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ラスレンやエリレオ、そして周りには兵士達がいる状態でのアシェドとユーリスの会話。
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アシェド
さすがユーリスはすごいな。
レハラルド様のご子息だけあって魔力が優れているんだね。
(こいつ口だけは達者だよな) -
にっこりと笑うアシェド。
もちろん偽り。 -
ユーリス
そんな、アシェドさんの方こそ強いですよ。
僕にはそんな力はありませんし。
(お世辞だけの口先カッコつけヤローが) -
にっこりと笑うユーリス。
もちろん偽り。 -
アシェド
そうかい?
キミにそう言われるとなんだか嬉しいな。
(上品ぶったかわいいお坊っちゃんのつもりかぁ) -
ユーリス
僕も嬉しいです。
あなたに喜んでいただけたのですから。
(ウソつけ!全然思ってもいないだろーが!) -
アシェドとユーリスから険悪なオーラが漂っている。
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ラスレン
何か穏やかじゃない空気が漂っているような…
気のせいか? -
エリレオ
ラスレン隊長もですか?
僕もなんだか嫌~な雰囲気がするであります。 -
ラスレンとエリレオは、二人を見ていてどこか違和感を感じていた。
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その後
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ユーリス
う~ん…
体が重いなぁ… -
アシェド
おや?
ユーリスくん調子が悪いみたいだねぇ♪
俺の闇魔法の呪いが効いたのかな(笑)?
ククク…(怪笑) -
ユーリス
何っ!?お前の仕業か!
どこまでも嫌な奴だな! -
アシェド
俺が闇魔法でお前を呪い続けてたからなぁ(笑)
ククク…(怪しい笑い) -
ユーリス
ちくしょう!
お前の闇魔法なんかに負けてたまるか!!
おれの光の力をなめるなーっ!! -
ユーリスは自力で呪いを解いた。
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アシェド
なんでキミは俺に勝つことばかりにこだわるのかねぇ?
俺と張り合っているみたいだけど、俺と対等なレベルだと思ってるのかなぁ?(笑)
ユーリスくん♪ -
ユーリス
なに~っ!
なんだよその言い方は!
その態度腹立つな~
お前は調子に乗りすぎだっ! -
アシェド
そんなことばかり言ってると、
更によく眠れるおまじないを... -
ユーリス
さっ、さよならっ!
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ユーリスは逃げ出した。
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アシェド
ふーん。
逃げ足だけは速いんだねぇ。 -
逃げ出してきたユーリスは…
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ユーリス
冗談じゃない!なにがよく眠れるだ!
ただ気絶させているだけじゃないか! -
アシェド
文句言うな
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いきなりユーリスの背後からアシェドの声がした。
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ユーリス
うわぁ!?
でっでたぁー!? -
驚いたユーリスは風のように走り去った。
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アシェド
あーあ。ひどいなぁ。
俺はオバケか。 -
そんな様子を見ていたセディル。
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セディル
まったく、アシェドは…
闇の呪いをかけるのはひどいよ。
それに、いくらユーリスが気に入らないからって言いすぎだよな。
ユーリスはユーリスで怒って反発しているし。
あの二人が仲良くなることはなさそうだな。
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