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翌朝。
「そういうことなら第三演習場を貸そうか。空いてると思うんだけど…。シカマル?」
「そうっスね。今日は使用申請は来てませんね。」
「ありがとうございます!」
みんな喜んでくれるかな?
「演習場全部使うと広すぎるから、とりあえず100平方メートルくらいの広さでやろうか。他の忍に見られないように結界を張ってね。個性だっけ?使用も許可しよう。」
「え?!いいんですか!?」
それはみんな喜ぶだろうなぁと思っていたら、
「ただし、俺の見学が条件。」
ニッコリ。
六代目、それは…
ギギギギと首を右に向けると眉間のシワ五割増しのシカマルさんから黒いオーラが出ていた。
ですよねー!六代目にそんな時間ありませんよね!!
慌てて断ろうとしたとき、
「ハァ。まぁ、あいつらの“個性”や戦法が忍術に応用できるところがあるかも知れません。一時間だけっスよ。それと、⚫⚫⚫、今日も手伝ってくれ。」
「! はい!シカマルさん、六代目!ありがとうございます!じゃあ急いで準備していきますね!第三演習場で、また!」
と飛雷神の術で宿に戻る。
「みんなー!おはよー!許可取ってきたよ!さぁ演習場に行こう!六代目が見学に来るけどね!」
と張り切っていたらみんながポカーンとしていた。
「え?⚫⚫⚫さん、許可って…なんの?」
緑谷くんに言われて、少し冷静になる。
「あ、ごめん。張り切り過ぎた。みんなさ、なかなか外に出られないし、個性が使えないでしょ?だから、実技訓練が出来る場所を用意したの。」
ちゃんと訓練しないと勘も鈍っちゃうしね、と言えば
「個性使っていいのか?」
と爆豪くん。心なしか嬉しそう。
「許可とったよ!」
ちょっと誇らしげに言えば、
「すぐ用意する。」
と着替えに行った。
それを追うように他の三人も準備をしに行った。
第三演習場に飛雷神の術で飛ぶ。
五人を一度にってやっぱりちょっと疲れるなぁ。
と思ってたら六代目が来た。
「やあ。おはよう。」
「えと、火影様!場所を提供していただいてありがとうございます!」
と緑谷くんが頭を下げた。
「少し見学させてもらうよ。あぁ、ここは結界を張っておいたから安心して使ってね。」
「ありがとうございます。」
今度は轟くんが頭を下げた。
「みんなどうするん?各自でやるより、チーム対抗とか実戦形式のほうが私はいいんやけど。」
「実戦形式にさんせー。木とか相手にするより、動くものを的にするほうがリアルだろ。」
爆豪くんらしい…
「じゃあ2対2でやるか。敵とヒーローに別れてやろう。30分で攻守交代でどうだ?」
と轟くんが決めれば
「じゃあ護衛対象はこのボールで、このボールを取るか、チームの誰かを戦闘不能にした時点で敵側の勝ち。30分守り切ったらヒーロー側の勝ち。」
と提案すれば
「それいいね!」
と緑谷くん。
と四人はすぐに2チームに別れた。
敵側は緑谷くんと轟くん。ヒーロー側はお茶子ちゃんと爆豪くん。
「準備はいい?では…
はじめ!」
私は時計係だ。
六代目と並んで四人を見る。
合図と共に轟くんが氷を出し、爆豪くんがそれを爆発で壊す。
「印も無しに攻撃ができるのか。」
と六代目が呟く。
「こういうところを見ると異世界から来たというのを納得せざる終えませんね…」
「本当にね。…写輪眼で見てみたかったな。」
緑谷くんが爆豪くんと戦っている。
轟くんがフォローに氷を出すが、緑谷くんの動きが早すぎて少し遅れている。
爆豪くんは邪魔な氷を壊しながらの攻撃。ちょっと大変そう。
お茶子ちゃんは、と探すと轟くんの氷を盾にして何かやっていた。
「クソがぁ!よけてんじゃねぇ!」
と緑谷くんに一撃。
動きが止まった緑谷くんにもう一撃と爆豪くんが動いたところで、
「緑谷!」
轟くんの声と共にぶわっと水蒸気が来た。
視界が遮られる。
「なるほどね。氷と炎で水蒸気を作ったのか。」
六代目が目を細めて見た。
爆豪くんは水蒸気のない、氷の上に退避する。
そこを狙っていたように緑谷くんが飛び出す。
「丸顔!」
「うららか!いくよ!」
爆豪くんの声にお茶子ちゃんが答える。
ガシャーン
爆豪くんが壊して作った氷の破片をお茶子ちゃんが浮かしていた。
それを一気に落とす。
緑谷くんは大丈夫かと気配を探れば、
「わああ!デクくん!」
お茶子ちゃんが背負ってるボールを取りに来ていた。
お茶子ちゃんはボールを上に飛ばす。
上がったボールを轟くんが氷で捕まえようとする。
が、爆豪くんがその氷を壊す。
お茶子ちゃんがボールを下に戻そうとしたとき、
緑谷くんが飛び出した。
「今回は緑谷・轟チームの勝ちね 。じゃあ次、攻守交代して。
はじめ!」
合図をすれば飛び出す爆豪くんとお茶子ちゃん。
今度は二人はどんな攻め方をするのだろう。
と思って見ていたら、
「演習場の許可出して良かったよ。」
と六代目が私に笑って話しかけた。
「お忙しいのにありがとうございました。こんな力を使っての訓練、演習場がなかったら出来ませんでした。」
とお礼を言えば
「それもあるけどねー。一番は⚫⚫⚫かな。」
「私ですか?」
「轟くんだっけ?どう思う?」
と言われた。
「?彼の個性は強そうだとは思いますけど…?」
ニコニコと笑う六代目。
「それだけ?」
と言われればさらに?が付く。
「一度戦ってみたいとも思いますが…?」
「そうだね、いい経験になりそうだね。」
ニコニコ。
なんだろう。六代目がずっとニコニコしてる。
この勝負は爆豪・お茶子チームの勝ち。
四人は集まって反省会をしている。
「六代目。」
シカマルさんだ。
「もうそんな時間か。じゃ、頑張ってね。」
と四人に声をかける。
「「ありがとうございました!」」
と四人は頭を下げた。
六代目は右手を軽くあげると、瞬身の術で帰っていった。
「そういうことなら第三演習場を貸そうか。空いてると思うんだけど…。シカマル?」
「そうっスね。今日は使用申請は来てませんね。」
「ありがとうございます!」
みんな喜んでくれるかな?
「演習場全部使うと広すぎるから、とりあえず100平方メートルくらいの広さでやろうか。他の忍に見られないように結界を張ってね。個性だっけ?使用も許可しよう。」
「え?!いいんですか!?」
それはみんな喜ぶだろうなぁと思っていたら、
「ただし、俺の見学が条件。」
ニッコリ。
六代目、それは…
ギギギギと首を右に向けると眉間のシワ五割増しのシカマルさんから黒いオーラが出ていた。
ですよねー!六代目にそんな時間ありませんよね!!
慌てて断ろうとしたとき、
「ハァ。まぁ、あいつらの“個性”や戦法が忍術に応用できるところがあるかも知れません。一時間だけっスよ。それと、⚫⚫⚫、今日も手伝ってくれ。」
「! はい!シカマルさん、六代目!ありがとうございます!じゃあ急いで準備していきますね!第三演習場で、また!」
と飛雷神の術で宿に戻る。
「みんなー!おはよー!許可取ってきたよ!さぁ演習場に行こう!六代目が見学に来るけどね!」
と張り切っていたらみんながポカーンとしていた。
「え?⚫⚫⚫さん、許可って…なんの?」
緑谷くんに言われて、少し冷静になる。
「あ、ごめん。張り切り過ぎた。みんなさ、なかなか外に出られないし、個性が使えないでしょ?だから、実技訓練が出来る場所を用意したの。」
ちゃんと訓練しないと勘も鈍っちゃうしね、と言えば
「個性使っていいのか?」
と爆豪くん。心なしか嬉しそう。
「許可とったよ!」
ちょっと誇らしげに言えば、
「すぐ用意する。」
と着替えに行った。
それを追うように他の三人も準備をしに行った。
第三演習場に飛雷神の術で飛ぶ。
五人を一度にってやっぱりちょっと疲れるなぁ。
と思ってたら六代目が来た。
「やあ。おはよう。」
「えと、火影様!場所を提供していただいてありがとうございます!」
と緑谷くんが頭を下げた。
「少し見学させてもらうよ。あぁ、ここは結界を張っておいたから安心して使ってね。」
「ありがとうございます。」
今度は轟くんが頭を下げた。
「みんなどうするん?各自でやるより、チーム対抗とか実戦形式のほうが私はいいんやけど。」
「実戦形式にさんせー。木とか相手にするより、動くものを的にするほうがリアルだろ。」
爆豪くんらしい…
「じゃあ2対2でやるか。敵とヒーローに別れてやろう。30分で攻守交代でどうだ?」
と轟くんが決めれば
「じゃあ護衛対象はこのボールで、このボールを取るか、チームの誰かを戦闘不能にした時点で敵側の勝ち。30分守り切ったらヒーロー側の勝ち。」
と提案すれば
「それいいね!」
と緑谷くん。
と四人はすぐに2チームに別れた。
敵側は緑谷くんと轟くん。ヒーロー側はお茶子ちゃんと爆豪くん。
「準備はいい?では…
はじめ!」
私は時計係だ。
六代目と並んで四人を見る。
合図と共に轟くんが氷を出し、爆豪くんがそれを爆発で壊す。
「印も無しに攻撃ができるのか。」
と六代目が呟く。
「こういうところを見ると異世界から来たというのを納得せざる終えませんね…」
「本当にね。…写輪眼で見てみたかったな。」
緑谷くんが爆豪くんと戦っている。
轟くんがフォローに氷を出すが、緑谷くんの動きが早すぎて少し遅れている。
爆豪くんは邪魔な氷を壊しながらの攻撃。ちょっと大変そう。
お茶子ちゃんは、と探すと轟くんの氷を盾にして何かやっていた。
「クソがぁ!よけてんじゃねぇ!」
と緑谷くんに一撃。
動きが止まった緑谷くんにもう一撃と爆豪くんが動いたところで、
「緑谷!」
轟くんの声と共にぶわっと水蒸気が来た。
視界が遮られる。
「なるほどね。氷と炎で水蒸気を作ったのか。」
六代目が目を細めて見た。
爆豪くんは水蒸気のない、氷の上に退避する。
そこを狙っていたように緑谷くんが飛び出す。
「丸顔!」
「うららか!いくよ!」
爆豪くんの声にお茶子ちゃんが答える。
ガシャーン
爆豪くんが壊して作った氷の破片をお茶子ちゃんが浮かしていた。
それを一気に落とす。
緑谷くんは大丈夫かと気配を探れば、
「わああ!デクくん!」
お茶子ちゃんが背負ってるボールを取りに来ていた。
お茶子ちゃんはボールを上に飛ばす。
上がったボールを轟くんが氷で捕まえようとする。
が、爆豪くんがその氷を壊す。
お茶子ちゃんがボールを下に戻そうとしたとき、
緑谷くんが飛び出した。
「今回は緑谷・轟チームの勝ちね 。じゃあ次、攻守交代して。
はじめ!」
合図をすれば飛び出す爆豪くんとお茶子ちゃん。
今度は二人はどんな攻め方をするのだろう。
と思って見ていたら、
「演習場の許可出して良かったよ。」
と六代目が私に笑って話しかけた。
「お忙しいのにありがとうございました。こんな力を使っての訓練、演習場がなかったら出来ませんでした。」
とお礼を言えば
「それもあるけどねー。一番は⚫⚫⚫かな。」
「私ですか?」
「轟くんだっけ?どう思う?」
と言われた。
「?彼の個性は強そうだとは思いますけど…?」
ニコニコと笑う六代目。
「それだけ?」
と言われればさらに?が付く。
「一度戦ってみたいとも思いますが…?」
「そうだね、いい経験になりそうだね。」
ニコニコ。
なんだろう。六代目がずっとニコニコしてる。
この勝負は爆豪・お茶子チームの勝ち。
四人は集まって反省会をしている。
「六代目。」
シカマルさんだ。
「もうそんな時間か。じゃ、頑張ってね。」
と四人に声をかける。
「「ありがとうございました!」」
と四人は頭を下げた。
六代目は右手を軽くあげると、瞬身の術で帰っていった。