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「しばらく護衛から離れます。」
翌朝。
そう伝えれば、朝食を食べていたみんなは固まった。
「え?なんでなん!?」
お茶子ちゃんが慌てて聞いてくる。
「どこか具合悪いのか?」
と轟くんが心配してくれる。
「私は元気だよ!
前に言ってたチャクラ鉱石が揃ったんだ。これにチャクラを貯めるんだけど、それが結構大変で。みんなに何かあったら対応出来なくなるから、チャクラ鉱石に専念することになったんだー。」
と言えば、そっかとみんなは納得してくれた。
「でね、今日はナルトさん家に行ってもらうことになったから!十時にナルトさんが迎えに来るから準備しておいて」
と伝える。
10:15
ナルトさんと四人を見送って、自宅に帰る。
集まったチャクラ鉱石を用意する。
シカマルさんからいただいた石もチャクラを流せたから問題無いだろう。
チャクラ鉱石は肌に触れていればチャクラを貯められるし、取り出すこともできる。
あらかじめ、全部のチャクラ鉱石を首から下げられるようにしておいた。
ひとつを首から下げる。
チャクラを貯めている間家の片付けをやろう。
奪還の際、戦うことになるだろう。
何年もかかってしまうかもしれない。
それに、向こうに無事に行けたとして、戻ってこられるのか。
私が戻って来なかったときのためにある程度は整理をしておこうと思ったのだ。
両親の部屋でアルバムを見る。
懐かしい写真を見ながら、こんなこともあったなと振り返る。
何冊か見て、よく撮れていた家族写真を一枚、抜き取った。
キッチンにあった写真立てからも一枚取り出す。
二枚をくるくると丸めて棒状にし、巻物を入れるポケットにしまう。
写真はこの2枚だけあればいい。
あとは燃やすか、とリビングに運ぶ。
アルバムを置いたところでインターフォンが鳴った。
「?はい?」
玄関を開ければナルトさんがいた。
「へへっわりぃな⚫⚫⚫ちゃん。こいつらが⚫⚫⚫ちゃんの家行ってみたいって言い出してよ!」
ナルトさんが左に避けるとあの四人がいた。
「護衛はオレもいるから、問題ないだろ?」
と言うナルトさんに、少々の諦めを感じつつ、五人を入れた。
しばらく使っていなかったポットを軽く洗って水を沸かす。
緑茶しかないけどいいかな…。
「⚫⚫⚫ちゃん、手伝うよー」
「ありがとう。じゃあ、これお願い。」
お茶子ちゃんにお茶を持って行ってもらう。
「あんまり物、ねぇな。」
爆豪くんが言う。
「まあ、一人だしね。」
「ねぇ、あれ、アルバム?」
お茶子ちゃんがさっき運んできたアルバムを見つけた。
「あ、そうそう。かなり昔のだけど、見る?」
と言えば、お茶子ちゃんだけでなく、みんな頷いた。
テーブルにアルバムを置く。
「これは私が三歳ころのアルバムだよ。」
「わぁ、⚫⚫⚫さん、かわいいね!」
「うんうん、ほんまやね!この二人はご両親?」
「そうだよ!優しそうでしょ?」
「あ、カカシ先生とオレがいる!」
と緑谷くんとお茶子ちゃんとナルトさんと盛り上がっていたら、轟くんが、ぷっと吹き出したのが聞こえた。
「?轟くん、なんの写真みてるの?」
と轟くんが持ってる写真を覗きこむ。
その写真には口のまわりだけじゃなく、鼻やほっぺたにもベットベトにクリームが付いた顔で満面の笑みを浮かべる三才の私がいた。
「あわわ!まあ、三才だからさ!食べるの難しかったんだよ!たぶん!!返して!」
と言えば、轟くんは手で口を覆いながら、
「わりぃ…。でも、かわいいな。」
と言った。
写真を見る目は優しそうだった。
「っ!」
顔が赤くなる。あわてて写真を轟くんから取る。
「あ、お茶!おかわり入れてくるね!」
恥ずかしくてバタバタとキッチンに行った。
こうやってワイワイしてたから、気付かなかった。
爆豪くんが私の写真を抜きとっていたことに。
みんなでお昼を近くの定食屋さんで済まし、五人は帰っていった。
片付けを再開する。
洋服類も必要最低限残してあとは処分。
本なんかも、まあ、いいか。戻ってきて必要ならまた買えば。
手を着けづらかった両親の物も片付けるチャンスかな。
要らないものを段ボールに詰め、リビングに運ぶ。
いくつか段ボールを運んだところで、今日の作業を終わりにした。
朝からずっとチャクラを流し続けている。
明日はこれを捨てにいかないと。
私はソファに寝そべると目を閉じた。
翌朝。
そう伝えれば、朝食を食べていたみんなは固まった。
「え?なんでなん!?」
お茶子ちゃんが慌てて聞いてくる。
「どこか具合悪いのか?」
と轟くんが心配してくれる。
「私は元気だよ!
前に言ってたチャクラ鉱石が揃ったんだ。これにチャクラを貯めるんだけど、それが結構大変で。みんなに何かあったら対応出来なくなるから、チャクラ鉱石に専念することになったんだー。」
と言えば、そっかとみんなは納得してくれた。
「でね、今日はナルトさん家に行ってもらうことになったから!十時にナルトさんが迎えに来るから準備しておいて」
と伝える。
10:15
ナルトさんと四人を見送って、自宅に帰る。
集まったチャクラ鉱石を用意する。
シカマルさんからいただいた石もチャクラを流せたから問題無いだろう。
チャクラ鉱石は肌に触れていればチャクラを貯められるし、取り出すこともできる。
あらかじめ、全部のチャクラ鉱石を首から下げられるようにしておいた。
ひとつを首から下げる。
チャクラを貯めている間家の片付けをやろう。
奪還の際、戦うことになるだろう。
何年もかかってしまうかもしれない。
それに、向こうに無事に行けたとして、戻ってこられるのか。
私が戻って来なかったときのためにある程度は整理をしておこうと思ったのだ。
両親の部屋でアルバムを見る。
懐かしい写真を見ながら、こんなこともあったなと振り返る。
何冊か見て、よく撮れていた家族写真を一枚、抜き取った。
キッチンにあった写真立てからも一枚取り出す。
二枚をくるくると丸めて棒状にし、巻物を入れるポケットにしまう。
写真はこの2枚だけあればいい。
あとは燃やすか、とリビングに運ぶ。
アルバムを置いたところでインターフォンが鳴った。
「?はい?」
玄関を開ければナルトさんがいた。
「へへっわりぃな⚫⚫⚫ちゃん。こいつらが⚫⚫⚫ちゃんの家行ってみたいって言い出してよ!」
ナルトさんが左に避けるとあの四人がいた。
「護衛はオレもいるから、問題ないだろ?」
と言うナルトさんに、少々の諦めを感じつつ、五人を入れた。
しばらく使っていなかったポットを軽く洗って水を沸かす。
緑茶しかないけどいいかな…。
「⚫⚫⚫ちゃん、手伝うよー」
「ありがとう。じゃあ、これお願い。」
お茶子ちゃんにお茶を持って行ってもらう。
「あんまり物、ねぇな。」
爆豪くんが言う。
「まあ、一人だしね。」
「ねぇ、あれ、アルバム?」
お茶子ちゃんがさっき運んできたアルバムを見つけた。
「あ、そうそう。かなり昔のだけど、見る?」
と言えば、お茶子ちゃんだけでなく、みんな頷いた。
テーブルにアルバムを置く。
「これは私が三歳ころのアルバムだよ。」
「わぁ、⚫⚫⚫さん、かわいいね!」
「うんうん、ほんまやね!この二人はご両親?」
「そうだよ!優しそうでしょ?」
「あ、カカシ先生とオレがいる!」
と緑谷くんとお茶子ちゃんとナルトさんと盛り上がっていたら、轟くんが、ぷっと吹き出したのが聞こえた。
「?轟くん、なんの写真みてるの?」
と轟くんが持ってる写真を覗きこむ。
その写真には口のまわりだけじゃなく、鼻やほっぺたにもベットベトにクリームが付いた顔で満面の笑みを浮かべる三才の私がいた。
「あわわ!まあ、三才だからさ!食べるの難しかったんだよ!たぶん!!返して!」
と言えば、轟くんは手で口を覆いながら、
「わりぃ…。でも、かわいいな。」
と言った。
写真を見る目は優しそうだった。
「っ!」
顔が赤くなる。あわてて写真を轟くんから取る。
「あ、お茶!おかわり入れてくるね!」
恥ずかしくてバタバタとキッチンに行った。
こうやってワイワイしてたから、気付かなかった。
爆豪くんが私の写真を抜きとっていたことに。
みんなでお昼を近くの定食屋さんで済まし、五人は帰っていった。
片付けを再開する。
洋服類も必要最低限残してあとは処分。
本なんかも、まあ、いいか。戻ってきて必要ならまた買えば。
手を着けづらかった両親の物も片付けるチャンスかな。
要らないものを段ボールに詰め、リビングに運ぶ。
いくつか段ボールを運んだところで、今日の作業を終わりにした。
朝からずっとチャクラを流し続けている。
明日はこれを捨てにいかないと。
私はソファに寝そべると目を閉じた。