episode5
夢小説設定
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昼休み、屋上で昼食をとる綱吉たち。そこに
「やっほー」
「慧ちゃん!何でここに?京子ちゃんたちとお昼食べてたんじゃ…」
「リボーンさんに呼び出されたの」
「リボーンに?でもここにリボーンいないけど…」
「そうなの?リボーンさんにツー君たちのところに来るようにって言われたんだけどな」
「ま、いいやリボーンさんが来るまでここで待たせてもらうね」
「帰れ。」
「ざんねーん!帰りませーん。リボーンさんに呼び出されたんですー」
「まぁまぁ、いいじゃねえか」
屋上に来た慧に対して文句を言う獄寺。それにすかさず反論する慧。そんな二人をなだめる山本
「それにしても秋かー、夏休みもあっという間終わって何かさみしーなー」
「補習ばっかだったしな」
「アホ牛がブドウブドウって最近ウザくねースか?」
獄寺は相変わらずランボのことが嫌いである
そこに
「栗もうまいぞ」
「いだ!いだだ!!」
いきなり毬栗が綱吉めがけて飛んできた。
「リボーンだな!い"っ」
綱吉が振り返る
「ちゃおっス」
「いたいいたい刺さってるー!」
リボーンは毬栗の着ぐるみで巨大毬栗となっていた。
「リボーンさん!ツー君だ、だいじょうぶ?」
リボーンの着ている着ぐるみの棘が刺さって痛がる綱吉を心配しながら何故こんな格好をしているのだろうと思う慧
「これは秋の隠密用カモフラージュスーツだ」
慧の心を読んだかのように答えるリボーン
「100人が100人振り返るぞ!だいたい学校に出没するなって言ってんだろ!」
綱吉の言葉を聞き流し、カモフラージュスーツからいつものスーツ姿に着替えるリボーン。
「そういえばリボーンさん。何で私は呼び出されたんですか?」
「ファミリーのアジトを作るぞ」
「はぁ!?」
「だから慧もよびだした」
リボーンからのいきなりの提案に綱吉と慧はポカンとする。
「へー面白そうだな秘密基地か」
「子供かおめーは!アジトいーじゃないスか!ファミリーにアジトは絶対必要っスよ!」
「決まりだな」
「ちょっ、まっ」
何やら本格的に話がまとまり始めた状況に綱吉は困惑する。
「あぁ~;私は遠慮させてもらおうかな…」
嫌な予感がした慧はこの場から逃げようとする
「(慧ちゃんずるい!逃げる気だ!)」
そんな慧を恨めしく思う綱吉。だがあのヒットマンが逃がすわけがなかった
「おまえもファミリーの一員なんだから行くんだゾ」
銃を構えながら言うリボーン
「喜んで行かせていただきます!」
すぐさま戻る慧
「どこに作るんだ?裏山か?」
「なわけねーだろ!!」
「学校の応接室だ」
「「「!?」」」
学校内にアジトをつくることに全員が驚く
「応接室はほとんど使われてねーんだ。家具も見晴らしもいいし立地条件は最高だぞ」
「まずは机の配置換えからだな」
「オレ10代目から見て右手の席な」
「(っまじで~!!?)」
「大丈夫かな…」
ノリ気な二人と今にも逃げ出したい二人なんとも対極な心情である
その後ろでリボーンが意味深な笑みを浮かべていることに気づかずに4人は応接室に向かう