episode2
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「フーッ こいつぁなめてっと合格できねーな」
「山本くんまだおもちゃだと思ってるの?!いい加減気付こうよ!!」
まだおもちゃだと思っている山本に驚く慧
「リボーン!!試験なんてやめよーぜ!!」
今の見たろ?ランボがミサイル撃ってきたんだぞ!!試験の中止を求める綱吉
「次はサブマシンガンだぞ」
「お…おい!!」
気にせず次の武器を取り出すリボーン
「まずは見習いの殺し屋レベルだ」
「ひっ」
「うわっまただー!!」
「どんだけ武器あるの?!」
武器をどんどん替え3人に向かって使っていく
「獄寺もぶっぱなしていいぞ」
「!しかし…」
「山本と慧をぶっ殺すつもりでいけ」
「!!」
し、仕方ないよな…リボーンさんがそういうんだから…
そう思いながらも気に食わない2人に攻撃できるチャンスがきてワクワクする獄寺
「10代目!!!」
「!?」
「(よけてくださいね)」
「へ?」
ウインクをして綱吉にジェスチャーするが伝わらない
「ちくしょーリボーンめー!こうなったら10年バズーカだもんね」
ドンッ
「やれやれ10年後のランボがやるしかねーな」
ランボが10年バズーカを使い10年後のランボが現れる
「最後はロケット弾だ」
「果てろ」
「サンダーセット」
3人がそれぞれの武器を構える
「おいおい…」
「え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「これは…!」
ドガァン!!
「ぎゃあぁあぁ!!!」
やっべー調子のりすぎたかも……
「10代目ー!!大丈夫ですか10代目ー!!」
あまりの爆発に焦る獄寺。敬愛する10代目の身に何かあったら…
「あそこだぞ」
「!」
「ふーあぶねーあぶねー」
「大丈夫?沢田くん」
「山本と泉さんが引っぱってくれたおかげで、た…助かった――」
爆発の際山本と慧が綱吉をひっぱり事なきを得た
「試験合格だおまえ達も正式にファミリーだぞ」
「サンキュー」
「え゛っ」
嬉しそうな山本と焦る慧
そこに獄寺がきて山本の胸ぐらを掴む
「よくやった」
「!」
「10代目を守ったんだファミリーと認めねーわけにはいかねぇ」
でも10代目の右腕はオレだからな。おまえらはケンコー骨と鎖骨だ
「ケンコー骨!?」
「さ、鎖骨…」
「前から思ってたけど獄寺って面白ぇー奴な!」
笑いながら獄寺の肩に腕をまわす山本
「だがツナの右腕を譲る気はないね。お前は耳たぶってことで」
「んなぁ!?」
「そこっ!?」
それに対して獄寺は文句を言い2人で鼻毛だ!鼻クソだ!と言い合う
「二人ともそこじゃないでしょ…」
というか山本くんなんでそんなに元気なの…
地面にしゃがみこむ慧
「だ、大丈夫?泉さん」
「沢田くん…これってごっこ遊びじゃなかったの?!本物のナイフやミサイルが出てきたんだけど!!」
綱吉に掴みかかる慧
それぞれで騒いでいる中
「んじゃ部活いくわ。またなチビ」
「おう」
「しっかしさっきの爆発といい最近のおもちゃってリアルな〜」
「(まだマフィアごっこだと思ってたのねー!!)」
山本は部活に向かうため帰っていく
「沢田くん!!どういうことー!!」
「い、泉さん!!」
さっきの入ファミリー試験の衝撃が抜けない慧がまた綱吉に掴みかかる
「ごっこ遊びじゃないの?!」
「そ、それは!」
「てめぇ!クソ女!10代目から手をはなしやがれ!」
「忠犬は黙ってて!!」
「誰が忠犬だ!!」
「ふ、2人とも落ち着いて!」
騒ぐ3人。そんな中リボーンが
「オレはごっこ遊びだなんて一言も言ってないぞ。」
「う゛っ、そ、そうだけど…」
「そうだ!てめぇが勝手に勘違いしたんだろ」
正論を言われ黙り込んでしまう慧
「リボーン!獄寺くん!でも泉さんは女の子なんだぞ!危ないことはさせられないよ!」
そんな慧を庇う綱吉
「沢田くん…」
「知らねぇぞ。慧は試験に合格したんだ。もうファミリーの一員だ」
異論は認めねぇ。そう言い去るリボーン
「おいリボーン!!」
綱吉が引き止めるも無視するリボーン
「沢田くん」
「泉さん」
「ありがとう。庇ってくれて」
「い、いや!こっちこそ!巻き込んでごめんね…」
「ううん。あの子の言う通り勝手に勘違いしたのは私だもん」
私が悪いよ。と慧が言う
「で、でも…」
「大丈夫!沢田くんもいるし!」
あのメンバーの中でまともなの沢田くんしか居ないみたいだし…それにひとりじゃないみたいだし!大丈夫だよ!
「泉さん…!」
泉さんがまともな人で良かった!
今まで破天荒なメンバーに囲まれていた綱吉は久しぶりにまともな人物に感動する。
「それでね…沢田くん。これからは沢田くんのことツー君って呼んでいいかな…?」
「へ?」
「いや!あのね!これからは仲良くして欲しいから沢田くんなんて他人行儀かなぁって思って!!嫌ならいいの!」
焦る慧
「てめぇ!馴れ馴れしく10代目を呼ぶな!」
「ご、獄寺くん!いいから!」
「泉さん!好きなように呼んで!オレも泉さんと仲良くなれるなら嬉しいし!」
大人っぽくて男子に人気がある泉さんと仲良くなれるなんて思ってなかったし!
「本当…?ありがとう!ツー君も泉さんだなんて他人行儀じゃなくていいよ。下の名前で呼んで!」
「えーと、慧ちゃんでいいかな…?」
少し照れながら慧の事を呼ぶ綱吉
そんな綱吉を見て慧は
「か、可愛い…!」
「かわっ?!」
「う、ううん!なんでもないの!!」
これからよろしくね!そう言い手を振りながらまたねー!と帰っていく慧
その姿を見て綱吉は、慧ちゃんって実はまともじゃなかった…?と少し不安になるのだった――