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おねがいミルキーウェイ
天文部にとって、梅雨は天敵と言って差し支えない。観測すべき天球が雲に覆われてしまい、暗い夜空ばかりが広がるからである。
六月下旬のある日、梅雨の晴れ間が訪れた。天文部所属のシンは、同じく天文部所属のミコトとともに浮かれていた。屋上での天体観測は週に一回の貴重なイベントだが、最近は雨が続き潰れてばかりだった。
シンとミコトは二十時頃屋上に辿り着いた。久しぶりの晴れた夜空は広く雄大だった。二人は屋上の手すりにもたれかかり、空を見上げた。
「最近ずっと雨だったから、屋上に出るのも久しぶりだね!今日は晴れるって聞いてたから期待してたんだけど、綺麗だね」
「ああ、よかったな、晴れて。望遠鏡持ってきたけど、使うか?」
「うーん、とりあえずは肉眼で見たいかも。綺麗だねー」
担いできた望遠鏡を床に下ろし、シンは改めて空を眺めた。東京の夜は明るく、満天の星空とは言い難い。それでも濃紺のキャンバスにぽつぽつと白い点描が描かれ、十二分に美しかった。しばし夜空の美しさを堪能していると、ミコトがふいに口を開いた。
「そういえばもうすぐ七夕だね。間薙くんは何かお願いとかするの?」
「ああ……そういえば校門近くに笹が置いてあったな。もうそんな時期なんだな」
シンの高校は七夕が近くなると巨大な笹が校門周辺に置かれ、有志が短冊に願いごとを書いて笹に結び付けていた。去年は勇が「彼女が欲しい」と短冊に書いていた。そんな彼は好きな女子ができ、現在色々と画策しているらしい。願いが叶うかどうかはこれからというところか。ミコトはうきうきと弾んだ様子で続けた。
「間薙くんは短冊書いたことある?私はまだないんだ!ご利益とかあるかな?」
「オレも書いたことない。去年は勇が彼女欲しいって書いてたけど、まだ好きな人ができた段階らしい。叶うかどうかは結局、本人次第といった感じかもな」
そう言うと、ミコトはほうほうと興味深そうな声を上げた。
「そっかそっかー。願いを書くと意識的に行動しようとするのかもね!今年は私も何か書いてみよっかな」
シンは楽しそうなミコトをじっと見つめていた。美しい星空の下、二人きり。それでも進まない関係を進めるために、少しばかり伝承の力でも借りようかとシンは考え始めていた。
「おはよう、ミコト。今日も暑いわね」
「おはよう、千晶ちゃん!もう夏だね〜」
七月初旬、七夕の数日前。いまだ梅雨らしい天気が続きじめじめと暑い中、朝の校門で千晶と出会った。千晶は校門付近に飾られた立派な笹の前で立ち止まった。七夕が近いからか、色とりどりの短冊が結ばれている。千晶は呆れた様子で言った。
「こういうの、好きな人は好きよね。私はあまり気が進まないんだけど、ミコトはどう?」
「一年に一回限りだし、せっかくだから今年は何か書いてみようかなって。千晶ちゃんはやらないの?」
「私はいいわ」
ミコトはそばの机に置いてある短冊とペンを手に取り、さらさらと願いを書いた。ささやかなお願いだ、叶うといいな。そう思いつつも、見えやすい場所に飾るのは少し恥ずかしい。奥の方に結ぼうと笹の中に手を突っ込むと、同じことを考えていただろう短冊が指先に触れた。
「ん?」
何となく気になって見てみると、
――月森ともっと仲良くなれますように。 間薙シン
と書いてあるのが目についた。
「――!!」
突然自分の名前とよく知る人物が現れ、ミコトは硬直した。天文部で駄弁ったり一緒に空を眺めたりする仲。「同じ部活に所属する仲間」の枠を壊したいと思っていたのは、ミコトだけではなかったらしい。指先から顔までかぁっと赤くなった。近くにいる千晶が顔を覗き込んでくる。
「どうしたのミコト、顔真っ赤よ。熱でもあるんじゃないの?」
「あ、あー!大丈夫!ちょっと暑くてぼーっとしてただけ!」
ミコトは慌てて手を振り、さりげなくシンの短冊の近くに自らの短冊を結んだ。
――願いを書くと意識的に行動しようとするのかもね!
数日前に自分が言った言葉が蘇る。願いが叶うかどうかは結局自分次第。短冊に書いたからには行動に移そう。ミコトはそう決意し、人知れず拳を握りしめた。
今年の七夕は平日、幸いなことに晴天で天体観測にはうってつけの夜だった。天文部の二人が夜屋上に集わない理由がなく、ミコトはシンとともに再び屋上にやって来た。今夜は半月が美しく、少し雲がたなびいているのがかえって風情を感じさせた。ミコトはシンとともに屋上の空を見上げた。
「七夕の日に晴れてよかったね。なんかいつもより空が綺麗な気がするね」
「ああ、そうだな。天の川は見えないけど、十分綺麗だ」
ミコトは隣に立つシンを横目で見つめた。灰色の瞳はやや鋭く、精悍な顔立ちは高校生らしからぬ美しさと男らしさを漂わせている。いつからだろうか。天文部の部活動が、「彼と一緒に過ごしたい」にすり替わっていったのは。今夜は七夕、短冊に書いた願いが叶うかもしれない日。この機を逃すわけにはいかない――ミコトは意を決した。
「間薙くん、ちょっと聞いていい?」
「ん?なんだ?」
シンに向き直って尋ねると、彼もただならぬ気配を感じたのかミコトと向き合った。彼の姿が月光に縁取られ、灰色の瞳がミコトを見据えている。澄んだ双眸に吸い込まれそうになるが、ミコトは何とか口を開く。
「校門に置いてる笹にね、間薙くんの短冊が結んであったのを見たの。私ともっと仲良くなりたいって書いてた」
「……!!」
本題を切り出した瞬間、シンの顔が真っ赤に染まった。暗い夜空の下でもその変化はよくわかった。可愛いな、と思いながらもミコトは言葉を紡ぐ。
「あれ、どういう意味なの?……実はね、私、間薙くんのことずっと好きだったの。間薙くんも同じ気持ちなの?」
沈黙が降りた。シンは目を見開いて固まっている。告白の後の沈黙、それは恐怖と同義である。ミコトはごくりと唾を呑んだ。
「お前もオレを好きだったのか。……そうか」
ぽつりとシンが呟き、一歩ミコトに踏み出した。抱擁もキスも交わせる距離、彼はそっと手を伸ばしミコトの頬に触れた。
「オレはお前が好きだ。お前と付き合いたい。彼女になってほしい」
彼の声は震えていた。ミコトも好きと言っているのだから抱きしめたりキスをしてもいいのに、頬に触れる紳士の彼が愛おしい。ミコトは頬に触れる手に手を重ねた。
「じゃあ……私を彼女にして?私の彼氏になって」
そう言うとシンは頷き、さらに距離を詰めてきた。頬に触れていた手がそっとミコトの背中を撫で、こわごわと抱きしめられる。ミコトはそっと彼に抱きついた。
「七夕の願いって叶うんだね」
「叶ってよかった。……短冊を見られたのはちょっと恥ずかしいけど」
顔を赤くして目を逸らす彼を見て、ミコトはくすくすと笑った。
「え、どうして?間薙くんの短冊を見たから私、告白しようって思ったんだよ」
「……まさか見られるとは思ってなかったから。奥の方に隠したのに」
意外と秘めやかな彼は繊細らしい。ならここでミコトが一歩踏み出せば、どのような反応を見せるだろうか?ミコトは踵を浮かせ、シンの唇をそっと奪った。
「!?」
口付けは一瞬だけ。ほんの刹那唇が掠めただけにもかかわらず、シンは大きく目を見開き赤面していた。指で唇に触れた彼は呆然とした後、ミコトの視線から逃れるように顔を逸らした。ミコトは笑った。
「間薙くんってば、可愛い。私はキスって初めてだったの。間薙くんは?」
「…………オレも初めてだった。……びっくりした」
シンの声は、二人きりでなければ聞こえないほど小さかった。戸惑うシンの手を握り、ミコトは微笑む。
「ね、手、繋いで帰ろう?ちょっと暑いけど」
「……ああ」
シンは照れくさそうにしながらも、しっかり恋人繋ぎでミコトを縫い止めていた。七月の夜にはそぐわぬほど彼の手は熱かったが、ミコトはぎゅっと彼の手を握りしめた。
「シン〜〜!!」
七夕から数日経った朝、登校中にシンは後ろから無理矢理肩を組まれた。確認するまでもなく勇で、シンは大きなため息をついた。
「なんだよ勇……声大きいぞ」
「千晶から聞いたぞ!お前、抜け駆けしやがって〜〜!」
「抜け駆け?」
何のことかわからず聞き返すと、勇の恨みがましい視線が突き刺さった。
「しらばっくれてんじゃねーよ!彼女できたらしいな!なぁんでオレに言わねぇんだよ!情けか!?情けなのか!?」
肩を掴まれガクガクと揺さぶられ、シンは再びため息をついた。
「単に言い忘れただけだ……というより、お前の方はどうなんだ。好きな女子ができたとか言ってただろ」
「お、それ聞く!?じゃあ昼休みに思う存分聞かせてやるからな!」
勇にバシンと背中を叩かれつつも、シンは教室に入っていった。昼休みに勇の話を聞いてやり、放課後にはミコトと一緒に過ごそう。今日の予定が組み上がり、シンは楽しみにしながら席に着いた。
天文部にとって、梅雨は天敵と言って差し支えない。観測すべき天球が雲に覆われてしまい、暗い夜空ばかりが広がるからである。
六月下旬のある日、梅雨の晴れ間が訪れた。天文部所属のシンは、同じく天文部所属のミコトとともに浮かれていた。屋上での天体観測は週に一回の貴重なイベントだが、最近は雨が続き潰れてばかりだった。
シンとミコトは二十時頃屋上に辿り着いた。久しぶりの晴れた夜空は広く雄大だった。二人は屋上の手すりにもたれかかり、空を見上げた。
「最近ずっと雨だったから、屋上に出るのも久しぶりだね!今日は晴れるって聞いてたから期待してたんだけど、綺麗だね」
「ああ、よかったな、晴れて。望遠鏡持ってきたけど、使うか?」
「うーん、とりあえずは肉眼で見たいかも。綺麗だねー」
担いできた望遠鏡を床に下ろし、シンは改めて空を眺めた。東京の夜は明るく、満天の星空とは言い難い。それでも濃紺のキャンバスにぽつぽつと白い点描が描かれ、十二分に美しかった。しばし夜空の美しさを堪能していると、ミコトがふいに口を開いた。
「そういえばもうすぐ七夕だね。間薙くんは何かお願いとかするの?」
「ああ……そういえば校門近くに笹が置いてあったな。もうそんな時期なんだな」
シンの高校は七夕が近くなると巨大な笹が校門周辺に置かれ、有志が短冊に願いごとを書いて笹に結び付けていた。去年は勇が「彼女が欲しい」と短冊に書いていた。そんな彼は好きな女子ができ、現在色々と画策しているらしい。願いが叶うかどうかはこれからというところか。ミコトはうきうきと弾んだ様子で続けた。
「間薙くんは短冊書いたことある?私はまだないんだ!ご利益とかあるかな?」
「オレも書いたことない。去年は勇が彼女欲しいって書いてたけど、まだ好きな人ができた段階らしい。叶うかどうかは結局、本人次第といった感じかもな」
そう言うと、ミコトはほうほうと興味深そうな声を上げた。
「そっかそっかー。願いを書くと意識的に行動しようとするのかもね!今年は私も何か書いてみよっかな」
シンは楽しそうなミコトをじっと見つめていた。美しい星空の下、二人きり。それでも進まない関係を進めるために、少しばかり伝承の力でも借りようかとシンは考え始めていた。
「おはよう、ミコト。今日も暑いわね」
「おはよう、千晶ちゃん!もう夏だね〜」
七月初旬、七夕の数日前。いまだ梅雨らしい天気が続きじめじめと暑い中、朝の校門で千晶と出会った。千晶は校門付近に飾られた立派な笹の前で立ち止まった。七夕が近いからか、色とりどりの短冊が結ばれている。千晶は呆れた様子で言った。
「こういうの、好きな人は好きよね。私はあまり気が進まないんだけど、ミコトはどう?」
「一年に一回限りだし、せっかくだから今年は何か書いてみようかなって。千晶ちゃんはやらないの?」
「私はいいわ」
ミコトはそばの机に置いてある短冊とペンを手に取り、さらさらと願いを書いた。ささやかなお願いだ、叶うといいな。そう思いつつも、見えやすい場所に飾るのは少し恥ずかしい。奥の方に結ぼうと笹の中に手を突っ込むと、同じことを考えていただろう短冊が指先に触れた。
「ん?」
何となく気になって見てみると、
――月森ともっと仲良くなれますように。 間薙シン
と書いてあるのが目についた。
「――!!」
突然自分の名前とよく知る人物が現れ、ミコトは硬直した。天文部で駄弁ったり一緒に空を眺めたりする仲。「同じ部活に所属する仲間」の枠を壊したいと思っていたのは、ミコトだけではなかったらしい。指先から顔までかぁっと赤くなった。近くにいる千晶が顔を覗き込んでくる。
「どうしたのミコト、顔真っ赤よ。熱でもあるんじゃないの?」
「あ、あー!大丈夫!ちょっと暑くてぼーっとしてただけ!」
ミコトは慌てて手を振り、さりげなくシンの短冊の近くに自らの短冊を結んだ。
――願いを書くと意識的に行動しようとするのかもね!
数日前に自分が言った言葉が蘇る。願いが叶うかどうかは結局自分次第。短冊に書いたからには行動に移そう。ミコトはそう決意し、人知れず拳を握りしめた。
今年の七夕は平日、幸いなことに晴天で天体観測にはうってつけの夜だった。天文部の二人が夜屋上に集わない理由がなく、ミコトはシンとともに再び屋上にやって来た。今夜は半月が美しく、少し雲がたなびいているのがかえって風情を感じさせた。ミコトはシンとともに屋上の空を見上げた。
「七夕の日に晴れてよかったね。なんかいつもより空が綺麗な気がするね」
「ああ、そうだな。天の川は見えないけど、十分綺麗だ」
ミコトは隣に立つシンを横目で見つめた。灰色の瞳はやや鋭く、精悍な顔立ちは高校生らしからぬ美しさと男らしさを漂わせている。いつからだろうか。天文部の部活動が、「彼と一緒に過ごしたい」にすり替わっていったのは。今夜は七夕、短冊に書いた願いが叶うかもしれない日。この機を逃すわけにはいかない――ミコトは意を決した。
「間薙くん、ちょっと聞いていい?」
「ん?なんだ?」
シンに向き直って尋ねると、彼もただならぬ気配を感じたのかミコトと向き合った。彼の姿が月光に縁取られ、灰色の瞳がミコトを見据えている。澄んだ双眸に吸い込まれそうになるが、ミコトは何とか口を開く。
「校門に置いてる笹にね、間薙くんの短冊が結んであったのを見たの。私ともっと仲良くなりたいって書いてた」
「……!!」
本題を切り出した瞬間、シンの顔が真っ赤に染まった。暗い夜空の下でもその変化はよくわかった。可愛いな、と思いながらもミコトは言葉を紡ぐ。
「あれ、どういう意味なの?……実はね、私、間薙くんのことずっと好きだったの。間薙くんも同じ気持ちなの?」
沈黙が降りた。シンは目を見開いて固まっている。告白の後の沈黙、それは恐怖と同義である。ミコトはごくりと唾を呑んだ。
「お前もオレを好きだったのか。……そうか」
ぽつりとシンが呟き、一歩ミコトに踏み出した。抱擁もキスも交わせる距離、彼はそっと手を伸ばしミコトの頬に触れた。
「オレはお前が好きだ。お前と付き合いたい。彼女になってほしい」
彼の声は震えていた。ミコトも好きと言っているのだから抱きしめたりキスをしてもいいのに、頬に触れる紳士の彼が愛おしい。ミコトは頬に触れる手に手を重ねた。
「じゃあ……私を彼女にして?私の彼氏になって」
そう言うとシンは頷き、さらに距離を詰めてきた。頬に触れていた手がそっとミコトの背中を撫で、こわごわと抱きしめられる。ミコトはそっと彼に抱きついた。
「七夕の願いって叶うんだね」
「叶ってよかった。……短冊を見られたのはちょっと恥ずかしいけど」
顔を赤くして目を逸らす彼を見て、ミコトはくすくすと笑った。
「え、どうして?間薙くんの短冊を見たから私、告白しようって思ったんだよ」
「……まさか見られるとは思ってなかったから。奥の方に隠したのに」
意外と秘めやかな彼は繊細らしい。ならここでミコトが一歩踏み出せば、どのような反応を見せるだろうか?ミコトは踵を浮かせ、シンの唇をそっと奪った。
「!?」
口付けは一瞬だけ。ほんの刹那唇が掠めただけにもかかわらず、シンは大きく目を見開き赤面していた。指で唇に触れた彼は呆然とした後、ミコトの視線から逃れるように顔を逸らした。ミコトは笑った。
「間薙くんってば、可愛い。私はキスって初めてだったの。間薙くんは?」
「…………オレも初めてだった。……びっくりした」
シンの声は、二人きりでなければ聞こえないほど小さかった。戸惑うシンの手を握り、ミコトは微笑む。
「ね、手、繋いで帰ろう?ちょっと暑いけど」
「……ああ」
シンは照れくさそうにしながらも、しっかり恋人繋ぎでミコトを縫い止めていた。七月の夜にはそぐわぬほど彼の手は熱かったが、ミコトはぎゅっと彼の手を握りしめた。
「シン〜〜!!」
七夕から数日経った朝、登校中にシンは後ろから無理矢理肩を組まれた。確認するまでもなく勇で、シンは大きなため息をついた。
「なんだよ勇……声大きいぞ」
「千晶から聞いたぞ!お前、抜け駆けしやがって〜〜!」
「抜け駆け?」
何のことかわからず聞き返すと、勇の恨みがましい視線が突き刺さった。
「しらばっくれてんじゃねーよ!彼女できたらしいな!なぁんでオレに言わねぇんだよ!情けか!?情けなのか!?」
肩を掴まれガクガクと揺さぶられ、シンは再びため息をついた。
「単に言い忘れただけだ……というより、お前の方はどうなんだ。好きな女子ができたとか言ってただろ」
「お、それ聞く!?じゃあ昼休みに思う存分聞かせてやるからな!」
勇にバシンと背中を叩かれつつも、シンは教室に入っていった。昼休みに勇の話を聞いてやり、放課後にはミコトと一緒に過ごそう。今日の予定が組み上がり、シンは楽しみにしながら席に着いた。