聞こえない僕と聞こえる君
『あの子だけは、こあくんだけは信じてたのにな』
次の日
「ん」
『もう朝か』
『学校、やだな』
そう思いながら僕は無言で家を出る。誰とも話したくないから
学校
「あ、きたよww」
「よく来れたなっw」
「...。」
『机の文字、消さなきゃな』
ゴシゴシと机を濡れた雑巾で拭く。
『なかなか消えないっ』
ゴシゴシともっと強く拭く
『ちょっと消えてきた』
「HR始めるぞー」
ざわざわしていた教室も、その言葉で静まった用に見えた。
『僕もそろそろ座らないと』
ちょうど机の文字も消えてきていて、安心していた。
(先生、雑巾片付けてきます)
「おう、いってこい」
『僕、これからどうなっちゃうんだろうな』
次の日
「ん」
『もう朝か』
『学校、やだな』
そう思いながら僕は無言で家を出る。誰とも話したくないから
学校
「あ、きたよww」
「よく来れたなっw」
「...。」
『机の文字、消さなきゃな』
ゴシゴシと机を濡れた雑巾で拭く。
『なかなか消えないっ』
ゴシゴシともっと強く拭く
『ちょっと消えてきた』
「HR始めるぞー」
ざわざわしていた教室も、その言葉で静まった用に見えた。
『僕もそろそろ座らないと』
ちょうど机の文字も消えてきていて、安心していた。
(先生、雑巾片付けてきます)
「おう、いってこい」
『僕、これからどうなっちゃうんだろうな』
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