第一章
夢小説設定
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「あ〜あ、やっちまったな」
今オレさまの目の前には酒に酔い潰れソファで眠っているナマエがいる
夕飯をご馳走になり話が盛り上がるにつれ酒を出してきたのは彼女だが、コイツは酒が好きな癖に酔いやすい
飲みすぎないように気を回したつもりだったが…
「ナマエ〜?聞こえてっか?寝るならベッドで寝ないと風邪ひくぞ?」
頰を手の甲で軽く叩いてやると柔らかさと熱い感触につい意識が向いちまうが、今はそれどころじゃない
「ほら、立って」
『ん〜…やだ…』
「やだって、あのなぁ」
『あるきたくない…ここで………ん………ねる』
「…………はぁぁぁ」
これは仕方ない事だよなと誰もいないのに確認を心でし、オレはぐだぐたに酔ったナマエを抱き上げた
抱き上げ事により酒と彼女のいつもつけている香水の匂いが僅かに鼻を掠めオレの心を揺さぶる
『ん…んぅ……』
「ったく、オレさまじゃなかったとっくに食われてんだからな?分かってんのか?」
温かくて柔らかい体は小さくて襲ったらオレの体ですっぽり隠れそうだな…なんて
出てきそうになる悪いオレを押し込めながら寝室に連れていく
『ん…きもちいい』
オレの胸に頰を擦り付け温もりを楽しむコイツは無防備にもほどがある
じっと彼女を見下ろせば視線に気がついたのか顔を上げ眠そうな目でオレを見てへらりと微笑んだ
「〜〜っ!わざとだったらマジでたちが悪いぜオマエ!」
『ん…キバナくん…ぬくい』
「っ、もぉぉ〜!あんますり寄るなってば!」
寝室にやっとつくと生活感あるちょっと乱れたベッドにオレの胸が飛び跳ねた
ここで普段彼女が眠ってるんだと想像すると良からぬ事まで想像してしまうのは男として仕方ないよな?
寒いのかオレの首に手を回し抱きついてくる彼女をシーツの上へと降ろし離れようとしたが、首に巻かれた腕が離れない
「おい、離せってば」
『やら!キバナくんも…いっしょにねよ?』
「駄目だってば!」
『な〜んで?いつもねてたのに』
「そりゃガキん時だろーが!」
マジで殺させる
オレの理性を試すなよ!
どんだけその唇に噛みつきたいの我慢してると思ってるの?オレだって男なんだからな!
『んふふ…ふたりのほうが…あったかいよ』
「……………ロトム、証拠動画撮っとけ」
この先はオレのせいじゃない
何かの言い訳に使えると思いロトムに撮影させた
「オレと寝たいの?」
『ん〜いっしょが…いい』
よし!証拠ゲット!オレはニヤけそうになる口元に力を入れなおし、いかにも仕方なさそうに文句を口にしながら彼女の上に覆いかぶさった
「ほら…一緒に寝てやるから手離せよ」
腕立て伏せのように両手を彼女の顔の左右に置き密着し過ぎないように上半身を浮かせる
流石にこのままだとオレのオレが暴走しかねない
『…ん』
漸く手を離してくれた彼女にほんの少し残念な気持ちになりながらオレはホッと息をつき隣に横たわった
ナマエのベッドはオレには小さくて足がギリギリでないかどうかだ
「(もうちょい大きいベッドじゃねぇとな)」
別にまだ付き合ってもないのにオレときたら、これからも一緒に寝る事を前提に考えてしまう
無意識に考えていた事に照れてしまい顔が熱くなっちまう
チラリと彼女を見れば呑気に寝息を立てて眠っていて、オレは頬杖をつきながら暫く寝顔を見ていた
「………なぁ………そろそろ男として見てくれてもいいんじゃねぇの?オレこれでも一途だし悪くねぇと思うんだけど?」
問いかけても勿論返事なんてこない
仰向けになって眠り続ける彼女
ガキの頃から気がつけば恋していた相手が目の前で無防備に寝てやがる
「………先生……ご褒美ちょうだい?」
ここまで運んでやって
襲うのを我慢してやってるんだから少しくらいご褒美くれよ
身勝手な理由をつけオレは彼女の手を取ると自分の頰へと導き、そっと撫でさせた
白くて細い指…手のひらも温かくて気持ちいい
彼女が撫でてくれる錯覚を感じながら手の感触を楽しむとオレはその手のひらに今度は唇を寄せキスをした
「あ〜……抱きてぇ」
リップ音を何度も鳴らし手のひらにキスを繰り返し指先までくると無性に噛みつきたくなり人差し指にカリッと歯を立てた
『……ん』
寝ていても感触がわかったのか小さく声をあげた、なんだか面白くてオレはそのまま舌先でぺろりと指先を舐めてみる
ぬるりとした舌で指の腹を舐め舌先を尖らせ爪のラインをなぞってやれば彼女は一丁前にぴくりと肩を揺らして感じた声を漏らした
『ぁ……ん……』
「………指だけでそんな声出しちゃうんだ?じゃあ他ならどんな声だしてくれんだろーな」
指先だけで甘い声が出るなら他はもっと…
首筋や胸元に熱い視線が向いてしまうが、これ以上は事故ってしまう
オレ自身きっと止まらなくなる
名残惜しいが今日はここまで
「早くオレさまに気がつけ…すぐ隣に極上の男がいるんだって」
願いを込めて彼女の手の甲にキスをしオレはその夜は大人しく眠りについた
が……
ドンッ!!!
『なっなんで一緒に寝てるの!』
翌朝目覚めと共にオレはベッドから勢いよく下へと頭から落とされた
昨夜はあんなに甘い雰囲気だったのに…
「………マジ先が長ぇわ」
今オレさまの目の前には酒に酔い潰れソファで眠っているナマエがいる
夕飯をご馳走になり話が盛り上がるにつれ酒を出してきたのは彼女だが、コイツは酒が好きな癖に酔いやすい
飲みすぎないように気を回したつもりだったが…
「ナマエ〜?聞こえてっか?寝るならベッドで寝ないと風邪ひくぞ?」
頰を手の甲で軽く叩いてやると柔らかさと熱い感触につい意識が向いちまうが、今はそれどころじゃない
「ほら、立って」
『ん〜…やだ…』
「やだって、あのなぁ」
『あるきたくない…ここで………ん………ねる』
「…………はぁぁぁ」
これは仕方ない事だよなと誰もいないのに確認を心でし、オレはぐだぐたに酔ったナマエを抱き上げた
抱き上げ事により酒と彼女のいつもつけている香水の匂いが僅かに鼻を掠めオレの心を揺さぶる
『ん…んぅ……』
「ったく、オレさまじゃなかったとっくに食われてんだからな?分かってんのか?」
温かくて柔らかい体は小さくて襲ったらオレの体ですっぽり隠れそうだな…なんて
出てきそうになる悪いオレを押し込めながら寝室に連れていく
『ん…きもちいい』
オレの胸に頰を擦り付け温もりを楽しむコイツは無防備にもほどがある
じっと彼女を見下ろせば視線に気がついたのか顔を上げ眠そうな目でオレを見てへらりと微笑んだ
「〜〜っ!わざとだったらマジでたちが悪いぜオマエ!」
『ん…キバナくん…ぬくい』
「っ、もぉぉ〜!あんますり寄るなってば!」
寝室にやっとつくと生活感あるちょっと乱れたベッドにオレの胸が飛び跳ねた
ここで普段彼女が眠ってるんだと想像すると良からぬ事まで想像してしまうのは男として仕方ないよな?
寒いのかオレの首に手を回し抱きついてくる彼女をシーツの上へと降ろし離れようとしたが、首に巻かれた腕が離れない
「おい、離せってば」
『やら!キバナくんも…いっしょにねよ?』
「駄目だってば!」
『な〜んで?いつもねてたのに』
「そりゃガキん時だろーが!」
マジで殺させる
オレの理性を試すなよ!
どんだけその唇に噛みつきたいの我慢してると思ってるの?オレだって男なんだからな!
『んふふ…ふたりのほうが…あったかいよ』
「……………ロトム、証拠動画撮っとけ」
この先はオレのせいじゃない
何かの言い訳に使えると思いロトムに撮影させた
「オレと寝たいの?」
『ん〜いっしょが…いい』
よし!証拠ゲット!オレはニヤけそうになる口元に力を入れなおし、いかにも仕方なさそうに文句を口にしながら彼女の上に覆いかぶさった
「ほら…一緒に寝てやるから手離せよ」
腕立て伏せのように両手を彼女の顔の左右に置き密着し過ぎないように上半身を浮かせる
流石にこのままだとオレのオレが暴走しかねない
『…ん』
漸く手を離してくれた彼女にほんの少し残念な気持ちになりながらオレはホッと息をつき隣に横たわった
ナマエのベッドはオレには小さくて足がギリギリでないかどうかだ
「(もうちょい大きいベッドじゃねぇとな)」
別にまだ付き合ってもないのにオレときたら、これからも一緒に寝る事を前提に考えてしまう
無意識に考えていた事に照れてしまい顔が熱くなっちまう
チラリと彼女を見れば呑気に寝息を立てて眠っていて、オレは頬杖をつきながら暫く寝顔を見ていた
「………なぁ………そろそろ男として見てくれてもいいんじゃねぇの?オレこれでも一途だし悪くねぇと思うんだけど?」
問いかけても勿論返事なんてこない
仰向けになって眠り続ける彼女
ガキの頃から気がつけば恋していた相手が目の前で無防備に寝てやがる
「………先生……ご褒美ちょうだい?」
ここまで運んでやって
襲うのを我慢してやってるんだから少しくらいご褒美くれよ
身勝手な理由をつけオレは彼女の手を取ると自分の頰へと導き、そっと撫でさせた
白くて細い指…手のひらも温かくて気持ちいい
彼女が撫でてくれる錯覚を感じながら手の感触を楽しむとオレはその手のひらに今度は唇を寄せキスをした
「あ〜……抱きてぇ」
リップ音を何度も鳴らし手のひらにキスを繰り返し指先までくると無性に噛みつきたくなり人差し指にカリッと歯を立てた
『……ん』
寝ていても感触がわかったのか小さく声をあげた、なんだか面白くてオレはそのまま舌先でぺろりと指先を舐めてみる
ぬるりとした舌で指の腹を舐め舌先を尖らせ爪のラインをなぞってやれば彼女は一丁前にぴくりと肩を揺らして感じた声を漏らした
『ぁ……ん……』
「………指だけでそんな声出しちゃうんだ?じゃあ他ならどんな声だしてくれんだろーな」
指先だけで甘い声が出るなら他はもっと…
首筋や胸元に熱い視線が向いてしまうが、これ以上は事故ってしまう
オレ自身きっと止まらなくなる
名残惜しいが今日はここまで
「早くオレさまに気がつけ…すぐ隣に極上の男がいるんだって」
願いを込めて彼女の手の甲にキスをしオレはその夜は大人しく眠りについた
が……
ドンッ!!!
『なっなんで一緒に寝てるの!』
翌朝目覚めと共にオレはベッドから勢いよく下へと頭から落とされた
昨夜はあんなに甘い雰囲気だったのに…
「………マジ先が長ぇわ」