大石夢2020
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「あれ、夢野さん!奇遇だね!」
・・・何回目だろう、このセリフ・・・
✳✳✳
日曜日。もちろん学校は休み。
天気は晴天。テストの点数も良かったから臨時収入も入った所だった。
気になってた付録の付いた雑誌を買いに行こうと駅前の本屋へ向かった。
暖かくて、夏日かと思うほどだった。
薄手のアウターを羽織ってきてしまったことを後悔しながら、少し袖をまくって歩く。
そういえば、あの漫画も続きでてたっけ・・・?友達に貸す話もしてた気がするから買おうかな。
本屋に入る。目当ての雑誌をまず見つけた。
思っていたよりちょっと微妙かもしれないなあ・・・あっちの付録のが使えそう・・・うーん・・・
・・・ここで冒頭に戻る。
「大石くん・・・」
「よく会うね。そりゃあ家も近いし会うこともあるよね、ははははは」
彼は顔を赤くしながら笑っている。
ーそう、彼は小学校も一緒でなんなら幼稚園も一緒だった。よくわからないけど、家もそこそこ近いらしい。(小学生の時に誕生日会で行った気がするけど忘れた)
そして、ここ半年くらい休みの度に顔を合わせている。私は彼はストーカーだと思っている。言わないけど。
「大石くんも買い物?」
なんてことの無い会話を投げかける。
「・・・うん。参考書でも、買おうかな」
買おうかなって。買うもの決めてきてないのかよ!もう少し嘘上手くできないのかな!?
「そっか、私は漫画買おうと思ってるんだ。」
じゃあね、と口から出る前に
「何読んでるの?夢野さんの好きな物知りたい」
と。
この前雑貨屋さんで会った時も、洋服屋さんの前で会った時も、カフェ出会った時も、文房具屋さんで会った時も、どこで会った時も彼は同じことを言った。
私の好きな物を知りたい、と。
(わかってんのかなあ・・・ダダ漏れすぎ・・・)
だけど私も嫌いじゃないから。
ふふっと笑ってしまって。
「そしたら一緒に見よっか」
そう言うと彼は思い切り笑うんだ。
本当はその笑顔が1番好きだから。
まだまだ私のこと追いかけてきてね。
