short short short!
短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
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ジョルノ・ジョバァーナは唯一のあの子を愛している
20230924(日)01:24sssネタ募集企画より「初流乃くん、と呼ぶ唯一の人が大切で大好きで病んでるけど表には出さないジョルノくん」
※病んでるジョルノ
彼女はぼくを本当の名前で呼ぶ。それは彼女が日本人だからなのかもしれないが、ぼくにとってはそれが特別なものに感じられた。ぼくがイタリアに来た時から彼女はぼくの味方でいてくれた。ぼくの傍に必ずいたし、誰に何を言われてもぼくを裏切ることはなかった。どこにも居場所のなかったぼくは、彼女の隣こそが唯一許された場所だった。それはぼくがギャングのボスになって、彼女がある小さな雑貨屋の店員になった今も変わらない。彼女の隣が一番心安らぐ場所だ。
「お疲れ様、初流乃くん。今日は遅かったね」
「仕事が少し忙しくて」
「あまり無理をしないでね。身体、壊しちゃうから」
「はい。でも、どんなに疲れていてもあなたに会えば元気になれます」
ぼくの言葉にどこか困ったように笑う彼女。それに微笑みを返せば、「誤魔化さないで」と言って今度は唇を尖らせた。あと何年かしたら、ぼくは彼女に結婚を申し込むつもりだ。控えめな彼女に似合う、あまり派手でない指輪を買ってそれを贈る。書類も目の前で一緒に書いて、翌朝にでも提出し、誰にも邪魔されることのない絆を作り上げたい。誰にも壊されることのない関係を。
「何か困ったことはありませんでしたか?」
「何もないよ。初流乃くんは昔から心配性だね」
「ええ、色々と心配なんです。そうだ。昼間、とても親し気に話していた男性は誰ですか?」
「昼間?あ、高校の同級生だった人かな?今はフィレンツェで暮らしてるんだけど、久しぶりにこっちに遊びに来たみたいで……」
「そうですか」
「その人がどうかしたの?」
「いいえ。ただ、楽しそうに話していたので……」
「初流乃くん、よく知ってたね。お昼はお仕事の途中じゃあなかった?」
「店の前を通りかかったんですよ。挨拶をしたかったのですが、本当に楽しそうで、邪魔をしてはいけないと思い、止めておいたんです」
フィレンツェにいる同級生……それも男。顔は覚えているし、それで十分だ。ぼくには分かる。あの男が彼女を見つめていた時の瞳がどんな感情を含んでいるのか。
「困ったことがあったら遠慮などせず、直ぐにぼくに相談をしてくださいね。昔と違って、今はあなたを守る力がぼくにはあるんだ」
ジョルノ
花京院典明とあの子は死後も傍にいる
20230920(水)01:35sssネタ募集企画より「4部軸。3部で亡くなった花京院と夢主の高校生組が承太郎にイタズラをする」
※花京院も夢主も死亡していていわゆる幽霊になっています
「花京院くん!空条くんがまた難しい書類を読んでるよ!凄く真剣そう!フフッ!悪戯しちゃおうッ!」
「今は邪魔をしちゃあいけないよ。承太郎にとって、あれが仕事なんだからね」
「花京院くんだって、前にテレビのリモコンを落として驚かせてたじゃん!今度はわたしが空条くんを驚かせる番だよッ!」
「あれはわざとじゃあなく、間違って落としただけで……。悪戯は殆ど君がやっているんだけど」
「昔、空条くんは何をしても驚かなかったから、焦ったりするところを見るとなんか楽しいんだ」
「君は承太郎やポルナレフに驚かされてばかりだったね」
「だから今こうやって仕返しをしてるんだよ。まずは肩を叩いて……」
「楽しそうだね」
「楽しいよ!だって、あの空条くんが焦ってるんだよ?」
「だからってやり過ぎると危ないよ」
「次は書類を引っ張って……。あ、髪も触っちゃえ!わ、見て見て、花京院くん!空条くんの驚いた顔!」
「その辺で止めた方が……」
「後は何をし……ッ」
「おい、そこにいるのは誰だ?新手のスタンド使いか?やれやれ。姿を見せねーとは、いったいどんなスタンドだ?」
「……か、花京院くん。い、今、スタープラチナの拳が……ッ。わたしの顔の横にッ」
「承太郎にはぼくたちの姿は見えていないよ。ただ、承太郎は勘がいいからね。何かを感じ取ったのかもしれない」
「ス、スタープラチナに殴られた人たちの気持ちが分かったかも……ッ。ううッ、こ、怖かった、花京院くん……ッ」
「だから止めた方がいいって言っただろう」
「やり返してやるッ!こ、こっちは見えないんだからねッ!」
「何でそうなるかな。承太郎にあまり迷惑を掛けちゃあダメだよ。彼はぼくたちと違ってもう大人で仕事もしている。今は集中させてあげよう」
「て、手を離して、花京院くん!わたしは昔、空条くんに『このホテルは幽霊が出るって有名だぜ』って嘘を吐かれて、怖くて眠れなかった時があるんだから!恨みがあるんだから!」
「まだ恨んでたんだ、それ」
「ゆ、ゆうれい、こわい」
「今じゃあぼくたちが幽霊だよ」スタンド、その他5部、他部
勧誘拒否~ジョルノ・ジョバァーナは癒されたい~
20230918(月)21:00sssネタ募集企画より「勧誘拒否で、多忙とストレス過多で夢主さんに甘えに来るジョルノと、やっぱり拒否する夢主」
スタンドを使うのが間に合わなかった。わたしの自宅の中、まるで部屋の主の如く椅子に座っていたジョルノ・ジョバァーナに気付いて身構えた瞬間、彼のスタンドによって両腕は拘束され、強引にソファーに座らせられてしまった。
「……いい加減に人の家に勝手に上がり込むのを止めてもらえませんか?」
「今日はあなたにお願いがあって来たんです。ちゃんとした理由があります」
「ちゃんとしたお願いをするのに不法侵入するのはおかしいですよ。出て行ってください」
「ぼくがギャング組織のボスであることは当然知っていますよね?」
「本当に話を聞かない人ですね。……ええ、知っていますよ、そんなこと。嫌と言うほど」
「ボスというのはそれなりに負担が掛かるんです。肉体的にも精神的にも」
「へえ、そうなんですね」
「だから、あなたに癒して欲しいんです」
「他の女性に頼んで下さい。ジョルノ・ジョバァーナさんのそういうお願いなら、喜んで応えてくれる方がいるんじゃあないですか?グイード・ミスタさんが言ってました。ジョルノ・ジョバァーナさんはモテると」
「嫉妬ですか?」
「妬いてませんけど。全く、微塵も」
「あなたじゃなきゃあダメなんです。ぼくはあなたに癒されたいし、あなたに甘えたい」
「わたしは嫌です」
「あなたに抱き締められたいし、優しく頭を撫でられ、甘い言葉を掛けられたい。いいえ、その逆でもいい。あなたを愛でることでぼくは十分癒される」
「すみません。鳥肌が……」
わざとらしく、それこそ演技っぽく額に手を当てて俯くジョルノ・ジョバァーナ。わたしは足元にスタンドを出現させ、足の指で羽根ペンを掴んだ。あとは移動先と移動対象を選ぶだけだ。今日はより遠くに移動させてやる。そう思った瞬間、わたしの身体が温かなものに包まれた。脳内が真っ白になって次第に色を取り戻した頃、わたしはジョルノ・ジョバァーナに抱き締められていることに漸く気付いて悲鳴を上げた。
「は、は……離れろッ、ジョルノ・ジョバァーナッ!」
わたしの精神の乱れが影響したのか、スタンドは消えてしまった。しかし、わたしの悲鳴を聞きつけたらしいグイード・ミスタが駆け付け、彼の説得によってジョルノ・ジョバァーナは離れて行った。
「……グイード・ミスタさん」
「なんだ?礼をしてくれるっつーなら喜んで。今日の晩飯を作ってくれりゃあ……」
「壊した扉は直してくださいね。そちらの経費で」
「……」
グイード・ミスタは突入時、扉を壊していた。ジョルノ
ギアッチョの自称幼馴染の自称婚約者5
20230916(土)01:56sssネタ募集企画より「ギアッチョの自称婚約者で、メローネから『彼女さっきカフェで店員から強引に口説かれてたぜ』と聞き慌てて見に行くギアッチョ」
「ギアッチョ。おまえの恋人のことなんだが……」
「メローネ……。あの女がいつオレの恋人になったんだ?ふざけるのも大概にしろよなァ~ッ」
「大通りのカフェで、店員の男に口説かれていたぜ。それも結構強引に。さすがのあいつも困っているようだった」
「……そ、それがどうした」
「万が一ってのがあるだろ。心配じゃあないのか?自分の女が口説かれて」
「し、心配なんかするかよッ!そもそもよォ、あいつはオレの女じゃあねーよッ!あいつが勝手に言ってるだけだッ!」
「そうか?まあ、おまえがいいならいいんだが……。オレはそろそろ出るぜ。任務の時間だ」
「さっさと行け」
「クソッ、クソッ!なんでオレがいちいち……ッ!それもあいつのために……ッ!メローネが言っていた大通りのカフェ、ここか?……あの野郎か。まだ口説いてやがる。ベタベタと触りやがって……。あいつも手を払い除けるくらいしろよな……ッ」
「あ、ギアッチョだ!」
「チッ……!おいッ、クソ女ッ!何やってやがるッ!」
「迎えに来てくれたの?」
「何でオレがわざわざおまえを迎えに来なきゃあいけねーんだッ!ただ通りかかっただけだっつーのッ!」
「車、隣に乗ってもいい?」
「乗るなって言っても乗るんだろッ」
「やった!ギアッチョとドライブデート!」
「デートじゃあねーよッ!……と、ところで、さっきの野郎は何だよ。やけに親しそうだったじゃあねーか」
「え?ああ、なんか話しかけて来たんだけど、何て言ってたか分かんない。だってその間、ずっとギアッチョのことを考えてたから……。今日も格好良かったなとか、今日も怒ってたなとか、今日もわたしを見てくれてたなとか……ッ」
「……ッ」
「それがどうしたの?」
「……別に大した事じゃあねえッ」
「まさかヤキモチやいてくれたの?嬉しいッ!」
「そんなわけねーだろッ!どうやったらそんな答えになるんだ、てめーはッ!」
「大丈夫!わたしの一番はいつだってギアッチョだよ!昔からずーっと!」
「……チッ。クソ女め……」ギアッチョ
DIOの部下のあの子は頼りない10
20230915(金)03:02sssネタ募集企画より「頼りないあの子シリーズで他の刺客に襲われた一行を流れで救ってしまい一行と少し仲良くなり嬉しくも後ろめたくてDIOに言えなくて悩む話」
※モブ刺客
「てめーらはここで終わりだァ~ッ!神様にお祈りでもするんだなッ!ま、そんな時間はやらねーけどよォ~ッ!」
「やれやれだ。これがピンチってやつか」
「せめてもう少し隙を作る事が出来ればいいんじゃが……ッ」
「それにしても……君は一応はあちら側なんじゃあないか?巻き込まれていつの間にかこっち側になっているようだけど?」
「わ、わたし、あんな人は知らないッ。……そもそも、DIO様以外とあまり話さないし……」
「まずはそこの女からだッ!」
「な、何で……ッ!?わたし関係ないのにッ!ひいいッ!DIO様ァァァッ!」
「おまえもやればできるんだな。見直したぜ。スタンドだけならDIOが仲間にするだけはある。ただ、いい加減に泣き止め、うっとおしい」
「うう……ッ。ぐすッ、怖かった……!し、死ぬかと思った……!」
「おかげで助かった、お嬢さん。こんな物しか持っていないんじゃが……ほんのお礼だ」
「チョコレート!しかも日本のチョコレート!ありがとう、ジョセフ・ジョースター!」
「ぼくからもお礼を言うよ。怪我はないかい?」
「ない!それより花京院。今度またオススメのゲームを教えて!DIO様がね、好きな物を買ってくれるって言ってたの!」
「うん、いいよ。何本か考えておくから」
「あの野郎のせいで飯を食いそびれたな。そこの店で食ってからポルナレフたちと合流するか。おい、おまえも来い。さっきからおまえの腹の虫がうるせーんだよ」
「ごはん食べさせてくれるの?ありがとう、空条承太郎!顔は怖いのに優しいところがあるね!」
「ごはん美味しかったし、空条承太郎たちとちょっぴり仲良くなっちゃった。ふふッ。…………いま帰りました、DIO様!」
「……顎に食いカスが付いているぞ」
「え?そんなわんぱくな食べ方、わたしだってしませんよ。……あ、本当だ。付いてる」
「遅かったな」
「そ、そうでしょうか?」
「遅かったからわたしはそう言ったんだが?」
「(DIO様に空条承太郎たちとごはんを食べたなんて話したら、きっとDIO様は傷付いちゃう……)」
「どうした?」
「(どうしよう……。DIO様を傷付けたくない)」
「どうしたと聞いている」
「…………う、ううッ、うあああッ。な、なんでも、ありませんッ」
「何かあったな。分かり易いヤツだ、本当に」
スタンド、その他5部、他部
ブローノ・ブチャラティは助け出す
20230914(木)02:47sssネタ募集企画より「しつこいナンパから助けてくれたシスコンブチャラティに対し珍しく素直にお礼を言う夢主」
※シスコンブチャラティシリーズ
「離してッ」
「そんなに冷たくするなよ。ちょっと一緒に食事でもって誘ってるだけだろ?」
「さっきから言ってるでしょ……ッ。食事になんか行かないし、いい加減に手を離して……」
「おい。おまえ、何をしている?その手は何だ?誰の許可を得てそいつに触れているんだ?」
「あんたは……ッ。パッショーネのブローノ・ブチャラティ……ッ!」
「さっさと消えろ。おまえ程度の野郎が触れていいヤツじゃあない」
「大丈夫か?だからいつも言っているだろう。外に出る時は気を付けろと。怪我はないな?掴まれたところも痣にはなっていない。無事で良かった」
「……」
「どうかしたか?」
「……た、助けてくれてありがとう、兄さん」
「……」
「全然離してくれなくて困ってたから助かった」
「……」
「本当に……ありがとう」
「……そうか。今までのつれない態度は、オレのおまえへの愛を試していたのか」
「…………はあ?」
「そういうことだろ?オレがどんなにおまえのことを想い、常に心配し、どうやっておまえの傍にいようとしているのか……。大切な妹を誰にも渡したくないという、オレの愛情の強さを試そうとしていたんだろ?そして、わざとピンチになって、オレが助けなければと動く場面を作ったんだ」
「違うけど」
「おまえのそういう分かり難いところも可愛いと思うが、そんなことをしなくてもオレはおまえを愛している。そんなにオレの愛の程度が気になって不安なら、言ってくれればいいだろ。こんな危険な事をしなくても」
「話を聞いて」
「今日は一緒に寝よう。眠るまで思い出を語り合うのもいいし、一つのベッドでただ手を繋ぐだけでも……」
「あ、もしもし。ナランチャさんですか?突然なんですが、今日、ナランチャさんの家にお邪魔しても?ええ、家に帰りたくなくて」
「おい。なぜナランチャの連絡先を知っている?それに泊まるだと?ナランチャはいいヤツだが、それは絶対に認めないぞッ」
「ちょっと隣にいる人が煩くて聞こえなかったです。はい、はい……。では、二時間後に。失礼します。すみません、突然」
ナランチャに飛び火する。
ブチャラティ
結婚の約束を信じていた男たちの話
20230913(水)04:58sssネタ募集企画より「小さい頃結婚の約束をした幼馴染が、すっかりその事を忘れてた時のジョニィ、ジャイロ、ディエゴの反応」
【ジョニィ】
「ねえ。覚えてる?昔、ぼくとした約束のこと」
「やくそく?」
「うん。え?したよね?めちゃくちゃしっかり覚えてるんだけど。まさか、忘れたなんてことないよね?」
「約束……」
「ほら、ぼくたちが六歳の頃……。しただろ、約束を」
「……そうだっけ?」
「君ってやつは……ッ」
「あ、思い出した!」
「本当?」
「うん!ジョニィくんと一緒に遊ぶって約束をした日、わたしが近所の犬に威嚇されてジョニィくんの家に行けなくて、結局遊べなかったあれ!」
「全然違う……ッ」
「ほ、他に何かあったっけ……?」
「むしろその約束は覚えていて、なんでもっと大切な約束を覚えていないんだ……」
「うーん……他の約束……」
「……結婚するって約束、しただろ」
「け、結婚ッ!?わたし、結婚するって約束したの!?」
「ああ、したよッ!ぼくは覚えているねッ!だけどいい。君が覚えていないなら、もういいよ」
「お、怒らないでよ、ジョニィくんッ」
「あーあ。期待していたぼくがバカだったよ」
呆れつつちゃんと伝える。
【ジャイロ】
「なあ。そろそろさ、考えてもいいんじゃあねーの?」
「何を?」
「あの約束。オレたちも年齢的にいい頃だろ?だから、もっとちゃんと話し合ってもいいんじゃあねーかと……」
「ごめんね、ジャイロ。約束ってどんなの?」
「まさか……忘れたとか言うんじゃあないよな~?おいおい、そりゃあねーぜッ。オレは家族におまえとのことはとっくに……ッ」
「え?な、何の事?」
「やっぱり忘れてんのかよ……ッ」
「ねえ、ジャイロ。約束っていつの約束?」
「ガキん時にしただろ」
「どういうやつ?」
「大人になったら、オレと……」
「ジャイロと?」
「……いや、そのまま忘れたままでいい。今のおまえに、改めて同じ言葉を言わせられる男になってやるから」
「気になるでしょ!教えてよッ!」
「嫌だね。そうやってずーっと気になっていればいい」
これからちゃんと好きになってもらう。
【ディエゴ】
「おまえがガキの頃、しつこい程に言っていたあの約束……。叶えてやってもいいぞ」
「約束?わたし、ディエゴくんと何か約束したっけ?」
「……忘れたのか。あの時、オレに付き纏って、煩いくらいに騒いでいたというのに……ッ」
「ええっと……ッ。約束……約束……」
「思い出したか?」
「……すみません」
「おまえは本当にバカだな……ッ」
「ど、どんな約束?わたし、どんな約束をしたんだっけ?」
「まさかとは思うが、他に……オレ以外に男が出来たってわけじゃあないだろうな?いいや、そんなことはないな。オレが見ていた限り、そんなヤツはいなかった」
「ディエゴくん?」
「おまえが泣きながらあんな事を言っていたから、今までおまえなんかよりもずっといい女が寄って来てもオレは……ッ」
「あの……。わ、忘れちゃってごめんなさい……ッ」
「フンッ!おまえの脳みそなんてそんなものだと思っていたッ」
「わたし、ディエゴくんみたいに頭が良くないからねッ!」
「胸を張るなッ」
凄くキレる。おまけに不機嫌になる。
スタンド、その他5部、他部
ぽんこつなあの子は気を遣っているつもり
20230911(月)01:44sssネタ募集企画より「ぽんこつ!シリーズの夢主のような子がDIOにズボンのチャックが開いてることを親切に教えてあげるお話」
※ぽんこつ!な夢主
「DIO様。わたし、ずっとお伝えしたかったことがあるんです」
「何だ?このDIOに話してみろ」
「あの……ッ」
「声が小さいな。頬を赤らめて、何が言いたい?おまえはわたしの指示を殆どまともに遂行できていないが、まあ、内容によってはその期待に応えてやろう」
「その……。ひ、非常に申し上げ難いことなのですが……」
「ん?」
「お伝えするのも恥ずかしいのですが……。DIO様のため、わたしは勇気を出してお伝えしますッ!」
「だから何だ」
「DIO様!ズボンのチャックが開いてます!いつも!毎日!」
「……」
「め、目のやり場に困るので、上げた方がいいかと。以前、アイスさんにも同じようなことを言ったことがあるんです。アイスさん、いつもズボンを穿き忘れているので。一応、少数ながら女性もいるので、そういう格好はどうかと思います」
「……」
「日本的に言うと、社会の窓が開いてます。あ、他の国の言い方がいいですか?ポストが開いてますよ。鳥が羽ばたこうとしていますよ。えっと……」
「もういい。分かった」
「良かった!DIO様にお会いする度にずっと思っていた事なんです。もし、上げ忘れとかじゃあなく壊れているようなら、わたしが直して……」
「……これはこういう服なのだ」
「え?」
「別に開いているわけじゃあない」
「そ……そうなんですか?」
「ああ」
「わ、わたし、とんだ勘違いを……ッ。で、では、アイスさんの服も?」
「あれは知らない。本人に聞け」
「アイスさん!アイスさんの格好はズボンを穿き忘れているのではなく、ファッションなのですか?」
「おまえは口を閉じていろッ!」
「もしファッションならわたしはもう何も言いませんし、ズボンを持っていないだけならわたしが繕ってあげますよ」
「……バカ女のくせにッ!」
『ぽんこつ!シリーズのような……』とのことでしたが、ヴァニラ・アイスの話と繋げてみようと、3部ぽんこつの夢主にしてみました。スタンド、その他5部、他部
勧誘拒否~恋愛話をしよう~
20230909(土)01:48sssネタ募集企画より「ナランチャと勧誘拒否シリーズの夢主さんで恋愛観を語らう」
「なあ。おまえってさ、こう……いいなって思うヤツとかいるの?」
「いいな……?羨ましいってことですか?それより、早く問題を解いてください」
「違ェよ!格好いいとか、惚れてるとか、なんか気になるようなヤツだよ!男でッ!」
「いませんね。あ、ナランチャ・ギルガさん。ここ間違っていますよ」
「え、マジ?」
「マジです。計算ミスをしていますね」
「うわー、やり直しかよッ。……で、何でいねーんだよ」
「何でって……。いないものはいないからです」
「おかしいだろ。あのジョルノにあんなに迫られて靡かないなんてよ。だから、ジョルノ以外でそういうヤツがいるんじゃあねーかと思って……。ジョルノって女の子にモテるんだぜ。格好いいってよく言われてるし、組織のボスだし、強いしさ」
「まあ、顔立ちは綺麗ですよね。やっていることは人間としてどうかと思いますが。そんなことはどうでもいいので早く解き直してください」
「えーと……ここがこうだから…………これでどう?」
「……正解です。頑張りましたね。今回はこれで終わりましょうか。ナランチャ・ギルガさんも疲れたと思うので」
「ジョルノがダメなら、どんな男だったらいいんだよ?」
「まだ続くんですか、その話。なんで答えないといけないんですか」
「いいから答えてくれよ」
「ジョルノ・ジョバァーナさんみたいな人じゃあない人」
「ややこしい言い方だな~……」
「そう言うナランチャ・ギルガさんはどんな女性がいいんですか?」
「オレ?オレは……優しい子、とか?あ、あと笑顔が可愛い子ッ!そういう子と街をブラブラしてデートしたい!」
「ありきたりですね」
「べ、別にいいだろッ。ならさ、おまえはどんなデートがしたいんだよッ」
「……」
「……」
「特に何も」
「何だよ、それ……」
「わたし、しつこいのも苦手ですし、ベタベタされるのも苦手だし、そういうことをしたいとは思わないんですよ」
「相変わらずドライだな」
「ああ、でも……」
「でも?」
「何でもありません」
「言えよ!気になるだろッ!」
「(ぬいぐるみにはベタベタしてるんだよね……。そういう意味ではわたしもベタベタするタイプなのかもしれない)」
「顔が赤くなってきてるけど、どうかした?」
「いいえ。いつかナランチャ・ギルガさんの理想の女性が現れるといいですね。その時には思う存分、理想のデートをどうぞ。あ、ケーキのイチゴがちょっと大きい。今日はツイてるかも」
「せめて、もっと感情をこめて言ってよ」
ナランチャ
ナルシソ・アナスイはあの子が気になってしまった4
20230908(金)03:40sssネタ募集企画より「『ナルシソ・アナスイはあの子が気になってしまった』でラッキースケベ」
※アナスイが暴走気味
音楽室に行くと、あいつがぼろっちい台に乗って爪先立ちになっていた。本棚の前で。一番上の段に手は届いているが、指先は本を掠めるだけで引っ張り出すことができていない。限界まで背伸びをし、足の爪先で身体を支える姿は、オレの胸を何だか妙に擽った。可愛い。可愛すぎるだろッ。
「何をしているんだ?」
「ひ……ッ。ア、アナスイさん……ッ」
「その本を取りたいのか?」
「いや、まあ……はい」
「いちいちそんな台なんて使わなくても、オレに言えばいいだろ。オレなら手を伸ばせば届く」
「別にこれくらい……」
「オレはおまえに頼って欲しいんだ」
「じ、自分で……ッ。ちょ、あの、自分で取れるので……ッ。うわッ!押さないでください……ッ!この台、不安定で……ッ!」
「あ、危ねえ……ッ!」
あいつの代わりに本を取ってやろうと近付いた時、オレの身体があいつにぶつかった。台が頼りなかったこと、あいつ自身も爪先立ちになっていたためか、バランスを崩したあいつの身体は大きく傾いた。このままだと床に倒れてしまう。本へと伸ばしていた腕の方向を咄嗟に変え、あいつの腰に絡み付かせて抱き寄せる。こんな繊細そうな身体、転んじまうだけで大怪我をしそうだ。そう思って自分の身体を下敷きに、あいつの身体を受け止めた。
「うう……ッ」
「大丈夫か?」
「は、はい……」
「良かった。おまえに怪我がなくて」
「あ、ありがとうございます。助けてくださって。アナスイさんこそ怪我は……」
オレの顔に当たる二つの柔らかいもの。あいつの胸だった。そして、オレの手は倒れた時の衝撃であいつの腰よりも低い位置、つまり尻に押し当てる形になっていた。更には、あいつの両脚がオレを跨いでいる。鼻の直ぐ先で感じるあいつの匂い。い、いい匂いだ。胸はやはり小さいがその控え目な膨らみは柔らかいし、尻もしっかりと弾力がある。尻に走るこの線は下着の縁だろう。それに、オレの身体にあいつの太腿が触れている。むしろ挟んでいる。こ、これは……。これは、このままあいつにキスをして、愛らしい身体を撫でて、その先に進む絶好の機会じゃあないのか?
「……最高だ」
「ひいッ」
「愛してるぜ。幸い、今は誰もいない。誰かが来る前に、二人の時間をたっぷり……」
「うわああああッ!」
あいつは顔を真っ赤にしてオレから飛び退き、そのまま音楽室を出て行ってしまった。あいつの名残りが容赦なくオレの身体を襲う。顔に残る胸の感触。手に粘り付く尻の存在。身体の脇の圧迫感。
「……そんな所で寝転んで何をしている?アナスイ」
「ウェザーか。オレは今、最高にイイ気分なんだ。邪魔をするな」
「そうか。ただ一つだけ言っておく。顔がニヤけているぞ」スタンド、その他5部、他部