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翌日の昼。
「お昼行こー!⚫⚫⚫ちゃん!」
「うん!今日は何にしようかなー!」
とお茶子ちゃんと二人でわいわい食堂に向かう。
うん。カツ丼と天ざるにしよう!
野菜が少ないかな。サラダも付けよう。
お茶子ちゃんはパスタにするそうで、洋食の方に並びに行った。
ずっしり重いトレーを持ち、お茶子ちゃんと合流する。
「⚫⚫⚫ちゃん、今日多くない?」
「うん、予定があってね。それより、今日も混んでるねー。席あるかな?」
と二人でキョロキョロすれば、飯田くんが手を振ってた。奥から緑谷くんも手を振ってる。
「あ!飯田くんにデクくん。」
「行ってみようか」
そちらに行けば、二人分たまたま隣が空いたので私たちを呼んでくれたそうだ。
「飯田くん、ありがとう!助かったんよ。」
「本当に!ぜんせん席空いてなくて。轟くん、隣いい?」
「おう。」
「俺は学級委員長だからな!クラスメイトが困っていたら手を貸すのは当たり前だ!」
と言う飯田くん。さすが。
いただきます、と手を合わせれば
「⚫⚫⚫、そんなに食べるのか?」
と轟くんに聞かれる。
「轟くん!女性にそんな…!」
と緑谷くんが慌てる。
「ねー!私も思ったんよ!予定があるって言ってたけど、何するん?」
「今日の放課後、インターンの為に先生たちと演習やるんだ。」
とカツ丼を食べながら話す。
「先生方と?」
「そう。私がどんなことが出来るのか知りたいらしくて。捕縛の為なら武器の使用も許可されてるから久しぶりに思いっきり動ける。スタミナ切れにならないようにしっかり食べておこうと思って!」
と説明すれば
「そ、それって見学出来るのかな!?」
と緑谷くんが鼻息を荒くして聞いてきた。
「私も見てみたい!」
「俺も気になる。」
「俺も君が良ければ是非とも!」
んー?どうなんだろ?
「私は良いけど…相澤先生に聞いてみないと。」
と言えば、僕、聞いておくよ!と緑谷くんが言ってくれた。
「ごちそうさまでした。じゃあ緑谷くん、よろしく!私、準備あるから先に戻るね!」
と四人と別れた。
そのあとに
「二人前なのに、私より食べるの早かったわ…」
「そばの俺よりも早かった。」
「気持ち良いぐらいパクパク食べていたな。」
「く、苦しくないのかな…」
なんて四人が話してたのは知るよしもなかった。
屋上に出る。誰もいないのを確認して
「ズクさん」
と軽く呼べば、羽音も立てずにズクさんが腕に止まった。
「⚫⚫⚫、ここまででわかった情報を伝えるわ。
相手は ミッドナイト、エクトプラズム、イレイザー 。個性はミッドナイトは眠り香、エクトプラズムは分身、イレイザーは抹消。詳しい範囲や効果までは探れなかったわ。ごめんなさい。」
申し訳なさそうに言うズクさんに、
「助かったよ、ありがとう」
と返せば、肩に止まって頭をスリスリしてくれた。ふわふわで気持ちいい。
「また何かあったら遠慮なく呼んでね。」
うん、すぐに呼ぶと思うと私が言えば、待ってるわと帰っていった。
ズクさんにもらった情報を整理する。
ミッドナイト。眠り香。敵を眠らせるのかな。イレイザー、相澤先生の個性は把握済みだ。担任だしね。眠り香に抹消。捕縛に特化した個性が二人も。連携して攻撃するための選抜ではなさそう。一対一での戦闘かな。でもミッドナイトは戦闘に強い個性とは言えないよね。にも関わらずメンバーに入ってるってことは、ただ戦闘じゃなさそうだ。
そこまで考えたところで昼休みが残り5分なのに気付き、慌てて教室へ向かった。
「お昼行こー!⚫⚫⚫ちゃん!」
「うん!今日は何にしようかなー!」
とお茶子ちゃんと二人でわいわい食堂に向かう。
うん。カツ丼と天ざるにしよう!
野菜が少ないかな。サラダも付けよう。
お茶子ちゃんはパスタにするそうで、洋食の方に並びに行った。
ずっしり重いトレーを持ち、お茶子ちゃんと合流する。
「⚫⚫⚫ちゃん、今日多くない?」
「うん、予定があってね。それより、今日も混んでるねー。席あるかな?」
と二人でキョロキョロすれば、飯田くんが手を振ってた。奥から緑谷くんも手を振ってる。
「あ!飯田くんにデクくん。」
「行ってみようか」
そちらに行けば、二人分たまたま隣が空いたので私たちを呼んでくれたそうだ。
「飯田くん、ありがとう!助かったんよ。」
「本当に!ぜんせん席空いてなくて。轟くん、隣いい?」
「おう。」
「俺は学級委員長だからな!クラスメイトが困っていたら手を貸すのは当たり前だ!」
と言う飯田くん。さすが。
いただきます、と手を合わせれば
「⚫⚫⚫、そんなに食べるのか?」
と轟くんに聞かれる。
「轟くん!女性にそんな…!」
と緑谷くんが慌てる。
「ねー!私も思ったんよ!予定があるって言ってたけど、何するん?」
「今日の放課後、インターンの為に先生たちと演習やるんだ。」
とカツ丼を食べながら話す。
「先生方と?」
「そう。私がどんなことが出来るのか知りたいらしくて。捕縛の為なら武器の使用も許可されてるから久しぶりに思いっきり動ける。スタミナ切れにならないようにしっかり食べておこうと思って!」
と説明すれば
「そ、それって見学出来るのかな!?」
と緑谷くんが鼻息を荒くして聞いてきた。
「私も見てみたい!」
「俺も気になる。」
「俺も君が良ければ是非とも!」
んー?どうなんだろ?
「私は良いけど…相澤先生に聞いてみないと。」
と言えば、僕、聞いておくよ!と緑谷くんが言ってくれた。
「ごちそうさまでした。じゃあ緑谷くん、よろしく!私、準備あるから先に戻るね!」
と四人と別れた。
そのあとに
「二人前なのに、私より食べるの早かったわ…」
「そばの俺よりも早かった。」
「気持ち良いぐらいパクパク食べていたな。」
「く、苦しくないのかな…」
なんて四人が話してたのは知るよしもなかった。
屋上に出る。誰もいないのを確認して
「ズクさん」
と軽く呼べば、羽音も立てずにズクさんが腕に止まった。
「⚫⚫⚫、ここまででわかった情報を伝えるわ。
相手は ミッドナイト、エクトプラズム、イレイザー 。個性はミッドナイトは眠り香、エクトプラズムは分身、イレイザーは抹消。詳しい範囲や効果までは探れなかったわ。ごめんなさい。」
申し訳なさそうに言うズクさんに、
「助かったよ、ありがとう」
と返せば、肩に止まって頭をスリスリしてくれた。ふわふわで気持ちいい。
「また何かあったら遠慮なく呼んでね。」
うん、すぐに呼ぶと思うと私が言えば、待ってるわと帰っていった。
ズクさんにもらった情報を整理する。
ミッドナイト。眠り香。敵を眠らせるのかな。イレイザー、相澤先生の個性は把握済みだ。担任だしね。眠り香に抹消。捕縛に特化した個性が二人も。連携して攻撃するための選抜ではなさそう。一対一での戦闘かな。でもミッドナイトは戦闘に強い個性とは言えないよね。にも関わらずメンバーに入ってるってことは、ただ戦闘じゃなさそうだ。
そこまで考えたところで昼休みが残り5分なのに気付き、慌てて教室へ向かった。