episode5
夢小説設定
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「なぁ!あいつにわざと会わせたぁ!!?」
「キケンな賭けだったけどな。打撲と擦り傷ですんだのはラッキーだったぞ」
「全然ラッキーじゃない…めちゃくちゃ怖かった…」
「はっ!そうだよ!慧ちゃん大丈夫!?」
いまにも泣き出しそうな慧を心配する綱吉
「お前達が平和ボケしないための実戦トレーニングだぞ。鍛えるには実戦が一番だからな」
「なっ何言ってんだよー!!」
「ちくしょー、あんなやつに…!」
綱吉は冗談じゃないと言わんばかりだ。山本は苦笑し獄寺はとても悔しそうだ。
「つーかどうすんだよ!絶対あの人に目ぇつけられたよ!!」
「まーまー」
「次はぶっとばします!」
「次があるなんていやよ!!」
めちゃくちゃこわかったのよ!!そういいながら獄寺に文句を言う慧
「だけどお前ヒバリといい勝負してたじゃねえか」
「そうなのか?」
「なっ!」
「そういえばあの人に蹴りをいれてたような…」
「思ってた以上に戦えるんだな。どうしてだ?」
「それは普段師匠と鍛錬してるから…」
リボーンの質問に答える慧
「師匠?!」
「うん。姉さんを守りたくて小さいころから師匠に鍛えてもらってるんだ」
「毎回ボコボコにされてるけど…」
死んだ目でいう慧に何も言えない綱吉たち
「それにいくら鍛錬してるからって怖いものは怖いのよ!あの人が師匠よりも弱くたって私よりは全然強いんだから!」
そう訴える慧の言葉を聞いて綱吉は慧をなだめながら
あの人よりも強い慧ちゃんの師匠ってどんだけつよいのー!!と思っていた
そんな騒ぐ綱吉たちを横目にリボーンは少し離れた応接室へ目を向ける。
「ヒバリは将来必ず役に立つ男だぞ」
一方雲雀はというと
「あの赤ん坊また会いたいな。それに…」
自分に蹴りをいれた女生徒のことを思い浮かべる
「久々に咬み殺しがいのある獲物がいた」
雲雀はそう呟きながら嬉しそうな笑みを浮かべた
いつか今日出会った二人を必ず咬み殺すと思いながら