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エリレオ
大変お久しぶりでございますです。
僕はエリレオなのであります。 -
また言葉がおかしくなってる。
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エリレオ
ん!?
お、おかしいぞ?
一体何なのだ?
うむむ…
これは何かの魔力であろうか? -
何か異変を感じるエリレオ。
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エリレオ
まさか!
あいつが何かしてるのでは… -
アシェド
おやおや~(ニッコリ)
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突然アシェドが出てくる。
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エリレオ
やはりお前だったか!
コソコソと卑怯ではないか! -
アシェド
ひどいなぁ。
よく眠れるおまじないをしてあげてるんじゃないか。 -
更に闇魔法をかけるアシェド。
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エリレオ
くっ…
体が重い… -
アシェド
おや~?どうしたのかな~
お前は魔法に弱いからなぁ。 -
エリレオ
う…
急に強い睡魔が…襲って… -
エリレオの意識がなくなった。
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アシェド
おとなしく寝ててよ。
夢の世界に入り込むには…
この魔力をこうしてこうすれば… -
次の日…
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再びアシェドの呪いにかかったエリレオが倒れているのを発見したユーリスとセディル。
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セディル
大変だ!エリレオが!
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ユーリス
アシェドめ!
おれの光の力でエリレオの呪いをなんとかしないと! -
アシェド
ハイハイ。
やるなら勝手にどーぞ♪ -
ユーリスはエリレオの呪いを解いた。
目を覚ましたエリレオは礼を言った後、用があるので帰っていった。 -
セディル
ねえアシェド。
エリレオの夢の世界に入っていたって本当なのか? -
アシェド
ああ。
面白そうだったから忍び込んでみたよ(怪しい笑み) -
ユーリス
それ、エリレオから聞いたぞ。
お前、エリレオに斬りかかったんだって!?
何やってんだよ!? -
アシェド
あ~あれか?
剣を持っていたから敵と間違えちゃったんだよねぇ♪ -
ユーリス
間違えたじゃないだろ!
剣士のエリレオが避けたから何もなくて済んだんだぞ! -
セディル
その後、無理矢理エリレオを連れ回していたよな。
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アシェド
立ち止まっていられるような状況じゃなかったんだよなぁ。
俺は、魔法系の敵に苦戦していたエリレオの手助けをしてやったんだよ。 -
ユーリス
お前が誰かを助けるようには見えないけどな。
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アシェド
でさ。
エリレオは魔法全然ダメでホント使えない。 -
ユーリス
そんな言い方やめろよ!
エリレオはおれ達の仲間なんだぞ。
まあ、魔力がないのは否定できないけどな。 -
セディル
エリレオは魔法は不得手だからなあ。
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アシェド
…と、二人が言っているからエリレオは弱いんだな。
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セディル
そんなことないよ。
ぼくたちはエリレオの剣に何度も助けられてるんだ。 -
ユーリス
アシェド!
エリレオをけなすのはやめろ!
お前少しは自重しろ! -
アシェド
お前こそいちいち喚くなよ。
うるさいお坊ちゃん… -
ブツッ∑∑
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アシェド
また例のブツ切り魔法かい。
面白くないねぇ♪ -
ユーリス
見たか!
おれの力! -
それを見ているセディル。
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セディル
ああ…
また始まっちゃったね。 -
ロルウェ
いつものケンカか。
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セディル
ロルウェ!
いつからいたんだ? -
ロルウェ
エリレオの夢の話あたりからだな。
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アシェド
俺…やっぱ帰ろうっと。
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ロルウェがいると気付いたアシェドが急に歩きだしてしまった。
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そして…
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ロルウェ
アシェドの奴は、エリレオが本当に弱いとでも思っているんだろうか。
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ユーリス
おれたちはそう思わないけど、あいつにとってはそう見えるんじゃないか?
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ロルウェ
だとしたらあいつは見る目がないな。
エリレオは強くなるために日々努力を重ねて力をつけているのを知らないんだろう。 -
セディル
そうだよね。
戦闘の時エリレオはいつも前に出て、ぼくたちを守るようにして戦ってきたんだ。 -
ユーリス
エリレオのように、おれも魔法の修行を頑張らなきゃな。
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セディル、ユーリス、ロルウェの3人はエリレオをとても頼りにしていた。
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