あさき「極東史記」です。この曲が収録されているギタドラという音ゲーには、クリップ（曲ムービー）があり、曲本来の歌詞＋クリップに表示された英詩＆日本語の詩の３種類の詩があるという、かなり特殊な曲です。なおクリップの英詩と日本語の詩はほぼ同じ意味なので、実質は２種類かな？

　ジャケットの絵が青空に雲海で美しく、クリップ自体も青色主体の涼しげな雰囲気で、もうそこからして大好きなんですけど、この曲は歌詞が素晴らしいです。ざっくり解釈すると、大切な人と一緒にいられたから幸せだ、といった感じの歌詞ですが、特に「至福の川　紡いだ数だけ　生れし証として　衒うのがよい　徒渉るべく暁に」は声に出して読みたい美しすぎる日本語で、はぁ〜こういう綺麗な文章を書きたいもんだぜと感嘆しっぱなしです。
　あさきは情景を描くのが非常に上手な方ですが、その中でも「流星は波紋を射る」は鮮明に浮かびすぎて、最高すぎる。情景も心情も上手いとか最高か……？爪の垢煎じて飲ませてほしい。

　なお、クリップの英詩も非常に印象的な言葉が多いのですが、特に
「we tend to forget that happiness doesn't
comes as a result getting something
we don't have but rather of recognizing
and appreciating what we do have」
は名言すぎて、ほんとそう。ほんとそう！と初見で思い、今でも噛み締めている言葉です。ちなみにクリップの日本語の詩ではこの部分が「もっていないものを手にしたとき
その結果として幸福がやってくるのではない
そのことを私たちは忘れてはいけない
幸福というのは　今　私たちが持っているのものに気づき
それを感じることでやってくるのである」
と訳されています。いやほんとそう。マジでそう！と今書き写していても首がもげるくらい同意してるので、本当に名言。

　つまり今このサイトを見にきてくださっているみなさまや、pixivの方で小説を読んでくださっているみなさまに感謝でございます。日記もつらつらと自分の性癖や思考全開で書いていますが、もし読んでくださっている方がいらっしゃれば幸甚の極みです。ありがとうございます！

　なんとなく純愛を目指して書いてた「神は迷い猫に〜」に合ってる気がしてずっと聴いてました。歌詞的には虹の先に何があるかの方が合ってるかもしれんけど。極東史記、本当に美しい曲だ……興味を持たれたら、ぜひクリップつきで鑑賞ください。名曲です。