episode6
夢小説設定
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「へ?」
「「な!?」」
了平の指名した生徒の名前を聞いて多くのものが驚く中
「おおおっ」
「10代目のすごさをわかってんじゃねーかボクシング野郎!」
綱吉が選ばれたことに喜びを表す獄寺と山本
当の本人である綱吉は自分が選ばれたことに驚きを隠せない
「賛成の者は手をあげてくれ!過半数の挙手で決定とする!!」
そう告げる了平だったが
「1年にゃムリだろ」
「オレ反対~」
「負けたくないもんねぇ」
「つーか冗談だろ?」
流石の了平の指名であっても1年である綱吉に総大将を任せるのは無理だと反対意見が飛び交う。
生徒の反応を見て安心し安堵のため息を吐く綱吉
だが、
「手をあげんか!!!」
了平が吼える
最早、命令である。
それに続き獄寺も
「ウチのクラスに反対の奴なんていねーよな」
クラスメイトに脅しをかけ手をあげさせる
そんな獄寺を窘める山本だったがちゃっかり手をあげているあたり
綱吉が総大将をすることに関しては賛成なようだ。
クラスメイトの女子は大半が獄寺のファンであるため獄寺に従い手をあげ
男子は獄寺に恐怖を感じ手をあげる
「この勢いならいずれ過半数だろう」
「決定!!!棒倒し大将は沢田ツナだ!!」
自由にもほどがある。
「は!!?うそー!!なにそれ!!!」
「だ、大丈夫?ツー君…」
了平の決定にショックを受ける綱吉。そんな綱吉を心配し声をかける慧
そんな慧だがさっきの多数決でちゃっかり手をあげていた
心配はするが綱吉が大将をすることは賛成なようだ
「すげーなツナ!」
「さすがっス」
「ビビったっス」
綱吉をたたえる生徒の中には
並中の制服を着たリボーンがいた
「超不自然!!」
「ちゃおっス」
「総大将つったらボスだな。勝たねーと殺すぞ」
「(勝てなかったら殺すって理不尽すぎる…)」
リボーンの言葉を聞き手をあげたことに対して綱吉に少し申し訳なく感じる慧
そんな中こんなに人の多いところでリボーンが見つかるとまずいと焦る綱吉が慌ててリボーンを上から抑え込む。
だがその拍子に破裂する音がしリボーンから空気が抜け教室を飛び回る
「(バカー!!!)」
「ツー君…何か大変なことになっちゃったけど頑張って!私もできることなら力になるから!」
「慧ちゃん…って慧ちゃんもさっき手あげてたよね!?」
慧の気遣う言葉に一瞬嬉しく思うも慧も手をあげていたことを思い出し慧に詰め寄る綱吉。
そんな綱吉に慧は
「てへっ」
とぼけるのであった