short short short!
短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
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リゾット・ネエロはぬいぐるみと過ごす
20230907(木)15:31sssネタ募集企画より「夢主が任務で長期不在中、夢主に押し付けられたぬいぐるみを抱きしめたり見つめ合うリゾットを目撃してしまう暗チメンバー」
「あ、明日からドイツだ……ッ。リゾットさん!明日からわたし、ドイツですよッ!暫く会えないんですよッ!わたし、とても寂しいですッ!寂しくて今から死んじゃいそうです……ッ!」
「大袈裟なヤツだ。二週間ほどで帰って来るだろう」
「大袈裟じゃあないです!リゾットさんもきっと寂しくなると思うんです。だから、リゾットさんが寂しくならないように、この子をリゾットさんに預けます」
「何だ、これは」
「ゴマフアザラシのぬいぐるみです。可愛いでしょ!この子がわたしの代わりにリゾットさんの傍にいるので、寂しくなったらこの子に甘えてください!わたしだと思って!いつも抱き締めて寝てるので、わたしの匂いがたくさん付いてますよ!」
「……」
「……あ、兄貴。オレの目はどうかしちまったんでしょうかッ?」
「ペッシ。静かにしてろ。何も言うんじゃあねえ」
「分かるぜ~、ペッシ。あのリゾットがぬいぐるみなんかを膝の上に置いてるのを見たら、誰だってそう思う」
「だ、だよなッ。だよな〜、ホルマジオ……ッ」
「まあ、どうせあいつに押し付けられたんだろ。リゾットもあいつには弱ェからな」
「でもよ、だからって……。ひッ!プロシュート兄貴、ホルマジオ!あ、あれ……ッ!」
「見るな、ペッシ」
「今度は抱き締めてるな。それに頭を撫でたり、目を見つめてるぜ。あれで一応はリゾットのヤツも寂しいんだろうよ」
「表情は何も変わってないけど……」
「じゃあ、リゾットがあんな物を手に持って表情をころころと変えていたらどうだ?」
「……怖ェ」
「だろ?プロシュートもそう思うよな?」
「リゾットだけじゃあなく、オメーがやってたって怖ェだろ、ホルマジオ」
「ヒャハハ!プロシュートがやっても怖ェなァ~!」
「ただいまッ!リゾットさん、任務が終わりましたよ!帰って来ましたよ!寂しくなかったですか?わたしがいなくて寂しかったですよね?」
「そんなことはなかった」
「本当に?」
「本当だ」
「わたしは凄く寂しかったのにッ。寂しさ対策のために持って行ったリゾットさんの靴下、今も履いてますよ!ほら!」
「……サイズが合っていない」
「リゾットさんの足、やっぱり大きいですよね。直ぐ脱げちゃいます。ゴマフアザラシちゃんも久しぶりだね!わたしがいない間、リゾットさんと二人きりで過ごしてたなんてズルいよ……ッ」
「おまえが置いて行ったんだろ」
「ん?あれ?なんか……この子からリゾットさんの匂いがする……ような」
「……」
「気のせいかな?」
リゾット
あの子は岸辺露伴の追っかけをしている
20230906(水)01:24sssネタ募集企画より「露伴先生の追っかけ主。住所を特定して、サインをねだりに露伴先生の家に突撃」
※穏やかじゃあない
同じクラスの広瀬康一くんは、あの岸辺露伴先生と仲がいいらしい。露伴先生はこの杜王町に住んでいて、度々目撃情報が飛び交う。だが、わたしは見かけたことがない。広瀬くんに話しかけ、露伴先生に関する情報を得ようとしたけれど、彼は「こ、個人情報は……」と答えてくれなかった。わたしは露伴先生が好きだ。大好きだ。先生の作品を知ったのは偶然だ。友達から単行本を借りて読んだ時、先生の漫画に魅了されてしまった。それからは本誌を買って先生が描く話を切り取ってファイリングし、単行本も買って、最新話が掲載されたり最新刊が出る度にファンレターを送った。漫画家としての先生しか知らないけれど、わたしは先生のことを愛している。先生のことを想うあまり、夢にまで出て来てしまっていた。夢の中でわたしは先生へ直接感想を伝え、握手をし、ツーショット写真を撮って、サインを貰っていた。わたしは何度か先生のサインが貰える企画に応募したけれど、全てに外れてしまっていた。未だにサインはない。広瀬くんは露伴先生のサインを持っているようで、一度本物の露伴先生のサインが見たいと、わたしは広瀬くんがいない時間に彼の家を漁った。そして本物のサインを見付けた。光り輝くそれにわたしは思わず膝を付いて、これを持っているのがなぜわたしじゃあなく広瀬くんなのかと彼を恨んだ。
が、そんなのは過去の話だ。わたしは今、露伴先生の家の前にいる。指先は呼び鈴を鳴らし、先生が扉を開けるのを待っていた。広瀬くんの後を何度か追いかけて突き止めた先生の家。この扉の向こう側に先生はいるんだ。早く会いたい。早く扉を開けてくれないと、手汗で色紙がよれちゃう。
「誰だ?」
「……ッ」
扉がゆっくりと開いて現れた男の人。ろ、露伴先生だ!露伴先生がわたしを見てくれているッ。憧れの露伴先生がッ!この瞬間をビデオカメラに録画したいッ!
「あ、あの、わたし、先生のファンで……ッ。露伴先生の漫画を読むために本誌を買い、単行本も予約をして毎回買ってます!露伴先生のインタビュー記事も全部ファイルしていて……ッ」
「……」
「そ、それで、それで……ッ!サ、サインがどうしても欲しくてッ!こ、これにサインをくださいッ!」
緊張のあまり感想を言えなかった。でも「サインをください」は言えた。恐る恐ると先生を窺うと、先生は「ああ、サインね」と溜息を吐き、わたしの手から色紙を抜き取って流れるようにサインを書いてくれた。
「ありがとうございます!宝物にします!」
「別にそんなもの、何度だって書いてやるさ」
先生はそう言うと扉を閉めてしまった。わたしは扉に向かって頭を何度も下げて、家を目指して走り出す。あの露伴先生のサインをとうとう手に入れた。もう今夜は眠れないかも。この興奮と一緒に先生の漫画を読もう。
「あれ?」
そこでわたしは気付いた。先生が書いてくれたサインをよくよく見てみると、そこにはわたしの名前が綴られていた。このサインがわたし宛である証明。だけどおかしい。わたしは先生に名乗ってはいなかった。わざとじゃあない。名乗るのすら忘れるほど興奮していたんだ。なのになぜ、先生はわたしの名前を……。
「……」
露伴も夢主の後をつけてたんだから、夢主が露伴を見つけられるわけがない。だって露伴は夢主の後ろにいたんだからねッ。スタンド、その他5部、他部
エンリコ・プッチは間違えた9
20230905(火)01:37sssネタ募集企画より「アホの子と神父。神父が風邪を引いたと聞いて看病しにくるアホの子」
※いつもアホの子な夢主
「し、神父様ッ!大丈夫ですか!?」
「……なぜ、君がここにいる?ここは、囚人は立ち入り禁止だが……」
「神父様と面談予定だった人が、神父様が風邪を引いたから面談が中止になったと話していたのを聞いて……。大変だろうと思って、看病をしに来ました!だから頑張ってここに来たんですッ!」
「戻りなさい。見つかったら面倒だ」
「でも、神父様が……。具合が悪い時って、一人だと心細いじゃあないですか。だから神父様と一緒にいます。あ、神父様、お腹減ってませんか?わたし、ゼリーを持って来たんです。わたしが子供の頃、風邪を引くといつもゼリーを食べていたので。ほら、スプーンもちゃんと持って来ました!」
「(嫌な予感がする)」
「神父様、口を開けてください。あーん、してくださいッ」
「一人で食べられ……おいッ!零れているぞ……ッ!」
「わ……ッ」
「君はこんなこともまともにできないのか……ッ」
「す、すみません……。あ、あの、熱はどうですか?測りましたか?額を冷やすと気持ちがいいって言うじゃあないですか。タオルを持って来たので、水で濡らしますねッ」
「(また嫌な予感がする……。ろくなことをしないからな)」
「神父様。ひやっとしますよ~」
「……これ、ちゃんと絞ったのか?水が滴っているじゃあないか……ッ」
「し、絞ったんですけど、わたしの力じゃあそれが限界で……ッ」
「もういいッ。おまえは何もするなッ」
「じゃあ、じゃあ……ッ。あの、膝枕をしますッ。それくらいなら失敗はしませんので。昔、お母さんがよくしてくれたんです。具合が悪くて泣いてる時に膝枕を。神父様、わたしの膝に頭を乗せてください」
「それをすれば、おまえは満足するのか?」
「はいッ」
「(なぜ病人のわたしがこいつを満足させなければ……)」
「神父様。風邪を引くと嫌な気持ちになりますよね。早く治るといいですね。よしよし」
「勝手に頭を撫でるな」
「ダ、ダメですか?よく撫でられたんですが……」
「…………今は許そう」
「ということがあったんだが……。ウェザー・リポート。君はまだ彼女にそんなことをしてもらったことはないだろ?」
「(膝枕……)」
「最後に歌い出した子守歌は聞くに堪えないもので音痴にも程があったが」
「(頭を撫でる……)」
「もし君が風邪を引いたとしても、彼女も男子監にはさすがに入ることができない。ましてや監房となるとな」
「……」
「羨ましいか?」
「オレは彼女に看病をされるより、彼女を看病したい。彼女の体調を崩せばそれが叶う。『ウェザー・リポート』ならそれが可能だ」
一週間後、アホの子が風邪を引く。スタンド、その他5部、他部
ジョナサン・ジョースターはあの子のわがままを聞く
20230904(月)00:16sssネタ募集企画より「アホの子のおねだりに応じて肩車してあげるけど、案の定頭をぶつけて悶絶する夢主とあわあわするジョナサン」
※アホの子な夢主
「そんな所で何をしているんだい?」
「あ、ジョナサンくん!」
「木に抱き付いて……服が汚れてしまうよ?」
「登ろうとしていたんです」
「(登れていなかったけれどね。どう見ても、木に抱き付いているだけだったような……)」
「あ、そうだ!ジョナサンくん。お願いがあるんです!」
「お願い……?何かな?ぼくが叶えてあげられるようなことだといいけど……」
「肩車をして欲しいんです!」
「か、肩車?」
「はい!ジョナサンくんって背が凄く高いので、それくらいの身長の人がどんな景色を見ているのか気になるんです!わたし、チビなので、高い視点に憧れていて……」
「ああ、だから木に抱き……登ろうと」
「はいッ」
「いいよ。木に登るよりは安全だし、そっちの方が簡単だからね。じゃあ、ぼくがしゃがむから肩に乗って」
「はい!」
「わーッ!高い!凄いです、ジョナサンくん!」
「(これは……。実際にやってみると少し……いや、結構マズいな。ス、スカートの裾が頭の上に……。女の子の……ふ、太腿もこんなに柔らかいんだ)」
「いいなあ。こんなに高いと色んなものが見えるよね」
「(ぼくを見上げて来る君が可愛い……なんて言ったら、小さいことを気にしているこの子は怒るだろうか。でも、下からあんな目で見上げられたら誰だって……ッ)」
「あ、ジョナサ……!うぐッ!」
「だ、大丈夫かい!?ご、ごめんねッ!ちょっと考え事をしていて、枝があったことに気付かなかったよ……ッ!」
「い、痛い……ッ。凄く痛い……ッ。ううッ、へこんだ……ッ。これ絶対に頭がへこんだッ」
「い、いや、へこんではないよ。むしろ腫れてる。ああ、ど、どうしよう……ッ」
「死んじゃう……ッ。これ、死ぬ……ッ」
「とにかく、ぼくの家に行って応急処置をしようか!背中に乗って。連れて行くから」
「……ジョジョ。それは何だ?」
「あの子がぼくのせいで頭をぶつけてしまったから、ついさっき応急処置をしたんだ」
「頭を……?そんなに包帯を巻くほどなのか?口と鼻以外が見えないじゃあないか」
「一応だよ」
「ジョナサンくん。何も見えないよッ」
「大丈夫だよ。包帯が取れるまではぼくが介抱するから」
「(ジョジョはこの女のことになると何でこうも落ち着きがなくなるんだ)」
スタンド、その他5部、他部
隣人のディオ・ブランドー3
20230903(日)19:47sssネタ募集企画より「隣人のディオ・ブランドー続編。二人で遊びに行くために家を出たらジョナサンと出くわして、夢主が一緒にいく?と誘ってしまい一悶着」
「ディオくんと一緒にお出掛けするの、久しぶりだねッ。楽しみ!ごはんもたくさん食べたから、たくさん歩けるよ!」
「おまえはいつも食ってばかりだろう」
「今日はどこに行くんだっけ?」
「……おまえな……ッ。もう忘れたのか。水族館だ。知性の欠片もない、まるでガキのようなおまえに少しは教養というものを与えてやろうと思ってな。少しは賢くなれ。おいッ!よそ見をして歩くな!転ぶだろうッ!それと、手を繋げ!逸れたらどうするッ!」
「ディオくん、注文が多いよ……」
「だいたいおまえは……ん?」
「あ、ジョナサンくんだ!ジョナサンくん、こんにちは」
「やあ、こんにちは。おしゃれをして可愛いね。どこかに行くのかい?」
「うん!ディオくんと水族館に行くの!」
「へえ、二人で……」
「当然だ。こいつを一人で行かせたら道に迷うことは予想できるし、変なやつに唆されて付いて行ったりすることもあり得るし、どこかで野垂れ死ぬ可能性も否定できないからな」
「なるほど。確かにそうだね」
「ジョナサンくんも一緒に行かない?」
「勝手に誘うな……ッ!」
「いいのかい?今日は特に用もないし……。じゃあ、ぜひ一緒に行かせてもらうよ」
「おれは許可していないぞッ!」
「ディオくん。遊ぶなら人数が多い方が楽しいよ!かくれんぼだってそうでしょ?」
「かくれんぼなんかと一緒にするなッ」
「ディオがそっちの手を握っているなら、ぼくはこっちの手を繋げばいいかな?」
「勝手にそいつに触れるんじゃあない……ッ!おまえもヘラヘラと手を繋ぐなッ!」
「ジョナサンくんが逸れちゃったら可哀相だよ!」
「わー!ディオくん、ジョナサンくん。見て見て、可愛いね!」
「可愛い……?それはウツボだぞ」
「こんな生き物がぼくたちと同じ地球で暮らしていると思うと感動するよ」
「ウツボって咽頭顎っていうもう一つの口があって、それで獲物を喉の奥に引き摺り込んで丸呑みにするんでしょ?凄いよね!わたしにもそんな機能があったらいいのにな。それに、ウツボは粘膜から呼吸できるから、陸上でも少しは活動できるっていうけどさ……」
「おまえ、ウツボに妙に詳しいな」
「そうかな?」
「物知りで凄いね」
「ありがとう、ジョナサンくん!ふふッ、褒められちゃった。嬉しい!ねえ、ディオくん。帰りにウツボのぬいぐるみ、買ってもいい?」
「そんな気持ちの悪いもの……」
「ぼくが買ってプレゼントするよ。ディオはウツボが嫌いみたいだからね」
「な……ッ!い、いいや、おれが買うッ!今すぐ買って来てやるッ!」スタンド、その他5部、他部
ナルシソ・アナスイはあの子が気になってしまった3
20230831(木)21:56音楽室に行くと、あいつが床に座って一人で本を読んでいた。しかし、眠気と戦っているらしく、小さな頭が緩やかに、そして不安定に揺らいでいる。オレは足音を立てないように慎重に彼女の背中に近付き、両腕を絡めてその身体を捕らえた。
「ひッ!ひいいい……ッ!」
「久しぶりに二人きりになれたな」
「ア、アナスイさん……ッ」
「F・Fが徐倫に見張りを頼まれているらしく、最近は全くと言っていいほど二人きりになれなかった。寂しかったんだぜ。おまえとあまり話せなくて」
「あ、あの、腕……ッ。腕を離してください……ッ」
「男子監にいる時もずっとおまえのことを考えていた。いや、考えない日なんてなかった。こうしておまえに触れられて、おまえの匂いを嗅げるのがたまらなく嬉しい」
「に、匂いなんて嗅がないでくださいッ!そ、そもそも離れてください……ッ!」
「腕を離さないのはおまえだ。ほら、おまえの手がオレの腕を掴んで離さない。だからオレも離れられないんだ」
「え?……あッ、ま、また……手が勝手に……ッ」
勿論、彼女の手は本人の意思でオレの腕を掴んでいるわけじゃあない。『ダイバー・ダウン』の手で彼女の手を覆い、オレの腕に押さえ付けていたのだ。彼女が『スタンド』をもうすっかり幽霊や悪魔の類と思い込んでいることをオレは知っている。自分の思うように動かない両手に、今にも泣きそうになっている彼女の後頭部に口付けを落とすと、腕の中にある華奢な身体が大きく跳ね上がった。
「刑務所を出たら、一緒に暮らそう。二人で家を探して、そこに合う家具を選んで……。朝は、おまえがオレや子供にキスをして起こすんだ。夜寝る時も、おまえのキスで眠りたい」
「キ……キス?え?こ、こども?」
「オレとおまえの子供に決まってるだろ」
耳元でそう囁き、右手を滑らせて彼女の薄い腹を撫でてやれば、音楽室を甲高い悲鳴が包んだ。
スタンド、その他5部、他部
ギアッチョの自称幼馴染の自称婚約者4
20230828(月)01:57「ギアッチョ。これにサインして」
「……何だこれ」
「婚姻届ッ!」
「ふざけんな……ッ!つーか、てめーが書くところ、もうしっかり埋まってんじゃあねーか!」
「あとはギアッチョが書くだけでいいんだよ!これでやっと婚約者から夫婦になれるねッ!だから早くサインしてッ!」
「誰が書くかよ……ッ!」
「あ、破いた!酷いよ、ギアッチョ!」
「だいたい、オメーと付き合ってもねーだろ」
「なに言ってるの?あの時から今まで、わたしたちはずーっと付き合ってるでしょ?」
「勝手にカウントしてんじゃあねえ……ッ」
「それに早く結婚しないと、ギアッチョを好きになって近寄って来る女がまだまだ出て来るでしょ?潰してもいいけど、ギアッチョをそういう目で見ること自体が許せないの」
「……」
「だからいつも、そういう女の両目は必ず……。あ、これはギアッチョに内緒だったねッ!へへッ、ごめん!忘れてッ!」
「オメー、実はチームの誰よりもこういう仕事の才能があるんじゃあねーか……?」
「やだ……ッ!ギアッチョに褒められると恥ずかしいよ……ッ!顔が熱くなっちゃうッ!ねえ、わたしの顔、赤くなってない?」
「褒めてねーだろ、どう聞いてもよォ~……ッ!ヤベー女だって言ってんだよ……ッ!」
「とにかく、もう一枚あるからサインをくださいッ!もっと堂々と周りに『ギアッチョの妻です』って言いたいから!」
「誰が書くかァ~ッ!」
ギアッチョ
リゾット・ネエロの恋人は寂しがり屋
20230826(土)02:18「おまえ、その帽子どうした?それ、リゾットの帽子だろ。なんでおまえが被ってるんだ?」
「あ、ホルマジオ。リゾットが……リゾットが一週間いないから借りたの」
「ああ、フランスに行ったんだっけか?」
「一週間も会えないのは寂しいから、帽子があればこうやって匂いを嗅ぐことができて、被って包まれるような感じを味わえるし寂しくなくなるって言って……抜き取ったの」
「(こいつ、こういうところがイカレてるんだよな。リゾットも許しちまうし……)」
「上着も頂戴って言ったら『ダメだ』って言われた」
「さすがにそれは無理だろ」
「うえええ……ッ。帽子だけで乗り越えられるかな?まだ二日目なのにッ。自信ないよ……ッ」
「あと五日だろ?五日経てば、リゾットに会えるんだ。我慢しろって」
「夜はリゾットのベッドの布団を被って、リゾットが使ってる枕に顔を埋めて、ソファーにいる時もリゾットが座ってる場所に座って……。なんとか生きてる状態なの」
「重症だな、色々と」
「だから早く帰って来て欲しい……。このままだと死んじゃう。電話も仕事の邪魔になるだろうから我慢してるの……。あ、でもメールは送ってるよ!ほらッ!昨日送ったやつ!」
「(スゲー長文……ッ)」
「リゾットに『毎日報告しろ』って言われたからね。わたしの任務のこととか、何をしたかとか、何を食べたかとか、どれだけリゾットを想ってるかとか詰め込んでるの」
「リゾットから言われたのか……」
「うん。わたしも寂しいし、リゾットもきっと寂しくなるだろうから、リゾットにはわたしの大切なぬいぐるみを渡したよ。初めてのデートの時に買ってもらったやつ!」
「……それ、マジで持って行ったのか?」
「うん!リゾット、寂しくなってないといいなッ」
「……」
「ホルマジオ?どうかした?」
リゾット
エンリコ・プッチは間違えた8
20230824(木)21:12※アホの子な夢主
「神父様!ココアを飲みに来ました!」
「君はここをカフェか何かかと思っているのか?……右手の小指、怪我でもしたのか?」
「え?ああ、ごはんを貰いに行った時、後ろから押されて転んだんですが、その時にテーブルの角に引っ掛けちゃって」
「他に怪我は?」
「いいえ。床に膝をぶつける直前で、空条徐倫が受け止めてくれたので、あとは平気です。でも小指は皮が剥けちゃって、結構血が凄かったんですよ」
「君は全く……」
「神父様?」
「何でもない。ボーッとしてないで気を付けなさい。君は何かと無防備だからね」
「はい!ところで神父様。ココアを下さい!」
「今、用意をしているよ」
「それでですね、絆創膏を貰いに行ったら、『それくらい唾でも付けておけ』って突き返されて、仕方ないし売店で買おうかと思ってたら偶然ウェザー・リポートと会って……」
「ウェザー・リポート……?彼がどうかしたのか?」
「絆創膏をくれたんです!それに利き手だから大変だろうって、止血をした後に絆創膏を貼ってくれたんですよ。優しいですよね!絆創膏を貼るのも凄く上手なんです!わたしがやると、いつもグッチャグチャになるので……」
「……それを剥がしなさい」
「何でですか?剥がしちゃったら傷が……」
「わたしが新しいのを貼ってあげよう。だから早くそれを剥がせ」
「まだ新しいですよ?さっきやってもらったばかりですし」
「いいから早く剥がせッ」
「し、神父様、怒ってます……?」
「怒ってなどいない……ッ。ちゃんと消毒をし直して、新しいものを貼ってやろうと言っているんだッ」
「け、怪我をしてしまってすみません……ッ。神父様は優しいから心配をしてくれてるんですよね?でも、本当にまだ新しいので……ッ」
「右手をこっちに出せッ!おまえは本当に鈍いヤツだな……ッ!」
「ひい……ッ!す、すみません、神父様……ッ!お、怒らないでくださいッ!怖いですッ!」
「煩いッ!とにかく、右手をさっさと出すんだ!」
「い、痛いです、神父様ッ!」
なんて素直じゃないプッチ。貼り直した後、夢主の機嫌をちゃんと直します。ウェザーはウェザーで、自分が貼った絆創膏じゃないのに直ぐに気付いてまた貼り直してあげます(プッチと違って優しく)。スタンド、その他5部、他部
エンリコ・プッチは間違えた7
20230824(木)02:45※アホの子な夢主
「神父様!これ、どうぞ!」
「これは……チョコレート?」
「はい!昨日、空条徐倫から聞いたんです。日本ではバレンタインデーに女の人から男の人にチョコレートをプレゼントするって」
「なるほど。だが、今日はそのバレンタインデーじゃあないだろ。何か月前で、何か月先だ?」
「だから、忘れないうちに来年の分を神父様にプレゼントします!ほら、わたし、忘れっぽいじゃあないですか」
「確かに。君はわたしが言った事を直ぐに忘れてしまう」
「ふふふッ。昔からなんです」
「わたしは褒めてはいないが?」
「それで、忘れる前に渡せば解決すると思って。ちゃんと働いて売店で買いました!これ、包装紙にくじが付いていて、当たりが出たらもう一個貰えるんですよ」
「君が好きそうだ」
「はい!わたし、こういうの大好きです!でも、くじ運が悪いので、当たったことがないんですよね。ていうか、これ当たりなんて入ってるんですかね?嘘だったりして」
「(確かに彼女は色々と運がないな)」
「自分の分も買って来たんです!一緒に食べましょう!……あ、やっぱりハズレだ。神父様はどうでした?」
「……当たり、だ」
「えッ!これ、当たりがちゃんと入ってるんですか!?見せてくださいッ!わーッ!本当だッ!本当に当たりだッ!」
「君にあげよう」
「でもそのチョコレートは神父様へのプレゼントなので」
「チョコレートはわたしが貰う。包装紙は君へあげようと言っているんだ」
「くれるんですか!?わあ……ッ。当たり……。初めて見る……ッ」
「そんなに引っ張ったら破ける」
「ありがとうございます、神父様。大切にとっておきます」
「交換はしないのか?」
「はい。宝物にします」
「……子供みたいだな」
「だって、初めての当たりですよ?ちなみに、みんなもハズレでした」
「……みんな?」
「空条徐倫たちにもチョコレートをあげたんです」
「それは……アナスイやウェザー・リポートにもか?」
「そうですけど?でも、ウェザー・リポートは喜んでくれたんですが、ナルシソ・アナスイはなんか怒ってました」
「……」
「神父様?どうかしたんですか?」
「いいや。ただ、これからは他のヤツらにほいほいとプレゼントなんてするな」
「何でですか?」
「何でもだ。それと、そうやって理由を聞くのは野暮だ」
「やぼ?」
「ああ」
「神父様……。やぼって何ですか?」
「……図書室で調べてみなさい」
アホの子に色々と手を焼いているのに(というか駒としては使い物にならない)、自分以外の人と仲良かったり、特に男の人と楽しそうにしてるとやっぱり面白くないプッチ。
スタンド、その他5部、他部