Jump over
name
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
36.
ズドン、という大きな音と地震のような揺れを感じて目を覚ます。
ここは…
!
少し離れたところから、大きな気配が2つ。
1つはリューキュウ…
もう一つは…なんだ?人間…?
とにかく緑谷くんたちと合流しなきゃ。
起き上がろうとする。けど、上手く動かない。
まだ痺れ薬が残ってる…。
ノロノロと壁づたいに気配の方へ行けば、大きな化け物と緑谷くんが地上で戦っているのが見えた。
「理を壊す程の力が…壊理だ!!」
という大きな声と共に建物を破壊しながら進む化け物。
まずい。
まさかこんな戦闘になるなんて考えてなかった。
この周辺に一般人は…
いた!
緑谷くんたちの方も気になるけど、この体じゃ足手まといだ。
今の私に出来ることを。
気配に集中して雷走で飛ぶ。
一人…二人…
何度も何度も警察のところと気配のするところを往復して一般人を避難させる。
そうこうしているうちに緑谷くんの戦いは決着が着き、治崎は捕まった。
…イレイザーは大きな外傷は無さそうだった。ただ、ナイトアイがかなりの出血をしていたのが遠目から見てもわかった。
わかったところで医療忍術が使えない私ではどうすることも出来ないのだけど…。
大学病院へ向かう何台かの救急車を見送って、ねじれさんと被害の確認をする。
「しかし軽傷者3名。いずれもかすり傷程度。平日朝の住宅街っていうのもあるが奇跡的だな」
との言葉に
「あのねえ半分はデクくんのおかげだよ。」
とねじれさんが誉めているのを、疲れと痺れ薬でぼーっとした頭で聞いていた。
「あとあと!燎ちゃんも大活躍だったよねー」
「…え?」
自分の名前が出たことに驚き、ねじれさんを見れば、ねじれさんはニッコリ笑って
「燎ちゃんがものすごいスピードで一般人を避難させたから、大怪我する人がいなかったんだよ」
と言ってくれた。
「いや、あの、私にはそれくらいしか出来なかったので…」
とうつ向いたときだった。
あれ…
カクンと力が抜けて倒れてしまった。
「燎ちゃん!」
「すみません…」
ああ、チャクラを使いすぎたかな…。
何度も雷走を使ったしな…
「彼女も病院に」
「こっちだよ!」
ねじれさんにささえられながら病院へ向かう。
その病院で何が起こっているかも知らずに。
ズドン、という大きな音と地震のような揺れを感じて目を覚ます。
ここは…
!
少し離れたところから、大きな気配が2つ。
1つはリューキュウ…
もう一つは…なんだ?人間…?
とにかく緑谷くんたちと合流しなきゃ。
起き上がろうとする。けど、上手く動かない。
まだ痺れ薬が残ってる…。
ノロノロと壁づたいに気配の方へ行けば、大きな化け物と緑谷くんが地上で戦っているのが見えた。
「理を壊す程の力が…壊理だ!!」
という大きな声と共に建物を破壊しながら進む化け物。
まずい。
まさかこんな戦闘になるなんて考えてなかった。
この周辺に一般人は…
いた!
緑谷くんたちの方も気になるけど、この体じゃ足手まといだ。
今の私に出来ることを。
気配に集中して雷走で飛ぶ。
一人…二人…
何度も何度も警察のところと気配のするところを往復して一般人を避難させる。
そうこうしているうちに緑谷くんの戦いは決着が着き、治崎は捕まった。
…イレイザーは大きな外傷は無さそうだった。ただ、ナイトアイがかなりの出血をしていたのが遠目から見てもわかった。
わかったところで医療忍術が使えない私ではどうすることも出来ないのだけど…。
大学病院へ向かう何台かの救急車を見送って、ねじれさんと被害の確認をする。
「しかし軽傷者3名。いずれもかすり傷程度。平日朝の住宅街っていうのもあるが奇跡的だな」
との言葉に
「あのねえ半分はデクくんのおかげだよ。」
とねじれさんが誉めているのを、疲れと痺れ薬でぼーっとした頭で聞いていた。
「あとあと!燎ちゃんも大活躍だったよねー」
「…え?」
自分の名前が出たことに驚き、ねじれさんを見れば、ねじれさんはニッコリ笑って
「燎ちゃんがものすごいスピードで一般人を避難させたから、大怪我する人がいなかったんだよ」
と言ってくれた。
「いや、あの、私にはそれくらいしか出来なかったので…」
とうつ向いたときだった。
あれ…
カクンと力が抜けて倒れてしまった。
「燎ちゃん!」
「すみません…」
ああ、チャクラを使いすぎたかな…。
何度も雷走を使ったしな…
「彼女も病院に」
「こっちだよ!」
ねじれさんにささえられながら病院へ向かう。
その病院で何が起こっているかも知らずに。