short short short!

短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
更新履歴にも載らない。

記事一覧

  • ヴィネガー・ドッピオの同僚はボスを愛している

    20200221(金)06:59
    「とおるるるる。ぷつッ!もしもし。はい、ドッピオです」
    「ドッピオくん!もしかしてボスから電話?ねえ、ボスから!?」
    「そうです。ボスからなので、少し静かにして」
    「ちょっと待って!わたしのボスへのメッセージを伝えて!」
    「なんでぼくがそんなことを……」
    「だってわたし、ボスと連絡取れないし。今、紙に書くから読み上げてボスに伝えてよ!ねーねー、お願いドッピオくん!」
    「わ、分かったので早くしてください!」
    「…………よしっ。お願い、ドッピオくん!」
    「えーっと……。あっ、電話が切れました」
    「ええ……ッ!切れたんじゃあなく、ドッピオくんが切ったんじゃ!?」
    「切ってませんよ」
    「ううっ……。ボスへの愛をせっかく綴ったのに」
    「ぼく、このメッセージは読み上げたくないです」
    「ドッピオくんだけズルいよ。わたしもボスと電話したい!」

    『ボスへ。今日も素敵です!わたし、ボスのためならどんなことでもするので、もっとたくさん任務をください!そして、たまにはわたしにも電話で指示を下さい!愛してます!大好きです!』

    数日後。

    「ドッピオくん!凄いことが起きたの!ボスから電話が来たの!わたしの携帯電話に!」
    「良かったですね」
    「うん!凄く幸せ!」
    「どんな指示を受けたんですか?」
    「え、無言電話だった。しかも非通知」
    「……それ、悪戯電話じゃ?」
    「だって、わたしの携帯電話の番号はドッピオくんとボスしか知らないんだよ。わたし、愛してるって気持ちをたくさん伝えたの」
    「番号を出鱈目に入力して、偶然掛かって来た悪戯電話だったらどうするんですか」
    「相手を調べ上げて始末するよ」
    「……」
    「あーあ。ボスとまた電話がしたいな」


    電話の相手はちゃんとディアボロです。ドッピオと同僚夢主だと、ディアボロへの愛は本人の前で垂れ流しになりますよね。

    ドッピオ&ディアボロ

  • リゾット・ネエロの部下は事故物件に住む

    20200220(木)22:07
    「リーダー。わたし、暫くアジトで寝泊まりしていいですか?」
    「好きにしろ。だが、なぜだ。おまえ、引っ越したばかりだろ」
    「事故物件だったんです。不動産屋、何も言ってなかったのに……」
    「……」
    「物が勝手に移動してるし。何かが歩いてる音が聞こえるし。夜は金縛りにあうし。わたしの住む物件、事故が起きすぎじゃあないですか?何かと怪奇現象が起きるんですよ。まあ、こんな仕事なので恨まれてるだろうし、幽霊の一体や二体は連れて来てるんでしょうが。また引っ越す予定なので、それまではアジトにいようかなと」
    「ここに泊まるのは構わないが、時々ほかのメンバーも泊まっている」
    「一番泊ってるのはリーダーですけどね。……仮眠室のベッドは譲りませんよ」
    「好きにしろ。問題だけは起こすな」
    「はい!」

    次の日

    「……うーん」
    「どうした」
    「リーダー。いつの間にアジトに幽霊が住むようになったんですか?」
    「どういうことだ」
    「金縛りにあったんですよ。寝てる時も物音が凄くて。リーダーはリビングで寝ていたんですよね?何もなかったんですか?」
    「オレは何もなかった」
    「おかしいな……。声も聞こえてたんですよ。凄く小さくて、何を言ってるのか分からなかったんですが。除霊してもらおうかな」
    「無駄だな」
    「え?」
    「……いや、何でもない」


    犯人は目の前。

    リゾット

  • プロシュートの恋人はペッシに嫉妬している

    20200219(水)00:03
    「ペッシはズルいと思う!いつもいつもプロシュートと行動して、恋人のわたしよりもプロシュートと一緒にいる気がする!気がする、じゃあなく、実際に計算してみたらわたしよりも長い時間を過ごしてた!これっておかしくない!?なんで恋人よりも弟分といるの!やっぱりペッシはズルい!それにさ、わたしなんてプロシュートに殴られたり蹴られたりなんてされたことないのに、ペッシはいつもプロシュートにさァ~!……ううっ、ぐすっ。わたしだってプロシュートに怒られたい……ッ!ペッシ、ズルい!わたしのプロシュートを取らないで!」
    「お、落ち着けよ。任務の時だってアジトにいる時だって、兄貴は殆どオメーの話ばっかりで……。いや、それより、途中から言ってることがなんかおかしいぜ!」


    「おい、ペッシ!オメー、あいつを泣かせたのか!ええ!?どうなんだ、おい!オレだってあいつを泣かせるなんてのは、したことがねーんだぜ!オメーがギャングとしても男としても成長するのはいい。それはオレにとっても喜ぶべきことだ。そして、女だからと手加減しねえのもいい。オレたちの仕事には男だ女だなんて下らねえことは無関係だからな。だがな、オレの女を泣かせるのはさすがに許せねーってもんだ!」
    「お、落ち着いてくださいよ、兄貴ィ!別にオレは泣かせたわけじゃあ……ッ!ただ、あいつが勝手に!それに、泣かせた原因は兄貴にも……!ひィィィ!な、殴らねーでくださいよ!」

    プロシュートペッシ

  • メローネはよく疑われる

    20200218(火)00:02
    ※幼女夢主


    「メローネ、そとであそびたい」
    「ダメだ。我慢してくれ」
    「なんで?」
    「今、ここには君とオレとギアッチョしかない。ギアッチョのヤツも、あと少しで出動する。つまりは君を連れ出すのはオレの役目になるんだ」
    「うん」
    「オレが君と出掛けると、決まって警官に声を掛けられるだろ?あれには少し困っていてな」
    「おまわりさん、いつもメローネとおはなししてるね」
    「ああ。どこで連れ去っただの色々と聞かれるんだ。失礼なヤツらだぜ、本当に。連れ去ったわけでもねーし、ただ遊んでるだけだってのに」
    「なんでだろうね」
    「何でだろうな。まあ、世の中には偏見ってのがあるからな」

    「……オメーのその格好は疑われて当然なんだよ、メローネ」
    「オレのどこが疑われて当然なんだ?」


    ホルマジオ、イルーゾォ、プロシュート、ペッシ、ギアッチョ→警官に呼び止められない
    メローネ→呼び止められる
    リゾット→そもそも警官が目を逸らす

    メローネ

  • 不穏なバレンタイン~ドッピオ&ディアボロ~

    20200215(土)08:00
    ※穏やかじゃない

    「日本でのバレンタインは、女性から男性にチョコを贈るんだよね?」
    「うん。毎年、沢山の限定チョコレートが並ぶんだよ!」
    「誰かに渡す予定とかはあるんですか?」
    「うーん。わたし、バレンタインとか友達同士でしかやったことがないし、好きな人になんて恥ずかしいから渡さないけれど……。気になってる人はいるんだ」
    「気になってる人?」
    「ドッピオくんは口が堅いから言うけどね、解析チームの……ほら、わたしと同じ日本人の!」
    「ああ、いましたね」
    「わたしが解析チームにいた頃、同じ国の出身だからって色々教えてくれて。最初はお兄ちゃんみたいだなって思っていたんだけど、親衛隊になる少し前から一緒にいるとドキドキするようになって」
    「へえ……」
    「今度、任務で使う写真を解析してもらいに行くし、まだチームにいるみたいだから、挨拶くらいはしたいなあ……」
    「ぼくたちの仕事は決まった休みがないけど、丁度良く会えるといいね」
    「うん!」
    「解析チームには、いつ行くの?」
    「三日後かな」

    翌日

    「あの写真の解析の件はスクアーロに任せて、二日後にぼくと別の任務に就けとボスからの命令です」
    「楽しみにしてたのに……ッ!」
    「しかし、ボスからの命令です」
    「ボス……」
    「仕方ないよ」
    「まあ、仕方ないよね」
    「ボスの命令は絶対だから」
    「絶対だね」
    「そういえば、気になるって言っていた日本人だけど」
    「うん?」
    「異動したらしいよ」
    「え!どこに!?」
    「さあ?どこだろうね」

    「やっと傍に置くことができたおまえを、他のヤツに渡すわけがないだろ」
    「あれ?」
    「どうしたの?」
    「ドッピオくん、何か言った?」
    「ぼくは何も……」

    ドッピオ&ディアボロ

  • 不穏なバレンタイン~暗殺チーム~

    20200213(木)21:35
    ※穏やかじゃない


    「日本では、バレンタインは女の人から男の人にチョコをあげるんだよ」
    「ああ、聞いた事があるぜ。あれだろ?チョコっていっても、色々と種類があるんだろ?相手によって」
    「ホルマジオ、よく知ってるね。好きな人にあげる本命チョコとか、友達とかにあげる友チョコとか色々あるんだよ。で、懐かしくてチョコクッキーを作ったんだ。みんなで食べよう!」
    「おまえの手作りって毒でも入ってそうだな。食えるのか?」
    「イルーゾォのだけに盛ればいい?今からでも盛るよ?わたし、任務で毒なんて使ったことがないから致死量とかよく分からないけど」
    「オメーにしてはまともな見た目だな。そもそも料理が出来たのかよ。人間ってのは一つくらいはまともに出来ることってあるんだなァ~」
    「最低限できるよ!イルーゾォにしてもギアッチョにしてもなんでそんな意地の悪いことを言うの!」
    「それにしても随分と変な数だな。七枚ってことは、一人一枚か?」
    「うん。実はそれには理由があるんだ……メローネ。作ったのはいいんだけどね、自分で言うのもあれなんだけど……美味しくできて食べちゃった」
    「呆れるぜ、オメーには。その頭には何が入ってんだ?」
    「そんなことを言うプロシュートにはあげないからね!」
    「な、なあ。その……さっき言ってた本命ってのは、あるのか?」
    「本命はちゃんと用意してあるよ!ほら見て、ペッシ!ラッピングも自分でやったんだよ!」
    「それを見せろ」
    「えっ、ちょっと、リーダー!」
    「これを誰に渡すつもりだ」
    「な、内緒です。……ああっ!なんで割るんですか!?止めてください!言います、言います!偵察チームの人です!一週間前に報告に来たあの人です!」
    「……なるほど」
    「話したのに……ッ!それ以上、割らないでください!……ああ、もう粉になってるッ」
    「返すぞ」
    「この状態で返されても、渡せないじゃあないですか」


    「昨日、リーダーに粉砕されたクッキーをチーズケーキの土台にアレンジしたんです!今日、あの偵察チームの人が来ると聞いたので!」
    「来ないぞ。あいつは」
    「え?」
    「あいつはもう来ない」
    「……もう?」
    「ああ。これから先、ここに来ることはない」

    暗殺チーム

  • 不穏なバレンタイン~護衛チーム~

    20200212(水)00:25
    ※病んでる護衛チーム

    日本では女性から男性にチョコを贈るらしい。


    「そうだった、忘れてた。よく覚えてるね、ジョルノ」
    「ええ、まあ。ぼくも一応は日本人の血を引いているので」
    「日本に住んでたのは小学生の頃までだったけど、よく友達と交換してたな」
    「へえ。変わったことをしてんだな、日本。女から男にね、チョコをな……」
    「その手は何?ミスタ」
    「くれよ、チョコ。女から男にやるんだろ?」
    「用意してないよ。ジョルノに言われるまで忘れてたから」
    「本当に女らしくねーな、オメーは」
    「うるさいなあ、アバッキオ。ギャングに入ってから、この国のバレンタインとも無縁になったんだもん。仕方ないでしょ」
    「そういえば、またフラれたんでしたっけ?」
    「いちいち言わなくていいよ……フーゴ」
    「何だっけ?『ギャングの女なんかと関わるんじゃあなかった』って一方的に切られたんだよな?」
    「ナランチャも掘り返さなくていいよ」
    「おまえたち。あまりこいつを虐めるな」
    「さすがブチャラティ!やっぱりブチャラティは優しい!チョコはないけど、そんなブチャラティには飴をあげる!」
    「グラッツェ」


    「そういや今回、あの野郎をやったのはジョルノだったか?」
    「そうですが?前回はあなたでしたね、ミスタ」
    「あー、あいつは結構粘ってたんだぜ。まあ、手に一発ぶち込んでやったら泣いて謝って来たけどよ」
    「ぼくの方は簡単でしたよ。時間はかかりませんでした」
    「あいつ、自分のせいで何人の野郎が犠牲になってるのか分かってねーよな」
    「ぼくは、あの人のそういうところが好きですよ」
    「オレはそろそろ男を作るなんてのは諦めて欲しいぜ~」

    護衛チーム

  • 幽霊暗殺チーム~リゾット2~

    20200210(月)23:38
    ※暗い終わり。死ネタ。


    「……リゾット・ネエロさん。なんでここにいるんですか」
    「仲間に会うことが出来た。礼を言う」
    「そうですか。よかったですね」
    「この数日間、ホテルから出ていないだろ」
    「はい。ねむくてだるいんです」
    「……」
    「そとにでてあるいても、すぐにいきがきれて」
    「……」
    「ねてもねても、つかれがとれないんです」
    「食事もとっていないな」
    「はい。しょくよく、なくて」
    「おまえ、オレと初めて会った時に言っていた言葉を覚えているか?」
    「……ことば?」
    「『生き物が霊に関わると弱っていく』と言っていた」
    「ああ、そうですね」
    「そういう事だ」
    「……リゾットさん、いつまでここにいるんですか。なかまのかたがたと、てんごくにいったほうが……いいですよ」
    「人を殺していたオレたちに、天国などない」
    「……だとしても、わたしからはなれてもらえませんか」
    「離れる気はない」
    「なんで……」
    「おまえに興味が湧いた。何だかんだと言いつつ、最後までオレのチームのメンバーを集めた」
    「……」
    「興味深い。そういうヤツは色々と使える。最後まで、オレたちに付き合ってもらうぞ」


    最初から関わらなければ良かった。

    リゾット

  • 幽霊暗殺チーム~プロシュート&ペッシ~

    20200210(月)22:46
    「ペッシ、ペッシ、ペッシ、ペッシよォ~。メソメソと泣いてんじゃあねーぜ。うるせーんだよッ!」
    「だ、だってプロシュート兄貴ィ!オレ……ッ、オレたち、死んじまったんですよ!」
    「(話しかけ難い)」
    「おい、そこの観光客の女。オメー、オレたちが見えてんだろ。コソコソとしてんじゃあねえ!」
    「す、すみませんッ。あの、プロシュートさんとペッシさんですよね?」
    「おまえ、なんでオレと兄貴の名前を知ってんだ!?」
    「自分たちで呼び合ってたじゃあないですか。まあ、その前から知っていましたけど。探してこいと言われていて」
    「探してこいだと?誰にだ」
    「話せば長くなるのですが……」

    「チッ。リゾットのヤツ、サルディニアに来いってのかよ」
    「兄貴……。チームのヤツら、みんなやられちまったんですね」
    「(ホルマジオさん、あの時に話を流していたけれど、やっぱりこの人たち生前に何かしていたんだな……)」
    「終わったことだ。気にしても仕方がねえ。……女、顔色が悪ィな」
    「旅行疲れですかね。ホテルも安いところに泊まったので、ベッドの質感も硬くて……」
    「兄貴、どうやってサルディニアまで行くんです?」
    「とりあえずローマで降りるぞ。女の話だと、ローマにはメローネがいるからな」
    「リゾットに会ったとしても、オレたちどうなるんですかね?まさか、ずっと魂のままじゃあ……ッ」
    「分からねーことをいちいち考えたって無駄だ。ペッシ、オメーは死んでも変わらねーのかッ!?」
    「ひいいい!ごめんよ、兄貴!」
    「(煩くて眠れない。電車の振動って気持ち良くて眠くなるのに)」

    プロシュートペッシ

  • 幽霊暗殺チーム~ホルマジオ~

    20200209(日)22:44
    「(類は友を呼ぶ。なんでこの人たちは独特なのが多いんだろう)」
    「何だ?見えるタイプか?オメー」
    「あの、人違い……幽霊違いだったらすみません。ホルマジオさんですか?」
    「今までも見えるヤツはいたが、まさか話しかけて来るとは意外だぜ。いや、それよりも……なんでオレの名前を知ってるんだ?」
    「じ、実は、その……もう何といえばいいんですかね。まずはサルディニア島でリゾット・ネエロさんに会ってから…………。というわけで、ここまで来させられました」
    「……そうか。来いって言ってんだろうな、リゾットのヤツ」
    「あの、大変失礼なことをお聞きしますが、ホルマジオさんたちって何をしていたんですか?」
    「気になるか?」
    「みなさんお知り合いで、こんなに違う土地で短期間のうちに亡くなられていますよね?それも最近。今までも亡くなった人を見たことがありますが、時間が経てば経つほど形がぼやけて来るんです。でも、ホルマジオさんたちは殆ど人間と変わらなくて」
    「あのなァ、嬢ちゃん。世の中ってよ、知らねえ方がいい事ってあるだろ?むしろ知らないでいた方が幸せな場合が多い」
    「は、はいッ」
    「そういう事だ」
    「……」
    「じゃあ伝言、感謝するぜ。しかし、幽霊ってのも不便だな。行きてえ場所に飛んで行けるわけじゃあねーし。どこに行くにも人間だった頃と変わらないで歩かなきゃあならねえ。タクシーも電車も料金がいらねえのは助かるが」
    「(次で最後か。なんか疲れたな。今日は早めにホテルに行って休もう)」

    ホルマジオ