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短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
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キス22箇所(ジョルノ)
20200416(木)21:49眠っている彼女がいた。テーブルに伏しているために顔は見えないが、規則的に上下する背中が、彼女の熟睡を知らせている。足音を立てずに近寄り、艶やかな髪に指を通してみると、閉じられていた瞼が僅かに震えた。
「……無防備だ」
まあ、彼女はぼくのことなんて男と認識していないのだろう。「年下の後輩」としか思われていないのは知っている。
「年下でも、ぼくは男なのに。それを分かっていない」
テーブルに手を付いて、彼女に影を重ねる。そのまま顔を近付ければ、穏やかな呼吸音が聞こえて来た。ぼくよりも年上だという彼女だが、ずっと幼く見えてしまう。事実、子供っぽいところが彼女にはあるのだが、本人は自覚などないのだろう。
「でもいつか、ぼくが男だと知るはずです」
彼女の香りで満たされる髪に口付けをする。唇に伝わる確かな髪の感触。起きてしまうだろうかなんて疑問が湧いたが、あと少しだけこうしていたかった。
髪にキス→思慕
ジョルノ
ギアッチョは伝えたい
20200415(水)23:30sssネタ募集企画
匿名様「感情の起伏が乏しく機械みたいなヒロインとヒロインに片想い中のギアッチョの話」
リゾットよりも表情に変化のねえヤツを初めて見た。ガキの頃からスタンド能力を持っていて暗殺者として育てられたらしく、確かに仕事ぶりは文句のねえヤツだった。笑うこともなけりゃあ、悲しむことも怒ることもねえ。何かに興味を持つ姿なんてのも見た事がなかった。感情なんてねえんじゃあねーかって思うくらいに。メンバーと話す時でも表情が変わることはないし、声には抑揚さえなかった。プロシュートが「人形とか機械みてえなヤツ」と表現していたが、まさにそうだった。
だが、オレはそんなヤツを好きになっちまった。
「おい。よく聞けよ。一度しか言わねーからな」
「何?ギアッチョ」
「…………す、好きだ」
「すき?」
「……ああ」
「すきって、なに?」
「は、はあ?オメー、それマジで言ってんのかよ!?」
「そうだけど。知らなかったらマズいことなの?」
「普通は意味くらい知ってるもんだぜ」
「そうなんだ。じゃあ、後で調べてみる」
「し、調べるんじゃあねーよッ!」
「何で?知らないとマズいんでしょ?」
「……すっ、好きっつーのはなァ」
「……」
「あー……つまり」
「……」
「クッソ……!」
「ギアッチョ、どうかした?」
「何でもねえッ!てめー、いつか絶対ェ分からせてやるからな!」ギアッチョ
パンナコッタ・フーゴはナランチャ・ギルガが羨ましい
20200414(火)20:43sssネタ募集企画
匿名様「フーゴで、ナランチャと仲のいい子を好きになる話」
別に彼女の人間関係にまで口を出そうとは思わない。彼女もチームの一員だから。メンバーとの付き合いってのもあると思う。特に上司であるブチャラティとは。だけど、これはどうだろうか。なぜ彼女は、ブチャラティよりも……そしてぼくよりも、こいつと仲がいいんだ。
「でよ、そん時に店主がさ、『こんなガキがギャングだァ~?』とかバカにして来たんだぜ!」
「やっぱり見た目なのかな?わたしも、そんなことをよく言われる」
「ブチャラティとかアバッキオなら言われねえんだぜ。むしろ、アバッキオが出て来れば大抵のヤツらはビビるしさ。ミスタやフーゴも言われたことないんだ。まあ、ブチャラティとアバッキオは大人だから分かるけどよ、ミスタなんて一歳しか変わらないんだぜ!?フーゴは年下だしさ~」
彼女がチームで一番話すのは、仲がいいのは、ナランチャだ。同い年だからか?共通の話のネタを持っているからか?いつもいつも、ぼくを置いて彼女はナランチャとばかり話している。今日もそうだ。一つの丸いテーブルを囲むのは、ぼくと彼女、そしてナランチャだ。ナランチャは席を彼女に近付け、彼女もまた身体を傾けてナランチャとの距離を縮めている。
「フーゴくんは大人っぽいもんね。羨ましいな」
「いいよな~。フーゴは」
フーゴ「くん」。彼女が呼び捨てにするのは、ナランチャだけだ。ブチャラティ、アバッキオ、ミスタには「さん」と付ける。
「……ぼくだって」
「フーゴくん?」
「なに?フーゴ」
「ぼくだって羨ましいですよ、ナランチャ」
フーゴ
夢を見た話
20200413(月)22:55sssネタ募集企画
通りすがりの芋様「家庭を持つ夢を見る護衛チのメンバー」
【ジョルノ】
彼女の声で目覚めたぼくは、挨拶とキスをしてベッドから降りた。彼女は微笑みながらぼくのために料理をして、ひとつのテーブルで出来立ての手料理を一緒に食べる。そんな夢を見た。
「とても幸せでした」
「へえ」
「そして、ぼくは決心したんです」
「何を?」
「ぼくと結婚して下さい」
「わたしたち、そもそも付き合ってないよね」
【ブチャラティ】
玄関の扉を開ける直前、彼女がオレを呼び止めた。控えめに服を引いて屈むように訴える彼女に応えると、唇に柔らかいものが触れる。「気を付けてね」と囁く彼女に、オレはキスをして返した。そんな夢を見た。
「……」
「顔が赤い」
「そんなことを言われたら、誰だってこうなるでしょ」
「父さんのように、オレはなれるだろうか」
「……ブローノなら、なれるんじゃない?」
「だったらいいな。だが……」
「?」
「相手は、おまえじゃないとダメだな」
【ミスタ】
子供がいた。六人も。ピストルズの世話に慣れているとはいえ、さすがのオレも自分の子供の世話には困っていた。でもよ、やっぱり母親ってのは慣れたもんだぜ。あいつがあやせば、みんな泣き止んじまう。一番の泣き虫を抱っこしながら、「ほら、お父さんが困ってるよ」なんて笑うもんだからよ、なんつーの?めちゃくちゃ幸せを感じた。そんな夢を見た。
「あーあ」
「どうしたの?ミスタ」
「何でもねえ」
「変なの」
「……スゲーいい夢を見たんだよ」
「いい夢?どんな夢?」
「秘密だ」
「何それ!気になる!」
「ダメだ!まだ言えねえ!」
「まだって……。いつかは言えるの?」
「……まあ、いつかはな」
護衛チーム全員を書こうとしましたが、なんとなく「家庭」というイメージが湧きやすかったジョルノ、ブチャラティ、ミスタにさせていただきました。
護衛チーム
シーザー・アントニオ・ツェペリはあの子を守りたい
20200410(金)06:30sssネタ募集企画
夏草様「過保護すぎて若干病み気味なシーザーと天然能天気な夢主」
※病み気味シーザー
「今日、また一人で出歩いただろ?あれほど言っただろう。外に出る時は、必ずおれと一緒でなければならないと」
「でも、ちょっとそこのお店に用があっただけで。それに、シーザーだって忙しいのに、ただの買い物に付き合わせたりできないよ」
「その『ただの買い物』も、おれにとっては不安で仕方がないんだ。いい加減、分かってくれ」
「シーザーは心配し過ぎ!平気だよ、一人で買い物くらい」
「おれは、そうは思わないッ!……ああ、すまない、怒鳴って。別に責めてるわけじゃあないんだ。ただ、おれが本当に君を大切に思っていて、だからこそ心配なんだということを知って欲しい」
「う、うん」
「ところで、店で君と楽し気に話していたあの男は誰なんだい?」
「え?……あっ、もしかして、帽子を被った人?よくお店で会う人で、挨拶をしただけだよ。あれ?でもシーザー、よく知ってるね」
「偶然、そこに知り合いがいて、君を見かけたらしくてね」
「そうなんだ」
「気を付けて欲しいんだ。あの男、女の子を引っ掛けて遊んでいるって噂だ。色んな女の子を泣かせているって話もある」
「そ、そんな風には見えなかったけど……」
「それは君が女の子だからだ。とにかく、あの男とは街で会ったとしても今後一切、話さない方がいい。その方が、君のためになる。おれの言葉、信じてくれるよな?」
「うん。シーザーの言う事はよく当たるもん。分かった、気を付けるね!」
「そうしてくれ。そうしてくれないと、おれはいつまで経っても君から目が離せない」
数日後
「君の言っていたあの男、店に行っても会わないな」
「前はよく会ってたのに……。シーザーと二人で行くようになってから、全然会わないね。お店に来てないのかな」
「良かったじゃあないか。これで君が危険な目に遭う可能性が少なくなる」
「シーザーは本当に心配性だね~」
「君だからこそ、だよ」
シーザーの「男の噂」は勿論、嘘です。スタンド、その他5部、他部
隣の空条さん家
20200409(木)00:35sssネタ募集企画
ゲロりん様「空条親子から愛の重い贈り物をされる」
※空条親子の愛が重い、百合
「あっ、徐倫ちゃん!……と、徐倫ちゃんのお父さん!こんにちは!」
「ああ、旅行に行ってたんだっけ?帰って来るの、今日だったわね。おかえり。迷子にならなかった?」
「ちゃんと友達と行動してたし、地図も持ってたから大丈夫だよ!」
「変なヤツに声を掛けられて付いて行ったりはしていないな?」
「子供じゃあないので、それはさすがに……」
「こいつと話さなくていいって、前に言ったわよね。話しかけて来たら無視でいいわよ」
「それもさすがに……。あっ、これお土産!いつもお世話になってるから。これね、凄く美味しかったよ!徐倫ちゃんたちの口に合うか分からないけど、良かったら」
「ありがとう。あんたが好きなら、あたしも好きになれるわ、きっと」
「すまないな」
「いいえ」
「てめーには分けねえよッ!しかも、いつの間に親しくなってんだよ!」
数日後
「あれ?徐倫ちゃん。どうしたの?」
「これ、この前のお土産のお礼。受け取って」
「ええっ。あれは、むしろいつもお世話になってるこっちからのお礼で……」
「いいから!ほら!」
「……なに、これ?」
「指輪」
「ゆびわ?」
「まだ同性婚は認められてないけど。まあ、あたしの意志の強さの象徴ってことで。ちゃんと付けておいてよね」
「どうせいこん?」
更に次の日。
「徐倫ちゃんのお父さん。どうしたんですか?」
「以前の旅行土産の礼だ。受け取って欲しい」
「……なんですか、これ?」
「結婚指輪だ」
「けっこん……?」
「サイズは合っているはずだが、確認してもらえるか?」
「……」
「どうした?」
「いや、あの……ッ」
「あーッ!てめー、何を渡してんだ!あんた、自分の子供と同い年の女を口説いてんじゃあねえ!離れろ!」
「徐倫。オレが男である以上、おまえよりは有利だ。それをいい加減、理解した方がいい」
「(ただのお土産のはずが……)」
旅行のお土産のお菓子がヤバいものになって返って来る……。しかし空条親子からは逃げられないだろうな。スタンド、その他5部、他部
リゾット・ネエロは愛されている
20200408(水)20:04sssネタ募集企画
らん様「病みリゾットとそんなリゾットごと愛してる夢主」
※病んでるリゾット、グロ注意
「おまえは、オレに愛していると言った」
「うん」
「だったら、なぜオレ以外のヤツをその視界に入れるんだ?」
彼女は眉を寄せた。オレの問いかけが気に食わなかったのか。それとも、彼女の口内に生みだしてやった針のせいか。口端から流れ出た鮮やかな血液を指で拭って、それを舐め取る。もう既に味覚に馴染んでしまった味を楽しみながら、オレにとっては小さく感じられる頬を撫でた。
「このチーム、男の人ばかりでしょ」
「見ないように努力をすればいいだろ。おまえが怠っているだけだ」
「……そうだね。ごめんなさい」
「おまえは、オレを愛してはいないのか?」
親指と人差し指を狭い口内へと押し込み、血に塗れた針を取り出す。途中、針先で舌を掻いてやれば、彼女はくぐもった声を上げて、オレの背中に回していた手に力を込めた。
「愛してるのは本当だよ、リゾット。だから、安心して」
「……信じられないな」
「なら、リゾットが安心するまで好きにしていいよ。わたしは、リゾットになら何をされてもいいから」
血液で色を変えた唇が、オレに近付く。オレの唇に触れるよりも先に、彼女の額を掴んで床に押し付け、こちらから口付けを与えてやった。唇に噛み付き、針で傷付いた口内を舐って、伸びてきた舌を掴む。指先で強く挟んでやれば、彼女はオレの背を掻いた。
「あっ、う……」
「今度、オレを裏切ってみろ。この舌を切り落としてやる。もう二度と、オレを期待させる言葉を吐かないようにな」リゾット
ギアッチョは嫌われて……いない
20200406(月)19:09sssネタ募集企画
タルト様「お互いの嫌いな所を言わなければ出られない部屋」
「おい、クソ女!いい加減に起きろよ、てめーッ!」
「痛ッ!……はっ!どこ、ここ!?ギアッチョ、わたしたちさっきまで任務でバーにいたんじゃ……」
「知らねえよ。気付いたらここにいた」
「……あれ?なに、その紙」
「起きたら顔の上にあったんだよ。オメーの」
「ええっと……『お互いの嫌いな所を言わないと出られない』」
「そこの扉も壁も、ホワイト・アルバムで凍らせてから殴って壊そうとしたが、無理だった。凍らせることすらできねえ」
「……ギアッチョが無理ならわたしも無理じゃん」
「オメーのスタンドは破壊力がクソほどねえからな」
「悪口だ!」
「事実だろ」
「……よし。じゃあ、この紙の通りに試してみる?」
「あー?いいぜ。ちゃんと聞いておけよ。嫌いなところだろ?オメーのいっつもヘラヘラしてて、注意力が足りねえところだな。メローネに菓子をちらつかされて尻尾振ってんじゃあねーよ。ガキか」
「ギ、ギアッチョの嫌いなところ……。そうだな。目付きが怖い、声も低くてなんか怖いし、髪が水色のクルクルで目立つから隣を歩いてるとジロジロ見られるし、色々と細かいし、お母さんかってくらい注意してくるし、危ないからって一人で行動すると怒って来るし、車で送り迎えしてくれるのはいいけどその時……」
「オメー、どれだけ言うつもりだァ~!?」
「よし、これだけ言えばいいんじゃない?」
「チッ……!てめー、ここを出たら覚えておけよ」
「ギアッチョの方が先に言ったんでしょ」
「(オレ、そんなに嫌われてたのかよ……)」
「ギアッチョ、どう?」
「……開かねえ」
「えっ」
「開かねえッ!クソが!どうなってんだよ!相手の嫌いなところを言えば開くんじゃあねーのかァ~!?」
「……」
「開かねえってことはつまり……あっ?」
「……」
「(あれ、嘘かよッ!なんでこいつ、真っ赤になってんだよ!)」
「……」
「(期待させてんじゃあねーよ!)」
キャラの指定がなかったので、ギアッチョにさせていただきました。ギアッチョが挙げた嫌いな所は本心です。夢主が自分以外の人に、笑ったり懐いたりするのが彼にとっては嫌な事。夢主が挙げたものはギアッチョの好きなところ。ギアッチョ
スクアーロは誘ってみる
20200405(日)20:51sssネタ募集企画
匿名様「スクアーロにナンパされる暗殺チームの娘」
「へえ。暗殺チームに女が一人いるっていうのは聞いていたが、おまえが……」
「……組織の方ですか?」
「ああ。オレはスクアーロ。親衛隊だ」
「し、しんえいたい!……わたしたちより、いいお給料を貰っている……親衛隊ッ」
「おいおい、オレを恨むなよ。それに、そんな顔で睨まれても全然怖くねーぜ。おまえ、そんなので暗殺なんて出来るのかよ」
「……何か御用ですか。今、わたし以外だれもいませんよ。リーダーは夕方じゃないと帰ってきませんし」
「そんなに冷たくするなよ。任務で近くに来たから、ついでにおまえたちの任務のデータを持って来たってのに」
「じゃあ、そのお仕事を置いて早く出て行ってください。ついでにそのお菓子の箱も置いて行ってください」
「なあ、おまえ、オレの女になる気はねーか?」
「さっき凄くバカにしてたのに……!」
「見た目はガキくさいが、肌も髪も綺麗だ。おまえ、アジアの血が入ってるだろ?見れば分かるぜ。アジア人の肌と髪が、オレは結構好きなんだよ。それに、このチームでやれてるとなると、相当の精神力を持ってるだろ。やっぱりな、ギャングとまともに付き合える女ってのは少ないんだ」
「ベタベタ触らないでください」
「オレが口を利かせて、親衛隊に入ることも出来るぜ?」
「今のチームに満足しているので」
「そうか?親衛隊なら、もっといい報酬を貰えて、美味いもんが食えるぜ」
「!」
「どうだ?イイ話だろ?」
「……確かにいいお話ですが、ご遠慮します」
「へえ。そんなにこのチームがいいのか?」
「はい。それに、今日はリーダーがお土産を買って来てくれる約束をしてくれたんです!」
「……土産」
「リーダーが向かった場所に、限定のチョコレートがあるので、それを頼んだんです。楽しみにしているのでお断りします」
「リーダー!お土産、ありがとうございます!美味しいです!あっ、今日、初めて親衛隊の方に会ったんですよ。これ、次の任務の資料だそうです。えー、と……名前は……何だっけ」
「おまえは本当に相手の名前を覚えられないな」
「あっ!髪型が変わってる人でした!」
「……」
「ああー、でも、ここも十分変わった髪型の人ばかりですよね。イルーゾォさんとか、プロシュートさんとか、ペッシさんとか、メローネさんとか、ギアッチョさんとか……ギアッチョさんとか特に」
「おまえは見た目は普通だが、十分変わっているぞ」
「そうですか?凄く普通ですよ」親衛隊
四月の魚
20200402(木)21:16sssネタ募集企画
ぽよよ様「エイプリルフールネタで彼氏ができたという嘘を本気にする暗チ」
「恋人ができました」
「……すまないが、もう一度言ってくれないか?」
「ちゃんと聞いてよね、メローネ。……恋人ができました!初めての恋人です!」
「詳しく聞かせろ」
「えー、恥ずかしいですよ、リーダー」
「言え」
「……二週間前、任務の時に入ったレストランの店員です」
「ケッ!オメーに惚れるような趣味の悪ィ野郎がいるとはなァ~ッ」
「前回も前々回も、わたしの告白は全部実らなかったからね」
「じ、自慢気に言うなよ、それ。二週間前っていえば、兄貴とオレとおまえで行った任務か?」
「そうそう」
「なるほど。あのレストランか。確かに、ジロジロとこっちを見て来る野郎がいたな」
「プロシュート。そいつの特徴を教えろ」
「別にいいけどよ。リゾット、始末はオレにやらせろ」
「いや、オレがやる」
「ちょっと待てよ。リゾットにしろ、プロシュートにしろ、最後には死体が残るだろ。それよりなら、オレの『リトル・フィート』の方が証拠は残らねーぜ」
「おまえのくだらねー能力よりなら、オレの方がそういうのには適してるだろ。『マン・イン・ザ・ミラー』なら、おまえ以上に証拠は残らない」
「なら、オレもだろ?いちいち相手に近付かなくてもバラせるぜ」
「オメーの能力は手間がかかるだろ、メローネよォ~。そんな面倒くせーことを話し合ってねえで、そいつを見つけたヤツがやっちまえばいいだけだろ」
「あ、兄貴!オレも協力するからよ、一番に見つけましょうよ!」
「ああ、当然だ」
「(嘘でしたっていつ言おうかな~)」
一日遅れのエイプリルフール。全く関係のない店員の危機。
暗殺チーム