short short short!

短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
更新履歴にも載らない。

記事一覧

  • ギャング式クリスマス~ナランチャ~

    20191211(水)04:28
    「気付いたらクリスマス……ッ!」
    「まさか日にちを跨ぐとはな~。簡単な任務だと思ってたのに、結構な時間が掛かったな」
    「ナランチャがヘマしたからだよ」
    「オ、オレのせいかよ!おまえだってあの時……!いや、そもそもおまえってキリスト教徒だったっけ?」
    「ううん。わたしは日本が出身だし、クリスマスっていえば神の誕生を祝うよりも雰囲気を楽しんだりする方が強くてね」
    「ああ、日本はそうみたいだな。テレビで観たぜ。こっちとは全然違うんだよな」
    「イタリアはさすがって感じだよ。本当のクリスマスはこうなんだろうけれど」
    「オレも別に祝ったことねーよ。父親も関心がなかったし」
    「そうなんだ」
    「おまえ、この後は予定とかあるの?」
    「ないよ。あっ、ケーキは買ってあるからそれを食べる!ナランチャは?」
    「オレも特に」
    「じゃあ、一緒にケーキを食べようよ。たくさん買ってきたんだ!」
    「……おまえ、そういう事をブチャラティとかミスタとか、他のヤツにも言ってないよな?」
    「誘ったのはナランチャだけだよ?ブチャラティたち、別件で忙しそうだったし」
    「そ、そうかよ……。まあ、いいぜ!付き合ってやるよ!」
    「あっ、帰る前にイルミネーションが見たい!」
    「そんなもの見たいのかよ?」
    「そりゃあね。行こうよ、ナランチャ」
    「仕方ねーな!ほら、手ェ繋いでやるから逸れんなよ!」

    ナランチャ

  • ギャング式クリスマス~ミスタ~

    20191209(月)19:57
    「クリスマスをさ、同僚と任務で過ごすってどうなの」
    「仕方ねーだろ。ブチャラティが『おまえたちの能力が適してる』って言うんだからよォ」
    「まったく……。クリスマスに騒ぎを起こす人がこの国にいるなんて」
    「まあまあ、んな怒るなよ。終わったら美味いもんでも食いに行こうぜ」
    「今日は、お店はだいたい閉まってるよ」
    「他の国の料理を扱う店ならやってるだろ。日本食とか中華とか」
    「そうだけどさ」
    「クリスマスって感じじゃあねーけど、たまにはそういう店もいいだろ」
    「まあ、確かに」
    「じゃあ、決まりだな!さっさと終わらせようぜ。奢ってやるからむくれるな。ほらほら元気出せよ~ッ」
    「子供扱いしないで、バカミスタ!」
    「ハハッ!それだけ元気がありゃあ、このレベルの任務なら余裕だろ。なによりオメーとオレだしな」
    「……」
    「ほら、行くぜ。あっ、頭に来てるからって直ぐにスタンドで相手をぶちのめすんじゃあねーぞ。フーゴの次にキレ易いからな、おまえ」
    「どうしようかな」
    「勘弁してくれ。ブチャラティに注意されてんだからよ」
    「食事の後にデザートを頼んでいいなら頑張って抑える」
    「……貪欲な女だな。あー、いいぜ!好きな物を頼めよ!」
    「やったー!グラッツェ、ミスタ!」

    ミスタ

  • ギャング式クリスマス~ブチャラティ~

    20191208(日)19:38
    「日本では、クリスマスは恋人と過ごしたりもするんだろ?」
    「ああ、うん。家族で過ごす人もいるし、恋人と過ごす人や、友達とパーティーをする人もいるよ。日本は本当の意味でクリスマスを祝う人は少ないかな……」
    「色々な過ごし方があっていいじゃあないか。君は何か予定はあるのか?」
    「わたしは特に。祝う家族もいないし、キリスト教徒じゃあないし」
    「そうか。オレも家族がいない。なら、恋人と過ごすってのはどうだ?」
    「ブローノのデートのお誘いって、遠回しだよね」
    「そうか?」
    「ふふっ。でも、そういうの好き。じゃあ、一緒に過ごそうね」
    「ああ。今年はまだ恋人だが、来年からは家族として過ごそう」
    「……プロポーズ?」
    「そうだとしたら、嫌か?」
    「嫌そうに見える?」
    「いいや。オレの目がいかれてなきゃあ、君は嬉しそうに見える」
    「当たり。嬉しいよ、ブローノ。ありがとう」
    「オレの家族になってくれるか?」
    「勿論」
    「来年が楽しみだ」
    「それ子供の頃、クリスマスが終わったあたりに言うよね」
    「確かにそうだな。だが、本当の事だ」
    「そうだね。わたしも楽しみ」
  • ギャング式クリスマス~ジョルノ~

    20191207(土)18:56
    「……イタリアでは、クリスマスは家族で過ごすんですよ」
    「らしいね」
    「それなのに、ぼくを置いて仕事ですか」
    「わたしはキリスト教徒じゃあないし。それに、任務が来たんだから仕方ないでしょ。そういう仕事なんだから」
    「……」
    「怒らないでよ。それと、ジョルノとはまだ家族じゃあないでしょ」
    「では、今からなりましょう。家族に」
    「今から仕事!そもそも、この任務を持ってきたのはジョルノでしょ!」
    「あなたが指名されるとは思っていませんでした。今からミスタにでも代わってもらいますか?」
    「直ぐに終わらせてくるから待っててよ。それに、ミスタもミスタで任務があるでしょ」
    「受けなければよかったです、その仕事」
    「そういうこと言わないの。じゃあ、わたしはそろそろ行くから」
    「……」
    「ショルノ!手、離して!」
    「嫌です」
    「我が儘を言わないの!子供じゃあないんだから!」
    「子供です。ぼくは、あなたより年下です」
    「……い、いつもよりしつこい」
    「命令です。ぼくの傍にいてください」
    「権利の乱用は認めません」
    「ボスの命令に背くんですか?」
    「この任務もボスの命令!」

    ジョルノ

  • ディアボロは両片想いを……していない

    20191206(金)22:28
    「ドッピオくん。これ、内緒だよ?実はね、わたし一度だけボスを見たことがあるの」
    「ほ、本当!?」
    「うん。わたしが任務で怪我をして、一か月入院した時があったでしょ?ほら、ドッピオくんと一緒に行った」
    「ああ……」
    「あの時ね、怪我で戦えなくなったわたしを、ボスが助けてくれたの。意識なんて殆どなかったけど、『よくもこいつに怪我を負わせたな』って聞こえてきた。相手を始末した後にわたしを抱き上げてくれて……名前を呼んでくれたの」
    「それ、本当にボス?」
    「だってあの任務を知ってるのは、わたしとドッピオくんとボスだけだよ!」
    「そうだけど……」
    「凄く格好良かった。わたし、ボスを好きになっちゃった。本当はボスに対してこんな感情を抱いちゃあダメなんだろうけど……。組織のボスだし、わたしよりもずっと年上な感じだったし」
    「一目惚れってやつ?」
    「だってあんなことをされたら、好きになっちゃうよ。ボスの腕、凄く筋肉質でしっかりしてて……安心したんだけど、ドキドキもして。どうしよう、ドッピオくん。わたし、ボスのことを毎日考えてるの」


    「(オレは目の前にいるんだぞ。筒抜けだ、バカ)」


    ドッピオ=ディアボロだと気付いていない夢主。

    ドッピオ&ディアボロ

  • ヴィネガー・ドッピオは両片想いをする

    20191206(金)22:27
    「スクアーロ、ティッツァーノ。ドッピオくんから電話が来たら、わたしに代わって」
    「何でだよ。面倒だな」
    「スクアーロ。代わってあげましょう」
    「ティッツァーノは本当に察しがいいね」
    「そんなにあいつと話してーのか?」
    「電話が来た時くらいしか、ドッピオくんと話せないし。その時に、デートに誘うの!今回こそはね!」
    「やっとですか。デートに誘うのに二か月も要するとは。あなたも結構、純粋ですね」
    「どうせまた電話が来たら言えねーぜ、こいつ。いつもそうだしな。名前を言うのだってやっとのくせに」
    「『ドッピオくん、今度一緒に食事に行きませんか』って台詞を、毎日寝る前に練習してる」
    「わたしは応援していますよ」
    「ありがとう、ティッツァーノ!スクアーロのバーカッ!」
    「てめー……ッ」



    「ボス……。ぼく、組織の人間を好きになってしまったようです」
    「(これはマズい)」
    「親衛隊の方で、時々電話で話すのですが……。ああ、一度だけ会ったことがあるんです。とても素敵な方で、特に笑顔が可愛らしくて」
    「(また同じ過ちを犯すわけにはいかない)」
    「その……ぼく、その方ともう一度会って話したくて。許可が欲しいんです、ボス」
    「ドッピオ。組織の人間と関係を持つことは許さない」
    「しかしボス。ぼくは、この気持ちを抑える自信がありません」
    「落ち着け、ドッピオ。いいか?恋愛感情を抱くと弱みに繋がる。わたしはおまえに、そんなものを作ることは許さない」
    「も、もし彼女がぼくの弱みになるのなら、彼女をぼくが守ればいいと思うのです」
    「(クソッ!厄介なことになった……ッ!)」


    電話だけで繋がる関係。しかしボスがいる限り邪魔をされる。

    ドッピオ&ディアボロ

  • セッコは両片想いをする

    20191206(金)18:56
    「まずはコミュニケーションから始まる」
    「悪いな。わたしはおまえのようなバカではない。何の話か、それをまず先に言え」
    「セッコと関係を深める第一歩の話!」
    「おまえ、まだ諦めてねーのか」
    「こんなに人を好きになったのは初めて……。でも、セッコってチョコラータ以外とは話さないからさ」
    「そもそも、あいつのどこに惚れたんだ?」
    「えー、まあ、うん。セッコって可愛いじゃん。角砂糖を食べてる時とか特に。あとセクシーだよね」
    「変わった女だ、おまえは」
    「チョコラータの角砂糖ケースに、一つだけ茶色い角砂糖を混ぜてやろうかなって思って部屋に忍び込んだら、セッコと目が合ったあの衝撃的出会い……」
    「アホくせー出会いだな」
    「侵入者だと勘違いされて追いかけられたのも今では素敵な思い出」
    「おまえの脳みそは、わたしでも手の施しようがないな」



    「チョコラータ~~。あ、あの女、今度はいつ来るんだよォォォ?」
    「さあな。だがまあ、わたしたちの所に伝達が来るときは必ずあいつが来る。他のヤツらは寄り付かねーからな。そうだな……近い内に来るんじゃあないか?幹部から裏切り者が出たという噂がある」
    「近い内って、いつだよ」
    「遅くて三日、早くて今日だろ」
    「……」
    「セッコ、そんなにあいつが気になるのか?」
    「あいつ、たまにだけどよォ~、遊んでくれるんだ。オ、オレが喋ってることは通じてねーんだけど」
    「おまえ、あいつの前では普段以上にどもっているからな」
    「オレに茶色い角砂糖をくれるんだよ、あいつ。それがよォ~~~、白いヤツとちょっぴり味が違うんだ。コントロールがねーから変な所に角砂糖を投げるんだけど、キャッチするとスゲー喜んで、オレ……それが嬉しいんだ」


    夢主、角砂糖は茶色派。

    親衛隊

  • チョコラータは両片想いをする

    20191204(水)06:20
    「チョコラータのこと好きかって?あんな変わり者、好きなはずがないでしょ」
    「チョ、チョコラータって変わってんのか?」
    「セッコはチョコラータとしか接しないから分からないよね。あれは世間では変わり者って言うんだよ」
    「そうなのかよォ~……」
    「出会った時なんて『おまえのような大した能力のないヤツが入団できるとはな』とかバカにしてきて、人の食べるものに変な物を入れようとするし、友達と食事に行くとかの個人的な予定もなぜか知ってて邪魔をしてくるし、おかげで友達に変な勘違いされるし本当に迷惑。外見は整ってると思うよ?頭もいいし。たまにだけど……気が利くし」
    「……」
    「……しつこい声掛けから助けてくれたのはちょっぴり……本当にちょっぴりだけど嬉しかった」
    「よく分かんねーぜ、オレにはよォォォォ。と、とにかく、簡単に言ってくれよ。好きか……嫌いか」
    「だから、嫌いだってば……。あんな人、本当に」



    「あの女、なんて答えたんだ?セッコ」
    「言い難いんだけどよォ~~……チョコラータのこと、変わり者だし嫌いだって。あいつ、言ってだぜ~~~」
    「そうか、『嫌い』か。まあ、そんな女を落とすのが楽しいんだ。さて、次はどんなことをしてやろうか。突然、優しく接してやればあの女はどんな反応をするか……。セッコ、ビデオカメラの用意はいいか?ちゃんとあいつの反応を撮っておくんだぞ」
    「ああ、分かったぜ、チョコラータ」
    「あいつがわたしに向ける感情が、『嫌い』から『好き』へ変わる瞬間をちゃんと収めておくんだ。それを後で本人に見せて、羞恥を駆り立ててやらねーとな。それが楽しみで仕方がない」


    チョコ先生って頭はいいし心理は見抜けそうだけど、相手の恋愛感情とかの細かい心には鈍い感じがする。

    親衛隊

  • ティッツァーノは両片想いをする

    20191203(火)06:28
    「おまえ、ティッツァーノのことが好きだろ」
    「……別に好きじゃあないよ」
    「バレてんだよ、バカ」
    「スクアーロにバカって言われたくない」
    「素直じゃあねーな。ティッツァーノのヤツ、素直な女が好みらしいぜ」
    「……そうなんだ」
    「オメーは素直じゃあねーもんな」
    「ふんっ。これがわたしなんだから仕方ないでしょ」
    「素直じゃあねーうえに、可愛げもねえヤツ。せっかくティッツァーノの情報を教えてやったのによ」
    「スクアーロが勝手に言ったんでしょ」



    「ティッツァーノ。なんであんな女が好きなんだよ」
    「可愛らしい方じゃあないですか。わたしと目が合えば逸らし、声を掛けようとすれば逃げる。ああやって避けられてしまうと、追いたくなるものなんです」
    「(あいつ、人を殺すのは躊躇わねえくせに、好きな野郎には極端だな)」
    「あの方を見ていると、わたしのことを好きと言わせたくなる」
    「……」
    「今度、トーキング・ヘッドを仕込んでやろうかと思っているんですよ。反応が楽しみで仕方ありません」
    「……それ、おまえの期待している答えは返ってこねえぜ、ティッツァ」

    親衛隊

  • スクアーロは両片想いをする

    20191202(月)06:45
    「ティッツァーノ。スクアーロって、恋人とか……いる?」
    「いませんよ」
    「本当!?」
    「ええ。ただ、好きな方はいるみたいですが」
    「す、好きな人……」
    「その方に夢中のようで、いつもいつも会話に出してくるんですよ」
    「誰か分か……。あ、いや、聞きたくない。立ち直れなくなる。きっとその人に嫉妬する」
    「知りたくなったらいつでもどうぞ」
    「知らなくていいの!知って後悔するより、知らないでいた方がいいの!」
    「(なぜ後悔すると決めつけているのだろうか)」



    「おい、ティッツァ。あいつ、どうかしたのか?最近、元気がねえけど」
    「ああ、好きな方がいるみたいですよ」
    「好きな……ヤツだと?」
    「その方には好きな女性がいることを知って、落ち込んでいるようです」
    「……」
    「あの人は小さなことでも気にしてしまう性格なので、今回のことはかなりショックなのでしょうね」
    「……」
    「スクアーロ、どうしたのです?」
    「好きなヤツがいたのかよ、あいつ」
    「(傍から見ていると面白い人たちだ。お互いに想い合っているのに)」

    親衛隊