short short short!

短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
更新履歴にも載らない。

記事一覧

  • あの子はナルシソ・アナスイに片想いをする

    20210823(月)20:19
    夢主→アナスイ、言葉遣いが乱暴な夢主


    「今からわたしが言う言葉を復唱して」
    「嫌だ」
    「しろよッ!このハゲッ!」
    「オレはハゲてねえッ!」
    「いいから、はい、復唱ね、復唱。ちゃんとやれよ」
    「……」
    「す」
    「……」
    「言えよッ!『す』!」
    「……はあ。『す』」
    「『き』」
    「……」
    「言えってば、ハゲ!」
    「だからオレはハゲてないッ!いいか?オレは絶対におまえにその言葉は言わないッ!オレがその言葉を言う相手はただ一人だ!そして、それはおまえじゃあないッ!」
    「……チッ。クソ野郎」
    「フンッ」
    「……何でこんなヤツ、好きになったんだろう。わたしの人生で一番の不幸だ」

    スタンド、その他5部、他部

  • あの子はリゾット・ネエロに執着する

    20210822(日)01:22
    「ホルマジオ。大変だ。リーダーが……女の人と歩いてた」
    「だから何だよ。リゾットも男なんだ。当たり前だろ」
    「こ、恋人……かな」
    「知らねーよ。ただ、女がいるなんて聞いた事がねーけど」
    「……恋人を殺したら怒るかな?」
    「オメー、かなり嫉妬深いよな。前にもあったろ。リゾットに声掛けて来た女を殺したこと」
    「だ、だってそいつ、リーダーの腕に馴れ馴れしく……ッ。わたしだって触ったことがないのに!リーダーの腕!」
    「あの時、任務中でもねえってのに、堅気のヤツを殺したってリゾットにこっぴどく叱られただろ」
    「……うぐッ。で、でも……リーダーの恋人だったら、凄く嫌だな。リーダーが選んだ人だから仕方ないって分かってても、わたしだってリーダーの事が好きなのに……」
    「あーあー、煩ェな。ったく、しょうがねーなァ~。オレが聞いておいてやるからウジウジしてんじゃあねーよ」
    「ホルマジオ……!」
    「オメーの性格は色々と問題だが、一応は可愛い後輩だからな」

    「オメーが言ってた女、偵察チームのヤツだったらしいぜ。調査内容の報告だと。別に心配してたようなもんじゃあねえ」
    「本当ッ!?良かった……。もし恋人だったら、きっと原形を留めないくらいにはやってた」
    「んな事したら、オメーがリゾットに殺されるぜ」
    「リーダーに殺されるなら嬉しいよ」
    「イカレ女が……」

    リゾット

  • グイード・ミスタの同僚は問題児21

    20210821(土)01:10
    ※問題児同僚シリーズ

    あいつが珍しくこう言った。「水族館に行こうよ」って。まあ、最近は特に大きな揉め事は起こしてねーし、たまには水族館なんてのもいいんじゃあねーかと思って二人で来てみたが……。これはあれじゃあねーか?デートってやつ。ひょっとしてオレたち、恋人同士に見られたりなんかして?

    「ミスタ、次はあっちに行こうよ!」
    「分かったから引っ張るなって」
    「あ、グッズコーナー!見てもいい?」
    「あーあー、好きにしろよ」
    「グラッツェ、ミスタ!」

    あっちに行こうこっちに行こう、次はあのコーナーだ。あちこち隅々まで回るあいつに付いて行き、最後に立ち寄ったのはグッズコーナーだった。そういえばこいつ、変わった物が好きだったよな。ジョルノが隠したあの傘も、やけに派手なカエルをモチーフにしたものだったし。

    「これ可愛い!見て見て、ミスタ!」
    「……可愛い?」

    ウミウシとかいう生き物のキーホルダーを『可愛い』と言うあいつ。こいつのセンスは本当に分からねえ。でもまあ、あいつにとっては可愛く映ってんだろう。

    「それ、買うのか?」
    「うん!家の鍵に付けようかなって」
    「なら、オレが買ってやる。最近、問題を起こしてねーから、そのご褒美だ」
    「で、でも……」
    「いいんだよ。こういう時、女は大人しく甘えるもんだ」

    どうせこいつ、オレの言っている意味なんて分かってねーんだろうな。

    「グラッツェ!大切にするからね、ミスタ!」

    ミスタ

  • 空条親子は常連客

    20210818(水)22:42
    sssネタ募集企画より
    椿様「お店の常連のオラ親子が結託して夢主を囲い込むお話」

    ※病み気味

    「いらっしゃいませ、徐倫ちゃん」
    「いつものちょうだい」
    「はい」
    「そういえば、あの男は?仕事中も帰りも、しつこく口説いてたあの男。他の客がいるってのに、ずっと声を掛けてたじゃあない。最近、見ないけど」
    「あの人、来なくなったんです」
    「へえ。熱心に口説いていたわりに、突然ね」
    「はい……。でも、少し困っていたのでホッとしました。お客さんである以上、呼び止められては無視できないので」
    「甘いのよ、そういう所」

    「いらっしゃいませ、空条さん」
    「いつものを頼む」
    「はい。あ、さっき、徐倫ちゃんが来ていましたよ」
    「そうか」
    「あの、空条さん。ご相談があるんです」
    「相談?」
    「以前から来てくださっている空条さんにお聞きしたいのですが……。わたしの料理の味ってどうですか?美味しくないですか?」
    「不味かったら来ていない。君の料理は十分美味しいと思う。なぜ、そんな事を聞く?」
    「……実は最近、お客さんが減っていて。料理が美味しくないのかなと思って……」
    「……」
    「味、価格、接客態度、お店の空気……。何が原因なのか悩んでいるんです。以前と変わったところなんてないのに」
    「気にしすぎだ。この店にも君にも、悪いところはない」
    「そう……ですか。じゃあ、何で……」
    「わたしたちは、これからもここに来る。だから君は、いつも通り、今までのように、わたしたちを迎えてくれ」
    「は、はい……?」

    sssネタ募集企画消化完了。

    スタンド、その他5部、他部

  • ディアボロとドッピオは縛り付けた2

    20210817(火)02:11
    sssネタ募集企画より
    おはぎ様「『ディアボロとドッピオは縛り付けた』の続き」

    ※病んでるボスとドッピオ、微裏、妊娠表現


    「ボスはきっと喜びます」

    少年はそう言って、わたしの妊娠を知らせる『それ』を持って部屋を出て行った。知らない男に一方的に犯され、その男の子を宿してしまった。後悔などという言葉すらも軽いものになってしまう絶望に、わたしはその場で泣いた。その日から『父親』である男は、毎晩毎晩わたしのお腹を撫でた。まだ膨らんでもいないお腹を。そして、強引に交わろうとすることはなくなった。

    「おまえとの子なら……。おまえと子供が外に出ず、ここにいれば……知られることもない」

    お腹を撫でている間、男はいつもそう言っていた。この男は、わたしをここにずっと縛り付けるつもりなのだろう。こんな場所に男が飽きるまで縛り付けられて、飽きるまで犯されるなんて。今は妊娠していると分かったためか犯されることはないが、もし産まれたらまたあの地獄が続くのだろうか。

    わたしのそんな不安は、思っていたよりも早く訪れた。男は次第にお腹だけではなく、胸や太腿、お尻に触れるようになり、やがては自分のものを擦り付けるようになっていった。それで満足できなくなると、口で奉仕をすることを求められた。交わること自体はないが、圧し掛かる男の『狂気』に、わたしは拒む気力さえもなくなっていた。

    「元気ないですね、最近。食事も残していますし。医者もこのままでは胎児に影響が出ると言っていました。少しでもいいので食べてください。何でも用意しますよ」
    「……いらない」
    「しかし……」
    「いらない。もう……ここから出してッ」
    「……」
    「何で……何でわたし、あの人にこんなことをされないと……ッ」
    「……ボスは、あなたを愛しているんです」
    「本当に愛していたら、こんなことはしない」
    「本当ですよ。ぼくには分かります。ボスは、心からあなたを愛していると」

    少年の手がこちらに伸びる。おかしい。少年の身体は、こんなに大きかっただろうか。

    ドッピオ&ディアボロ

  • ジョセフとシーザーはライバルになる

    20210816(月)04:07
    sssネタ募集企画より
    匿名様「過保護なシーザーとジョセフが恋心に気付く」

    「おい、ジョジョ!」
    「あー?なんだよ、スケコマシのシー……うおッ!」
    「洗濯くらい、自分でやったらどうだ」
    「なに投げて……ってこれ、おれがあいつに頼んだ……ッ。なんでてめーが持ってんだよッ、気色悪ィな~ッ!」
    「水仕事で女の子の手をボロボロにするような、それを見ても何とも思わない男なんて呆れるぜ」
    「あいつが『洗濯物があったら出してください』って言ったんだよッ」
    「だからってほいほいと渡すんじゃあないッ!」
    「うるせーな!てめーには関係ねーだろッ!そもそもよ~、あいつには妙に優しくねーか?何かと直ぐに助けようとして、軽い荷物でも持とうとしたり、ちょーっと怪我をしたくらいで血相変えちゃってさ~。あ、もしかして、あれ?あれなんじゃあねーの?女の子として意識しちゃってたり?そーやってあいつの気ィ引こうとしてんだろ?」
    「……」
    「その反応、やっぱりそうか?ふーん、へえ~」
    「そういうおまえこそ、あの子が出掛ける時、決まって付いて行くだろ。誰よりも早く気付いて。『子供だし迷子になったら大変だからな』とか言ってるが、ただ単に自分が心配で付いて行きたいだけだろ。外じゃあずっとくっ付いてるみたいだし。おまえの考えていることなんて分かり易いんだよ、ジョジョ。下心が丸見えでな」
    「おめーに言われたくねーんだよ、スケコマシ!」
    「フン。しかし、おまえも『同じ』なら、これからやるべきことは決まったな」
    「ケッ!あいつがおめーなんかに惚れるかよ」
    「それはこっちの台詞だ。おまえみたいないいかげんな男を、あの子が好きになるはずがない」
    「言わせておけば、このスケコマシ~ッ!」
    「何だよ、やるのか?」


    ジョセフは態度では過保護だけど口では揶揄って、シーザーは言葉でも態度でもベタベタに甘やかしそう。

    スタンド、その他5部、他部

  • プロシュートと姉貴は恋人同士だった

    20210813(金)23:55
    sssネタ募集企画より
    ぽむこ様「ペッシがプロシュート兄貴と姉貴夢主が付き合っていた事実を知る」


    「ふざけてんじゃあねーよ、クソ野郎。時間かけさせやがって。大人しく殺されていれば、もっと楽に死ねたのにな」

    もうピクリとも動かないターゲットを足蹴りにしている姉貴がそう言った。初めて姉貴を見た時は男だと思った。スゲー顔の綺麗な男。背は高いし、口は悪いし、暴力的で、細かい事を嫌う。女らしさなんて皆無と言っていいくらいだ。「男よりも男っぽい」とホルマジオが言ってたが正にその通りで、プロシュート兄貴と並ぶくらいに女から声を掛けられることが多かった。勿論、男と勘違いをされて。「少しは女らしくしたらどうだ」と言う兄貴に、姉貴は決まって「うるせーよ」と返していた。

    「ターゲットも死んだみてーだし、そろそろ帰ろっか、ペッシ。あ、途中で飯でも食うか。腹減ったし」
    「は、はい」

    他のチームの女が、姉貴になら殺されてもいいと言っているらしいが、理解のできねーことだ。姉貴、プロシュート兄貴よりも相手を『物』みてーに扱うんだぜ?

    だけど、そんな姉貴の秘密をオレは知ってしまった。任務がなく、昼食を外で済ませたオレがリビングの扉を開けると、なんと姉貴がプロシュート兄貴の膝の上に乗って、お互いに向き合う形を取っていた。姉貴の腕は兄貴の首に絡まっていて、兄貴の腕は姉貴の腰に回っている。どう見たってこれは……。

    「え、えッ?」
    「だから言っただろ。そろそろ帰って来るって。ったく、早く腕を離せよ」
    「別に当然の事をしてるんだ。隠す必要もねーだろ。それに、さっきまでの甘えた態度はどうしたんだ?勿体ねーな。もっと見せろよ」

    顔を真っ赤にさせた姉貴がプロシュート兄貴の肩を押し返しているが、兄貴は姉貴を手放そうとしない。それどころか、片方の手で姉貴の顎を掴むと、それを力任せに引き寄せて強引にキスをした。

    「ペッシ。いつまで突っ立ってんだ。早く入って来い」
    「は、はい。あの……、プロシュート兄貴。兄貴と姉貴はまさか……こ、恋人同士なんですかい?」
    「ああ、オメーには言ってなかったか。ほら、答えてやれよ」
    「うるせーな、プロシュート。あんたが答えろよ」
    「おまえに答えさせてーんだよ」

    ……姉貴、あんな顔できるんだな。なんつーか、明日からプロシュート兄貴たちとどう関わっていけばいいんだ。

    プロシュート

  • モブはプロシュートの恋人に近付いた

    20210810(火)19:03
    sssネタ募集企画より
    お粥様「モブがプロシュートが溺愛している彼女に手を出そうとする」

    ※モブ視点

    女が一人、駅の前で立っていた。スゲー好みのタイプで、オレは「もしかしたら」なんてちょっとした可能性を考えて、その女に声を掛けてみた。

    「君、一人?」

    女はオレの呼びかけに顔を上げてこちらを向いた。

    「……人を待っているんです」
    「もう十分も待ってるじゃあねーか。その待ってる相手、友達?それとも恋人?」
    「恋人です」
    「女を十分も放置だなんて、ダメな野郎だな」
    「仕事で遅れるらしいので」
    「それでもよォ……」

    女の横に並んで、肩を抱こうと手を伸ばす。すると、その手は女の肩に届く前に動かなくなっちまった。背後から聞こえた一言のせいで。

    「……他人の女に手ェ出してんじゃあねえ」

    振り返ると、そこには金髪にスーツを纏った男が立っていて、オレに鋭い視線を送っていた。伸びかけているオレの手を見た男はそれを払い除け、女の肩を掴んで自分の方へと引き寄せた。

    「あ、プロシュート」
    「悪いな、待たせちまって」

    男は女の頬に口付け、目の端でオレを一瞥する。胸の奥が一気に冷えていくのが分かった。行き場のない手を引っ込め、走ってその場を離れる。脳のどこかが「逃げろ」と、叫んでいた気がしたのだ。オレは暫く走り続け、女とその恋人が見えなくなったところで足を止め、少し細い路地に身を隠して乱れた息を整えた。

    「……クソッ、邪魔しやがって。タイミング悪ィ」

    そんな独り言の後、オレの首は「何か」に掴まれた。「何か」の正体だって?そんなもの、オレが聞きたい。首には何もなかったんだ。何も見えなかったんだ。圧迫感こそはあるものの、ただそれだけで本当に何も見えない。どうなってるんだ。

    しかし、そんな焦りを遥かに超えるものがオレを襲った。皮膚は乾燥し、全身に皺が刻まれ、痩せこける。髪は抜け、視界はぼやけ、聴覚が鈍くなっていった。とてつもない倦怠感、呼吸苦。脳が追い付かないほどの現象が一気に身体を蝕み、オレは地面に倒れた。すると、オレの視界に何かが入り込む。濁ったそれで漸く捉えたのは、あの男だった。

    「『直』はよく効くだろ」
    「あ、ああッ」
    「オメーが女を狙うのはオレに関係のねーことだが、狙うにしても相手を選ぶことだ」
    「うう……ッ」
    「あいつはオレの女だ。てめーのその汚ェ手で触れられるもんじゃあねーんだよ」

    男の靴がオレの手を踏む。それは確か、女に触れようとした方の手だった。

    プロシュート

  • 護衛チームと出られない部屋

    20210805(木)21:57
    sssネタ募集企画より
    あち様「護衛チームで◯◯しないと出られない部屋」

    【お互いに「好き」と言わないと出られない】

    「何ここ」
    「スタンド攻撃……でしょうか。先程、ゴールド・エクスペリエンスで壁を殴ってみましたが、生物に変えることが出来ませんでした」
    「じゃあ、わたしのスタンドでやってみる。パワーだけはあるから」

    「こ、壊せないッ!パワーだけが自慢なのにッ!」
    「あ、そうだ。こんな物が落ちていましたよ」
    「……ジョルノ、これって」
    「ええ。試してみる価値はあるかと」
    「仕方ないなァ。じゃあ、わたしから言うね。『好き』。はい次、ジョルノ」
    「……」
    「ジョルノ?早く言ってよ」
    「どうしましょうか」
    「は?」
    「言いたくない」
    「何、今更!嘘でも言えばいいでしょ!出るためなんだからッ!」
    「もしこれが本当であれば、ここを出る事が出来るんですよね?それはつまり、せっかくの二人きりという時間がなくなってしまうという事。それは嫌だ」
    「はあ!?」

    【お互いの身体に触れないと出られない】

    「どうでした?ブチャラティさん」
    「ジッパーを取り付けることも、破壊することも出来なかった」
    「うーん……。やっぱりこれを試すしかないんですかね」
    「可能性はあるかもしれない。やってみよう。好きでもない男に触れられて嫌だと思うが、我慢してくれ」
    「ひッ!」
    「……柔らかいな」
    「(ブチャラティさんの手が……頬を撫でてるッ)」
    「次はおまえだ」
    「あ、ああ、はい。し、失礼しますッ」
    「……」
    「……」
    「……まだか?」
    「こ、心の準備がッ」
    「……」
    「……えいッ」
    「(指先に触れただけ)」
    「あ!で、出られるみたいですよ!はあ、よ、良かった……ッ」
    「……おまえは、そんなにオレの事が嫌いだったのか?」
    「え?」

    【どちらかを嫉妬させないと出られない】

    「最悪。相手がアバッキオだなんて」
    「それはオレの台詞だ」
    「嫉妬させるって……。わたしたち、嫉妬するような仲じゃあないし」
    「面倒くせえ。何でオレたちなんだ」
    「あー、もうッ!スタンド能力も効果がないし、このままじゃあ餓死だよッ!」
    「騒ぐな。余計な体力を使う事になる」
    「あーあ。相手がブチャラティだったらなァ~」
    「……」
    「ブチャラティだったら良かったのに。ブチャラティだったらむしろ喜んでこの空間に居られたよ」
    「てめー……ッ」
    「ブチャラティだったら、優しく慰めてくれて、励まして、奮い立たせてくれたのに」
    「てめー、クソ生意気な事ばかり言いやがって……ッ」
    「ん?あれ?」
    「……」
    「出口が出現した!え?何で?なん……」
    「……」
    「……まさかッ」

    護衛チーム

  • プロシュートはモテるあの子に嫉妬する

    20210804(水)00:30
    sssネタ募集企画より
    ペペロン様「プロシュートがモテる夢主に嫉妬する」

    「何だよ、その花」
    「さっき貰った。隣の地区を担当してるチームの人から」
    「……暗殺者の女に花なんて贈る野郎がいるとはな。物好きな野郎だ」
    「暗殺者の男に貢ぐ女もいるからね。わたしの目の前にいる暗殺者に」
    「オレは全部断ってる。面倒くせーからな。貰ったら貰ったで、勝手にオレの女を気取る」
    「今の台詞、その女たちに聞かせてあげたい」
    「……何してんだよ」
    「花に罪はないから。飾っておこうかと思って」
    「目障りだ、捨てろ」
    「嫌だよ」
    「……てめーッ」
    「ちょっと。グレイトフル・デッドを戻して。花が枯れるでしょ」
    「枯らしてるんだよ。バカかオメーは」

    「何だよ、そのネックレス」
    「さっき貰った。解析チームの人から。まあ、貰った……ていうか、押し付けられたんだけど」
    「オメーの趣味じゃあねーだろ」
    「わたし、こういうの付けないからね。任務の時に邪魔になるし」
    「なら、捨てればいいだろ。いや、捨てろ」
    「次に会った時、返そうと思ってるの」
    「……また会う気か?」
    「解析チームなら、どうせいつかは会うから」
    「それを寄越せ。オレが返してきてやる。丁度、解析チームに用があるんだ」
    「プロシュートが?」
    「ああ。言いてえ事もあるし、ついでだ」

    「何だよ、その手紙」
    「情報管理チームからの資料に挟まってた。『初めて見た時から好きです』だって」
    「ハンッ!手紙で告白なんてろくでもねーヤツだな。それにしても、よく男が寄って来る女だぜ」
    「よく女を引っ掛けて来るプロシュートに言われたくない。あ、連絡先も載ってる」
    「まさか、連絡する気じゃあねーだろうな?」
    「連絡するよ」
    「……付き合うつもりか?」
    「断るよ」
    「なら今すぐ、ここで断れ」
    「何でここで」
    「いいからさっさとしろッ」
    「嫌だよ。聞かれたくない。ちょっと、携帯電話返してッ!」
    「オレが連絡してやる。『メンバーに手ェ出すな』ってな」

    プロシュート