日記

カリギュラODクリア記念感想+レビュー

2026/02/26 21:08
趣味(音楽、ゲーム等)
 こんばんは、ZMです。

 カリギュラODクリアしたぞ〜〜〜!!!!!!!めちゃくちゃ面白かった!というわけでレビューしつつ感想を書きます。

 というわけでレビューから。

【よかったところ】
・ハイセンスなキャラクターデザイン
 おぐち氏の抑えめな色彩ながらもアクセントが効いたキャラクターデザインはハイセンスの一言。帰宅部はモノクロ+花の意匠が施された華やかなデザイン、オスティナートの楽士はそれぞれのバックボーンをデザインに落とし込んでおり見た目から大体どんなキャラかわかる素晴らしいデザイン。
 3Dモデリングは正直微妙ですが、美麗な立ち絵があるのでビジュアル面は十分補えていると思います。表情差分も豊富で見ていて楽しいです。ステータス画面の椅子に座る一枚絵は必見。全員の個性を反映した椅子+座り方でスタイリッシュです。個人的にはウィキッドとLucidの椅子座り絵が大好きです。

・「濃さ」で殴りかかってくるキャラクターシナリオ
 帰宅部、オスティナートの楽士全員含めて20人以上いますが、全員とにかく濃い!!全員二郎系ラーメンのような濃さで殴りかかってきます。
 メインシナリオの中盤あたりから全員の「心の奥」に踏み込んでいくことになりますが、それぞれの悩みや心に抱えた闇はゲームなので誇張されているもののリアルで、10代の少年少女のみならず社会人の悩みもあるので、大人こそプレイしていて共感できること間違いなし。
 カリギュラODから追加された琵琶坂、彩声、梔子、Storkは中でも特に濃い上に闇も深いため、この辺のシナリオは見ていて「うぅ……」と呻くこと必至。また声優陣も上手いため、キャラクターシナリオを進めている間泣きそうになることも多々あり。というか私は中盤以降キャラシナリオで結構泣いてました。うめぇんだもん演技がよぉ!!聞かせてくれるじゃん!という気持ちになります。
 なお、年頃の男女が20人以上いるにも関わらず、惚れた腫れたはほぼなし、死んだ殺したみたいな話ばっかりだよ!恋愛に飽き飽きした人たちにおすすめのシナリオだよ!!

・意外と熱いシナリオ終盤
 メインシナリオの終盤は疾走感溢れる熱さでこちらを炙ってきます。特に楽士エンドを選んだ場合の帰宅部の怨嗟の声は必聴。声優さんうますぎない?
 楽士エンドはメリーバッドエンドとバッドエンドをうろうろする後味の悪いエンドですが、楽士ルートを選んだ部長ならそれだけではない余韻を感じるはず。諸行無常を感じるいいエンディングです。
 帰宅部エンドは掛け値なしのハッピーエンドで、「終わりよければ全てよし」を体現したようなエンディング。最後までプレイしてよかったー、と余韻を残す終わり方で最高でした。終盤になるにつれ面白くなるタイプのシナリオでした。

・キャッチーなBGM群
 ボカロPがオスティナートの楽士のBGMを担当しており、それ以外のBGMは増子司氏が担当。楽士側のBGMはボカロPの曲だけあり非常にキャッチーで耳に残る曲が多いです。私は特にLucidのBGM「 Suicide Prototype」は激しめのロックに切羽詰まった歌詞がジェットコースターのようにうねる曲で大好きです。楽士ルートを進んでる間はずっとこの曲聴いてました最高かよ。



 増子さんの曲では楽士の間のBGMが好きです。不気味ながらも切なさを感じさせる曲調、最高かよ。
 楽士のBGMは移動中はインスト、戦闘に入るとボーカルありに切り替わる演出がニクイ。ボス戦の際はアレンジBGMになるのも嬉しい演出。ボカロPを使うだけあり、BGMにはかなりのこだわりを感じます。楽士の人となりを知ってから聞くとまた美味しいのも素敵なところ。

【悪かったところ】
・メインシナリオは終盤に入るまで単調
 μを探してうろうろするパートが非常に長く、メインシナリオとして面白くなるのは終盤も終盤のため、中弛みしがち。ちょっとずつ顔を見せる楽士のキャラの濃さに引っ張られなければ辛いところ。メインシナリオはキャラシナリオを牽引する役目と割り切ってしまえるかどうかが大事。ただし終盤は熱い展開で面白いので、ぜひプレイはしてほしいところです。マジで。エンジンかかるのが遅いだけなんや……。

・ゲームパートが単調
 RPGパートは長〜いダンジョンをマーカー目指してうろうろするだけなので、文句のつけようがないくらい単調。ただこちらで複雑なダンジョンをやられると本気でだるいので、これが限界といえば限界か。ただし終盤は広いダンジョン内をこれでもかと彷徨く羽目になるのでめちゃくちゃダレます。ここを乗り越えられるかどうかがカリギュラを楽しめるかに直結します。

・全体的にもっさりとした戦闘、ビジュアル
 戦闘システムは光るものはあるのですが早送りやスキップができず、とにかくもっさり。難度イージーにして駆け抜けるが吉です。やりたいことはわかるんだけどね……スティグマも大量にあるけどまぁ別になぁ……といったところ。
 3Dモデリングももっさりしているため、立ち絵がないと正直きついところがあります。キャラデザが素晴らしいのでギリギリ見れる感。

【総括】
 ひたすらに「濃い」キャラと戯れつつ、良質なBGMとキャラデザに惚れ惚れする、そんなゲームです。「RPG」としてみると正直RPG部分は壊滅的なので、良いところと悪いところがくっきりはっきりしたクセの強いゲームです。
 公式サイトのキャラを見て「こいつらに会ってみたい!」と思えたら難度イージーにして、さあみんなメビウスに行こう!退廃的な世界観はメガテン好きなら刺さるはず!ただしRPGとしてのゲーム体験に期待はするな!!

【感想】
 ここからはZMの感想をダラダラと。ネタバレありありなのでプレイ予定の方はブラウザバック推奨。

 結局プレイして、私個人が好きなのはウィキッド、スイートP、Storkと楽士側の人たちばかりであった。全員好きだけど、楽士に思い入れが強くなるゲームですねこれ。

 ウィキッドはキャラデザからして秀逸すぎて……目の中にハートがあってお胸+ブラが見えてるのに色気より危険な雰囲気が強いデザインになってるのは秀逸すぎる。椅子の座り方もエロスと危険性を兼ね備えた素晴らしいポージングであった。
 彼女は小説で色々と補完されてるらしいので、ゲームの印象しか分かりませんが、父母祖父から暴力を振るわれていたという激烈に重いバックボーンありな快楽主義者とか、演技が難しかったと思いますが渕上さんの素晴らしい演技で最高に好きになりました。彼女の狂った高笑い好きすぎるわ。

 スイートPは本編ではやたらと変態扱いされてますが、単に乙女趣味な男性というだけで、全くの無害なんだよな……今ならVtuberになってそうなお人である。
 証券会社の係長をやっているだけあって年齢も上、社会経験もあるためキャラの中でもトップクラスに大人。意外と落ち着いた意見を言うところが大好き。Storkとのコンビはすごくよかったです、Storkがガチ犯罪者だから余計にね?現実に戻ったらVtuberやっててほしいわ。ボイチェンつかってゆめかわ実況者やったらいいと思う。

 Storkは一言で言うと「変態という名の紳士」。こんな変態初めて見たわ……覗きの背徳性を高めるために警察官にまでなるあたり、行動力の塊である。もともと警察官やってるだけあって、覗きが絡まなければかなりの良識派なのも好き。専用BGMはかっこいいんですが、冷静に聞くとねっとりした覗き魔の曲なの好き。
 Storkはコウノトリなのでコウノトリモチーフのデザインなのも好きだわ……彼は琵琶坂関連で放火の現場を見てしまったという地味に重〜いバックボーンがあるのも好き。キャラシナリオ8の良識派なStorkも好きすぎる。変態だし犯罪者なのに憎めない、それが彼の魅力である。カリギュラ効果を声高に語るあたり、ある意味ではこのゲームの象徴かもしれない。

 あとやっぱり外せないのは、琵琶坂永至。彼はガッチガチのクズであり、ウィキッドとは違う方向性のサイコパス。ウィキッドは快楽主義者ですが、琵琶坂は己の利益になることならどんな手段もとる容赦のないサイコパスで、ここまで掛け値なしのクズを味方側に引き入れるの、このゲームだけじゃね?「なんか事情があるかも……」とか「深い意図が」とかそんなこと一切なく、金と己の利益のためだけに梔子、彩声、Storkの人生にくっそ深い影を落とすの魔王すぎて草も生えない。ここまで根っからのクズは創作でも珍しいですね。
 琵琶坂の声優さんは赤羽根さんですが、彼の熱演は必聴。キャラシナリオ後半の本性が出たシーン最高にキモくて(褒めてます)、声優さんの本気を見ました。最高かよ。琵琶坂を追放したので彼は死んでしまいましたが、追放してなかったら鼓太郎が死ぬんだよなぁ……それはちょっと……追放してないルートも見たいですが、あのクソ長いダンジョンをもう一回やるのきつい(真顔)

 カリギュラOD、世間では賛否両論といった感じで、酷評する人がいるのも正直頷けますがあの「濃い」キャラたちに出会えて、素晴らしいBGMにも出会えて、私はプレイしてよかったと本当にスッキリした心地です。カリギュラ2はもっと洗練されている+本作の続きらしいのでめっちゃ楽しみになりました。
 でも、その前にペルソナ3をやろう!キタローの夢書きたいんだ!待ってろキタロー!会いに行くからね!

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