episode5
夢小説設定
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「二人とも!!」
あっという間に倒されてしまった二人を見て焦る慧
「次は君かい?」
「っ!」
「僕は女だろうと容赦はしないよ」
雲雀は慧にトンファーで殴りかかってくる
それを避ける慧
「ワオ。君もなかなかやるみたいだね。少しは楽しめそうだ」
「(速い…!)」
雲雀の攻撃を避け続ける慧
避けるだけで何もしてこない慧に雲雀の機嫌は落ちていく
「ねえ、反撃もせず避けるだけじゃ死ぬよ。」
「くッ!」
反撃する余裕なんかない
そう思いながら一旦雲雀から距離をとる慧
「いつまでそうしてるつもり?」
「わかってますよ!避けてるだけじゃダメだって」
そんなとき
「あーいつつつ……」
雲雀に殴られ気絶していた綱吉が起き上がる
「ごっ…獄寺君!!山本!!なっ何で!!?」
気を失っている二人に駆け寄る綱吉
「起きないよ二人にはそういう攻撃をしたからね」
「(それって…つまり…この人一人で二人を倒しちゃったってことー!!?)」
驚く綱吉。そこに
「ツー君逃げて!!」
先ほどまで雲雀と戦っていた慧が叫ぶ
「慧ちゃん!?」
「早く!!二人を連れて逃げて!私が時間を稼ぐから!」
「時間を稼ぐって…危ないよ!」
「逃がすと思う?」
また慧に攻撃を始める雲雀
だが
「ッ!」
そこで初めて慧が雲雀に対して攻撃を仕掛ける
慧の蹴りを受けた雲雀は笑みを浮かべる
「やっとやる気になった?」
戦う二人を見て綱吉はここに来るまでの経緯を思い出す。
そこでいつの間にか窓の外で様子を見ていたリボーンに気が付く
リボーンの手には銃が握られていた
「死ね」
ズガン!
「うおぉおぉっ死ぬ気でおまえを倒す!!!!」
リボーンに死ぬ気弾を撃たれ死ぬ気モードになった綱吉が雲雀に攻撃を仕掛ける
だが雲雀はその攻撃を余裕でかわす
「何それ?ギャグ?」
そして綱吉の顎めがけてトンファーを振る
「アゴ割れちゃったかな」
「ツー君!!」
「さて、続きをやろうか」
綱吉までもがやられてしまい冷や汗を流す慧
だが
「まだまだぁ!!!」
綱吉が起き上がり雲雀を殴る
そのうえスリッパに変形したレオンで雲雀の頭をはたく
「タワケが!!!」
雲雀はというと無言で立ち上がり先ほどとは比べられないほど殺気立っていた
「ねぇ…」
「「!!」」
「殺していい?」
雲雀はそう言い綱吉を見る
「そこまでだ」
突然聞こえてきた声に振りかえると
「やっぱつえーな。おまえ」
一部始終を見ていたリボーンがいた。
「君が何者かは知らないけど、僕今イラついてるんだ。横になってまっててくれる」
女子供にも容赦ない雲雀は赤ん坊であるリボーンにトンファーを振り下ろす
キィンッ
それを十手で受け止めるリボーン
「ワオ。そこの女生徒もだけどすばらしいね君」
慧の時と同様、楽しそうな笑みを浮かべる雲雀
「おひらきだぞ」
「!!」
「嘘でしょ!?」
リボーンが取り出したのは爆弾だった
それをみて焦る慧
ドガァン!
それを爆発させたリボーン。気づけばリボーンだけでなく綱吉たちもいなくなっていた。