short short short!

短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
更新履歴にも載らない。

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  • ギアッチョの妹は恋人を紹介する

    20210714(水)00:22
    sssネタ募集企画より
    匿名希望様「ギアッチョの妹が彼氏を紹介する」
    ※妹夢主

    「ねえ、お兄ちゃん」
    「何だよ。まさかオメー、車出せって言うんじゃあねーだろうなァ~?」
    「違うってば。それに、最近はそういう事を頼まなくなったでしょ!」
    「まあ、そうだな……」
    「聞いて欲しいことがあるの」
    「はあ?」
    「ずっと内緒にしてたけれど……その、付き合ってる人がいるの」
    「……は?」
    「凄く素敵な人。とても優しいの」
    「ちょっと待て。てめー、それはどういう……」
    「車を出してって言わなくなったのも、その人が連れて行ってくれるからなんだ。後ろに乗せるのが好きみたいで……」
    「聞いてんのかァ?」
    「でね、その人と会って欲しいの!挨拶をしたいって言ってくれたから」

    「何でオメーがここにいるんだァ~!?メローネッ!」
    「え?お兄ちゃん、メローネと知り合いだったの?」
    「知ってるも何も、こいつはオレと同じチームのヤツだ!」
    「嘘!?ほ、本当?メローネ」
    「ああ。しかし……似てないな、全く。本当に兄妹か?どこかで間違ったんじゃあないよな?」
    「よく言われる!でも、本当に兄妹だよ」
    「おいッ!どこでこんな野郎と知り合ったッ!」
    「三か月前、街で声を掛けられたの」
    「初めてだ。運命ってものを感じたのは。なあ?」
    「うん!メローネを見た瞬間に、この人しかいないって思った!」
    「ふざけてんじゃあねーよッ!絶対に許さねーからなッ!今すぐ、オレの目の前で別れろッ!」
    「嫌だよ!何でそんなことを言うの!?」
    「こんな変態野郎、認めるわけねーだろッ!」
    「酷い!メローネは確かにちょっと変わってるし、たまに……変な事を聞いてくるけど、優しいし、紳士的で……ッ」
    「失礼だぜ、ギアッチョ。自分の妹の恋人相手に」
    「てめーら……ッ!」
    「そんな事を言うお兄ちゃんなんか、嫌いッ!」
    「な……ッ!」
    「嫌われちまったな」

    メローネギアッチョ

  • リゾット・ネエロの恋人は水着を選ぶ

    20210713(火)01:23
    sssネタ募集企画より
    はるまき様「リゾット大好き夢主と、まんざらでもないリゾット」

    「てめー、このイカレ女ッ!んな格好で歩き回ってんじゃあねーよッ!ここは海でもプールでもねーんだよ~ッ!」
    「ギアッチョは関係ないんだから黙っててよ!あっ、リゾット!ねえねえ、今着てる水着とこっちの水着、どっちがいい?」
    「オレに聞くな。おまえが好きな方を着ればいい」
    「今着てる方は可愛いと思うの。色も明るいし、上着を選ばないし、ほらここ!ここ可愛いと思わない?でもね、ちょっと子供っぽいかなって。でね、こっちの水着はセクシーじゃない?色は落ち着いてるけど、ほら見て!面積が狭くて大胆でしょ!」
    「……」
    「リゾットはどっちが好き?」
    「……」
    「どっちを着て欲しい?」
    「だからオレに聞くな」
    「リゾットにちょっとでも喜んで欲しいの。だから、リゾットも一緒に選んでよ」
    「……」
    「リゾットと一緒に海に行けるのが凄く嬉しくて水着を買いに行ったんだけど、この二つで迷ってどっちも買って来たんだ。でも、着る事が出来るのは一着だし……」
    「……」
    「オレはセクシーな方がいいと思うぜ。おまえは身体のラインが綺麗だからな」
    「メローネには聞いてないッ!あと見るな!わたしはリゾットのために水着を着るんだから!」
    「いつまでそんな格好でいる」
    「ちょっと!うわっ、リゾットの服、重いッ!」
    「それを着て部屋に戻れ。さっさと着替えて来い」
    「まだ決めてない!」
    「家で決めろ」
    「リゾットってば冷たい……ッ」
    「早く行け」
    「……はーい。あ、家に帰ったら、一緒に選んでよね。約束だから!ううっ、裾が長くて歩き難い……」
    「(オレに見られたくないんだろうな、リゾット。そもそも海に行くって言っても、別荘にいる政治家の暗殺任務で、だろ)」

    リゾット

  • イルーゾォとあの子は猫を預かる

    20210712(月)01:03
    sssネタ募集企画より
    カサネル様「ホルマジオから預かった猫の世話をする夢主人公とイルーゾォ」

    「クソッ……。ホルマジオの野郎、自分が任務で家を数日空けるからって、猫を預けやがってッ」
    「いいじゃん!凄く可愛い!」
    「どこがだよ。どこが可愛いんだ」
    「言う事を聞かない性格だって言ってたけど、素直で大人しくていい子だよ。見てよ、イルーゾォ。猫じゃらしへのこの反応ッ!」
    「……」
    「あ、おやつが欲しいのかな?ホルマジオが置いて行った袋の中に、確かおやつが……。あった!」
    「おい」
    「ほらほら、おやつだよ~。美味しい?今日は特別に一つおまけ!ホルマジオには内緒だよ?」
    「おいって」
    「何?イルーゾォ」
    「……何でもない」
    「そう?……あ、食べ終わった。お腹いっぱいになって眠くなったのかな?いいよ、膝の上で寝て。ふふっ、擽ったい!」
    「寝かすなら他の場所にしろ」
    「もう眠っちゃったよ。起こすなんて可哀相」
    「(オレが何もできないだろ。二人きりになれたってのにッ)」
    「やっぱり猫は癒しだね。もう何をしてても可愛いよ」
    「……そうは思えないな」
    「もー、そんな事を言って。でも、猫を預かるのを許してくれてありがとうね、イルーゾォ」
    「ま、まあ」
    「またいつかホルマジオに頼まれたら、預かってもいい?」
    「それはダメだ」
    「な、何でッ」
    「(オレとの時間がなくなるだろうがッ)」

    イルーゾォ

  • 空条承太郎はあの子とぶつかる

    20210711(日)02:10
    sssネタ募集企画より
    匿名様「承太郎とラッキースケベの話」
    ※微裏

    SPW財団からおれたちのサポートにとやってきた女。そいつが泊まっていた部屋から悲鳴が聞こえ、敵が襲って来たのかと思って行ってみれば、ドアには鍵が掛かっていた。仕方なしに『スタープラチナ』でドアを壊して入ると、タオル一枚で身体を隠した女が浴室から飛び出し、そいつとぶつかった。その際に、ぶち壊したドアの破片で躓き、おまけに女がおれの上に被さるように倒れて来た。

    「その、あの……ッ」
    「……」
    「ごめ、ごめんなさいッ」
    「……」
    「シャワーを浴びようとしたら虫が……出て……思わず叫んでしまって……」
    「……敵に襲われたってわけじゃあねーようだな」
    「は、はい」

    相変わらず、ビクビクと怯えながら喋る女。相当慌てて出てきたんだろう。タオルを身体に巻いているわけでもなく、それを胸元で押さえているだけの格好は、おれの今の視点から見れば『何とか』隠れている。しかし、『何とか』だ。暖簾のように垂れ下がるタオルで見えない脚の間は、少しでも動けば付け根が見えそうになる。後ろからだと丸見えだろう。胸だって、タオルでは覆いきれていない横から、膨らみが見えている。

    「やれやれ、虫なんかで叫ぶとはな。そんなんで本当にDIOたちと戦えるのか?」
    「すみません……」
    「おまえみたいな女がSPW財団に所属しているのも、おれたちのサポートに派遣されたのも不思議だぜ」
    「……すみません」

    何かがあったら怪我をするし、最悪の場合は死ぬってのによ。何を考えてんだ、こいつの上のやつらは。スタンド使いだってだけで派遣されたのか?争いなんかとは縁遠そうな女なのに。

    「ごめんなさい、承太郎さん。す、直ぐに退きます」
    「ああ。さっさとしろ」

    さすがにこのままってのは良くねえ。おれにも当然だが限界はある。できれば早く退いて欲しいものだ。そう思ったが、女がちょっと脚を動かしたところでおれはそれを止めた。

    「動くんじゃあねえ」
    「えッ」
    「まだ動くな」

    これ以上女が動くと、見えそうになるどころか確実に見える。

    「目ェ瞑っていてやるから、早く退け」
    「は、い……。じょ、承太郎さん。ご迷惑をおかけして、本当に……」
    「いいから、早くしろって言ってんだ」
    「はいいいッ」

    羞恥心ってのがねーのか、こいつ。それとも、年下でガキでしかないおれには、そんなものすら湧いてこねーってか。

    スタンド、その他5部、他部

  • ジョルノ・ジョバァーナは広瀬康一の友人を口説く

    20210710(土)00:43
    sssネタ募集企画より
    花南様「4部トリオとイタリア旅行に来た夢主をジョルノが口説く」

    「わ、わたし、イタリアって初めて!」
    「この中で来たことがあるのは康一だけか。頼むぜ、康一」
    「そうだぜ。おれたちは初心者なんだからよ~」
    「ぼくだって来たのは一度だけだし、期待されても……」
    「露伴先生に頼み込んで、イタリア語を喋れるようにしてもらえたのは助かったね」
    「おまえと康一が頼んでなきゃあ、露伴はおれたちには絶対に書き込まなかったぜ。な、億泰」
    「ああ。特に仗助、おめーにはな」
    「ははっ。まあ、そのことは忘れて、今は旅行を楽し……あッ!ジョルノ・ジョバァーナ!」
    「……君は確か、あの時の。康一くん、だったか?」
    「ま、まさかまたタクシーで詐欺を……ッ」
    「今はもうそんな事はしてない」
    「ねえ。この人、康一くんの知り合い?詐欺って?」
    「いや、知り合いっていうか……ちょっと色々とあって……」
    「……あの」
    「は、はい?」
    「康一くんの友達でしょうか?それとも恋人?イタリアへは旅行で?」
    「あ、はい、旅行です。康一くんとはクラスメイトで……。え?あれ?何で手を握って……」
    「案内をしましょうか?定番の観光地、パスタやピッツァが美味しい店、地元の人じゃなきゃ知らない場所……。どうです?二人きりで」
    「ふたり……?」
    「ええ。ぼくは今、あなたに運命を感じた」
    「ジョルノ・ジョバァーナ、君は何を言ってるんだ!?」
    「おいおい、康一ッ!なんだよ、こいつは!初対面に運命だのって……ッ」
    「が、外国人ってのはよぉ~、なんつーか大胆だって聞くけど、あれって本当だったんだな」
    「感心してる場合かよ、億泰!あいつ、手を握るだけじゃなく、腕まで絡めてんだぜッ!」
    「いや、その……わたしはみんなと一緒に旅行に来たので……」
    「滞在日数は?一日だけ、あなたの時間を貰えませんか?」
    「だから、わたしはみんなと……。た、助けて、みんな!この人、怖いッ!」
    「おい、馴れ馴れしいぞ、てめーッ!そいつから離れろッ!」
    「康一!おめー、あの野郎を知ってんだろォ〜!?何とかしろよッ!」
    「だから知り合いとかそういうのじゃあなくて……ッ!」

    ジョルノスタンド、その他5部、他部

  • モブから見た恋人たち~徐倫~

    20210709(金)06:06
    sssネタ募集企画より
    百合は正義様「モブから見たカップルの徐倫バージョン」

    ※百合

    ショッピングセンター内にあるカフェで、オレは少し早い昼食をとっていた。カウンター席の一番端に座ってハンバーガーを頬張っていると、空いていた右隣の席に女が座った。背の低い女だった。それに続いて、そいつの隣に背の高い女が座る。どうやら二人は友達らしい。昨日のテレビ番組がどうの映画がどうのと、ありふれた会話をしていたが、それは段々と怪しいものになっていった。

    「止めてって言ったのに酷い、徐倫ちゃん」
    「別に映画館なんて暗いんだからバレてないわよ」
    「バレるとかバレないとかじゃあないの。恥ずかしかったのにッ」

    な、何をしたんだよ、映画館で。オレは咀嚼を止めて、隣から聞こえて来る会話に集中する。だってよ、気になるだろ?

    「恥ずかしいからキスは外でしないでって言ってるのに」

    小柄な女が眉の端を垂らして、もう一人の女を睨む。しかし身長差もあって、睨んでるっていうよりも見上げているようにしか見えなかった。それに対して長身の女は、そいつの頭にわざとらしく手を置いて「全然怖くない」と揶揄う。それにしても『キス』?おいおい、まさか、こいつらは友達じゃなく、デキてんじゃあねーか?

    「揶揄わないで」
    「揶揄ってない」

    小柄な女は不満を訴えるように膨れ面を作ると、長身の女から顔を逸らした。すると長身の女は、身を屈めて小柄な女にキスをした。音を立てて啄むキス。それも唇に。余程、恥ずかしかったんだろうな。小柄な女は顔を真っ赤に染め、長身の女の肩を押して引き剥がした。頬から耳へ赤みを広げていく女は、完全に俯いてしまう。初めて見た女同士でのキスに、オレはハンバーガーを握り潰してしまった。

    「機嫌、良くなった?」
    「……ズルい」
    「何がズルいのよ」
    「わたしがキスに弱いのを知ってるくせに、いつもわざとするんだから」

    これは確実にデキてるな。そういうヤツらがいるってのは知ってたが、まさか実際にそんなカップルを見るとは思わなかったぜ。オレの事なんか気にも留めてねえっつーか、気付いてすらいない二人は、彼女たちなりの世界を小声で広げていた。

    「今日の夜は、昨日よりも良くしてあげるから、機嫌直してよ」
    「……こ、こんなところで言わないでッ」
    「なに期待してるのよ。冗談よ、冗談」

    オレは二人が帰るまで、ずっとそこに座って会話を聞いていた。こ、好奇心っつーのか?なんか気になっちまって仕方がなかった。二人が食事を終えて帰る頃には、オレはハンバーガーを半分しか食ってねえってのに腹がいっぱいになっていて、頼んだコーラも温くなっていた。

    スタンド、その他5部、他部

  • リゾット・ネエロは部下が可愛い14

    20210708(木)20:40
    sssネタ募集企画より
    水月様「リゾット・ネエロは部下が可愛いの続編」

    「一週間ぶりのイタリア!……あ、リゾットさん!」
    「遅かったな」
    「実は飛行機が遅れてしまって……。で、でも、まさかリゾットさんが空港まで来てくれていたなんて」
    「任務はどうなった」
    「初めての国外任務で緊張しましたが、無事に終わりました!」
    「怪我は」
    「ありません!」
    「……受け取れ」
    「わーい!一週間ぶりのリゾットさんからの飴!チェリー味!しかも限定品!」
    「美味いか」
    「はい!やっぱり、リゾットさんから貰う飴が一番美味しいです!」
    「そうか。これも食え」
    「キウイ味!」
    「今日は帰ったら、しっかり休め」
    「はい!」
    「本当に何もなかったんだろうな?」
    「勿論です。何かあったら直ぐに報告しますよ。リゾットさん、いつもそう言ってるじゃあないですか。わたし、リゾットさんの指示はちゃんと守ります!」
    「それでいい。これからもそうしろ。いいな」
    「はい!」

    「なあ、ギアッチョ。リゾットはどこに行ったんだ?報告をしようと思ったんだが」
    「空港へあいつを迎えに行った」
    「何だよ。報告のために早く帰って来たってのに。わざわざ迎えに行かなくても、空港からここまであいつ一人で帰って来られるだろ」
    「待ちきれねーんだろ。あいつが乗る予定の便が到着する六時間前から、空港にいたって話だ」

    リゾット

  • ブローノ・ブチャラティは確信する

    20210706(火)02:33
    sssネタ募集企画より
    すいか様「シスコンブチャラティが妹から告白される夢を見て予知夢だと確信する」
    ※シスコンブチャラティシリーズ

    「あの、兄さん……」
    「どうした?」
    「ずっと……ずっと言いたかったことがあるの」
    「言いたかったこと?何だ?」
    「その……ッ」
    「……」
    「わたし、実は兄さんのことが好きなの。きょ、兄妹としてじゃあなく……。もっと、ちゃんとした意味で……」
    「間違っていたらすまない。それは、オレを男として見てくれているということか?」
    「……うん。今まで恥ずかしかったし、妹なのに兄さんを好きになるっておかしいと思っていたから隠してたけれど、我慢できなくて」
    「……」
    「兄さんが他の人に取られるのが嫌なの。……どこにも行かないで、わたしとずっと一緒にいて欲しいの。わたし、兄さんのためなら何でもするからッ。だから、他の人を好きにならないでッ」
    「……ああ、勿論だ。オレはおまえ以外を愛したことはないさ。あの日からずっと、おまえだけを愛しているし、これからもおまえ以外を愛するつもりはない」
    「本当?兄さん」
    「おまえへの愛に嘘はない」

    「……」
    「起きたの?兄さん。ソファーで寝るなんて珍しい」
    「夢……か」
    「夢?」
    「ああ、夢を見た。あれはきっと予知夢だ」
    「予知夢?そんなリアリティのある夢だったの?」
    「おまえがオレに愛の告白をする夢だ」
    「リアリティが全くないね。それ予知夢じゃあないよ、兄さん」
    「いや、予知夢に違いない。恥ずかしがらなくていい。おまえを受け入れる覚悟はできている」
    「だから違うってば、兄さん」

    ブチャラティ

  • 護衛チームのあの子は東方仗助に恋をする

    20210704(日)20:10
    ※EoHネタ、ジョルノ→夢主→仗助


    「大丈夫っスか?もし怪我とかしてたら、遠慮なくおれに言って下さいね。クレイジー・ダイヤモンドで治せますから」
    「う、うん。ありがとう、仗助くん」
    「女の子なんですから、無理しちゃあダメっスよ~」
    「お、おんなのこ……ッ?」

    「ジョルノ。ど、どうしよう……。好きな人ができちゃったッ」
    「誰ですか?」
    「ひ、東方仗助くん」
    「……」
    「女として扱われたの、初めてかもしれない。今までずっと、そんな扱いなんてされなかったし……」
    「(そりゃあ、路地裏で男性相手に喧嘩をして勝つほどの腕っ節だからな)」
    「背も高くて」
    「ぼくだってまだまだ伸びます」
    「強くて」
    「ぼくでは頼りないですか?」
    「優しくて、格好良くて、面白くて……ッ」
    「……」
    「わたしの方が二歳年上だけど、年上は好みじゃあないかな……」
    「ぼくは好きになった女性が年上であっても気にしません」
    「ううっ……仗助くんッ。か、考えるだけで顔が熱くなっちゃう!」

    「ここ、段差があるので気を付けてください」
    「う、うん?」
    「ちょっと急な階段ですね。手をどうぞ」
    「ジョルノ、どうしたの?何があったの!?変だよッ!」

    ジョルノスタンド、その他5部、他部

  • カーズは吸血鬼のあの子を愛でる2

    20210703(土)00:21
    ※「カーズは吸血鬼のあの子を愛でる」の続き


    「……暇。外に出られないし」
    「当たり前だ。太陽が昇っている。おまえを外へ出すわけにはいかない。忙しければ文句を言い、暇であっても同じように文句を言うな、おまえは」
    「人間はそういうものなの」
    「おまえは人間ではなかろう」
    「元は人間だから!人間じゃなくしたのはそっちだからねッ!」
    「人間として短い命のまま死ぬなど、わたしが許さぬ。おまえはわたしと共にあらねばならない」
    「勝手に決めないで」
    「それよりも、なぜそんな隅にいる?もっと近くに来い」
    「あなたに近付きたくないから隅にいるんですー」
    「そうか。ならば、わたしがおまえに近付けばいい話だな」
    「はあ!?来るなッ!ちょっと、こっちに来ないでッ!」
    「おまえのような短い脚では、直ぐに追い付いてしまうな?」
    「デカブツのくせに!」
    「逃げないと捕まるぞ」
    「うるさいッ!こっちに来るな!あと服を着ろ!いつもいつも薄着過ぎて、目のやり場がないのッ!」
    「恥ずかしがるな。おまえも脱ぐだろ」
    「あれは剥ぎ取られてるって言うの!」
    「変わりはない」
    「あるから!全然違うから!」

    「……夕方になった」
    「暇は潰せただろ。遊んでやったのだ。感謝をしろ」
    「しないからね」

    スタンド、その他5部、他部