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放課後。
ドアをノックし返事を待つ。
「はい?」
「⚫⚫⚫です。入ってもいいですか?」
ガラッと扉があいた。
「待っていたよ。さあ、どうぞ。」
と中に促され、入る。
向かい合って座る。
オールマイト先生がお茶を出してくれた。
「えー…ゴホン。話しっていうのは?」
「…はい。すみません。実は昨日の夜、聞いてしまって。あなたの秘密を。」
二人の様子が気になってこっそり見ていたこと。その時にワン・フォー・オールのことを聞いてしまったことを話す。
「すみません…勝手に聞いてしまって…」
と謝れば、
「え!あれ?あ、うん。そうか。あーいや、私も悪かった。もっと慎重に話すべきだった。外で話すことではなかったな。キミにまで気を付かわせてしまった。申し訳ない。」
と逆に謝られる。
「このことは他言無用で頼む。」
と、深々と頭を下げる。
「頭をあげてください。誰にも言いませんよ!」
と言ったが、申し訳ない、とまた謝られた。
うーん…。
「わかりました。約束を守る代わりに私のお願い、聞いてもらえませんか?」
と言えば、
「お願い?」
と聞き返された。
「はい。こちらに来て、教科書や筆記用具などの基本的な物は揃えていただきました。しかし、私服やお茶などの嗜好品なども欲しいのです。でもそこまでお願いするのは図々しいですし、自分で買いたいのですが、お金がありません。一人で外出するのも反対されそうです。」
と言えば、オールマイト先生はフムと頷いた。
「そこで、先生にお願いです!一度だけお財布兼保護者をやっていただけませんか?」
それでお互い貸し借り無しにしましょう!と提案すれば、そんなことでいいのか?と聞かれる。
「たくさん買いますよー!」
と笑って言えば、
「お手柔らかに。」
とオールマイトも笑った。
「私も⚫⚫⚫少女に聞きたいことがあったんだ。いいかい?」
「私に?なんでしょう?」
「時空間忍術の研究者 とは君のことかい?」
誰に聞いたんだろう?
「久しぶりに聞きました。そうですよ。時空間忍術、時間や空間を一瞬で移動する忍術のことをいいます。この時空間忍術を研究して、“飛雷神の術”という、今では誰も使えない術を会得した私につけられた二つ名です。と言ってもまだまだ未熟者ですが。それがどうかしましたか?」と聞けば、
「オール・フォー・ワンが…敵連合が君を迎えに行くと。」
心当たりは?と聞かれ、
「特には…。まぁ異世界から来たというのと、珍しい術を使えるっていう点で興味を持たれたのかもしれませんが…。」
そうか、とオールマイト先生は考えこんでしまった。
「本田に聞くことはできないんですか?あいつは敵連合にいたのでしょう?」
と聞く。先生は言いにくいのか少し躊躇って、
「本田には聞けない。正確には話せないんだ。会話が成立しない。」
どういうことかと聞けば、
「彼はあの四人と戦ったとき“個性”を強くする、違法薬物を使ったらしい。かなり強い薬を使って活性化 させたみたいでね、脳に影響が出て廃人のようになってしまった。」
なるほど…。ずっと不思議だったんだ。四人も飛ばすなんて、札があったとはいえチャクラが足りないはずなのにって。薬で無理やりチャクラ量を上げたんだ。後遺症が出るくらいに。
「そうでしたか…。何か私の方でわかれば報告します。教えてくださってありがとうございました。」
と頭を下げる。
「そうだね。私も何か分かったら伝えよう。⚫⚫⚫少女も気を付けてくれ。」
「はい。じゃあ約束、よろしくお願いします!」
と仮眠室を出た。
ドアをノックし返事を待つ。
「はい?」
「⚫⚫⚫です。入ってもいいですか?」
ガラッと扉があいた。
「待っていたよ。さあ、どうぞ。」
と中に促され、入る。
向かい合って座る。
オールマイト先生がお茶を出してくれた。
「えー…ゴホン。話しっていうのは?」
「…はい。すみません。実は昨日の夜、聞いてしまって。あなたの秘密を。」
二人の様子が気になってこっそり見ていたこと。その時にワン・フォー・オールのことを聞いてしまったことを話す。
「すみません…勝手に聞いてしまって…」
と謝れば、
「え!あれ?あ、うん。そうか。あーいや、私も悪かった。もっと慎重に話すべきだった。外で話すことではなかったな。キミにまで気を付かわせてしまった。申し訳ない。」
と逆に謝られる。
「このことは他言無用で頼む。」
と、深々と頭を下げる。
「頭をあげてください。誰にも言いませんよ!」
と言ったが、申し訳ない、とまた謝られた。
うーん…。
「わかりました。約束を守る代わりに私のお願い、聞いてもらえませんか?」
と言えば、
「お願い?」
と聞き返された。
「はい。こちらに来て、教科書や筆記用具などの基本的な物は揃えていただきました。しかし、私服やお茶などの嗜好品なども欲しいのです。でもそこまでお願いするのは図々しいですし、自分で買いたいのですが、お金がありません。一人で外出するのも反対されそうです。」
と言えば、オールマイト先生はフムと頷いた。
「そこで、先生にお願いです!一度だけお財布兼保護者をやっていただけませんか?」
それでお互い貸し借り無しにしましょう!と提案すれば、そんなことでいいのか?と聞かれる。
「たくさん買いますよー!」
と笑って言えば、
「お手柔らかに。」
とオールマイトも笑った。
「私も⚫⚫⚫少女に聞きたいことがあったんだ。いいかい?」
「私に?なんでしょう?」
「時空間忍術の
誰に聞いたんだろう?
「久しぶりに聞きました。そうですよ。時空間忍術、時間や空間を一瞬で移動する忍術のことをいいます。この時空間忍術を研究して、“飛雷神の術”という、今では誰も使えない術を会得した私につけられた二つ名です。と言ってもまだまだ未熟者ですが。それがどうかしましたか?」と聞けば、
「オール・フォー・ワンが…敵連合が君を迎えに行くと。」
心当たりは?と聞かれ、
「特には…。まぁ異世界から来たというのと、珍しい術を使えるっていう点で興味を持たれたのかもしれませんが…。」
そうか、とオールマイト先生は考えこんでしまった。
「本田に聞くことはできないんですか?あいつは敵連合にいたのでしょう?」
と聞く。先生は言いにくいのか少し躊躇って、
「本田には聞けない。正確には話せないんだ。会話が成立しない。」
どういうことかと聞けば、
「彼はあの四人と戦ったとき“個性”を強くする、違法薬物を使ったらしい。かなり強い薬を使って
なるほど…。ずっと不思議だったんだ。四人も飛ばすなんて、札があったとはいえチャクラが足りないはずなのにって。薬で無理やりチャクラ量を上げたんだ。後遺症が出るくらいに。
「そうでしたか…。何か私の方でわかれば報告します。教えてくださってありがとうございました。」
と頭を下げる。
「そうだね。私も何か分かったら伝えよう。⚫⚫⚫少女も気を付けてくれ。」
「はい。じゃあ約束、よろしくお願いします!」
と仮眠室を出た。