short short short!
短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
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赤ずきんとオオカミ
20200924(木)01:33sssネタ募集企画より
羊様「赤ずきん夢主とオオカミ護チ」
※赤ずきんパロ
【ジョルノ】
「こんにちは」
「こんにちは。オオカミさん」
「これからどこへ行くんですか?」
「おばあさんのお家へお見舞いに……」
「そうなんですか。……そうだ、ぼくは物質から花や小鳥を生み出すことが出来るんです。見てみませんか?」
「花や小鳥を?」
「ええ。ほら」
「凄い……ッ!本当にお花が!」
「プレゼントしましょう」
「ありがとう、オオカミさん!」
「もっと色んなものを生み出せますが……じっくりと見ていきませんか?」
「本当!?」
「ええ。では、森の奥へ行きましょうか」
「はい!」
お持ち帰りエンド。
【ブチャラティ】
「こんなところで何をしているんだ?」
「あ、えっと……おばあさんのお見舞いに行く途中で」
「こんな森の中を、君のような少女が一人で歩くのは危険だ」
「でもここを通らないとおばあさんの家に……」
「なら、オレが送ろう。そのおばあさんの家まで」
「オオカミさんが?」
「寄り道なんてしていると、日が暮れる。太陽が昇っている内に森を抜けよう」
「は、はい」
「ほら、そんなに走ると転ぶぞ。ここは石が多い。足元には気を付けるんだ」
「はいッ」
「その荷物、重いだろ。オレが持とう」
「さすがにそこまでは……」
「オレは君より力があるし、何より女性に重そうな荷物を持たせたままなんて男として黙っていられない」
「は、はあ……」
紳士にエスコートエンド。更にはおばあさんの看病も手伝ってくれるらしい。
【ミスタ】
「あれ?おばあさん……いつの間に背が高くなったの?」
「おまえを抱え込むなら、そっちの方が有利だろ?」
「手も大きくなったね」
「そっちの方がおまえを押さえ込めるだろ?ヒヒッ」
「それに拳銃なんて持っていなかったよね?」
「猟師が来たら、これでやり合えるだろ?邪魔なんてされたくねーからな」
「お、おばあ、さん?」
「『おばあさん』じゃなくて、悪かったな。でもまあ、騙される方が悪いんだぜ」
「あなたは……森で会ったオオカミさんッ」
「よう、覚えていてくれて嬉しいぜ~?」
「あの……何でここにッ」
「一つ教えておいてやるよ。優しい面のオオカミには注意をした方がいいぜ」
食べられるエンド。
赤ずきんの教訓は、優しい顔をして近付く男(オオカミ)には注意をしろ。
護衛チーム
岸辺露伴はキャラクターを作る
20200923(水)19:48sssネタ募集企画より
すぴか様「岸辺露伴は話を作るの続き」
※病んでる露伴
ぼくが彼女を『本』にする度、彼女は緩やかに崩れていった。正確に言えば、ぼくが『本』にした彼女に書き込む度、だが。彼女が思い出しかけていた記憶を、完全に封じ込めてしまおうとすればするほど、ぼくが書き込む量は増えていった。彼女には、ぼくの能力に抗う術はない。ぼくが望むキャラクターとして、ぼくが望むストーリーに沿って動く。正にぼくの理想になりつつあった。
「露伴先生」
どこか舌足らずにぼくを呼び、まるで猫が飼い主に甘えるように身を寄せて来る。細い腕が背中へ回り、胸に彼女の頬が押し付けられた。『両親を失った自分を引き取ってくれた親戚』としてぼくを見ていた以前の彼女からは、想像も出来ない行動だ。彼女はすっかり、ぼくがいないとダメな人間になってしまった。いや、ぼくがそうさせたのだが。とにかく、彼女にとって『両親を失った自分を引き取ってくれた親戚』ではなくなった。
「『また』か?」
「うん……。ごめんなさい」
「謝るなよ。君になら甘えられるのも悪くはないしな」
彼女は時々、本来の記憶とぼくが書き込んだ記憶との間で揺れ動いていた。酷く不安定になってしまうこの時、彼女はこうしてぼくを頼る。「露伴先生といれば、落ち着くの」と可愛らしい言葉と共に。ぼくだけが彼女の心を落ち着かせられるのは当然だろう。脳が呼び起こす本来の記憶たちを奥深くへ沈めてしまえるのはぼくだけであり、彼女が記憶の衝突に混乱している時にはぼくが新たに書き込んで忘れさせているのだから。
小さい背中を擦り、その手を今度は額へと移動させる。すると、彼女の身体からは力が抜け落ち、こちらへ寄り掛かったそれは『本』と化した。数々の体験を記したページは、殆どにぼくの文字が書き加えられていた。むしろ、ぼくの文字がないところなど無いと言っても良い程に。
「君はとてもいいキャラクターになっているぞ。ぼくの描いたストーリーにも忠実だ。このままぼくの理想になってくれ」
キャラクターは、作者の作り出したストーリーの上で行動する。全ては作者の思い通り。そうだろ?スタンド、その他5部、他部
暗殺チームは庇護欲を刺激される
20200922(火)19:51sssネタ募集企画より
杏様「小柄日本人夢主に庇護欲そそられまくる暗殺チ」
「ホルマジオさん。次の任務でここに行くんですけど……」
「ああ。おまえ一人での任務だったな」
「はい!初めて一人での任務です。それであの……地図で場所と道の確認を」
「しょーがねーなァ~。どれどれ」
「ターゲットがいる場所がここで、そこまで行くにはこの道から……」
「(指、細ェ。そもそも手が小せえ。ガキの手かよ。スタンド使いっていっても、相手に必ず勝てるってわけじゃあねーだろ)」
「……で、この角を右へ曲がって」
「(こんな手で何が出来るんだよ。日本人だから顔立ちもガキみてえだしよ。そういうのが好きな野郎もいるし、こいつ一人で大丈夫なのか?)」
「……これでよろしいですか?」
「今回はオレが同行する」
「え?」
「プロシュートさん、ペッシさん。今日はよろしくお願いします」
「ああ。今日は……いや、今日もターゲットを始末するのはオレだ。オメーらは見て学べ」
「わ、分かったよ、兄貴!」
「はい、プロシュートさん!」
「付いて来い。遅れんじゃあねーぞ」
「は、はいッ」
「ペッシ、オメーはこいつの後ろを歩け」
「(兄貴との距離がどんどん開いていく。こいつと兄貴とじゃ、背の高さも脚の長さも違うからな。足だってこいつの方が小さいし。歩幅も……スゲー頑張って広げてるけど、追い付けてねえ)」
「おい!離れるなって言っただろうが!」
「すみませんッ」
「(小走りになった。ああ、おいッ!転びそうになるなよ!ん?あれ?兄貴の歩く速度が遅くなってきたな。それに歩幅も狭くなってる)」
「チッ!なんでオレたちが買い出しをしなきゃあならねーんだッ」
「仕方ないですよ、ギアッチョさん。他の方たちは任務が入ってますし」
「さっさと買って帰るぞ」
「はい。あ、ギアッチョさん。あれ、あの一番上のやつ、イルーゾォさんが頼んだお酒じゃあないですか?」
「ああ、そうみてーだな」
「……と、届かない」
「(おい、そこに手を置いて背伸びなんてしたら危ねーだろッ。震えてんじゃあねーか!棚が倒れて来たらどうする!)」
「踏み台は……ッ」
「オレが取る!てめーは引っ込んでろ!」
「リゾットさん。わたしって頼りないですかね」
「何だ、突然」
「いつもいつも、誰かが気遣ってくださっているような……」
「……」
「わたし……リゾットさんと同い年なのに情けなくて。一人で任務に行こうとすれば止められて、買い出しも一人で行くと怒られます。このままじゃあ、暗殺チームの一員として、年上としてあまりに……ッ」
「(近くで見るとよく分かる。肩幅の狭さ、腕や脚の細さ。捻じ伏せられたら、まともな抵抗なんて出来ないだろうな)」
「あの、リゾットさん?」
「次の任務は、イルーゾォと行け」
「わたし、もう一人で……」
「オレが許さない」
「……」
リゾットと同年代の小柄日本人……というリクエストに、年上後輩という要素を勝手ながら付け加えてしまいました……。暗殺チーム
DIOと部下と元食料
20200921(月)23:22sssネタ募集企画より
蘭様「DIOとDIOの部下に振り回される」
「まさかスタンドが使えるとはな」
「(凄い威圧感で吐きそう。遠くを見て気を逸らしてないと)」
「このDIOを前にして堂々としていられる度胸もある」
「(別の事に意識を集中させないと。晩御飯のことを考えよう)」
「気に入った。ただ殺してしまうのは勿体ない。わたしの仲間として働いてみないか?おまえだって命は惜しいだろ?」
「げっ。テレンスさん」
「ああ、丁度良かった。一緒に人形遊びをしませんか?女性なら小さい頃、こういったことをしたのでは?」
「にんぎょうあそび……?」
「ええ。好きな服を着せてやってください。話しかけると喜びますよ」
「(テレンスさんってゲームをやってると思えば人形と遊んでたり、紳士的なわりになんかちょっと……)」
「どうですか?その人形。よく出来ているでしょう?」
「ちょっと待ってください、テレンスさん。この人形、勝手に動いて勝手に喋るんですけど」
「そりゃあ、魂があるので。そうだ、あなたの人形も作ったんです。どうですか?」
「変な物を作らないでください」
「げっ。ペット・ショップ……さん」
「……」
「べ、別に逃げ出そうとしているわけじゃあないですよ。ただの散歩ですよ」
「……」
「(鳥なのに、まるで人間みたいな反応をするんだよな……。呼び捨てだと怒るし)」
「……」
「な、生肉をキッチンから拝借して来ました。どうぞお召し上がりくだ……。ちょっと!なんでわたしの方に……ッ!やめ、痛い!凄く痛い!つつかないで、引っ掻かないで!」
「げっ。ヴァニラ・アイスさん」
「雑用か。おまえのような女が、DIO様に気に入られて部下となるとはな」
「(わたしとしては勘弁してほしいんだけどな)」
「気に食わん」
「そう言われましても……」
「こんなガキ同然の生意気な娘のどこを気に入ったのだ……。非力で力仕事は出来ない、体力もない、スタンドもコントロールできず未だにDIO様の役に立っていない、出来ることと言えば雑用」
「悪口のオンパレードだ」
「少しは使えるようになったらどうだ」
「(ここにいたくているわけじゃあないのにッ)」
「アイス。あの娘を連れて来い。話し相手をさせる」
「話し相手……ですか?」
「あの娘は面白い。怯えているくせにそれを隠して堂々としていて、その矛盾が楽しいのだ。わたしの予想を超えてしまう行動を取ることもある。ああいうのを飼うのも、面白いだろ。だからアイス。あいつを連れて来い」
「……少々お待ちください」
三十分後
「連れて来ました、DIO様」
「随分と時間が掛かったんじゃあないか?……その紐はなんだ」
「申し訳ございません。娘が窓から飛び降りて逃げようとしていたので、捕まえて縛っておきました」
「痛い痛い!締まるから引っ張らないでください!」
「さて、前回の話の続きをしようじゃあないか」
「ああ、犬派か猫派かですか?わたし、ハムスター派なので猫っぽいDIOさんは嫌いです」
「おまえは確かにネズミによく似ている。追いかけて遊び倒してやりたくなるからな」
スタンド、その他5部、他部
観光客は暗殺チームと出会ってしまった
20200921(月)00:28sssネタ募集企画より
みみっちぃ様「観光客の日本人夢主と暗チ」
「(まさか観光に来て人殺しを見るなんて)」
「おい、てめー!聞いてんのか!?」
「(何を話しているのか全然分からない。最低限のイタリア語しか覚えられなかったしな……。この水色のくるくる頭の人が、凄く怒ってるのは伝わって来るけれど)」
「落ち着けよ、ギアッチョ。まだ見られたとは限らない。なあ、リゾット。どうする?」
「どちらでも構わない。考えたところで結果は何も変わらないだろ、メローネ」
「それはつまり『殺せ』ってことかよ、リゾットよォ~?」
「好きにしろ」
「(なんか雰囲気が……ッ。どうしよう、何か言わないと)」
「こいつじゃあ、ベイビィ・フェイスの母親としてもダメだな。しかし日本人か……。日本人はアッチがいいと聞くからな」
「あ、あの、わたしは……。『何も見てない』って、イタリア語で何て言うんだろうッ」
「今の、片言のイタリア語がいいじゃあないか。不慣れな感じがそそる。実にいいッ!ベリッシモいい!」
「何この人!こ、怖い!」
「なあ、もう一度……何か言ってくれないか?」
「おい、メローネ!そんな事はどうでもいいんだよ!さっさと殺しちまえ!」
「勿体ないだろ。殺すなら楽しんでから殺した方がいい」
「どっちも怖い……!もう一人の大きい人……も、いや、あの人が一番怖い!だ、誰か助けて!」
「おい、クソ女ッ!騒ぐんじゃあねーよ!」
「おまえが一番煩いぞ、ギアッチョ。少しは落ち着けって」
「メローネ、ギアッチョ。やるならやれ。時間がない」
「あっ!そ、そこの……坊主に剃り込みを入れた人!助けてください!」
「なんだよ、リゾットにギアッチョにメローネじゃあねーか。女一人を囲って何してんだ?」
「し、知り合いだった……!もうイタリアには絶対に来ないッ!」
暗殺チーム
護衛チームは逃がさない
20200920(日)00:47sssネタ募集企画より
洋菓子様「病んでる護チと気の強い夢主」
※病んでる護衛チーム
「ミスタ。そっちに行ったぞ」
携帯電話でミスタへ連絡を取り、彼女が向かったと知らせる。「分かったぜ、ブチャラティ」という短い返事の後に舌打ちが聞こえたと思うと、突然、通話が切れた。恐らく、彼女がミスタの存在に気付いて道を変えたのだろう。入り組んだこの路地を使って逃げ回っている彼女だが、徐々に追い詰められていることに気付いているのか。オレたちはこの街を担当しているだけあって、土地には詳しい方だ。それに見失ったとしても、ジョルノやアバッキオのスタンド能力を使えば追跡も可能だ。隣にいるジョルノに視線を向ければ、ジョルノは糸で繋がれた状態のチョウを……彼女の持ち物を変化させたものを放った。
「左へ行ったようですね」
「近いのはフーゴだな」
再び携帯電話を取り出してフーゴへ連絡を入れる。すると、怒気を滲ませたフーゴの声が返って来た。
「今、スタンドを使って『すり抜けて』行った……ッ!」
彼女の能力は『自分のスタンドと触れ合っている状態で別の物体に触れれば、それをすり抜ける』というもの。攻撃そのものは出来ないが、『すり抜ける』ことは物体だけでなくこちらの物理的な攻撃も回避することが出来る。オレたちから逃げ続けていられるのも、それが大きかった。しかし、その能力は万能ではない。スタンドと触れ合えない状態にすれば何の問題もないのだ。フーゴがいた場所へ向かって彼と合流すると、チョウは右へと羽ばたく。それに従えば、暗い道の奥でアバッキオが彼女を押さえ付け、その横でナランチャがレーダーを確認していた。
「また逃げようとしたから少し撃ったよ、ブチャラティ。すり抜けられるギリギリだった」
「よくやった、ナランチャ。アバッキオ、スタンドには注意をしろ」
「分かってる。スタンドを出した瞬間、殴ってでも止めてやるぜ」
地面にうつ伏せにされ、背中側で両腕を拘束されている彼女は、怒りに満ちた瞳でオレたちを睨み付けた。
「『素直に従った方がいい』と、オレたちは言ったはずだ」
「結局、ギャングなんて力で相手を押さえこむだけじゃない……だから嫌いッ!」
「ブチャラティ。彼女の傷を治しましょうか?」
「いや、まだいい」
彼女に近付き、膝を付いて顔を覗き込む。興奮しているせいか赤く染まった頬に手を添えれば、彼女は首を振ってオレの手を拒絶した。
「触らないでッ」
「もうオレたちからは逃げられない」
「……ギャングのくせに」
「おいおい。『くせに』はねーだろ」
オレたちを追って来たミスタが姿を現す。彼は銃口を彼女に向けて屈むと、それで額を隠す前髪を退けた。
「ナランチャの機銃にやられたんだ。痛ェだろ?ほら、こんなに汗を掻いてるぜ。オレが拭いてやろうか?」
「触らないでって言ってるでしょ!」
「この状況でも噛み付くなんて。少しは状況を理解したらどうです?」
ジョルノの隣にいたフーゴが前へと出て、彼女の指を一本握る。そして、それを強引に手背側へと曲げようとした。フーゴは指を折ろうとしている。それは明らかだった。彼女は悲鳴をあげて痛みを訴えるが、彼は止める素振りなど見せなかった。
「い、痛いッ!」
「折れたらぼくが治しますので、安心してください。それよりも、どうします?これでもぼくたちから逃げるか、それとも……ぼくたちを受け入れるか」
「……ッ」
ジョルノが彼女を見下ろしながら囁く。オレたちの視線を注がれた彼女は、一瞬だけ怯みを覗かせたが、直ぐにまた強い光を纏ってこちらを睨んだ。
「あなたたちなんか、嫌い」
「オレたちは優しくしていたつもりだったが……。君がそう言うなら、少し酷いことをしてしまうかもしれない。だが、それは君の責任だ。オレたちの気持ちを撥ね退けた君の……」
護衛チーム
vsさせたい~プロシュートvsギアッチョ~
20200919(土)02:09sssネタ募集企画より
長葱様「vsさせたいシリーズでプロシュートvsギアッチョ」
「……狭い」
「オメーが移動しろ、ギアッチョ」
「はあ~ッ!?てめーの方こそ移れよ、プロシュート!」
「いや、二人とも脚を広げて座ってるから狭いんだよ」
「『狭くなった』んだ。どこかの誰かが帰って来て、わざわざこの席に座ったんだからな」
「こっちは任務で疲れてんだよ!待機のオメーと違って外に出てたからな!」
「ちょっと!耳元で騒がないで!顔を合わせれば直ぐ喧嘩なんだから……」
「ギアッチョの野郎が突っ掛かって来るんだ」
「オメーだろうが、プロシュート。なに人のせいにしてやがる」
「そんなにこの席がいいなら、わたしが移動するよ。それでいいでしょ」
「おい、止めろ。何でオレがこんな野郎の隣に座らなきゃあいけねーんだ」
「オレだって嫌だぜ。こんなスカしたヤツと一つのソファーなんてよ」
「だったらどうすれば満足するの」
「ギアッチョがいなくなることだな」
「プロシュートが消えることだ」
「……子供みたいな喧嘩。せめて脚を閉じてよ。ぶつかって来るんだけど」
「誰かと違って脚が長いからな」
「『無駄に』な」
「何でそんなに仲が悪いの?」
「鈍い誰かのせいだ」
「同感だな」
「そこの意見は一致するんだ」
プロシュートギアッチョvs、ごちゃまぜ
護衛チームが幼児化したよ
20200918(金)07:18sssネタ募集企画より
チコト様「幼児化した護チが甘える」
スタンド使いに攻撃されて幼児化してしまった!
【ブチャラティ】
「(子供なのに雰囲気が大人だ)」
「すみません。お茶をご馳走になってしまって」
「い、いや、いいんだよ。それに飲み物だけじゃあなく、食べたい物も頼んで」
「いえ。そういうわけにはいきません」
「じゃ、じゃあ、このケーキをお姉ちゃんと半分こしようよ!」
「……」
「ダイエット中でケーキ一個だと多くて。半分なら丁度いいし」
「……お姉さんがそうしたいなら」
「(わたしは知ってるよ!ブチャラティがこの店のケーキが好きな事を!)」
「……おいしい」
「でしょ?な、なら全部食べていいよ!」
「そんなことをしたら、お姉さんの分が」
「子供なんだから、そういう気遣いはしないで。食べたいって顔に書いてあるよ。遠慮なんかしなくていいから」
「でも」
「いいんだって!食べたいなら食べたいって言っていいんだよ!ほら、好きなだけ食べて!ね、ね?」
「……うん」
「(素直に甘えられないタイプだったんだ。ブチャラティさん)」
【ナランチャ】
「どこに行ってたんだよ!長いトイレだな!」
「いや、ちょっとね。……本体、どこに行ったんだろうッ。フーゴが見つけてくれたらいいんだけど……」
「お姉ちゃん。オレ、腹減った」
「じゃあ、ご飯食べに行く?何がいい?」
「ピッツァがいい!それと、オレンジジュース!」
「よし。じゃあ、行こうか。迷子にならないように手を繋ごうね、ナランチャくん」
「迷子になるほどガキじゃあねーよ」
「(て言いながら繋ぐんだ)」
「ちゃんとした飯を食うの、久しぶりだな」
「好きな物を頼んでいいからね」
「本当!?」
「うん。沢山食べていいよ。あ、そっちは車が通るところだから、もっとこっちにおいで」
「……なんかさ、お姉ちゃんって安心するな」
「そうかな?」
「うん。スゲー落ち着く。死んだ母親に、ちょっぴり似てるからかな」
【アバッキオ】
「お父さんとお母さん、遅いね」
「うん」
「(君はスタンド能力で子供時代に戻ったんだよ、なんて言えるはずがない。能力が解除されるまで、何とか嘘で乗り切らないと)」
「……なんで来ないんだよ」
「お父さんやお母さんが迎えに来ないと、不安になっちゃうよね。迎えが来るまで、お姉さんが一緒に待つよ」
「……うん」
「(アバッキオさん、この頃はこんなに素直だったんだ。それなのに今じゃあ……考えるのは止めよう)」
「もっとそっちに行っていいか?」
「え、あ、うん。いいよ、おいでおいで。くっ付いていれば、怖くないもんね。あ、抱っこしてあげようか?」
「抱っこはいらねえ。……なんで知らねえガキに優しくするんだ?」
「い、色々あって……。放っておけないし」
「……ふうん。オレ、大きくなったら警官になりたいんだ。困ってるヤツらを助けたいし、守りたいから。警官になったら、お姉さんのことも守ってやるからな。お姉さん、弱そうだし」
「(大きくなった君にいじめられてるなんて言えない)」
護チの中から甘え方が不器用そうなブチャラティ、素直に甘えられるだろうナランチャ、甘えつつも捻くれてるだろうアバッキオを選ばせていただきました。護衛チーム
親子と求婚と袋の鼠
20200917(木)06:07sssネタ募集企画より
せお様「オラ無駄ピンク親子に求婚されて四面楚歌」
※百合あり、親子が普通に親子
「(この人たちが並ぶと、空気も個性も圧が凄い……)」
「こいつの結婚相手は、このDIOの息子に決まっている。なあ、ジョルノ」
「はい。失礼ですが、承太郎さん、ディアボロ。あなたたちの子供は男性ではありません。女性です。そして彼女も女性。どう考えても、ぼくが有利かと」
「女同士だから結婚できないなんて、古い考えだわ。別にあんな紙切れに頼る気なんてないのよ。大事なのは気持ちだと思うわ。ねえ、父さん」
「徐倫の言う通りだ。あんな紙に拘るようじゃあ、こいつを任せるには不安が大きい。大人しく諦めた方がいい」
「あたしも徐倫と同意見だわ。でも、意見が同じってだけであんたにこの子を渡すってわけじゃあないから。ジョルノ、あんたにもよ」
「風習に囚われるとはまだまだ甘いな、小僧。欲しい物は手に入れることこそに意味がある。オレの娘はそういう意味を、おまえたちよりも知っている」
「では、彼女に決めてもらいましょう」
「えっ」
「そうね。それが一番だわ」
「ちょっと待って」
「あたしとジョルノと徐倫……。誰を選ぶの?」
「いや、その……選ぶとかじゃあなくてッ」
「わたしの息子を選ぶべきだと思うぞ。ジョルノは将来、この中の誰よりも大物になる」
「いいや。徐倫を選ぶべきだ。少し意地を張るところがあるが、何があってもおまえから離れないだろう」
「この中で一番付き合いが長いのは、わが娘トリッシュだ。この二人よりもおまえを理解しているし、どんな時もおまえの傍にいた。言葉なんかよりも、その事実こそが大事だと思わないか?」
「い、いや……わたし、結婚とかそういうの、まだあまり考えて……ッ」
「なら、決めましょう、この場で」
「そうね。それがいいわ。いま決めて」
「考えてないなら、考えればいいわ。今日」
「(前にジョルノ、徐倫、トリッシュ……。後ろに三人のお父さん……。に、逃げ場がないッ!)」
親も参戦で迷いましたが、「うちの子こそ」なオラ無駄ピンク親にさせていただきました。ジョルノトリッシュvs、ごちゃまぜスタンド、その他5部、他部
グイード・ミスタの同僚は問題児13
20200916(水)00:46sssネタ募集企画より
オオスカシバ様「ミスタの同僚は問題児シリーズ続編」
「ジョルノ。おまえ、あいつに悪い事ばかり教えるのを止めろ。あいつは単純なんだ。直ぐに相手のことを信用しちまうんだよ。それに、あいつが一人の時を狙って近付いたり、あいつを困らせる状況をわざと作って助けたり……。いくら何でもやり過ぎだぜ」
「別にあなたには関係ないでしょ、ミスタ」
「関係ある」
「なら説明してください。どう関係あるのか」
「説明……ッ」
「ぼくは彼女が好きだ。だから気を引きたいと思う。それは自然なことのはずだ。それを他人にどうこう言われる筋合いはない」
「だからって、ああいうのは間違ってるだろ」
「では、ミスタ。はっきり言いましょう。あなたがぼくに対してそう言うのは、あなたも彼女の事が好きだからでしょう?」
「いや、オレは……ッ」
「今までずっと自分を頼ってきた彼女が、自分以外も頼るようになったのが気に食わない。そして、彼女を取られるという焦りもある。ミスタ、あなたはそう思っているはずだ」
「(クソッ!何も言い返せねえッ!)」
「ナ、ナランチャ。ミスタとジョルノ、喧嘩でもした?昨日から雰囲気がちょっぴり……」
「あー、なんかピリピリしてるよな。見てるこっちも緊張するっつーか。でもまあ、子供じゃあないし、いつまでもあんな感じにはならねーよ」
「で、でもッ」
「気になるなら本人たちに理由を聞けばいいんじゃあねーの?あいつら、おまえの言うことなら聞くだろ」
「ミスタ、ジョルノ。その……喧嘩しちゃったの?」
「別に喧嘩じゃあねーよ」
「そうですね。喧嘩ではありません」
「ふ、二人の事だし理由も分からないから、わたしからはあまり言えないけど……。みんなと組んで仕事をすることもあるから、やっぱり解決できるなら解決して、仲直りしてくれたら嬉しいな」
「……」
「……」
「合わないこともあるだろうし、たまには喧嘩もするだろうけど……メンバーが怒ってると気になっちゃうし、どうしたのかなって不安になるし、仲が悪いままだと悲しくなる……。一昨日まで二人とも普通に話してたし、仕事でも組んでて、認め合ってたし良いところを褒めてたから尚更」
「……わ、分かったから泣くなよ!ほら、顔を上げて、これで涙を拭け!オ、オレたちもう仲直りしたよな、ジョルノ?」
「はい。実はつい先程、ミスタとは話し合いで解決しました。だから安心してください。ミスタの勘違いから、ぼくも少し意地になっていただけです」
「(こいつ、さり気なくオレのせいにしやがった)」
「よ、良かった。みんなも心配してたんだ。解決できて良かったね!」
「あ、ああ。悪かったな、不安にさせて」
「ううん」
「悲しませてしまったお詫びに、美味しいドルチェの店に今度行きましょうか」
「いいの!?行く!ミスタも一緒に行っていい?」
「…………はい」
「そうだな。『何か』あるといけねえ。三人で行こうぜ」ジョルノミスタvs、ごちゃまぜ