short short short!

短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
更新履歴にも載らない。

記事一覧

  • ギアッチョは両片想いをする

    20191201(日)05:23
    「リーダー。ギアッチョに浮気をされました。さっき、知らない女と歩いてた」
    「そうか」
    「……ごめんなさい。正直に言います。まだギアッチョと付き合っているわけではありません」
    「知っている」
    「聞いてくださいよ!わたしがあれだけ熱い視線を送ってるのに、ギアッチョってば全然気づいてくれないし、他の女と……ッ!」
    「いくらあいつでも何キロも先から隠れて見られていたら、気付くはずがないだろ」
    「ああ、もう!イライラする!ギアッチョの鈍感!バカ!……格好いい!…………好きッ」
    「うるさいぞ」



    「あの女、またリゾットとくっ付いてんのかよ」
    「妬いているのか、ギアッチョ」
    「うるせえ、メローネ。別に妬いてねーよ」
    「そうやってコソコソとしてないで、もう正直に言っちまえよ。好きだって。あいつは鈍感だからストレートに言わねーと通じないぞ」
    「誰があんな女を好きだって……?」
    「あいつのことを見てるだろ。あいつ本人は気付いてないが」
    「……」
    「おまえら、似た者同士だな」
    「はあ?」
    「いや、こっちの話だ。まあ頑張れよ」

    ギアッチョ

  • メローネは両片想いをする

    20191128(木)18:42
    「ペッシ、ペッシ。メローネの好みの女性のタイプって、どんな感じだと思う?」
    「メローネの?想像つかねーな」
    「だよね……」
    「でもこの前、任務中にすれ違った女を見て興奮してたぜ」
    「ど、どんな人だった?」
    「あんまり覚えてねーよ。ターゲットを見てたし。そもそも、なんでそんなことを知りたがるんだよ」
    「別に理由はどうでもいいでしょ。とにかく知りたいの」
    「本人に聞けばいいだろ」
    「聞けないから他の人に聞いてるの」
    「……あ、思い出した。確かすれ違った女の下半身を見てた気がする」
    「メローネらしいといえばらしいけれど、なんかあまり参考にならない……」



    「なあ、ギアッチョ。あいつの好みの男を知ってるか?」
    「ああ?あいつの好みだァ~?知らねーよ、んなもん。そういうのは、オメーの得意分野だろうが。てめーで聞け」
    「いや、聞いた事はあるんだ。その時、答えてくれなかったんだ」
    「だったら放っておけよ。知られたくねーんだろ」
    「……オレは知りたいんだ。好きな女の好みは知りたいものだろ」
    「オメー、あんな貧乳女が好みだったのかよ」
    「まあ、確かに胸はないが、オレが惹かれたのはそこじゃあない」
    「じゃあ、どこだよ」
    「それは秘密だ。オレ以外のヤツがあいつの魅力を知って惚れたら困るだろ」
    「誰が惚れるかよ、あんなガキ」
    「ああいうのは変わるもんなんだぜ、ギアッチョ」

    メローネ

  • ペッシは両片想いをする

    20191127(水)06:04
    「今日、思い切ってペッシをデートに誘ったのに……断られた」
    「だから何だよ」
    「つ、冷たい、ギアッチョ!」
    「オレにそんなことを言って、何か解決すんのかよ」
    「そういう現実的な言葉はいらない……ッ!あーあ、あそこまで露骨に焦って断られると落ち込む。女として見られていないんだなって。ペッシ、大人しそうな子が好きそうだしなァ」
    「オメーはお世辞にも、大人しそうじゃあねーしな」
    「……ギャングだし、仕事は暗殺だし。そうだよね、女としてもうこれはあり得ないよね」
    「オレの前でウジウジとしてんじゃあねーよ、気持ち悪ィ」
    「ギアッチョに傷を抉られてる。泣きそう」
    「最初から泣いてんだろ、てめー」



    「あ、兄貴ィ……ッ。オレ、初めてデートに誘われちまった」
    「あいつにだろ。見てたぜ。オメーが誘われて断るところまでをな」
    「本当はスゲー嬉しかったのに、焦ってつい……」
    「情けねーな!だからオメーはマンモーニなんだよ、ペッシ!そもそも、惚れた女にてめーから誘わねーで、あっちから来たら逃げるなんてのは男のすることじゃあねーんだぜッ!」
    「わ、分かってるよ、兄貴!でも、あいつと話してるとどうしても焦っちまって……!」
    「オレにそんな言い訳して悩んでる暇があるなら、さっさとあいつの誘いを受け入れて来い!女の誘いのひとつも受け入れねーようじゃあ、オメーはまだまだだ!」
    「わ、分かったよ、分かったから殴らねーでくださいよ!」

    ペッシ

  • プロシュートは両片想いをする

    20191126(火)20:25
    「ホルマジオ、聞いて。プロシュートってば、今日も女の人に声を掛けられてた……」
    「まあ、プロシュートのヤツはなァ~。しょうがねーよ」
    「確かにあの外見だからモテるのは仕方がないけど」
    「オメーはなんでプロシュートに惚れたんだよ」
    「……殴ってくれた、から」
    「…………そういう趣味だったのかよ」
    「違うの!容赦なく殴ってくれたのはプロシュートが初めてだったの!今まで女だからってよくナメなれたり、甘く見られたり、手加減されたり……。本気でぶつかって来てくれたの、プロシュートだけでッ。殴られて以来、もうドキドキしちゃって、目も合わせられなくて」
    「か、変わってるな。プロシュートは女に好かれるけどよ、中身が中身だから付き合った後に離れて行く女が多いんだぜ?厳しいだの、優しくねーだの」
    「本当にペッシが羨ましい……」
    「聞いてんのか?」



    「何なんだよ、あいつ」
    「あ、兄貴?あいつがどうかしたんです?」
    「あの女、オレが声を掛ければ逃げて、目が合えば震えながら逸らすんだよ。組んだ任務でも助けてやれば泣くし」
    「心当たりとかはねーんですかい?」
    「……前に一度、あいつを殴った」
    「そりゃあマズいですよ、兄貴。いくら同じギャングでも、相手は女だし……」
    「あいつは自分がどれだけ怪我をしようが、構わねーヤツだったんだよ。いつ死んでもおかしくねーくらいにな。惚れた女が血塗れで帰って来てみろ。オレだって焦るぜ」
    「(兄貴、たまに口より先に手が出るからな……)」
    「気付いたら殴り倒してて、あいつが泣いていた。それ以来、オレを避けてんだよ」

    プロシュート

  • イルーゾォは両片想いをする

    20191126(火)06:30
    「す、好き……で、す。つきっ……付き合って、くだ、さい」
    「……ダメだな。噛み過ぎだ」
    「上手く言えたと思ったのに。別に好きでもないメローネに対してなら」
    「いつもは煩い程に失礼な事でもよく喋るのに、なぜ肝心な時に噛むんだい、君は」
    「告白の時にそんなにスラスラと言葉が出て来たら、苦労なんてしないからね」
    「それでもイルーゾォに告白したいんだろ?」
    「……うん。人生初の告白で緊張する」
    「君にそんな初々しいところがあることが、とても意外だ」
    「メローネは初々しさとは程遠いよね」



    「あいつがメローネに告白をしていた、ホルマジオ」
    「冗談だろ」
    「本当だ。見たんだよ、さっき」
    「信じられねーな。あいつもメローネも、お互いにそんな感じに見えねーけど」
    「まさかメローネが好きだとは思っていなかった……」
    「(イルーゾォのヤツ、落ち込むと引き摺るんだよなァ。面倒くせーぜ)」
    「あのメローネかよ」
    「まあ、メローネは見た目はああだが女にはそれなりにモテてたぜ。ただ、あいつは別に……」
    「はあ……」
    「聞き間違えじゃあねーのかよ?」
    「いや、あれは本当だった」
    「本人に確認してみろよ。あいつが無理ならメローネによォ」
    「できるわけねーだろ」
    「(こいつはこいつで、小心者なところがあるからな……)」

    イルーゾォ

  • ホルマジオは両片想いをする

    20191124(日)09:42
    ※夢主が病んでる


    「ホルマジオが女の人と歩いてた。これは殺すしかない」
    「仲間に手ェ出すと、リゾットが怒るぞ」
    「イルーゾォのバカ!ホルマジオじゃあないよ!女の方!わたしがホルマジオを殺すはずないでしょ。むしろホルマジオには殺されたい。わたしを殺す人間は、ホルマジオ以外は認めない」
    「言ってることが気持ち悪いな、おまえ。そもそも、そんなにホルマジオのヤツが好きならさっさと言えよ」
    「無理だよ。ホルマジオを見てるだけでドキドキして、上手く喋ることが出来なくなるの。『今日も格好いいな』『素敵だな』って考えちゃって。もうね、見てるだけでいい。傍にいるだけで嬉しいから」
    「台詞だけだとドラマみたいだが、おまえの手にあるその写真の女を思うとゾッとするな」
    「だって、ホルマジオと別の女が一緒にいたら、悲しくなってわたしがホルマジオを見ていられなくなるし、傍にいることができなくなるでしょ。邪魔者は消した方がいいって言うでしょ……ね?」
    「オレに同意を求めるな」



    「オレ、あいつに何かしたか?プロシュート」
    「はあ?なんの話だ」
    「あいつ、オレと視線が合えば直ぐに逸らすんだよ。なーんか他のヤツとオレへの態度も違ェし。受け答えもぎこちねーし。オメー、新人だった時のあいつの教育係だったろ。何か知らねーか?」
    「確かにオレはあいつの教育はしたが、今は独り立ちしてんだ。知るかよ。オメーのことなんだぜ。オメー自身が振り返って考えろよ」
    「特に何かをした覚えはねーんだがなァ~。オレ、あいつのことを狙ってたのにあそこまで嫌われてると思うと何もできねーぜ、さすがに」
    「言っておくが……」
    「何だよ」
    「あいつは一途過ぎるからな、気を付けな」
    「オレだって結構一途だぜ?まあ、昨日はターゲットを始末するためにそいつの女を利用したけどよ、興味のねー女に時間を費やせるほど暇じゃあねーしな」

    ホルマジオ

  • トリッシュ・ウナは両片想いをする

    20191123(土)23:16
    ※百合


    「ブチャラティ。わたし……女の子を好きになっちゃったみたい」
    「まあ、世の中にはそういうこともあるだろうな」
    「し、しかも、年下の子なんだけど」
    「好きになったなら仕方がないんじゃあないか?別におかしいことでもないだろ」
    「そうだけど……」
    「相手のどこに惚れたんだ?ああ、答えたくなければいいんだ」
    「……年下なんだけどわたしよりずっと大人っぽくて、しっかりしてて、堂々としてて、優しくて、ちょっぴり強がりで」
    「本当に好きなんだな、トリッシュのことが」
    「わたし、相手の名前を言ってないんだけど!」
    「その反応、やはりトリッシュか」
    「内緒だからね!」
    「分かっている。オレは君を応援しているからな」



    「ミスタ。あの人って、その……恋人とかいるのかしら?」
    「いや、あいつはそもそも恋愛とかしたことがなかったぜ。たまに、ばあさんとかに孫を紹介されたりしてるけどよォ、色気より食い気って感じだからな。男より飯を前にした方が生き生きとしてるぜ」
    「ふうん……。そうなの」
    「あ、でも最近はなんか雰囲気が変わった気がするんだよな。なんつーか、女らしくなった感じが……」
    「好きな人ができた、とか?」
    「あいつが?まあ、否定はできねーが、このチームにいるヤツ以外の男とはそこまで関わってないはずなんだよなァ~」
    「……じゃあ、メンバーの中にいるってことじゃあないの?」
    「あー……一番可能性が高いのはブチャラティか?よく話してるし、ブチャラティは特にあいつの世話はよくして……。どうした?」
    「いいえ。別に、何も。相手はブチャラティなのね……」

    トリッシュ

  • レオーネ・アバッキオは両片想いをする

    20191123(土)06:56
    「ジョルノ……。相談があるんだけど、いい?」
    「ええ、ぼくで良ければ」
    「あの……。わ、わたし、好きな人がいるんだけど……」
    「アバッキオでしょう?」
    「何で知ってるの!?」
    「いや、分かり易いなと。アバッキオと話している時、落ち着きがないですし」
    「……だ、誰にも言わないでね?」
    「(たぶん、本人以外はみんな知っていると思うが)」
    「アバッキオってさ、わたしよりも三つ年上じゃない?なんか子供扱いされている気がして。やっぱり……その、女として見てもらえてないのかなって思って。み、三つ年下って子供かな?やっぱり、二十歳の男の人から見たら十七歳ってダメなのかな?」
    「これはあくまでぼくの考えですが、安心していいと思いますよ。子供扱いというより、それが彼なりのコミュニケーションではないかと」
    「チビとかガキとか言われてるのに?」
    「それが彼なんですよ」



    「アバッキオ。あいつに対してもう少しくらい優しくしてやった方がいい」
    「どういう意味だよ、ブチャラティ」
    「あまり弄り過ぎると、勘違いをされるってことだ。あいつはあいつで、結構なにかと小さいことを気にするタイプなんだ」
    「弄ってやりたくて仕方がねーんだよ。あいつを見てるとな。ビクビクしてて、面白ェんだ。そもそも、オレは本当に気に食わねーヤツには必要時以外は関わらねえ」
    「ほんのちょっぴり素直になれ、アバッキオ」
    「オレは素直な方だと思ってるぜ。それに、あいつにどう関わろうがオレの勝手だろ」
    「そうだが……。それで他のヤツに取られても、文句は言えねーぜ」
    「……他のヤツになんて渡さねーよ」
    「だったら、余計に優しくしてやれ」

    アバッキオ

  • パンナコッタ・フーゴは両片想いをする

    20191122(金)07:24
    「なあ。おまえがこのチームに入った理由ってよ、フーゴがいたからってのは本当か?」
    「本当だよ、ミスタ」
    「何か恩でもあるのかよ?」
    「ううん、ないよ。ただ、わたしが一目惚れしただけ」
    「はあ?一目惚れ?」
    「街で偶然見かけてね。……キレて殴り掛かってる時の荒々しいフーゴがとても素敵で。後をつけて調べたら、このチームのメンバーだって知って、追いかけてここまで来たの」
    「か、過激だな、おまえ」
    「でもね、フーゴに嫌われている気がするの」
    「何でそう思うんだよ」
    「だってフーゴってば、わたしに……ッ!わたしにキレてくれないの!」
    「……いや、それは喜ぶべきことじゃあねーのか?」



    「なあ、フーゴ」
    「どこか分からないところでもあったんですか?」
    「んー、ちょっぴり気になってさ。あいつのことなんだけど……」
    「勉強と関係のない質問なら後にしてください」
    「いいじゃんか、少しくらい。なんかさ、フーゴってあいつに甘くねーか?」
    「甘い?」
    「だってよォ、全然キレねーじゃん。ブチャラティとアバッキオはともかく、オレやミスタが任務でやらかしたらキレるのに、あいつが失敗してもキレねーじゃん」
    「あんたたちと違って、あいつは大きなミスもしないし、一度言えば繰り返すこともないんですよ」
    「それに、何かと気遣ったりもしてるよな。メシの時なんて、デザートもあげたりしてるし。贔屓だ。ズルいぜ、そういうの」
    「うるせーなァ!余計な事を考えずに問題を解けよ!」
    「痛ェ!やっぱり態度が違うじゃんかよォ!」

    フーゴ

  • ナランチャ・ギルガは両片想いをする

    20191121(木)07:28
    「ナランチャって、どんな女の人がタイプなのか知ってる?フーゴ」
    「それを知ってどうするんですか」
    「……えっと、その、ナランチャのタイプに近付きたくて……それで」
    「そんなに無理に自分を変えなくても、正直に好きだと言ってしまえばいいでしょう?」
    「今そんなことを言っても、ナランチャはわたしのことなんて見てないし……」
    「……」
    「だから、ちょっぴりでもいいから意識してもらいたくて」
    「(いや、もう意識どころの問題じゃあないんだよ)」
    「か、髪型とかでもいいの。一緒にいることの多いフーゴなら、知ってるかなって」
    「……髪型?なら、変える必要はない」
    「どういうこと?」
    「(あいつが好きなのは、あんただって言ってんだよ……ッ)」



    「なあなあ、フーゴ。あいつの好みの男って知ってるか?」
    「好みなんて知りません」
    「やっぱりさ~、ブチャラティとかか?それとも、アバッキオとかミスタとかか?背が高くて大人だし」
    「知りませんって。ただ、どれも違うと思いますよ。彼らと話している時の表情は、部下や同僚としてという感じですから」
    「じゃあ……ジョルノかな。ジョルノは年下だけどよォ、いつもあいつをリードしてるんだぜ。女の子はそういうのが好きだろ」
    「ああ、クソッ!そうやって悩んでる暇があったら、さっさと言っちまえよッ!」
    「なんでキレるんだよ、フーゴ!」
    「面倒くせーんだよ、おまえら……ッ!」


    どちらからも相談されるフーゴ。好みは知らないけど好きな人なら知ってます。

    ナランチャ