jump
name
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「おい、⚫⚫⚫、先に昼飯行けよ。」
シカマルさんが声をかけてきた。
「え、たまにはシカマルさんが先に行ってください!」
私、これ、あと少しだから終わらせたいですし。と続ければ、
「そうか、わりぃ。じゃ、すぐ戻ってくる。」
「ごゆっくりー」
「うーん!終わったー。」
今の時間は13:05。シカマルさんがお昼に行ったのは12:30だから、そろそろ帰ってくるだろう。なんて思ってたら、シカマルさんの気配だ。
「戻った。⚫⚫⚫、ありがとな。飯、いってこい。」
「いえいえ。じゃあ行ってきます」
今日はなに食べよう、なんて思いながら里を歩く。
ふと、演習場がいくつかある森の方に違和感を感じた。
…なんだろう?初めてだ。こんな感じ。このチャクラ、口寄せ?ううん、それよりも私の術に近い感じ…。
気配を消しながらそこへ近づいて行った。
森の中の少し開けたところ。何もないのに、陽炎のように空気が揺れている。
目を凝らして木の影から見ていると、
なにか…茶色・白、緑と薄い茶色が見えてきた。
透明だったそれはだんだんと濃くなり、人だ!と認識する頃には陽炎がなくなっていた。
人数は四人。
男が三人の女が一人。
妙な服装をしてる。
額宛は、ナシ。
年齢は私と同じぐらい?
気配駄々漏れね…隠す気がないのかしら。
二人は起きてて、二人は寝てる…。
クナイを構えつつ、四人を観察する。
「うーん、やっと頭痛がおさまった。あれ?ここは?! 麗日さん!」
「うぁ?デクくん?」
「なんだ?ここ。敵は…?おい、半分ヤロー寝てんじゃねぇ」
「…。 う、 あ?爆豪?」
全員目を覚ました。
現状を書いた小さな巻物を火影室に時空間忍術で飛ばす。
その間に動き出そうとする四人。
仕方ない。
「待ちなさい。あなた達はどこから来たの!」
見たところ木ノ葉の人間じゃなさそうだけど。と問えば
四人とも?を浮かべていた。
「なんだ?“このは”って。」
「ぼ、僕たち、雄英高校の生徒なんですが…!」
「敵と交戦中、個性にやられたみたいだ。」
「東京で戦ってたハズなんやけど!他のプロヒーローもいないし…。」
「…え?」
今度はこっちが?を浮かべる番だ。
雄英高校?敵?プロヒーロー?
一瞬ヒーローごっことかしてるのか、バカにされてるのかと思った。
けど、違ったみたい。
「かっちゃん!血が!!」
かっちゃんと呼ばれた人の腕から血がドクドクと出ていたからだ。
他の三人もキズだらけだ。
遊んでいたわけではなさそう。
だからって全部信じたりできない。
だって本当なら、この人たちはどこから来たの…。