short short short!

短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
更新履歴にも載らない。

記事一覧

  • 暗殺チームは気付いてしまう

    20201008(木)22:11
    sssネタ募集企画より
    SA様「猛烈アプローチする暗チが玉砕する話」


    【イルーゾォ】
    「へえ……髪型、変えたのか?」
    「うん。気分転換に。よく気付いたね」
    「まあな。これでも、おまえのことはちゃんと見てるんだぜ」
    「任務が続いて放置してたから、整えたら凄く軽くなった。朝も楽になったし。ねえ、イルーゾォ。似合ってる?」
    「……ああ」
    「やった!自分でも気に入ってるんだ~」
    「……ス、スゲーいいと思う」
    「そういうのに気付くって、イルーゾォってモテるでしょ」
    「そうでもねーよ。ほ、他の女なんかに興味はねえし」
    「勿体ないなあ。イルーゾォに恋人がいたら、その人は幸せだね。細かいところを褒めてくれるんだから」
    「……」
    「あれ?そういえば、前に気になってる人がいるって言ってたよね?その人とはどうなったの?……イルーゾォ?」
    「ちょっと一人にしてくれ」

    「あ、ねえ、プロシュート。イルーゾォが鏡に入ったまま出て来ないんだけど」
    「どうせおまえが原因だろ」
    「……」
    「心当たりがあるみてえだな」
    「イルーゾォって気になってる人にフラれた?進展があったか聞いたんだけど」
    「(やっぱりこいつだ)」

    【ギアッチョ】
    「あれ?ギアッチョ、どうしたの?」
    「……オメーが買い出しに出た後、雨が降って来たからな。傘を持ってなかっただろ」
    「迎えに来てくれたんだ!」
    「ま、まあな」
    「グラッツェ!傘を買っちゃうとまた増えるなって思ってたんだ。止む気配もないし」
    「ほら、傘に入れよ。あと、荷物を寄越せ」
    「じゃあ、半分お願い」
    「もっと寄らねえと濡れるだろ。風邪をひかれたら面倒だ。それと道路側を歩くな。バカな運転手に水を引っ掛けられる」
    「……」
    「な、なんだよ。ジロジロと見てよ……ッ」
    「ギアッチョを見てたらね、お兄ちゃんを思い出して」
    「はあ?」
    「わたし、小さい頃に親が死んじゃったから、年の離れたお兄ちゃんに育てられたの。お兄ちゃん、凄く心配性でさ。いつも思ってたんだけど、ギアッチョってお兄ちゃんに似て……あれ?どうしたの?」
    「……うるせえ。今、話しかけるな」

    「……ギアッチョのヤツ、どうしたんだ?帰って来てからトイレに籠って。君、何かしたのか?」
    「さあ?わたしは何もしてないよ、メローネ」

    【リゾット】
    「あ、リゾットさん。アメリカでの任務から帰ったんですね。お疲れ様です」
    「受け取れ」
    「これは?」
    「おまえが好きそうだったから買って来た」
    「あ、ありがとうございます。いつもお土産を戴いて」
    「いや」
    「……美味しい!リゾットさん、これ凄く美味しいです!リゾットさんも食べましょうよ!」
    「おまえに買ってきた物だ。おまえが食え。オレは要らない」
    「そうですか……?そういえば……リゾットさんは、わたしの好みに詳しいですよね」
    「……」
    「なんかお父さんみたいです!出張に行った時の!」
    「父……親」

    「おいおいおい、ホルマジオ。リゾットのヤツ、スゲー荒れてねえか?壁にメスが刺さってるじゃあねーか」
    「ギアッチョ。そっとしといてやれよ。男として見られてねえって分かって、ああなっちまったんだ」

    暗殺チーム

  • ディオ・ブランドーは悪になれない

    20201007(水)01:11
    sssネタ募集企画より
    泉様「天然真面目なジョースター家のメイドとディオ」


    ジョジョを追い込むには、あいつと近い者を一人くらいはこちら側に引き摺り込んだ方が早いと思った。だが、召し使いたちはジョジョを含めてこの家に対して忠実だ。それにマヌケじゃあない。下手にこちらが動けば、チクられてしまう可能性がある。慎重に選ばなければ……。いや、一人いたな。底のないマヌケが。

    「また皿を割ったのか?」
    「ううっ……ディオ様」
    「幸い、見たのはぼく一人だ。こういうことにしよう。ぼくが手を滑らせて割った。そういうことにすれば、君は怒られずに済む。ただ、少し……ぼくに協力してくれないか?」
    「ディオ様……!う、嘘はいけないんですよ!嘘を吐いたら、天国に行けなくなるんですよ!ディオ様も嘘を吐いてしまったら……ッ。わたし、ディオ様には地獄に行って欲しくないです。……しょ、正直に謝罪してきます」

    想像以上のマヌケだった。泣くくらいなら嘘の一つでも吐いて、上手くやればいいものを。一時間後、メイド長にこっぴどく叱られたのか、あいつが泣いていた。

    このマヌケな召し使いを取り込むには、事前に言葉で従わせるよりも、自分が罪を犯したという事実を先に作り上げてからの方がいいだろう。自分のせいで大事になってしまったという事実を。皿を割っただとかそんなものじゃあない。このジョースター家、あいつが忠誠を誓うジョースター卿やジョジョに直接繋がる事だ。そして何より重要なのは、このディオが関わっていると召し使いが知ること。ジョジョと同じく扱えと言われているこいつが、ディオが事件に関わっていると知れば、板挟みになって身動きが取れなくなるに違いない。そして、おれに従うしかなくなる。

    「ダニーを?ダニーを連れて来ればよろしいのですか?」
    「ああ。ダニーはジョジョと君にとても懐いているだろ?ぼくはまだそんなに懐かれてないんだ。ちょっと……ジョジョがいない間に、少しばかり仲良くなって驚かせてやろうと思って」
    「承知いたしました!今すぐ、連れてまいります!」

    「……やっと来たか」
    「ディオ様!ダニーを連れてまいりました!ダニー、ディオ様と仲良くするんですよ。……あ、そうだ!ディオ様、少しお時間よろしいですか?実はジョナサン様にも内緒で、教えたことがあるんです。銃で撃たれて倒れるというもので……。み、見ていただけますか?」
    「…………ああ」
    「いい?ダニー、あれをやるよ?さあ、構えて。いくよ?はい、バンッ!」
    「……君が撃たれる側なのか?」

    マヌケがやることは、やはりそれなりだった。前脚で銃を持つ仕草を取るダニーに撃たれて倒れた召し使いを見て、おれの気力は削がれた。

    「ディオ様、このお薬をジョースター様に……ですか?」
    「ああ。頼むよ」
    「はい!……では、その前に。失礼いたします」
    「ちょっと待て。何をするんだ?」
    「毒見です。あっ、決してディオ様を疑っているわけではありません!ただ、昔からの習慣で。ジョースター様のお口に入るものの毒見はわたしの役目なんです」
    「……」
    「わたし、家族はいないので残す言葉は殆どありませんが……。もしわたしに何かあれば、みなさんにお伝えしていただけますか?『最後にチョコレートが食べたかった』と……」
    「……」
    「ううっ……!では、いきます!」
    「しなくていい!それを捨てろ!あとチョコレートくらい買ってやる!」


    天然真面目メイドに振り回されて悪になりきれないディオ……ということでしたが、天然真面目というかアホの子になってしまいました。

    スタンド、その他5部、他部

  • プロシュートとあの子の矢印は交わらない

    20201006(火)17:50
    sssネタ募集企画より
    匿名様「ブチャラティが好きな夢主と、夢主が好きなプロシュート」


    「格好いいな~、ブチャラティさん」
    「……」
    「見た目だけじゃあなく、性格も最高だよね。男らしくて、紳士的で、優しくて。組織でも信頼されているし、ネアポリスに住む人たちはみんなブチャラティさんを慕ってるし」
    「……」
    「もう、あんな素敵な人が……漫画に出てくるような人が存在していたなんてッ。ああ、せっかくネアポリスに来たんだから会えないかな~……」
    「なに夢を見てるガキみてーなことを言ってるんだ」
    「ちょっと、プロシュート!今、ブチャラティさんのことを考えてるんだから邪魔をしないでよ!」
    「うるせえッ!今、てめーは仕事中だろうが!集中しろ!」
    「痛い!もう、直ぐに蹴るんだから!」

    「あ、あれ!ブチャラティさんだ!プロシュート、ブチャラティさんだよ!任務の帰りに会えるなんて運命かな!ああッ!幸せ!日頃の行いがいいからかな!」
    「日頃、オメーがしてるのは人殺しだけどな。おい、無駄なことをするな。さっさと帰るぞ」
    「ブチャラティさん!ブチャラティさん!」
    「てめー、なに話しかけてんだッ!」

    「君は確か偵察チームの……。久しぶりだな」
    「はいッ。お、お会いできて嬉しいです!」
    「偵察チーム?おい、何を言ってやがる。オレたちは……」
    「ん?オレたちは……なんだ?」
    「何でもありません。それよりブチャラティさん、この後、お時間はありますか?その……よ、よろしければご飯でも一緒に……ッ」
    「すまないな。直ぐに戻らなければならないんだ。チームのヤツらを待たせてある」
    「ぐ……ッ!そ、そうですか」
    「本当にすまない。今度、時間を合わせて食事をしよう」
    「……ほ、本当ですか!?」
    「ああ」
    「ぜひ、ぜひお願……痛ッ!脇腹が……脇腹がッ!」
    「ブチャラティ。悪いが、今度もクソもねえんだ。オレたちは忙しい」
    「確かに。偵察チームは、様々なチームから依頼を受けていたな。まあ、それでも、一日も休みがないというわけじゃあないだろ」
    「それがよ、オメーと会う時間なんて、こいつにはねえんだ。滅多に……月一回もな。これからもう一つ任務がある。ここら辺でオレたちは帰らせてもらうぜ。おい、行くぞ。いつまで蹲ってやがる」
    「うぐ……ッ。ブチャラティさん、ま、またいつかお会いできる日を待ってます!」
    「ああ。気を付けてな」

    「プロシュートのバーカ!せっかく約束を取り付けられると思ったのに!」
    「バカなんてオメーには言われたくねえな。それに、偵察チームだなんて下らねー嘘も吐きやがって」
    「だって、ブチャラティさんは暗殺とかそういうのを嫌ってるんだよ!暗殺チームだなんて言えないよ。はあ、ブチャラティさん……ッ。今度、いつ会えるのかな」
    「……鈍いてめーに、恋愛はまだ早ェよ」

    ブチャラティプロシュート

  • パンナコッタ・フーゴは優しくする

    20201003(土)05:48
    sssネタ募集企画より
    トクメイ様「普段のフーゴが好きな夢主と好きな子には優しくしたいフーゴ」


    わたしは同じチームのフーゴくんが大好きだ。見た目は真面目な少年といった感じだけど、どこか冷めた部分も持っていて、とても感情的でキレた時の勢いが凄い。ちょっと変わった人だけど、そんなありのままのフーゴくんが好き。

    なのになぜだろう。フーゴくんは、わたしに対して冷たくしてくれないし、任務で組んだ時に失敗をしてもキレたことがなかった。ナランチャくんにそれを話したら「ズルいよな~!オレにはいっつもキレてるし、興味のない話題にはスゲー冷たいぜ」と返された。

    本来の自分を出してくれないというのは、わたしへ対してあまりいい印象を持っていないからに違いない。信頼できないからこそ、好きではないからこそ、わたしにはフーゴくんらしい姿を見せてはくれないんだ。

    「きっとそうなんだッ」
    「……どうしたんですか?元気がないですね」
    「フーゴくん……」
    「何かあったんですか?凄く落ち込んでいるようですが……」
    「ううん。何でもないの」
    「そうは見えない。その……ぼくで良ければ、話を聞きますけど」
    「(やっぱりフーゴくん、みんなと同じように扱ってくれない!わたしなんて本来の自分を出せないほど、仲間でもない他人に近い存在なんだッ!)」

    「てことがあったの、ジョルノくん。わたしの失恋は確定だよ。でも、大好きだから諦められないよ……ッ」
    「フーゴも大変だな……」
    「わたしも冷たくされたい!」
    「それはちょっと……どうかと思いますよ」

    フーゴ

  • vsさせたい~ジョルノvsトリッシュ~

    20201002(金)19:36
    sssネタ募集企画より
    ほんのり様「トリッシュとジョルノでvsさせたいシリーズ」


    「あれ?ねえ、トリッシュ。あれ、ジョルノじゃない?」
    「……そうみたいね」
    「偶然ですね。どうしたんですか?二人一緒とは……」
    「トリッシュに口紅を選んでもらおうと思って。センスがいいから、色とかを見て欲しいなって」
    「そういうこと。じゃあ、ジョルノ。あたしたち急いでるの」
    「ぼくも一緒に行ってもいいですか?」
    「男の子が行っても面白くないよ?化粧品を売ってる所だし……」
    「いいんです、それでも」
    「そう?じゃあ、まあ」
    「グラッツェ」
    「……本当、邪魔ばかりするんだから」
    「何か言いましたか?トリッシュ」
    「何も。何も言ってないわ」

    「こっちの色の方がいいわよ。あんたの肌と明るい雰囲気に合ってると思うの」
    「こういう色、自分じゃあ選ばなかったな」
    「ぼくはこっちの方が合うと思います」
    「お、大人っぽ過ぎない?」
    「そうでしょうか?ぼくは似合うと思いますよ。キスをしたくなる色だ」
    「キス……?」
    「断然こっち。こっちの方がいいわ、きっと」
    「(周りの視線が痛い……。ふ、二人とも、凄く綺麗な顔をしてるもんな……。トリッシュは大人っぽいし、化粧なんかしなくても十分だし。ジョルノだって美術品にありそうなくらい彫りが深くてパーツも……)」
    「どっちにします?」
    「はっきりしなさいよ」
    「(こんな綺麗な人たちとこの売り場にいるのが……なんか、ちょっと)」
    「なぜ泣いているのです?どうかしましたか?」
    「ちょっと、ジョルノ!なに泣かせてんのよ!」
    「(帰りたくなってきたッ)」

    ジョルノトリッシュvs、ごちゃまぜ

  • 暗殺チームに秋が来た

    20201001(木)19:09
    sssネタ募集企画より
    ヒラメ様「暗チと秋のテーマ」


    【メローネと読書】
    「メローネ。日本では、秋といえば『読書の秋』って言うんだよ」
    「へえ。それはなぜだい?」
    「知らない」
    「知らないのか」
    「よく知らないけど、昔からそう言うの」
    「君、本なんて読むのかい?」
    「ううん。読むと眠くなる」
    「だろうな。新聞すら読まないし、読むといえば雑誌の食べ物の特集くらいか。しかし、物を知らないっていうのはいけないな。オレたちの仕事には知識も必要だ」
    「わたし、スタンドの力技で強引に殺すタイプだから必要ない」
    「いつまでもそれが通用すると思うな。ほら、オレが読み聞かせをしてやるから」
    「そこまで子供じゃあないッ!」
    「この口が大きくて尖った歯が生えているのがワニさんだ。こっちは……」
    「メローネ。わたしはベイビィ・フェイスじゃあない」

    【ギアッチョと紅葉】
    「『紅葉の秋』だよ、ギアッチョ」
    「はあ?」
    「日本ではそう言うの」
    「だから何だよ」
    「一緒にドライブに行こう!紅葉を見に!」
    「下らねえ!行くなら一人で行けよッ!」
    「紅葉、綺麗でしょ!赤くて!」
    「赤いのなら殆ど毎日、嫌ってほど見てるだろ!」
    「それは紅葉じゃない。血だよ」
    「葉っぱなんぞ見て、何がいいんだ」
    「……ギアッチョは」
    「あー?」
    「ギアッチョは、わたしが一人で行って道に迷ったり、事故に遭ったりしてもいいの?」
    「……」
    「もう会えないかもしれないんだよ?」
    「……てめーッ」
    「それに……わたし、ギアッチョと二人で行きたいのに。デートとして。ギアッチョは行きたくないんだ。悲しいな」
    「…………クソッ!分かったからさっさと行くぞ!車に乗れッ!」
    「ありがとう!さすがギアッチョ!」

    【リゾットと食欲】
    「食べ過ぎた!太った……ッ!」
    「……何を騒いでいる」
    「リゾットさん……。わたし最近、食欲が凄くて、欲望のままに食べていたら……ふ、太って」
    「……」
    「ホルマジオさんもイルーゾォさんも……みんな任務でどこかへ行くと、美味しい物をお土産に買って来てくれて……。それもご飯もと食べていたので、太るのも当然ですね。が、我慢しないと」
    「……」
    「何ですか、リゾットさん」
    「なら、これは不要か」
    「そ、それは……!マリトッツォ!それもローマの有名店!」
    「任務の場所がローマだった。以前、おまえが食いたいと言っていたのを思い出したんだが……要らないな」
    「ううッ!」
    「捨てるぞ」
    「だ、ダメです!食べます!」
    「……いいのか?」
    「リゾットさん、意地悪していませんか?」
    「していない。ほら」
    「ありがとうございます!……おいしい!」
    「(本当に幸せそうに食うヤツだ)」

    暗殺チーム

  • ギアッチョは護衛チームに苦戦する3

    20200928(月)05:57
    sssネタ募集企画より
    しらい様「ギアッチョは護衛チームに苦戦するの同一設定」


    ※へいわなぱっしょーね、相も変わらずモンペ護チ


    「……あ」
    「ギアッチョさん!偶然ですね!」
    「ああ。おまえはこんなところで何してんだ」
    「回護料の徴収をしていたんです。ギアッチョさんもお仕事ですか?」
    「まあな。……さすがにあいつらも近くにはいねーようだな」
    「ブチャラティさんたちは、また別のお仕事中ですけど……」
    「……なあ」
    「はい」
    「仕事はもう終わったのか?」
    「はい!これから帰るだけです」
    「な、なら、少し……どこかで飯でも……」
    「ブチャラティ、いました!こっちです!早く来てください!」
    「……てめーは、パンナコッタ・フーゴ!なんでいるんだよ!」
    「氷野郎!さっさと離れろ!オレのエアロスミスでハチの巣にするぜ~ッ!」
    「フーゴさん、ナランチャさん!お仕事はもう終わったんですか?あれ?後ろにブチャラティさんたちも……」
    「無事か!?あの野郎に変なことされてねーよな!?」
    「い、痛いです!ミスタさん!そんなに強く肩を掴まないでくださいよ!」
    「落ち着け、ミスタ。アバッキオ、こいつを頼む。おい、暗殺チームのギアッチョ。何度も言わせるな。オレのチームの仲間に、勝手に近付くなと言っただろう」
    「本当に都合よく出てくるよな!?オメーらはこいつのストーカーか、おいッ!」
    「今回は連絡をありがとうございます。とても助かりました」
    「いやいや……いいんだよ、ジョルノさん。ブチャラティさんのチームのためなら、あたしらは何だってするよ」
    「……てめーら、街のヤツらまで使ってんのかッ!」
    「他のチームの野郎と下手に関わるなって教えただろう。勿論、あの野郎もだ」
    「で、でも、アバッキオさん。ギアッチョさんは、お友達で……」


    街の人たちは護チのために監視をしています。

    護衛チームギアッチョvs、ごちゃまぜ

  • レオーネ・アバッキオは泣くあの子を抱き締める

    20200927(日)00:43
    sssネタ募集企画より
    ずんだ大将様「怖い夢を見て泣いた夢主をあやすアバッキオ」


    「おい。おい、起きろ」
    「……ん、あ、レオーネ」
    「なに泣きながら寝てんだ」
    「……」
    「魘されてるしよ」
    「……」
    「それに、オレの名前を呼んでいた」
    「……怖い夢を見てた」
    「怖い夢?」
    「うん。凄く……怖かった。レオーネが死んじゃう夢」
    「ハッ。何だそれ」
    「もう声も聞けないし、触れないし、一緒にいられないと思って……夢の中で泣いてた」
    「……」
    「こういう仕事だからいつ何が起こるか分からないし、本当にレオーネがいなくなったら……」
    「泣くんじゃあねーよ」
    「だって」
    「今はちゃんと目の前にいるだろ」
    「そうだけど」
    「それじゃあ、不満か?」
    「不満じゃないけど……。ねえ、抱き締めて」
    「ったく、手の掛かるヤツだな、オメーは」
    「……レオーネ」
    「まだ泣くのか?ガキかよ。ハハッ、頭も撫でてやろうか?」
    「……うん。撫でて欲しい」
    「仕方ねえな」
    「レオーネの匂いがする。身体も温かい。心臓の音も聞こえる」
    「当たり前だろ」
    「……寂しいし、悲しかった」
    「ああ」
    「まだ離れたくないのに。一緒にいたいのに」
    「オレが生きている限り、おまえが嫌がっても離さねーよ」
    「なんかそれはちょっと……」
    「てめー……ッ。人がせっかく……!」
    「嘘だよ、嘘。嬉しいよ」
    「チッ……」
    「大好き」
    「そんなことは分かってる」

    アバッキオ

  • 空条承太郎は恋愛下手

    20200926(土)22:09
    sssネタ募集企画より
    ラレデンシ様「3部承太郎が超ビビリな夢主に盛大な片想い」


    「なあ、花京院。ちょっとした疑問なんだがよ、おれは思うんだ。承太郎のヤツはスゲー頭のきれる男だ。なのに、なんでああいう肝心なところでそれが発揮されねーんだ?」

    そう呟いたポルナレフの視線の先には、承太郎と彼女の姿があった。承太郎よりも二つ年上だという彼女だが、正直なところぼくにはそうは見えない。SPW財団からこちらに同行するよう指示を受けてやって来たが、引っ込み思案なうえにビビりで、スタンド使いだという事実に声を出して驚いてしまった。

    承太郎は彼女に惚れてしまっている。まあ、承太郎も高校生なのだから恋の一つや二つは当然かと思う。問題は、彼が予想外に恋愛面で不器用だということだった。

    移動中も無言で彼女を見つめているが、まるで睨み付けるようなそれに彼女は怯えてしまっている。話しかけようと彼女を呼ぶも、結局は何を話せばよいのか分からず、いつも「何でもねえ」と帽子の鍔で顔を隠す。彼女が重い荷物を持っていた時は、その腕を掴み上げて「下ろしな。見ていられねえ」と荷物を奪い取っていた。そこはもっと優しく荷物を受け取って、女性に重い物を持たせられないと言うべきだろう。あの時、彼女は泣いて謝っていた。一人部屋を確保できず、彼女が誰かと一緒の部屋にならなければ……という時、承太郎は「厄介事を起こされたくねえからな」と名乗り出て部屋を共にしたが、その夜に彼女は泣きながらぼくに「承太郎が睨んできて怖いから、交換してくれ」と訴えた。

    今も、承太郎は彼女の腕を掴んで引っ張るように歩いている。恐らく「人混みだし危ないから」なんて彼女を守ってあげたいという意味からなのだろうが、もっと紳士的に接することは出来ないのか。

    「承太郎もちゃんと高校生なんだな~。青春だぜ、青春」
    「そうですね」

    スタンド、その他5部、他部

  • カーズは吸血鬼のあの子を愛でる

    20200924(木)19:24
    sssネタ募集企画より
    ふじりんご様「吸血鬼の女と愛が重いカーズ」


    ※カーズの愛が重い

    「おまえには、わたしと共に生きる権利を与えた。人間のように病に侵されて死ぬことも、老いていくこともない。何がそんなに気に食わないのだ?」
    「……」
    「何年そうやって不貞腐れているつもりだ。不満があるなら言え」
    「……あの時、死ぬかと思った」
    「こうして生きているだろう」
    「外に出られなくなった」
    「太陽が出ていないうちは出歩ける」
    「家族も友達もいなくなって、一人になった」
    「わたしがいる」
    「何を言ってるんですか。あなたは家族にも友達にも含まれません」
    「恋仲ということか」
    「それも違います」
    「おまえがどれだけそうやって悩もうと、もう意味がないことに気付いたらどうだ。おまえにはこのカーズしかいない。頼れる者も、寄り添う者も」
    「あーあ。こんな人……人じゃないか。こんなのと一緒にいるくらいなら、太陽の下で死んだ方がいいかも」
    「させぬ。何のためにおまえをそうしたと思っている?わたしの傍に、永遠に置いておくためだ。わたしとおまえの時間は違った。好いた者がただの人間として、ただただ死んでいくだけなのは心苦しいだろ。まあ、おまえの悲鳴を聞いた時は、さすがに胸が痛んだな」
    「絶対に嘘だ。笑ってたくせに。あの時の笑顔も思い出せば怒りがこみあげて来るッ!」
    「しかし、おまえを失う苦しみに比べればまだまだ良い方だ」
    「わたしにとっては良いどころか最悪でした。無理矢理こんな身体にされて、こんなのの傍にいなきゃあならないなんて」
    「『カーズ』と呼べと言っただろ」
    「呼びませんよ、絶対に」
    「呼べば一日だけ『監視』をせず、自由を与えてやろう」
    「カーズ!」
    「冗談だ。おまえを一人にしたら何をするか分かったものじゃない。逃げ出し、太陽の光を浴びて死ぬ気だろう」
    「……チッ」


    カーズに色んな意味で狙われるほのぼのか愛が重い話……とのことで愛が重いほのぼの(ほのぼのとは)にさせていただきました。カーズ、エシディシ、ワムウが必ず夢主を監視しているので自由に動き回れません。

    謎時系列になってしまった。

    スタンド、その他5部、他部