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お茶子ちゃんと目が合って手をふれば、嬉しそうに笑って振り返してくれた。
その笑顔に癒されてたら
「おい!」
青筋浮かべた爆豪くんに肩をガッと捕まれた。
「お前なんでサラッと編入してんだよ。その上仮免まで受かって。今まで勉強してきた俺が落ちてんのによ!!そんなにすげーならよぉ
俺と殺ろうぜ。」
「え。」
何その、敵みたいな顔と発言。
戸惑っていると赤い髪の人が話しかけてきた。
「試験受けたって相澤先生言ってただろ?爆豪。仮免はそいつの実力だし。でもまぁ、戦うのは面白そうだな!」
「戦うのはこえーけど、オレのセンサーが反応してる。あいつ実はナイスボディしてると思うんだよな!どさくさに紛れてグハッ!」
「峰田ちゃん、ダメよ。」
「俺は戦ってみたい。」
「え、轟くんまで。みんな試験受けて疲れてるだろうし、また後日にしようよ!」
と言えば、
「試験を受けて疲れているのはキミも同じだろう。個性把握も兼ねて軽く手合わせするのはいいと思う!どうですか!先生!」
と眼鏡の真面目そうな人がビシッと手を上げて相澤先生に聞いた。さすがに止めるだろうと思っていたら、
「どっちでもいいよ。」
え、どっちでもいい…?良くないって。止めよう?
「では!トレーニングルームの使用許可をお願いします!」
「30分だけだぞ。」
「ありがとうございます!さあ!みんなバスに乗るぞ!」
「「「はーい。」」」
なんだか私が戸惑っている間にポンポン話が決まってしまった…。みんなに続き、バスに乗る。
一番前の空席に座る。
むむ。疲れてるのになぁ。
この一週間、勉強のためにあまり寝てない。
それでも寝ずに学校へと帰る道中、この後の作戦を考えた。
私は捕縛系の術は使えない。シカマルさんの影真似の術とかあったらいいのになぁ。
しかし、無いものは無い。
とすると、攻撃になるけど、私が使えるのはサクラさんに教わった桜花衝(もどき。あんなにチャクラコントロール良くない。それっぽい攻撃。)と、テマリさんに教わった風遁がいくつか。それに飛雷神の術、雷走の術。
あとは変化の術とか、基礎的なもの。
さっき試験でチャクラを結構使ったから、何回も術を使うのはしんどい。
できれば、これから仲間になる皆を傷つけたくないし、私だってケガは嫌だ。
でもこの勝負に勝って、みんなに認めてもらいたい。
誰も傷つかず、勝負に勝って、チャクラも使わない。
うーん。
うん。。。
バスを、降りて訓練場に行く。
「よし。コスチュームにみんな着替えたな!30分の間に身動きが取れなくなった方が負けだ。⚫⚫⚫くんだったかな?!準備はいいかい?」
「えーと飯田くんでしたっけ。いいですよ。あ、その前に私の個性をちょっと紹介します。個性は“忍術”で、具体的には…変化の術」
ボフンとお茶子ちゃんになる。
「分身の術」
変化を解いて分身を作る。
「飛雷神の術」
緑谷くんのそばへ飛ぶ。
「だいたいこんなことが出来ます。よろしくお願いします」
緑谷くんから離れて、頭を下げる。
術をする度に驚いていたが、私があたまを下げればみんなもよろしくお願いしますと頭を下げた。
「俺はやることあるからな。少し抜けるが、ほどほどにしろよ。じゃ、はじめ。」
と、やる気の無さそうな相澤先生の合図でスタートしたとたん、上から爆豪くんが突っ込んできた。
「一発で殺してやんよ!榴弾砲・着弾 !」
大きくジャンプし、爆豪くんの頭に手をついてバクテンし、かわす。後ろから爆風がくる。ほんと危ないなぁ。
下を見れば轟くん。
「爆豪避けろよ。」
と言った瞬間、氷が迫ってきた。
「っ!」
空中で避けられないところを狙ったのか!
ぐっとチャクラを練る。
氷が届く直前に飛雷神の術で飛んだ。
先ほどの爆風と氷が出来るときに立てた砂ぼこりの中、着地する。
もう一度チャクラを練る。
「ちっ逃がしたか。」
轟くんの舌打ちが聞こえた。
「早いな。見えなかったぞ。」
飯田くんがキョロキョロしながら言う。
「⚫⚫⚫さんはどこに行ったんですの?!」
「私が上から探す!」
砂ぼこりが落ち着き始めたところで、お茶子ちゃんが上から見れば、
「な!え!デ、デクくんが二人?!」
<緑谷side>
「「えっ?」」
同じように振り替える、僕がもう一人。
⚫⚫⚫さんの変化か!
「どっちが本物だよ!どっちテープで縛ったらいい?」
「わお。ちょーソックリ!これじゃあ攻撃出来ないじゃん!」
芦戸さんの言葉にみんなが頷く。
「両方殺っちまえば問題ねぇ!死ねェ!」
「「かっちゃん!危ないって!」」
と二人の声がかぶる。本当に全力でこっちにかっちゃんは攻撃してきた。かっちゃん、僕に容赦ないな。
みんなどちらが本物かわからず、攻撃してくるのはかっちゃんだけだから避けられなくはないけど…。
ここで僕が下手に動けば、僕が偽物って判断されて攻撃を受けかねない。どう動く…?
⚫⚫⚫さんは僕みたいに地面を攻撃して地割れを起こしてかっちゃんと距離をとる。
「ナァ、オールマイトの誕生日いつだ?」
かっちゃんが⚫⚫⚫さんに聞く。
なるほど!⚫⚫⚫さんにはわからなくて、僕にはわかる!
「今そんな余裕ないっ よ!」
やっぱり!それじゃ誤魔化せないよ!
「6/10だよ。⚫⚫⚫さん!」
と⚫⚫⚫さんに攻撃する。⚫⚫⚫さんはあわてて飛び退き、ぽんと変化を解く。
「「「おお!」」」
爆豪よくやった!行くぜ!とみんなが攻撃を仕掛ける。次々に来る攻撃を⚫⚫⚫さんは軽くひらりひらりと避けていく。
「逃がさねぇ!」
パキン!
⚫⚫⚫さんの足元が凍った。
「轟さん、さすがですわ!」
「フム。我々の勝ちだな!」
「…。」
動けない⚫⚫⚫さんは何も言わない。
「お前らあと五分だぞ。」
トレーニングルームの入り口あたりにいた相澤先生が僕たちに言った。
いつの間に来たんだろう。
⚫⚫⚫さんは動けないのになんだか余裕な感じがする。なんだろうこの感じ。
「…あと五分。」
とニッと笑いながら⚫⚫⚫さんは言った。
ポン
⚫⚫⚫さんが消えた。
「それは分身だよ。本体は別にいるよ。」
と何処からか声が聞こえた。
「ちっ」
かっちゃんの舌打ちが聞こえた。
「また誰かになってるんじゃ!?」
「一人ずつ個性出してみる?」
「それ、いいかも!⚫⚫⚫ちゃん、全員の個性は知らないはずやし。」
「じゃあまずはわたくしが!はいっ」
と八百万さんがマトーショカを出した。
「八百万は本物だ。」
「じゃあ次俺!」
「時間だ。集まれ。」
相澤先生の声にみんな残念そうに集まった。
結局、誰が偽物か分からなかった。
本当に⚫⚫⚫さんはどこに行ったのか。
「八百万、個性で全員分、ヒモを作れ。」
「は、はい!わかりましたわ!」
相澤先生なんだろう?まさか⚫⚫⚫さんを見つけたとか?
「ペアを組んで相手の手首を縛れ。ほどけないようにな。」
僕も峰田くんと組んでヒモで縛る。
「俺にはそんな趣味なんかねぇのに。」
峰田くんの発言に苦笑いをする。
先生は全員が縛り終わったのを確認して、よし。と言った。
「先生!⚫⚫⚫さんがいません!」
と麗日さんが先生に言えば、
「⚫⚫⚫ならここにいるだろ?」
と特に気にすることもなく言った。
どこだ?先生がここにいるって言うんだからトレーニングルームのどこかにいるんだろうけど。
そんなときだった。入り口が空いたのは。
入ってきたのは相澤先生だった。
「「「ええーーー!」」」
「何やってんだ。お前ら。時間だぞ。」
ぽん。
音がした方を見れば⚫⚫⚫さんがいた。
「ね、ここにいるって言ったでしょ?」
「終わったか。…。⚫⚫⚫の勝ちだな。」
はい。解散。まっすぐ寮に帰れよ。と先生は立ち去った。
<緑谷side終>
「てめぇ!殺すぞ!なんだこのやり方!舐めてんのか!」
「舐めてないよ。力で戦ったって難しそうだったから。1対20だしね。それにこの手合わせは倒すことが目的じゃないでしょう?出来るだけ攻撃を受けずに、なるべく体力を減らさずに勝つにはどうしたらいいか考えたらこうなったの。」
「確かに先生なら、攻撃されませんわね。」
「フム。見ているだけなら体力を使わずに済むな。」
「俺らは自分たち自身で動けなくしちゃったしなぁ。」
赤髪の人が手首を見て言った。
「勝ったら編入をみんなが認めてくれるかなって思って、絶対に勝とうって。」
とうつむいて言えば、
「⚫⚫⚫くんの戦略は素晴らしい!ただ力をぶつけるだけが戦いではない!認めていなかったわけではないが、キミが編入できたことに納得した。改めてよろしく!僕は学級委員長の飯田天哉だ!」
「面白いこと考えるんだね。私は耳郎響香。」
「お前頭いいんだな!勉強になるぜ!切島鋭児郎だ!よろしくな!」
とみんなが自己紹介をしてくれた。
嬉しくなって笑いながら
「改めて⚫⚫⚫⚫⚫⚫です。今日からよろしくお願いします」
と頭を下げた。
その笑顔に癒されてたら
「おい!」
青筋浮かべた爆豪くんに肩をガッと捕まれた。
「お前なんでサラッと編入してんだよ。その上仮免まで受かって。今まで勉強してきた俺が落ちてんのによ!!そんなにすげーならよぉ
俺と殺ろうぜ。」
「え。」
何その、敵みたいな顔と発言。
戸惑っていると赤い髪の人が話しかけてきた。
「試験受けたって相澤先生言ってただろ?爆豪。仮免はそいつの実力だし。でもまぁ、戦うのは面白そうだな!」
「戦うのはこえーけど、オレのセンサーが反応してる。あいつ実はナイスボディしてると思うんだよな!どさくさに紛れてグハッ!」
「峰田ちゃん、ダメよ。」
「俺は戦ってみたい。」
「え、轟くんまで。みんな試験受けて疲れてるだろうし、また後日にしようよ!」
と言えば、
「試験を受けて疲れているのはキミも同じだろう。個性把握も兼ねて軽く手合わせするのはいいと思う!どうですか!先生!」
と眼鏡の真面目そうな人がビシッと手を上げて相澤先生に聞いた。さすがに止めるだろうと思っていたら、
「どっちでもいいよ。」
え、どっちでもいい…?良くないって。止めよう?
「では!トレーニングルームの使用許可をお願いします!」
「30分だけだぞ。」
「ありがとうございます!さあ!みんなバスに乗るぞ!」
「「「はーい。」」」
なんだか私が戸惑っている間にポンポン話が決まってしまった…。みんなに続き、バスに乗る。
一番前の空席に座る。
むむ。疲れてるのになぁ。
この一週間、勉強のためにあまり寝てない。
それでも寝ずに学校へと帰る道中、この後の作戦を考えた。
私は捕縛系の術は使えない。シカマルさんの影真似の術とかあったらいいのになぁ。
しかし、無いものは無い。
とすると、攻撃になるけど、私が使えるのはサクラさんに教わった桜花衝(もどき。あんなにチャクラコントロール良くない。それっぽい攻撃。)と、テマリさんに教わった風遁がいくつか。それに飛雷神の術、雷走の術。
あとは変化の術とか、基礎的なもの。
さっき試験でチャクラを結構使ったから、何回も術を使うのはしんどい。
できれば、これから仲間になる皆を傷つけたくないし、私だってケガは嫌だ。
でもこの勝負に勝って、みんなに認めてもらいたい。
誰も傷つかず、勝負に勝って、チャクラも使わない。
うーん。
うん。。。
バスを、降りて訓練場に行く。
「よし。コスチュームにみんな着替えたな!30分の間に身動きが取れなくなった方が負けだ。⚫⚫⚫くんだったかな?!準備はいいかい?」
「えーと飯田くんでしたっけ。いいですよ。あ、その前に私の個性をちょっと紹介します。個性は“忍術”で、具体的には…変化の術」
ボフンとお茶子ちゃんになる。
「分身の術」
変化を解いて分身を作る。
「飛雷神の術」
緑谷くんのそばへ飛ぶ。
「だいたいこんなことが出来ます。よろしくお願いします」
緑谷くんから離れて、頭を下げる。
術をする度に驚いていたが、私があたまを下げればみんなもよろしくお願いしますと頭を下げた。
「俺はやることあるからな。少し抜けるが、ほどほどにしろよ。じゃ、はじめ。」
と、やる気の無さそうな相澤先生の合図でスタートしたとたん、上から爆豪くんが突っ込んできた。
「一発で殺してやんよ!
大きくジャンプし、爆豪くんの頭に手をついてバクテンし、かわす。後ろから爆風がくる。ほんと危ないなぁ。
下を見れば轟くん。
「爆豪避けろよ。」
と言った瞬間、氷が迫ってきた。
「っ!」
空中で避けられないところを狙ったのか!
ぐっとチャクラを練る。
氷が届く直前に飛雷神の術で飛んだ。
先ほどの爆風と氷が出来るときに立てた砂ぼこりの中、着地する。
もう一度チャクラを練る。
「ちっ逃がしたか。」
轟くんの舌打ちが聞こえた。
「早いな。見えなかったぞ。」
飯田くんがキョロキョロしながら言う。
「⚫⚫⚫さんはどこに行ったんですの?!」
「私が上から探す!」
砂ぼこりが落ち着き始めたところで、お茶子ちゃんが上から見れば、
「な!え!デ、デクくんが二人?!」
<緑谷side>
「「えっ?」」
同じように振り替える、僕がもう一人。
⚫⚫⚫さんの変化か!
「どっちが本物だよ!どっちテープで縛ったらいい?」
「わお。ちょーソックリ!これじゃあ攻撃出来ないじゃん!」
芦戸さんの言葉にみんなが頷く。
「両方殺っちまえば問題ねぇ!死ねェ!」
「「かっちゃん!危ないって!」」
と二人の声がかぶる。本当に全力でこっちにかっちゃんは攻撃してきた。かっちゃん、僕に容赦ないな。
みんなどちらが本物かわからず、攻撃してくるのはかっちゃんだけだから避けられなくはないけど…。
ここで僕が下手に動けば、僕が偽物って判断されて攻撃を受けかねない。どう動く…?
⚫⚫⚫さんは僕みたいに地面を攻撃して地割れを起こしてかっちゃんと距離をとる。
「ナァ、オールマイトの誕生日いつだ?」
かっちゃんが⚫⚫⚫さんに聞く。
なるほど!⚫⚫⚫さんにはわからなくて、僕にはわかる!
「今そんな余裕ないっ よ!」
やっぱり!それじゃ誤魔化せないよ!
「6/10だよ。⚫⚫⚫さん!」
と⚫⚫⚫さんに攻撃する。⚫⚫⚫さんはあわてて飛び退き、ぽんと変化を解く。
「「「おお!」」」
爆豪よくやった!行くぜ!とみんなが攻撃を仕掛ける。次々に来る攻撃を⚫⚫⚫さんは軽くひらりひらりと避けていく。
「逃がさねぇ!」
パキン!
⚫⚫⚫さんの足元が凍った。
「轟さん、さすがですわ!」
「フム。我々の勝ちだな!」
「…。」
動けない⚫⚫⚫さんは何も言わない。
「お前らあと五分だぞ。」
トレーニングルームの入り口あたりにいた相澤先生が僕たちに言った。
いつの間に来たんだろう。
⚫⚫⚫さんは動けないのになんだか余裕な感じがする。なんだろうこの感じ。
「…あと五分。」
とニッと笑いながら⚫⚫⚫さんは言った。
ポン
⚫⚫⚫さんが消えた。
「それは分身だよ。本体は別にいるよ。」
と何処からか声が聞こえた。
「ちっ」
かっちゃんの舌打ちが聞こえた。
「また誰かになってるんじゃ!?」
「一人ずつ個性出してみる?」
「それ、いいかも!⚫⚫⚫ちゃん、全員の個性は知らないはずやし。」
「じゃあまずはわたくしが!はいっ」
と八百万さんがマトーショカを出した。
「八百万は本物だ。」
「じゃあ次俺!」
「時間だ。集まれ。」
相澤先生の声にみんな残念そうに集まった。
結局、誰が偽物か分からなかった。
本当に⚫⚫⚫さんはどこに行ったのか。
「八百万、個性で全員分、ヒモを作れ。」
「は、はい!わかりましたわ!」
相澤先生なんだろう?まさか⚫⚫⚫さんを見つけたとか?
「ペアを組んで相手の手首を縛れ。ほどけないようにな。」
僕も峰田くんと組んでヒモで縛る。
「俺にはそんな趣味なんかねぇのに。」
峰田くんの発言に苦笑いをする。
先生は全員が縛り終わったのを確認して、よし。と言った。
「先生!⚫⚫⚫さんがいません!」
と麗日さんが先生に言えば、
「⚫⚫⚫ならここにいるだろ?」
と特に気にすることもなく言った。
どこだ?先生がここにいるって言うんだからトレーニングルームのどこかにいるんだろうけど。
そんなときだった。入り口が空いたのは。
入ってきたのは相澤先生だった。
「「「ええーーー!」」」
「何やってんだ。お前ら。時間だぞ。」
ぽん。
音がした方を見れば⚫⚫⚫さんがいた。
「ね、ここにいるって言ったでしょ?」
「終わったか。…。⚫⚫⚫の勝ちだな。」
はい。解散。まっすぐ寮に帰れよ。と先生は立ち去った。
<緑谷side終>
「てめぇ!殺すぞ!なんだこのやり方!舐めてんのか!」
「舐めてないよ。力で戦ったって難しそうだったから。1対20だしね。それにこの手合わせは倒すことが目的じゃないでしょう?出来るだけ攻撃を受けずに、なるべく体力を減らさずに勝つにはどうしたらいいか考えたらこうなったの。」
「確かに先生なら、攻撃されませんわね。」
「フム。見ているだけなら体力を使わずに済むな。」
「俺らは自分たち自身で動けなくしちゃったしなぁ。」
赤髪の人が手首を見て言った。
「勝ったら編入をみんなが認めてくれるかなって思って、絶対に勝とうって。」
とうつむいて言えば、
「⚫⚫⚫くんの戦略は素晴らしい!ただ力をぶつけるだけが戦いではない!認めていなかったわけではないが、キミが編入できたことに納得した。改めてよろしく!僕は学級委員長の飯田天哉だ!」
「面白いこと考えるんだね。私は耳郎響香。」
「お前頭いいんだな!勉強になるぜ!切島鋭児郎だ!よろしくな!」
とみんなが自己紹介をしてくれた。
嬉しくなって笑いながら
「改めて⚫⚫⚫⚫⚫⚫です。今日からよろしくお願いします」
と頭を下げた。