説の中だけで伝えきれていないのは本当に悔しい!!!もっと上手くなりたいです!!!

でも、今回、「弁明」という形でちゃんとストーリー解説をできて楽しかったです!!!

今でも諦めずにヒロインちゃんにアタックを重ねる慶彦…なんだかんだやっぱり効果は薄っすら出てきていたのです…!!!最初のマイナスがデカすぎてまだまだアタックしなきゃなのには変わりないですが!!!それにヒロインちゃんの気持ちもまだまだ分かっていないですね!!!本当にプールで友達と遊んでる場合じゃないぞ慶彦お!!!

はい、というわけで次回!「お約束展開」

合宿で2人の距離は縮まるのか…!?お楽しみに~!!!

2023/10/02 22:29