short short short!

短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
更新履歴にも載らない。

記事一覧

  • スタンド使いの共通点

    20210228(日)08:36
    ※EoHネタ

    「花京院。わたし気付いた」
    「何を?」
    「……スタンド使いは変わり者ばかりだよ。だってほら、他の時代の人たちを見てよ。個性が入り乱れて、個性っていう言葉の意味が分からなくなってきてる」
    「それはぼくたちも含まれているんだろ?」
    「うん。花京院も入ってるよ」
    「君は?」
    「わたしは普通だよ」
    「ぼくからすれば、君も十分変わっていると思う」
    「そんなことないよ。ね、承太郎」
    「バカってのは、自分がバカだって自覚がねーらしいぜ」
    「それ、わたしをバカにしてない?」
    「さあ、どうだろうな?」
    「承太郎だって変わり者のくせにッ」
    「そうだな。おれは自分を変わり者だと思ってる」
    「え、自分のどこが変わってるなーって思う?」
    「バカを好きになってる時点で、おれは変わり者だ」
    「承太郎、いつから好みが変わったの?」
    「……君、今はそういう問題じゃあないと思う。承太郎、大変だな」
    「……やれやれだ」

    スタンド、その他5部、他部

  • グイード・ミスタの同僚は問題児16

    20210228(日)00:42
    「あー、そうだな。なんつーかよォ、仲間だからって警戒心を忘れちゃいけねえ。おまえは女だろ?つまり……あれだ。やっぱり男と女ってのは、いくら仲間でも……」
    「でも?」
    「と、とにかく、ジョルノと二人きりになった時は気を付けろ!」
    「ブチャラティとは?」
    「ブチャラティは大丈夫だ」
    「アバッキオは?」
    「OKだ」
    「ナランチャは?」
    「勿論いい」
    「フーゴは?」
    「問題ない」
    「ジョルノは?」
    「絶対にダメだ!」
    「ジョルノだけ?」
    「ああ。あいつだけだ」
    「なんで?なんでジョルノは気を付けないとダメなの?」
    「おまえな、ジョルノは明らかに……。明らかに……だろ。おまえは何でも信じる性格だし、それを利用してあいつは……。そうなったらオレが困るんだよ」
    「ミスタが?」
    「……す、好きな……ヤツが、他の……野郎に…………」
    「ミスタ。ごめん、聞こえないよ」
    「いや、やっぱりいい。聞こえなくていい」
    「えー!なにそれ!気になる!」
    「いいんだよ!今のはナシだ!ほら、忘れろ!」

    ミスタ

  • ジョルノ・ジョバァーナはよく見ている

    20210227(土)23:46
    ぼくの恋人は、周りから『不愛想』だとよく言われる。ミスタは「笑ってるところを見たことがねえ」、ナランチャは「なんかとっつきにくい」と言っていた。だけどそれは、彼女の事をよく知らないから言っているだけだ。分かり難いが、彼女はとても豊かな感情を持っている。

    「おっ、何だよ。オメーら、もしかしてこの後デートか?」
    「ええ。任務が思っていたよりも早く終わったので」
    「今から手ェ繋いでるのかよ。見せ付けてんのか~?ったく、ほら、さっさと行けよ」
    「それではお先に。行きましょうか」
    「……うん」

    今、彼女は照れている。照れているからこそ、表情を硬くしているし、返事も淡泊だ。それでも、時々緩みそうになる目元や口元、そして頬が隠しきれない感情を表している。よくよく見なければ分からない変化だが、ぼくは見逃さない。こうして繋いでいる手も、躊躇いながらも弱い力で握り返してきてくれている。

    「どこか行きたいところはありますか?」
    「ない。ジョルノが決めて」
    「そうですね。それじゃあ……」

    覗き込めば、直ぐに顔を逸らしてしまう彼女。あちらこちらに移って落ち着きがない視線、仄かに赤く染まった頬、震える唇。ああ、可愛らしい。こんな彼女を知らないなんて勿体ない人たちだ。しかし、それはそれでいいのかもしれない。彼女の魅力を知っているという優越感に浸れるし、なにより彼女を独占していられるのだから。

    ジョルノ

  • 空条徐倫は気付いてもらえない

    20210227(土)06:04
    ※百合

    あの子が好きだった男に恋人がいたらしく、それを知ったあの子は酷く落ち込んでいた。「今からそっちに行っていい?」なんて連絡を送ってきて、あたしが「いいけど」と返してから一時間もせずあたしの部屋を訪れたあの子。アルコールなんて全く入っていないただのジュースの缶を握り締めたあの子は、額をテーブルに擦り付けながら、失恋したことへの苦い言葉をボロボロと零していた。

    「どうせわたしはガキっぽくてチビで貧乳だ」
    「何よ、今更」
    「あの人、大人っぽくて背が高くて胸が大きい人がタイプだったんだって。恋人もそんな感じの人だった」
    「あんたと正反対じゃない」
    「だから!だから今、わたしは泣いてるの!もー、何なの、徐倫ちゃん!意地悪!慰めてよ!」
    「泣くか愚痴を言うか食べるか、どれかにしなさいよ」

    あの子は持って来たお菓子を頬張り、コンプレックスだとかいう童顔と雰囲気、身長や胸の話をしながら、鼻を啜って涙を流している。忙しいわね、本当に。

    「徐倫ちゃん」
    「何?」
    「なんかさ、冷たくない?」
    「いつも通りじゃない。いつも通りのあたしよ」
    「そうかな」

    嘘。あたしはわざと少しだけ冷たい態度を取っている。鈍感なこの子は気付いていない。あたしがもう長い間、ずっと片想いをしていることを。顔や背や胸がどうのこうの、なんて問題じゃあない。あたしが女であって、この子の友達である限り、絶対に振り向いてもらうことなんてないんだから。

    あんたがガキっぽくてチビで貧乳でも、あたしには十分魅力的なのに。

    スタンド、その他5部、他部

  • プロシュートは雰囲気を壊される

    20210224(水)01:51
    一方通行シリーズ
    プロシュート→夢主→ペッシ


    「てめー……。任務が始まる前に、オレの指示は絶対に聞けって言ったよなァ?」
    「痛い!別にターゲットを始末したんだからいいでしょ!」
    「良くねえ!やりゃいいってもんじゃあねーんだ!」
    「だって……だって、あいつ、ペッシくんに怪我をッ!むしろあんなのじゃあ殺し足りないくらい……!」
    「あれは警戒を怠ったペッシが悪いんだ!」
    「ペッシくん……。怪我、大丈夫?痛くない?し、死んじゃったりしないよねッ!?」
    「べ、別に痛くねーよ、これくらい」
    「ペッシもだが、オメーも怪我をしただろ。さっさと傷を見せろ」
    「こんなの別に平気!ペッシくんの方が重傷なんだから!」
    「脇腹を撃たれたヤツのどこが平気なんだ!ペッシは擦り傷だ!」
    「痛い痛い痛い!お腹に触らないで!ペッシくん、助けて!プロシュートがいじめる!」
    「大人しくしろって。オレより酷ェよ、それ」
    「……ペッシくんが言うなら」
    「手間かけさせやがって……。応急処置をしたら、医者のところに行くぞ」
    「プロシュート。これ以上、痛くしないでね」
    「やっぱり我慢してたんじゃあねーか」
    「(プロシュート兄貴……隠してるんだろうけど、焦ってるだろうな)」
    「これ、痕が残るだろ」
    「いいよ。そんな傷痕くらい」
    「女が身体に傷を作るな」
    「別にイイ所のお嬢様とかモデルとかじゃあないんだから」
    「(結構いい雰囲気じゃ……?兄貴、オレは兄貴を応援してるよ!)」
    「オメーが良くてもオレが良くねえ。要らねー心配を掛けさせるな」
    「……ッ」
    「(いくらこいつでも、今のは結構効いたか?)」
    「うえっ。あっ、見て!歯が取れた!ほら、ターゲットの護衛に殴られた時!歯がグラグラするなーって思ってたら取れた!歯が取れたの久しぶり!あはははっ……いたたたッ!笑うとお腹に響く……ッ」
    「……てめーッ」
    「(絶対に雰囲気を壊すんだよな、こいつ……)」

    プロシュートペッシ

  • 暗殺チームの幼女は動物が好き

    20210223(火)03:43
    ※幼女夢主


    「なんだ?チビ、そんな熱心になんの番組を観てるんだ?」
    「あ、ホルマジオ!ネコ!ネコ、かわいい!」
    「あー、ネコの特集か。ヒャハハッ!なんだ、こいつ!滑ってコケてやがる!」
    「いたそう……」
    「チビはネコが好きか?」
    「だいすき!イヌもだいすき!」
    「おまえの動物好きは、メローネの本の影響だろうな」
    「まえにね、リゾットに、かいたいっていったの」
    「飼いたい?動物をか?」
    「うん。でも、さみしいからってかうのは、ダメっていってた」
    「チビ、寂しいのか?」
    「みんなおしごとでいないとき、さみしい。ひとりだもん」
    「なるほどな~。まあ、エサだ掃除だって結構手間も掛かるもんな。躾だってしなきゃあならねーし。リゾットの言うことも正しいっちゃ正しい」
    「だから、がまんする」
    「じゃあ今度、オレがいい物をプレゼントしてやるよ」
    「いいもの?」
    「ああ。本物の犬猫には敵わねーけど」

    「ほら、チビ。約束のアレだ」
    「ネコ!」
    「ぬいぐるみだけどな。代わりにそいつを可愛がってやれよ」
    「ふわふわ、もこもこ!ほんもののネコみたい!かわいい!」
    「気に入ったか?」
    「うん!グラッツェ、ホルマジオ!たいせつにする!きょうから、いっしょにねる!」
    「あーあー、オレはおまえの笑った顔を見ることができりゃそれでいいぜ」


    ネコ、イヌ、ウサギ、ハムスターと動物のぬいぐるみが増えていく。遅れた猫の日ネタです。

    ホルマジオ

  • ブローノ・ブチャラティは面倒を見ている5

    20210222(月)06:25
    不良の夢主の面倒を色々と見ているブチャラティ
    夢主の口が悪い


    「今日も来ていたのか」
    「別にいいでしょ」
    「学校はどうした?」
    「今日は午前だけ」
    「本当か?」
    「疑ってるの?そんなことで嘘を吐くかよ!」
    「冗談だ。いつから来ていたんだ?」
    「三十分前」
    「ミスタと楽しそうに話していたな」
    「あんたを待ってる間、話し相手になってくれたの」
    「……そうか」
    「あのさ、ブチャラティ。……ちょっと聞きたいんだけど」
    「何だ?」
    「前に言ってた気になるヤツって……どんな人?」
    「ああ。あの話か。そうだな……手の掛かるヤツだ。オレの言う事を中々聞かねーし、直ぐに危険な事をする。放っておけないんだ。何かと噛み付いて来るが、単純なところもあって嬉しい事を素直に喜ぶ」
    「……意外な趣味。もっと女らしいのがタイプかと思った」
    「そいつは自覚こそしていないが、十分魅力がある」
    「…………へえ」
    「何でそんなことを聞く?」
    「別に。ただちょっと気になっただけ」
    「他に聞きたいことはあるか?」
    「ねーよ。それを聞きたかっただけ。わたし、そろそろ帰る」
    「送って行きたいところだが、この後は仕事が入っている。寄り道はするなよ」
    「しねーよッ!そもそも送り迎えなんて頼んでねーし!」
    「男にホイホイ付いて行くなよ」
    「いかねえ!あんたも変な女に引っ掛かるなよ!」
    「そんなヘマはしねえ。じゃあ、気を付けて帰るんだ」
    「分かってる!いちいちうるせーな!」

    「なあ、ブチャラティ」
    「なんだ、ミスタ」
    「何で濁すんだよ。あいつに言っちまえばいいじゃあないですか」
    「……まだ早い」
    「早い?」
    「せめて高校を卒業してからだな」
    「そんなこと気にしてるのかよ……」
    「ところでオレも聞きたいことがあるんだが、ミスタ」
    「え、何ですか?」
    「随分と楽しそうに話していたが、どんなことを話していたんだ?」
    「(そんなに嫉妬するくらいなら、言えばいいじゃあねーかよッ)」


    ここで区切り。

    ブチャラティ

  • ブローノ・ブチャラティは面倒を見ている4

    20210221(日)00:07
    不良の夢主の面倒を色々と見ているブチャラティ
    夢主の口が悪い


    「最近、おまえの方からよく来るな」
    「……暇だから」
    「学校はどうした?」
    「今日は休み。つーか、わたしが学校に行ってようがどうしようが関係ねーだろ」
    「おまえにはオレのようになって欲しくないんだ」
    「なにそれ。どういう事?」
    「いや、特に深い意味はない。今の事は忘れてくれ」
    「はあ?」
    「それよりも、何か食べて行くか?この店の料理は美味いし、細かい注文も聞いてくれる」
    「奢り!?」
    「ああ。おまえ、どうせ金を持っていないだろ」
    「金があったら喧嘩を売って来た相手から巻き上げたりしねえ」
    「偉そうに言うな。ほら、メニューだ」
    「……ねえ、ブチャラティ」
    「何だ?」
    「あ、あの……ブチャラティは、恋人はいないって言ってたけれど、好きな人とかいるの?」
    「そうだな。オレにも気になるヤツはいる」
    「……そう」
    「おまえの方こそどうなんだ?高校生なら周りも恋人がいたりするだろ」
    「わたしは学校に友達なんていない。殆ど行ってねーし。ただ、くっ付いて歩いてるヤツらはいるよ」
    「おまえ自身は気になるヤツはいないのか?」
    「……そういうの、よく分からない」
    「そうか。いつか分かるようになる」
    「あ、わたしこれがいい!」
    「おまえは色気より食い気だな。ま、好きな物を頼め」

    「なあ、フーゴ。ブチャラティってさ、あの女に甘いよな」
    「仕方ないです。人間は『そういう』生き物なんですから。ナランチャ、そんな事より早く問題を解いてください」
    「それにさァ~、女の方も絶対にブチャラティのこと……痛ェ!」
    「さっさと解けって言ってんだろ~ッ!」

    「ブチャラティ。あいつらまーた喧嘩?飽きないね」
    「おまえも喧嘩ばかりだろ」
    「さすがに仲間に対してフォークを刺したりしねーよ、わたしは。あ、ケーキ!美味そう!」
    「オレの分も食べるか?」
    「食べる!」


    結局なかなか発展しない。

    ブチャラティ

  • ブローノ・ブチャラティは面倒を見ている3

    20210220(土)12:36
    不良の夢主の面倒を色々と見ているブチャラティ
    夢主の口が悪い


    「……」
    「何だ。今日はいつも以上に不機嫌そうだな」
    「別に何でもねーよ」
    「また喧嘩でもしていたのか」
    「今日はしてねえ。あんたの言う通り、真面目に学校に行ってたからね」
    「今日だけじゃなく、これからも行って欲しいものだが。それと、街でしないからって学校で喧嘩をするなよ」
    「相手が来るから喧嘩してるだけで、わたしからは売ってねーよ」
    「買わなければいい。怪我をしたらどうする」
    「しねーよ、怪我なんて」
    「腕っ節は確かにあるが、それでも女だ」
    「……」
    「やっぱり今日は普段より機嫌が悪いな」
    「……さっき」
    「なんだ?」
    「あんた、さっき女と歩いてたでしょ。お嬢様って感じの」
    「ああ」
    「……」
    「はっきりと言ったらどうだ。おまえらしくない」
    「つ、付き合ってるの?」
    「いや。あの人とは仕事で関わっていただけだ。オレにはそういう相手はいない」
    「……へえ」
    「もしかして妬いていたのか?」
    「んなわけねーだろッ!なんでわたしが妬かないといけねーんだ!」
    「分かり易いな。それを聞くためにわざわざオレのところに来たのか?」
    「通りかかっただけ!学校の帰りで!」
    「そうか。じゃあ、今は寄り道ってところか。家まで送ろう」
    「いらない!」
    「またどこかに寄り道をされても困る。ほら、行くぞ」
    「手ェ掴むな!」

    ブチャラティ

  • ブローノ・ブチャラティは面倒を見ている2

    20210219(金)21:00
    不良の夢主の面倒を色々と見ているブチャラティ
    夢主の口が悪い


    「騒がしいと思って見に来てみれば……おまえか」
    「なんであんたがいるんだよ、ブローノ・ブチャラティ!」
    「それはこっちの台詞だ。また学校にも行かねえで喧嘩をしているのか」
    「うるせーな!こいつが先に突っ掛かって来たんだよ!」
    「それよりも、直に警官が来る。通行人が呼んだらしいからな。逃げないと捕まるぞ」
    「……分かったよ。って、何で腕を掴んでるんだよ!」
    「おまえを一人で歩かせていたら、また喧嘩や盗みをしそうだからな。家まで送る」
    「離せ!一人で帰る!」
    「ほら、行くぞ。警官との揉め事はさすがに面倒だ」

    「おまえはもっと大人しくするって事を覚えろ」
    「わたしの勝手でしょ。いい加減、もう離せって。逃げねーよ」
    「まあ、おまえじゃあオレからは逃げられないからな」
    「……」
    「なにか食って行くか?」
    「……うん。あ、野菜とカラスミ以外な」
    「カラスミもダメだったのか?」
    「嫌いな物は野菜とカラスミ。好きな物はピッツァと肉とリンゴ」
    「そうだったか」
    「ブチャラティは何が好きなの?」
    「カラスミソースのスパゲティ」
    「やっぱりあんたとは合わない」
    「そうか?オレはそうでもない気がするが」
    「冗談でしょ」

    ブチャラティ