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「おかえり。⚫⚫⚫。
ようこそ。木ノ葉の里へ。子供たちを助けてくれてありがとうね。」
六代目である、カカシさんがニッコリと笑いながら言った。
思った通り、地下の部屋には六代目とシカマルさん。それにイノさんがいた。
「念のため、あそこにいる、女忍のイノに頭ん中、つまり記憶を見てもらうことにした。じゃねぇと、さすがに信じらんねぇよ。別の世界なんて。」
嫌かもしんねぇが、ザッとだ。俺らの知らないものが記憶にあれば信じることにする。それくらいしか見ねぇから。
とシカマルさんが四人に説明する。
四人は記憶が見れるってことに驚いていたが、信じてもらえるならと、承諾していた。
「あ、そこのキミ、腕、見せて。順番が来るまでに手当てするから。」
と先ほど“かっちゃん”と呼ばれていた人に話しかける。
“かっちゃん”は処置中ずっと無言でされるがままだった。終わったことを告げれば目線も合わさず、「どうも。」と言っただけだった。
まぁ案の定、彼らの頭の中、記憶は私たちの知らないことばかりで。
全くの別世界から来たと信じざるを得なかった。
「んーそうすると、問題はどうやって帰るか、だね。今までこんなことなかったからなぁ。」
火影室で四人に向かって六代目が言う。
その言葉に落ち込む四人。
何かしてあげたいが、私にも方法がわからない。
ふと外を見るともう、オレンジ色の空をしている。
「六代目、とりあえず彼らの泊まる場所を決めては?もう夕方ですし…」
と進言すれば
「あぁ、それならオレが押さえておいた。」
シカマルさんのその言葉にほっとしていると、六代目が
「帰る方法がわかるまで君たちの生活をこちらでみよう。そのへんは安心していーよ。」
と言った。その言葉に四人が驚いていると、
「この里のことわからないだろうし、一人、君たちに護衛をつけよう。何かあればその人に相談してくれ。」
護衛?だれだろう?と思っていたら
「⚫⚫⚫、任務だ。彼らの護衛を任せる。
もうひとつ。時空間忍術の使い手として、彼らが戻る方法を調べろ。」
「!」
唖然としていると六代目が、⚫⚫⚫が一番、四人のこと心配してたしね。とニッコリ。
言いたいことはたくさんあるけれど…
四人を見つけたのは私だし…
時空間忍術の使い手としてっていうのは六代目に頼りにされているようで嬉しかった。
背筋を伸ばして
「承知しました」
と返事をした。