short short short!
短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
更新履歴にも載らない。
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ジョルノ・ジョバァーナは離したい
20200720(月)22:27※「ジョルノ・ジョバァーナは気付かせたい」の続き、EoHネタ
「や、やっぱり素敵だよ……ッ!承太郎さん!どうしよう、ジョルノ。わたし、本当に好きになっちゃったかもしれない!」
「……」
「だって、さっきの戦闘であんなに格好良く助けられたら……!『やれやれ』とか呆れがちに言ってるのに、ちゃんと助けてくれて……ッ」
「ぼくだって……」
「へ?」
「いえ、何でもありません」
「そう?」
「(チンピラに絡まれた時も、暗殺チームと戦った時も、コロッセオでも常にあなたの傍にいて守っていたはずなのに)」
「あ、そうだ。全部終わったら、わたしたちの時代の承太郎さんを探すって決めた!恋人がいても既婚者でもいいから会いたい!」
「じゃあ、ぼくも一緒に探しますよ」
「本当!?ジョルノが手伝ってくれたら、直ぐに見つかりそう!」
「(彼の情報に辿り着けないようにしなければ)」
「約束だよ!一緒に探そうね!」
「ええ、約束です」
「承太郎さん、どんな大人になってるんだろうね?」
「さあ?ぼくは既婚者で子供もいると思います」
「なんでそんな事を言うの!ちょっとは希望を持たせてよ!」
「(持たせたくないんだ。きっと、もっと彼に夢中になってしまうから)」
「……まあ、承太郎さんくらいの人だと、恋人か奥さんがいるのは確定だろうけどさ」
「冗談ですよ。そんなに落ち込まないでください」
「落ち込ませたくせに!」
既婚者で子持ちです。
ジョルノ
ジョルノ・ジョバァーナは気付かせたい
20200719(日)18:50※EoHネタ、承太郎とジョルノが出会った少し後
「格好いい……ッ!承太郎さん!」
「……」
「高校生なんだって!ねえねえ、ジョルノ。この時代にも承太郎さんはいると思う?さ、探したい……ッ!」
「冷静に考えてください。あなた、いくつですか?」
「十七だよ!」
「この時代の彼は、高校生じゃあない。成人を迎えた大人です。ぼくたちなんて子供と同然」
「うん、まあ、そうだね」
「はっきり言います。諦めた方がいい。それに既婚者かもしれない」
「ど、独身かもしれないじゃん!」
「既婚者だったら?」
「傷付く……ッ」
「でしょう?」
「でも、あんなに素敵な人だからもう結婚してると思う……。絶対に周りの人たちが放っておかないよ。そ、それでも一度は見てみたい……!」
「そんなに彼が好きですか?」
「クールなのに心の中は熱くて、仲間思いで、正義感もあって、強くて、頭も良くて……!もう完璧だよ!」
「…………ぼくよりも、ですか?」
「ん?」
「ぼくよりも彼の方が、あなたにとって魅力的ですか?」
「どうしたの?急に」
「答えて」
「んー……」
「……」
「そういえば、ジョルノと承太郎さんって似てるね」
「……」
「ジョルノもクールなところがあるし、だけど凄く熱くて、仲間思いで、正義感もあって、強くて、頭もいい……。あれ?ジョルノも完璧超人だった。あっ!」
「何ですか?」
「ブチャラティもだ……ッ」
「……」
既婚者です。ジョルノ
グイード・ミスタの同僚は問題児10
20200718(土)06:14※グイード・ミスタの同僚は問題児シリーズ
「ねえ、ミスタ」
「何だ?……まさかとは思うけどよォ」
「ち、違う、違う!今日はまだやらかしてないよ!」
「『今日はまだ』って……。そうじゃあねーだろ」
「その、わたし……。告白されたッ!」
「だ、誰にだよ!?まさか、ジョルノ……か?」
「ジョルノ?違うよ。花屋で働いてる人。昨日、ナランチャと一緒に徴収に行ったときに『好きです』って」
「……返事はしたのか?」
「ううん、まだだよ。『ゆっくり考えて』って言われたから。わたし、断ろうと思ってるの」
「へ、へえ~」
「その人と話してるのは楽しいけど、チームのみんなと一緒にいる時の方がずっと楽しいし。それに……」
「それに……なんだよ?」
「ミスタと一緒にいる時が、一番楽しいし落ち着くから」
「……」
「だから、断りたいの」
「(何だよこれ!期待……期待していいのか!?)」
「それでね、どうやって断ればいいのか分からなくて。正直に『無理』でいいの?」
「オメー、それは言葉を選ぼうぜ……。そういう時はあれだ。無難に『友達でいたい』とか、そういうの」
「な、なるほど」
「あとはそうだな……」
「あとは?」
「あとは……『好きな人がいる』とかよォ」
「すきなひと?」
「(べ、別にアドバイスとしては正しいよな?そう言った方が相手も諦めるだろうし。あー、クソッ。諦めてくれねーかなァ〜)」
次の日
「ミスタ!断って来たよ!」
「お、おおッ!どうだったんだ?」
「『好きな人がいる』って言ったら、『名前を教えてください』って言われて……」
「答えたのか!?」
「うん!『チームのみんな』って言ったら、笑われた!」
「……そ、そうか。いや、うん。オメーらしいぜ」
「その人も『あなたらしい』って言ってた」
「(こいつのバカさ加減には慣れてたけどよ……ッ!)」
一途で世話焼きなミスタと、色んなものをへし折る夢主。ミスタ
ジョルノ・ジョバァーナは一緒に眠りたい
20200717(金)21:12sssネタ募集企画より
あ様「夜いつも一緒に寝ないと怒るジョルノ。夢主が一人で寝たくても布団に引き摺り込む」
十六歳ジョルノ
「た、たまには……ッ」
「ダメだ」
「たまには、一人で寝たい!」
「ダメだ」
「ジョルノって何歳だっけ?」
「十六です」
「その年齢なら一人で眠れるでしょ!」
「別に一人で眠ることは出来ます。ぼくは、そこまで子供じゃあない」
「だったら今日くらいは一人で寝て。わたしも一人で寝るから」
「それは許さない」
「何で……!」
「あなたと一緒の方が、よく眠れるんです」
「わたしは暑苦しくて、よく眠れない」
「……」
「……」
「……幼い頃を、思い出すんです」
「え?」
「ぼくの母は夜、幼いぼくを置き去りにして遊び回っていた。ぼくは一人で眠り、夜中に目を覚ましては母がいないことに恐怖して震えていた」
「……」
「今でも時々、それを思い出す」
「そ、そうだったんだ。それは怖かったね」
「ええ」
「怖いときは出来るだけ一緒に寝てあげたいけれど、その……たまには一人で、ね?ほら、もう十六なら年頃もあるだろうし」
「…………チッ」
「あっ!い、今、舌打ちが聞こえた!さっきの嘘!?」
「半分は本当で、半分は嘘です」
「騙されるところだった……ッ」
「とにかく、ぼくは一人よりもあなたと一緒がいい」
「ちょっ、手!手ェ、離して!うぶっ……!」
「(引き摺り込まれた。結局こうなった。抱き付いてくるから暑苦しくて殆ど眠れないのに……ッ)」ジョルノ
よっぱらいがあらわれた!
20200715(水)15:17sssネタ募集企画より
ゆゆゆゆ様「夢主か、キャラ達が酔っ払ってる話」
【ブチャラティと酔った部下】
「ブチャラティさあ……ん。ふらふらします」
「弱いくせに飲むからだ」
「だってミスタが、ジュースだって言って渡してきたんですよ」
「ミスタ……」
「ほ、ほんのちょっとした冗談で渡したんだよ!まさか一杯で酔っちまうなんて思ってもなくて……ッ」
「まったく……。ほら、送ってやるから立て」
「は、い」
「(いつもはブチャラティの横に立つだけで恥ずかしいって焦ってるのに、堂々と手を握ってる……。こいつ、酔うと積極的になるタイプか)」
「大丈夫か?」
「……ブチャラティさん。ブチャラティさんに謝らなきゃいけないんです。わたし、ブチャラティさんが大好きなんです。部下なのに、上司で街のみんなから信頼されていて、憧れられているブチャラティさんを好きになってしまって……すみません」
「……」
「ううっ……!そ、それでも好きで好きで仕方がないんですッ!」
「(おまけに泣き上戸かよ。どうすんだ、ブチャラティ……)」
「その言葉、素面の時にぜひ聞きたいな」
「(そ、そういうことだったのか)」
【酔ったフーゴと酔った同僚】
「パンナコッタのバカ!頭は良くても、乙女心を全く分かってないッ!ね、そうだよね、ナランチャ!」
「な、なんでオレに話を振るんだよ!」
「あんたも十分、ぼくのことを分かっていない!あんたの頭の中には何が入ってるんだ!?」
「わたしはパンナコッタのことしか考えてないよ!朝起きたら『今日も元気かな』って考えてるし、お昼の時は『食べる仕草も格好いいな』って考えてるし、夜も『今頃なにをしてるかな』って考えてるんだから!だから、もっとわたしを好きになってよ!」
「あんたはいつも自分の事ばかりだ!ぼくだってブチャラティとあんたが話しているとイライラするし、ミスタとふざけ合っているのを見るとミスタを殴ってやりたくなる!」
「(この二人、普段はスゲー冷静なのに酔うとこうなんだよな……)」
「……それ、本当?」
「なんでこういう時に嘘を吐くんだ」
「嬉しい、パンナコッタ!」
「(で、朝になると忘れてるんだよなあ……)」
【酔ったメローネと同僚】
「珍しい。メローネ、酔ってる?」
「少しだぜ、少し。飲み過ぎたのは認めるが。ホルマジオがいい酒を持って来たから、留守番していたヤツらで飲んだんだ」
「こっちは仕事してるのに……。それ、プロシュートやギアッチョが知ったら怒るよ」
「怒ったら怒ったでいいさ。……なあ、それよりも。君は、好きなヤツはいるのか?」
「え?」
「好きなヤツだよ。この世界は男の方が多いだろ。気になるヤツくらいいるだろ?」
「男の方が多い世界だけど、圧倒的に変わり者が多いよね、この組織。特にこのチーム」
「酷いな」
「事実でしょ」
「じゃあ、もう一つ聞いていいか?答えてくれ。君は、そんな変わり者をどう思う?」
「え、ちょっと、なに。手、触らないでよ」
「オレは君が好きだ。君に好きなヤツがいないってなら、オレを好きになってくれないか?」
「……」
「どうした?これでも結構、真面目に言ってるんだぜ」
「……どうしよう、リーダー!メローネが酔っ払って真面目になってる!」
「たまには真面目に好きな女を口説いたっていいだろ」
【ドッピオと酔った同僚】
※どっちも病んでる
「ドッピオくん!やっと来てくれた!遅いよ!」
「ぼく、任務で離れた場所にいたんですから。相当、酔っていますね」
「ちょっとね、嫌なことがあって忘れようとしたの」
「嫌なこと?」
「うん。ドッピオくんが昨日、綺麗な女の人と話してたのを見たの。ほら、偵察チームに入った新人の」
「ああ」
「妬いちゃった。殺してやろうかと思った。あの人を」
「だ、ダメですよ。彼女、かなりの腕でわざわざ他の組織から引き入れたんですから」
「冗談だよ。殺したら、ボスに迷惑を掛けちゃうじゃん」
「(この人、酔うとこうなんだよな。いつもは必要最低限の会話しかしてくれないのに)」
「うえっ……。きもち、わるい」
「大人しくしておいた方がいいですよ。はい、お水です」
「うええっ。ドッピオくん、飲ませて。口移しで」
「じ、自分で飲んでください……ッ」
「ケチ!うっ……!自分の声が頭に響く……」
「ところで、テーブルにグラスが二つありますね。一つはあなたので、もう一つは?」
「知らない人が声を掛けて来て、勝手に同席したの。馴れ馴れしく肩を抱いて来たから、スタンドで殴ったら逃げた」
「へえ。どんな人ですか?特徴を教えてもらえますか?」
「えー、確かね……。ドッピオくん、顔が怖いよ」
護衛チーム暗殺チームドッピオ&ディアボロ
勧誘拒否~出られない部屋~
20200714(火)00:11sssネタ募集企画より
匿名様「ジョルノと〇〇しないと出られない部屋」
※勧誘拒否のジョルノと夢主
「困りましたね。スタンド能力……でしょうか。壁や扉に攻撃を加えても、全く能力が発動しない」
「わたしのスタンドも出すことは可能ですが、移動することが出来ません。そもそも地図に、ここの間取りも場所も映し出せない」
「しかし、ぼくとしては幸運かもしれない。あなたと二人きりでいられる」
「わたしとしては最悪ですけどね。早くここから出ないと。何か手掛かりは……。あっ、壁に文字が浮き出て来てる」
「文字……?」
「えっと……。『互いに耳元で愛を囁かなければ出られない』?」
「愛、ですか」
「……」
「どうします?扉は、引いても押しても開かない。壁も壊せない。ぼくの能力で生物に変えることも、あなたの能力で移動することも出来ない。この指示に従えば、本当に出られるかもしれません」
「……出られなかったら、ずっとここに……」
「ぼくとずっとここに、です」
「どっちにしろ嫌だ……ッ!」
「試してみる価値はあるのでは?」
「……」
「ここにいて死を待つのと、愛を囁いて脱出を果たす。どちらがいいですか?」
「……一生の苦しみよりも、一瞬の恥の方がマシです」
「じゃあ、始めましょうか。まずはぼくから」
「ちょっと、触らないでください」
「耳元で囁かなければなりません。頬を支えるくらい、いいでしょう」
「良くありません」
「肩を……」
「ダメです」
「……仕方がない。では、このまま顔を近付けるだけで」
「……」
「愛している。あなただけを。これからもずっと。ぼくの全てをあなたに捧げたい」
「……終わりましたか?」
「ええ。では、あなたの番です」
「…………本当に最悪ッ」
「これがスタンド攻撃ならば、ぼくは本体に感謝をしたいくらいには嬉しいです」
「(言わないと出られない、のか。物凄く嫌で、物凄く仕方がないけど言うしかないか)」
「さあ、どうぞ」
「……屈んでください。耳に届きません」
「その台詞、いいですね。もう一度、お願いしても?」
「ふざけていないで、早くしてもらえますか?」
「あなたは可愛らしい方だ。これでいいですか?」
「(なんでわたしが、ジョルノ・ジョバァーナに対して言わなければ……。まだ他の人の方がマシだったッ!良くはないけどマシだったのに……!)」
「実に楽しみだ」
「……で、では、始めますね。言っておきますが、今から言う事は嘘ですから」
「はい」
「…………すき、です」
「……」
「これでいいですよね。扉は……あ、開いてますね。それでは、ジョルノ・ジョバァーナさん。これでやっとお別れ……ちょっと!何でドアノブを押さえているんですか!離してくださいッ!」
「ダメだ。離したくありません」
「はあ!?」
「あなたは、好きだと言ってくれた。今、確かに。『幸運かもしれない』ではなく、正に幸運だった」
「あれは嘘ですよ!いいから手を離してください!あー、もう!やっぱり、どっちにしろ最悪だった!」
頭の中で練っていたら、喜んで愛を囁くジョルノと心底嫌そうに囁く夢主が出てきたので、勧誘拒否の二人で書かせていただきました。
ジョルノ
リゾット・ネエロは遊びに付き合う
20200713(月)21:09sssネタ募集企画より
匿名様「リゾットが幼女夢主を可愛がるお話」
※幼女夢主
「チームのヤツ以外に付いて行くな。チームのヤツ以外から食い物を貰うな。チームのヤツ以外と話すな。オレはそう言ったはずだ」
「いった!やくそくした!」
「だが、おまえはそれを破って、あの男と遊んでいた。何故だ?」
「そしきのひとも、ダメなの?」
「オレは『チームのヤツ以外と』と言ったんだ。あいつはチームの人間じゃあない」
「だって、みんなおしごとなんだもん。つまんない」
「……これを読み終えたら相手をしてやる。それまでは大人しくしていろ」
「リゾット、おわった?あそぼう、あそぼう!」
「何をしたいんだ」
「おままごと!」
「……」
「ダメ?さっきのひとは、いいよっていってくれた!」
「今回だけだぞ」
「うん!」
「おかえりなさい!」
「……」
「リゾットのばんだよ」
「……オレは、何と言えばいいんだ」
「かえってきたときは『ただいま』だよ」
「…………ただいま」
「おかえりなさいの、チュー」
「おい。まさかさっきのヤツと、そこまでしたのか」
「はじめるまえにリゾットがきたから、してないよ。リゾット、ほっぺにとどかないよー。だっこして」
「……オメーら、何してんだ」
「ホルマジオ!おかえりなさい!リゾットとね、おままごとしてたの!ホルマジオもやろうよ~」
「(リゾットがままごとに付き合ってるのかよ……ッ!)」
あの(色んな意味で)暗いアジトで、リゾットが幼女とおままごと……。これは「可愛がってる」と言えるのだろうか。しかし可愛がっていなければ、リゾット・ネエロ(28)はおままごとに付き合ってはくれないと思います。
リゾット
ジョナサンとディオはメイドを愛している
20200711(土)01:51sssネタ募集企画より
りもま様「ヤンデレな一部ディオくんとジョナサンに愛されて夜しか眠れないメイド夢主」
※病んでるジョナサンとディオ
朝のお仕事
「おはようございます。ジョナサン様」
「ああ、おはよう。そうだ、今日ぼくが大学から帰った後、時間を空けておいてもらえるかい?」
「時間、ですか?」
「街に買い物に行きたいんだ。君が一緒に付いて来てくれるといいんだが……ダメかな?」
「ああ、いえ。承知いたしました」
「おはようございます、ディオ様」
「おはよう。ジョジョはどこにいるか知っているか?」
「ジョナサン様は、午前中は大学です。ディオ様は今日、お休みでしたね」
「ぼくが受けるはずだった科目の教授が、私用で休みを取ったんだ。そうか……ジョジョは大学か。丁度いい。頼みたいことがあるんだ。ちょっと一緒に来てもらえるかい?」
「はい」
「……ディオ様。お勉強でしたら、わたしが傍にいるとかえって邪魔になってしまうのでは?」
「君にいて欲しいから頼んだんだ。主人の命令に従う……それが君たちの仕事だろう?」
「そうですけど……」
「ところで、あのことは考えてくれたかい?大学を卒業したら、ぼくと付き合うことについてだ」
「使用人であるわたしは、主人とお付き合いなどできません。身分も違います」
「ぼくはジョースター家の人間じゃあない。元々、身分だってなかった。君と同じだ」
「それでも今は……痛ッ!あの、手を……手を離していただけませんか?」
「おれは『命令』しているんだ。頼んでいるわけじゃあない。勘違いをするな」
お昼のお仕事
「お帰りなさいませ、ジョナサン様」
「ただいま。じゃあ早速で悪いけれど、約束通り買い物に付き合ってもらえるかい?」
「はい、勿論です」
「ジョナサン様……もう一度だけお願いします」
「ディオと仲がいいようだけど、何かあったのかとぼくは聞いたんだ。今日、ぼくが大学へ行っている間、ディオと部屋にいたんだろう?肩に触れられて、腕を掴まれて、何か迫られていたように見えたんだ」
「と、特に何も」
「そうか……」
「あの、午前中は大学へ行っていたのでは?なぜそのようなことを。それに、見えた、とは……?」
「偶然なことだけど、忘れ物をして家に戻ったんだ。その時にディオの部屋の前を通りかかって、扉の隙間から見てしまった。他人の部屋を覗くなんて紳士としてあってはならないことだけど、声が微かに聞こえて気になってね」
「(何だろう。前にも『偶然』見られていた気がする)」
夜のお仕事
「あんた、坊ちゃまたちと仲がいいわね。年が近いからかしら」
「……午前中から午後まで、ずっと一緒にいる気がします」
「ジョジョぼっちゃまに呼ばれたと思えば、ディオ様に呼ばれ、それが終わればまた……だからね。仕事の合間にずっと呼ばれっぱなし」
「夜は、女性使用人は部屋にいなければならないので、漸く休めます」
「ちゃんと寝るのよ。明日も朝は早いんだから」
「はい!」
「それにしても、最近は物音が凄いわね。ネズミでもいるのかしら」
「(そういえば最近、部屋にいてもたまに視線を感じるなァ……。気のせいだよね)」
そして夜も眠れなくなる。スタンド、その他5部、他部
レオーネ・アバッキオは頼られたい
20200710(金)00:05sssネタ募集企画より
白羽様「お相手はアバッキオで、夢主にどうしようもなく依存する。不安になり傷付けて、傷付いた姿が愛しくて手放さない」
※病んでるアバッキオ、暴力表現あり
あいつは内気なヤツだった。チームのヤツらが話しかけても、どこかぎこちなく笑って返すだけで、話を広げるとか話題を提供するとか、そんなことは殆どなかった。ある日、ブチャラティから仕事を任された。「彼女のスタンド能力が必要だ。二人で組んでもらえるか」と。勿論、ブチャラティからの指示とあればオレは動く。オレはあいつと組み、仕事を終わらせた。それからスタンド能力の相性がいいからという理由で、あいつと組むことが多くなった。そして次第に分かってきた。あいつは内気で会話が苦手だが、それでもちゃんと笑えるのだと。あれは、あいつと組んで五回目の任務の時だった。あいつの能力のおかげで窮地を脱した時、オレは初めて褒め言葉ってのを口にした。すると、あいつは一瞬だけ目を丸くさせてから、少しだけ頬を染めて口元を緩めた。その顔が、やけにオレの脳みそに貼り付いて、あいつと顔を合わせる度に「もう一度、見てみたい」と思うようになった。
そんな下心からあいつと関わる頻度が増えていった。チビのあいつのために商品棚の高い位置にある物を取ってやったり、非力なあいつのために力が必要な仕事は代わった。すると、それに比例してあいつがオレを頼ることも増えた。仕事での悩みを上司であるブチャラティへ相談するよりもオレに話し、前までは雑談なんてのは口にしなかったのにオレに対しては一つ二つと零すようになっていった。
オレを必要とし、誰よりもオレを信用しているあいつを見ていると、喜びが身体を満たした。まだ警官だった頃、誰かの役に立った時に同じような感覚が溢れたのを覚えている。オレが欲しかったものを、あいつはオレだけに向けてくれる。それが嬉しかった。
しかし、それがいつまでも続くはずもなかった。あいつは、オレ以外のヤツとも少しずつだが親しくなっていった。ブチャラティ、ミスタ、ナランチャ、フーゴ。オレ以外も頼るようになり、オレ以外にも笑いかけるようになり、オレ以外にも話しかけるようになっていく姿は、苛立ち以外の何物も生まなかった。
その怒りは抑えきれねえほどに膨れて、とうとうオレはあいつを床に押し倒して動きを封じると、拳を振り上げて容赦なくその小せえ身体を殴った。人間を殴るなんてもう何回もやって来たことだ。しかし慣れたはずの拳の感覚は、あいつのものとなると興奮に変わり、オレはあいつを力で押さえ付けて支配していくことに溺れた。
「オメーは言い付けの一つも守れねーのか。『他のヤツと関わるのは必要最低限』って、オレは前にも言ったはずだ」
「……ごめんなさいッ」
「今度また破ったら、今日と同じじゃあ済まねえぜ」
「わ、分かってます」
「本当に分かってんのか?」
「は、い」
「……逃げようとしても無駄だ。オメーは、よく知っているはずだ。オレの能力を」
「……ッ」
「オメー自身もスタンドも、力は弱ェだろ。『そうなったら』、どっちが有利か分かってるよな?」
内出血で変色した頬を撫でて、血の混じった涎を溢れさせている口内に親指を突っ込む。その指で口の中を弄れば、涙で潤んだ瞳に瞼が落ち、眉が限界にまで寄った。怯えてオレに許しを請う姿が、何よりも従順でたまらなく、オレを夢中にさせていた。アバッキオ
勧誘拒否~ジョルノは怒っている~
20200708(水)22:16sssネタ募集企画より
ありかわ様「夢主さんがほかのメンバーとどんどん仲良くなってる(とジョルノは思ってる)ことで機嫌が悪くなってミスタ・ブチャラティ・ナランチャに八つ当たりする」
「お、おい、ジョルノ!これ何だよ!この仕事の量はよォ~ッ!」
「ミスタ、オレもだぜ!これじゃ昼ご飯も食べられないよ!」
「ジョルノ。説明してもらおうか。オレたちのこの仕事の割り振りを」
「……前からずっと気になっていました。ミスタ、ナランチャ、ブチャラティ。あなたたちは、ぼくよりも彼女と仲がいい。ミスタ、あなたは彼女の隣に住み、時々夕食まで食べている。ナランチャは勉強を教えてもらい、ブチャラティは誰よりも信用されている」
「……そ、そうか?オレ、あいつに避けられることの方が多いぜ?」
「オレも毎回毎回、教えてもらえるってわけじゃあないって。直ぐに逃げられるし」
「オレも特に信用されているとは思えないが。何を根拠にそんな事を言っているんだ」
「ぼくは彼女のことを見ているので、それくらい分かります」
「なあ、それってつまり……嫉妬、だよな?」
「ジョルノ!いくら何でも、これは酷ェよ!こんな仕事量、一日じゃ終わらないよ!」
「ミスタが引っ越したのも仕事のうちだ。それにジョルノ、おまえは勉強を教えてもらう必要がないだろ」
「だからといって、ぼくよりも彼女と親しくなるのは気に食わない」
「オメーがそういう意味でもあいつを狙ってるってのは分かるけどよ、オレたちがあいつに近付くのだって作戦の一つだろ?」
「そうだよ。近付けって言ったのはジョルノだぜ!」
「まさか『近付けとは言ったが、彼女と自分よりも仲良くなるな』と言いたいのか?」
「はい。そうです、ブチャラティ」
「おかしいだろ!言ってることがメチャクチャだぜ!」
「仲良くなるなって、だったらどうやって近付けばいいんだよ」
「オレも、ミスタとナランチャと同意見だ。ジョルノ、もう少し落ち着いて考えろ。おまえはあいつの事となると、感情的になることが多い」
「…………あなたたちは彼女に『そういう感情』があるんですか?」
「(うわっ!こいつスゲー怒ってる!)」
「(ジョルノの目が据わってる……。ブチャラティ、どうしよう!)」
「(仕方ない。今から彼女に連絡をして、どうにかジョルノの機嫌を……電話を切られた)」
文章から勧誘拒否のお話かな……と思い、勧誘拒否の設定で書いてしまいました。違っていたらすみません……。
護衛チーム