大石夢2021
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(あーーーーっっ、もうなんで・・・っっ)
駅から彼の家へ向かって走っていると、涙がこぼれそうになった。
✳✳✳
4月30日は夢野菜々花の彼氏である大石秀一郎の誕生日。
友人の紹介で付き合い初めてもうすぐ1年。
はじめての彼の誕生日。
本当は旅行にでも行きたいところだったが、大石が連休が取れず、また次回という話になっていた。
(私は連休のはずだった・・・!のに!!!)
急遽呼び出されること2日間。
そう・・・大事な大事な連休が潰れたのだ。
本当なら1日目でプレゼントを買いに行って(もう目星はつけてある)、勝負下着も買いたかった。
そして料理の下ごしらえをして、次の日は秀一郎の家に行って飾り付けもして帰りを待ちたかった。
全て出来なくなってしまった。
プレゼントならもっと早く買っておけばよかったし、料理だって何作るか具体的にちゃんと決めておけばよかったし、勝負下着だってー・・・ああもう全部全部ギリギリにならないとやらない私がいけなかったんだ・・・泣きそう・・・
駅から全速力で走り、彼の住むマンションが見えてくる。部屋を確認する。明かりがついていた。
(そりゃこんな時間だもんね・・・帰ってるよね・・・)
走っていた足が少しずつ速度を落とした。
歩くような速度になり、そのまま1度立ち止まる。
(はーーーー・・・大好きなのになーーーー)
会いたいけど、こんな何も祝えないのに会うなんて気が重い。彼はそんなこと気にする人じゃないけど。そんなのわかってる。
扉の前まで来て深呼吸。彼の顔を見たらなんだか泣いてしまいそうだ。もうなにもかも嫌になってしまった。
「菜々花??」
扉が空いて中から彼が出てきた。
「やっぱり。早くおいで。」
チャイムも鳴らしてないのに。エスパーなのかな。
「うん」
ああだめだ。泣きそう。俯いた。彼が心配そうに覗き込んでくる。
「どうした?」
泣きそうになって、近づいてきた彼をぎゅっと抱きしめた。
おっと、小さく言う彼の声が聞こえた。ドアの閉まる音と彼の家の匂い。
「……本当はね、もっとちゃんと祝いたかったんだよ」
「うん」
「プレゼントも買えてないし、ご飯も作れなかったし、仕事のあとだから全然ボロボロだし」
秀一郎は私が小さい声で言う言葉を、1つずつ頷きながら聞いてくれた。
「こうやって来てくれるだけで嬉しいよ。俺も休み取れなかったし・・・ごめんな」
「秀一郎は、何にも悪くないよ」
「うん。菜々花も悪くないよ。・・・でも、わがまま言ってもいい?」
「もちろん!」
「菜々花に、今日言ってもらいたい言葉があるんだけど・・・」
そう言われてはっとした。
そうだ、まだ私大事な言葉言ってない。
大石の胸から少し離れる。大好きな綺麗な瞳を見つめる。
「誕生日おめでとう、秀一郎!!ずっと大好き!!」
秀一郎の顔が近づいてくる。私は瞳を閉じる。
まだまだこれから先も一緒にいるんだから。
来年はもっともっと最高な誕生日にするんだから!!!
駅から彼の家へ向かって走っていると、涙がこぼれそうになった。
✳✳✳
4月30日は夢野菜々花の彼氏である大石秀一郎の誕生日。
友人の紹介で付き合い初めてもうすぐ1年。
はじめての彼の誕生日。
本当は旅行にでも行きたいところだったが、大石が連休が取れず、また次回という話になっていた。
(私は連休のはずだった・・・!のに!!!)
急遽呼び出されること2日間。
そう・・・大事な大事な連休が潰れたのだ。
本当なら1日目でプレゼントを買いに行って(もう目星はつけてある)、勝負下着も買いたかった。
そして料理の下ごしらえをして、次の日は秀一郎の家に行って飾り付けもして帰りを待ちたかった。
全て出来なくなってしまった。
プレゼントならもっと早く買っておけばよかったし、料理だって何作るか具体的にちゃんと決めておけばよかったし、勝負下着だってー・・・ああもう全部全部ギリギリにならないとやらない私がいけなかったんだ・・・泣きそう・・・
駅から全速力で走り、彼の住むマンションが見えてくる。部屋を確認する。明かりがついていた。
(そりゃこんな時間だもんね・・・帰ってるよね・・・)
走っていた足が少しずつ速度を落とした。
歩くような速度になり、そのまま1度立ち止まる。
(はーーーー・・・大好きなのになーーーー)
会いたいけど、こんな何も祝えないのに会うなんて気が重い。彼はそんなこと気にする人じゃないけど。そんなのわかってる。
扉の前まで来て深呼吸。彼の顔を見たらなんだか泣いてしまいそうだ。もうなにもかも嫌になってしまった。
「菜々花??」
扉が空いて中から彼が出てきた。
「やっぱり。早くおいで。」
チャイムも鳴らしてないのに。エスパーなのかな。
「うん」
ああだめだ。泣きそう。俯いた。彼が心配そうに覗き込んでくる。
「どうした?」
泣きそうになって、近づいてきた彼をぎゅっと抱きしめた。
おっと、小さく言う彼の声が聞こえた。ドアの閉まる音と彼の家の匂い。
「……本当はね、もっとちゃんと祝いたかったんだよ」
「うん」
「プレゼントも買えてないし、ご飯も作れなかったし、仕事のあとだから全然ボロボロだし」
秀一郎は私が小さい声で言う言葉を、1つずつ頷きながら聞いてくれた。
「こうやって来てくれるだけで嬉しいよ。俺も休み取れなかったし・・・ごめんな」
「秀一郎は、何にも悪くないよ」
「うん。菜々花も悪くないよ。・・・でも、わがまま言ってもいい?」
「もちろん!」
「菜々花に、今日言ってもらいたい言葉があるんだけど・・・」
そう言われてはっとした。
そうだ、まだ私大事な言葉言ってない。
大石の胸から少し離れる。大好きな綺麗な瞳を見つめる。
「誕生日おめでとう、秀一郎!!ずっと大好き!!」
秀一郎の顔が近づいてくる。私は瞳を閉じる。
まだまだこれから先も一緒にいるんだから。
来年はもっともっと最高な誕生日にするんだから!!!
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