お～い。
エリレオく～ん。
ここでの仕事はどうしたのかなぁ～（嫌な笑み）

またおまえは～！
呪いをかけておいて、無理矢理やらせようとするのはやめろよ！

ハァ？
呪いって何が？

とぼけるな！
お前が呪いをかけたことはバレバレなんだよ！

あ、ロルウェ。
そこでなんか吠えてるヤツがいるんだけどさぁ。

ユーリスがうるさいのはいつものことだろう。

ロルウェまでなんだよー！

ユーリス。
アシェドの態度に腹が立つのはわかるが、もう少し落ち着いて…

うるさーい！
やっぱ闇の奴なんてキライだぁぁぁぁーー！！

あ、俺だ。
あーあ。
俺にこの仕事をやらせるなんて、どーいうことなんだろうねぇ。

前はユーリスくんが騒いでいたけど
うるさいオコサマは…

よしっ！
うまくいったぞ！

ふ～ん。
そう来たか…

おれの特殊魔法の力を見たか！
これでもう、お前の嫌がらせじみた不愉快な言葉がなくなるな。

これはこれは随分と厳しいことで。
だからお前はガキ…

あーあ。
ここまでやらないといけないのかねぇ。

うん。
いいことだ。

ハイハイ。
今日はもう終わりデース。

ユーリスのおかしな魔法は、かけた本人の性格と同じでうざ…

ホラ。
今みたいに言葉が途切れてしまうんだよなぁ。　
だからつまらないんだよねぇ(怪しい笑み)

どうもおかしいな。
アシェドの魔力ならユーリスの魔力を解いたりすることも可能なはずだ。

アシェドはわざと魔法にかかり、そのままの状態で放置しているんじゃないか？
なぜあの状態を維持する必要があるんだろうな。

ユーリスもユーリスだ。
かけた相手の力量を考えるなら、あっさりと効いたのが不思議だと疑問に思わないのか？
アシェドに魔法が効いているからといって調子に乗り…

な、なぜオレにまで？
オレは関係ないだろう。

魔法をかけられたのはオレじゃなくてアシェドのはずだ。
こんな力が隠されていたなんて。
オレの計算違いだったのか。

あのロルウェってヤツ。
あいつはヒーローでもないくせして出しゃばるから…

まあ、所詮ロルウェなんて脇役なんだから、おとなしくしてればいいんだよ。
魔法オタクのくせに…