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短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
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義理の兄弟姉妹 その5
20210908(水)00:43【プロシュートと義理の妹】
「兄さんと一緒に歩きたくない」
「はあ?オメー、今なんて言った?」
「一緒に歩きたくないって言ったの」
「どういうことだ?ええ?」
「兄さんと一緒にいると、色々と言われるの。気付いてないの?」
「てめーが気付いてるってことは、オレも気付いてるに決まってんだろ。ただオレは、他人が何と言ってもどうも思わねえ」
「わたしは嫌。わたしは兄さんみたいに綺麗でもないし、髪だって癖毛で……」
「……」
「全然似てないのも仕方ないよね。だって、本当の兄妹じゃあないし。父親も母親も違う。だから、一緒に歩きたくないの」
「んな小せえ事をいちいち気にしてたらキリがねーだろ」
「それは兄さんだからでしょ。わたしは違う」
「なら、今度そんな事を言うヤツがいたら、オレが黙らせてやる」
「……」
「だから泣いてんじゃあねえ。オメーはオレの妹だ。義理だろうが何だろうがな」
「……うん」
【ペッシと義理の姉】
「おい、おまえの弟、まーたプロシュートに殴られてるぜ」
「だから何、イルーゾォ?別に本当の弟じゃあないし、失敗したペッシが悪いよ」
「冷てー姉貴だな。助けてやれよ」
「イルーゾォ、どうやら違うみてーだ」
「はあ?どういうことだ、ホルマジオ」
「まー、暫く見てろよ。ペッシがいなくなった時に分かるぜ」
「プロシュート。またペッシを殴ったでしょ。止めてって言ったよね?」
「うるせーな。てめーに文句を言われる筋合いはねーよ」
「いくら叱るためでも、殴る必要はないんじゃない?」
「オレのやり方に口を出すな。あいつを立派な暗殺者に育てるのもオレの役目だ」
「そのやり方が間違ってるから、口を出してるんだよ」
「ほらな。あいつ、年下には結構甘いんだよ。特にペッシみてーな手の掛かるヤツには」
「だったら何でペッシの前ではああなんだ?」
「性格が素直じゃあねーし、義理ってことを気にしてるんだろ。頑固なところもあるしなァ~」
プロシュートペッシ
義理の兄弟姉妹 その4
20210905(日)01:49【ホルマジオと義理の妹】
「よォ」
「ゲッ、お兄ちゃん……」
「オメー、こんな所で何してんだ?」
「見て分からない?友達とご飯を食べに来たの。今、トイレに行ってるけど」
「友達って女か?まさか、男じゃあねーだろうな」
「別にどっちでもいいでしょ。で、お兄ちゃんこそ何でここにいるの?」
「オレは任務だよ、任務」
「……来るんじゃあなかった」
「冷てーなァ~」
「ちょっと、くっ付かないで!」
「何だ、ホルマジオ。まさか、そいつがよく話に出て来る妹か?ちっとも似てねーな」
「ああ。そうだぜ、プロシュート。義理だが、オレにとっちゃあカワイイ妹だ」
「わたしにとっては煩くてしつこい兄ですけどね」
「な?可愛いだろ?照れ隠しだ、照れ隠し」
「そうは見えねーぜ」
「あ、友達が帰って来たんだから、あっちに行ってよ!怖がらせちゃうでしょ!」
「友達ってオメー……男じゃあねーかッ!」
「お兄ちゃんには関係ないでしょッ!なんでそこまで言われなきゃならないの!本当の兄妹じゃないのに!」
「ダメだ、許さねえ!」
「(面倒くせー兄貴だな)」
【イルーゾォと義理の姉】
「本ッ当に似てねーよな。オメーとオメーの姉ちゃん」
「姉弟って言っても義理だからね、ホルマジオ」
「こんなチビと一緒にするなよ」
「イルーゾォは無駄にデカいだけでしょ」
「見た目の話じゃあねーよ。いやまあ、見た目も見た目で正反対だが。性格だ、性格」
「んなもん、本当の姉弟でも似ないだろ」
「つってもよォ、オメーの姉ちゃんの方がずっと気が強くて、堂々としてて、任務での成功率も高いじゃあねーか。プロシュートも認めてるぜ?ま、その代わり男のオメーよりも暴力的で荒っぽいけどなァ~……痛ェッ!蹴るなよッ!」
「ホルマジオ、あんた煩い」
「こんなイカレ女、本当の姉じゃなくて良かったぜ。マジの姉なら恥ずかしくて仕方ない」
「わたしもあんたが本当の弟じゃなくて良かったよ。気に食わなければ心置きなく殴れるから。それにしても、昔は『姉ちゃん』って言って、後ろを付いて歩いてたくせに……」
「おいおい、マジかよ、イルーゾォ」
「てめー、このアマ……ッ!」
「ホラー映画を観た後、寝る時なんてわたしの所に来てたよね~?アハハッ」
「イルーゾォ、オメーそんな頃があったのか」
「ガキの頃の話を掘り返すなよッ!」
ホルマジオイルーゾォ
義理の兄弟姉妹 その3
20210904(土)01:48【ナランチャと義理の姉】
「すみません。グイード・ミスタさんですよね?いつも弟が……ナランチャがお世話になっています」
「あ、あんた……じゃなかった。あなたがナランチャのオネーサン、ですか?」
「はい」
「(姉ちゃんがいるってのは聞いてたけど、似てねーな)」
「似てないとよく言われます」
「(あれ?今、心を読まれなかったか?)」
「義理というやつです」
「い、いや~、初めまして。あ、座ります?それとも何か注文……」
「姉ちゃんッ!ここに来るなって言っただろ!」
「あ、ナランチャ。ごめんね。偶然通りかかって、あなたたちの姿が見えたから……。でも、お世話になってるんだから、挨拶はしないと」
「いいんだって、そういうの!」
「ごめん、ごめん。じゃあ、わたしはそろそろ帰るね。ミスタさん、これからも弟をよろしくお願いします」
「は、はい」
「家まで送るよ、姉ちゃん。姉ちゃん一人で歩かせると、色々と危なっかしいからな」
「仕事はいいの?」
「オレの分は終わったよ。出動が掛かったら、携帯電話に連絡入るし。だからほら、行こうぜッ」
「そう。なら、お願いしちゃおうかな」
【フーゴと義理の姉】
「あ」
「どうしたの?フーゴ」
「あッ!パンナコッタ!」
「こんな所で、一人で何をしてるんですか?」
「……お、お買い物」
「どこをどう見たら、ここに店があるように見えるんだッ!」
「新しくできたお店に行こうと、広告に載ってた地図通りに来たんだよ!」
「はあ?広告ってそれですか?」
「うん……」
「貸してください。……全然違う場所じゃあねーかッ!」
「ええっ、でも、地図通りに……」
「ちょ、ちょっと、フーゴ。この人、誰?」
「ああ、ナランチャたちには言ってませんでしたね。ぼくの義理の姉です」
「え?フーゴって姉ちゃんいたの?」
「父と母が養護施設から引き取ったんですが、勉強はできても、その他の事がまるでできなくて。そのために家に居辛くなって、ぼくを追って家を出たんです。だから今、二人で暮らしてる」
「へえ。そうだったんだ」
「一人で出るなってあれほど言ったのに。全く。約束くらい守れよ」
「ご、ごめんなさい」
「……まあ、いいです。ぼくはまだ仕事があるから、大通りまでなら付いて行く。そこからは一人で帰るんだ。この店には、今度の休みの日に付き合うから」
「分かった!」
「(フーゴの方がお兄ちゃんって感じがするな、この二人)」
ナランチャフーゴ
義理の兄弟姉妹 その2
20210902(木)18:22【ミスタと義理の妹】
「え、ミスタって妹がいたの?似てる?」
「ああ。まあ、妹っていっても義理だぜ。だから似てねえ」
「へえ。いくつ?」
「今年で十六だ。ベッタベタで、こっちが心配になってくるくらい甘えただ」
「ん?……あれ?」
「どうした?ナランチャ」
「まさか、妹って……あの子?」
「ん?お、おい、何でここにいるんだよッ!」
「学校帰りにこの店の前を通ったら、お兄ちゃんがいるのが見えたから。ねえ、お兄ちゃん。仕事、終わった?一緒に帰ろうよ」
「まだだから先に帰ってろ」
「えー。お兄ちゃんと一緒に帰りたい」
「ワガママ言うな」
「いいじゃん。後はオレたちでやっておくから、ミスタは先に帰れば?ブチャラティに伝えておくよ」
「いや、でもよ……」
「やったー!お兄ちゃん、帰ろう!あ、途中でジェラート食べたい!」
「おまえ、それが目当てだったな……ッ!」
【アバッキオと義理の妹】
「お、お兄ちゃん、まだギャングをやってるの?」
「文句は散々聞いたぜ」
「辞めて、よ。ギャング……」
「ふざけるな。オレが何をしようと、てめーには関係のねーことだ」
「……そう、だけど。一応、か、家族……だし」
「義理だろ」
「義理でも……わたしたちは兄妹だよ」
「オメーには血の繋がりがねえのにか?オレとも、親とも」
「…………」
「余計な事に時間を取らせるな。オレは行くぜ」
「ギャ、ギャングは……危ないんだよ。危険な事、沢山するんだよ」
「んなことは知ってる」
「お兄ちゃんに……怪我をしてほしくないし、し、死んで……ほしくない」
「うるせーな。他人がオレのやる事に口を出すな」
「……」
「いいか?もうオレに関わるな。話し掛けるな、連絡もするな、ここにも来るんじゃあねえ」
「なんで……そんな事を言うの?本当の……家族じゃあないから?」
「さっさと行け」
「……」
「……オレと関わってると、いらねーことに巻き込まれるぞ。オメーは堅気なんだ」
ミスタアバッキオ
義理の兄弟姉妹 その1
20210901(水)02:32【ジョルノと義理の姉】
「姉さん、どこへ行くんですか?」
「買い物だよ。夕食を作ろうとしたけど、材料が足りなくて。ジョルノ、欲しいものとかある?ついでに買って来るよ」
「欲しいもの……。姉さんが欲しいです」
「特にないなら、そろそろ行くから」
「冗談ですよ」
「で、欲しいものは?あるの?」
「ぼくも一緒に行く。姉さん一人に荷物を持たせるわけにはいかない」
「ふふっ、助かるよ。じゃあ、一緒に行こうか」
「手を繋いでも?」
「仕方ないな。いいよ」
【ブチャラティと義理の妹】
「おい。その服、少し露出が多いんじゃあないか?」
「そう……かな?」
「着替えて来い」
「いや、でも、兄さん。みんなこれくらいは……」
「何かあったらどうする気だ?何かあってからじゃあ遅いんだ。着替えて来い」
「……はい」
「おまえに何かあったらオレが助ける。そう約束をしたが、直ぐに駆け付ける事が出来ない場所でおまえが一人で襲われたりなんかしたら、後々そいつに『制裁』はできても、おまえの傷付いた心が癒えるわけじゃあない」
「は、はい」
「そもそも、おまえは危機感ってものが……」
「(兄さん、こうなると話が長いんだよなあ)」
「聞いてるのか?」
「聞いてる、聞いてるよ、兄さん」
ジョルノブチャラティ
リゾット・ネエロは勘違いされている
20210831(火)00:25「……」
「な、何でしょうか、リゾットさん」
「髪を切ったのか」
「……へ?あ、ああ、はい。毛先を少しですが……」
「そうか」
「……」
「って事があったんです、ペッシさん」
「へえ」
「……毛先を整えるだけ、本当にちょっぴりなのに、リゾットさんは気付いたんですよ。他の誰も気付かなかったのに」
「(そりゃあ、どう見たってリゾットはおまえの事……)」
「……わたし、やっぱり目を付けられているんですかね」
「は、はあ?」
「あの時……チームに入って初めての任務で失敗をしたから……ッ」
「そういえばそんな事があったけどよ、それとは違うんじゃあねーのか?」
「だってリゾットさんって、わたしと話す時、凄く睨んでくるし」
「……」
「一緒にいる時、いつも見られていて……」
「……」
「き、気付けば後ろに立っていて、帰る時はなぜか家まで付いて来て」
「……」
「わたし、リゾットさんに信用されていないんですよ。警戒されてるんですよ。まともに任務ができないからッ」
「(やっぱり違うじゃあねーか、それ)」
リゾット
リゾット・ネエロの恋人は手を繋ぎたい
20210829(日)08:29アジトで
「……リゾットさん」
「何だ」
「あの……お願いが……」
「だから何だ」
「そ、その……やっぱり何でもないです」
任務帰りに
「リゾットさんッ」
「何だ」
「あっ、あ……ッ!」
「何かあるなら言え」
「あ、う……。うう、て……ッ!手をッ」
「手がどうした」
「手を……手、あ、うう……ッ。やっぱり止めておきます」
帰宅時に
「(今度こそはリゾットさんと手を繋ごうッ)」
「……」
「(手、手に……手に触れるだけッ)」
「……」
「(やった!指に触れた!リゾットさんの指、太くてゴツゴツしてて……ッ!)」
「……」
「ひい……ッ!」
「こうしたかったなら、言えばいいだろう」
「(リゾットさんが……手を、手を繋いでくれたッ!)」
次の日
「プロシュート、聞いて。昨日、やっとリゾットさんと手を繋げたんだよ」
「オメーら、付き合って何か月だ」
「三か月!次の目標は腕を絡める事だよ!」
「三か月も経って、キスもしてねーのかよ」
「キ……キス。リゾットさんと……ッ。そ、そんな事、できるわけないでしょッ!恥ずかしいッ!」
「幾つだよ、オメーら」
リゾット
あの子はメローネに伝えられない
20210828(土)19:05「好きだ」
「……は、はあッ!?」
「好きだって言ったんだぜ」
「ふざけるのも大概にして」
「ふざけてない。オレはおまえと恋人になりたいと思っているし、いろんな形のキスをして、いろんな形で……」
「気持ち悪いこと言うなッ!黙ってろ、変態ッ!」
「なあ、ギアッチョ。なんでいつも、オレが何かを言えばあいつは怒るんだ?」
「オメーが気持ちの悪い事ばかり言ってるからだろ」
「昨日から彼女がオレを避けているんだ」
「あんなことを言ったんだ。当然に決まってる」
「次は褒めてやろうか。脚が綺麗だとか、いい尻をしてるとか」
「オメーはあいつをキレさせてーのか?」
「ね、ねえ、ホルマジオ兄さん。昨日、メローネにね……その、好きだって言われて……」
「ああ、見てた。おまえ、恥ずかしくてあんな返し方をしたんだろ」
「……だって、他の人たちがいる前で……ッ。で、でも、凄く嬉しかったッ」
「さっさと『好きだ』って言っちまえよ。ウジウジしてねーでよォ~」
「む、無理ッ!だって……す、き……だなんて……ッ」
「(好きどころじゃあ済まねーくらい惚れてるくせに)」
メローネ
ペッシはあの子の相談相手
20210825(水)01:20「ね、ねえ、ペッシ。ちょっといい?」
「何だよ?」
「聞きたいことがあるんだけど……」
「だから何だよ?」
「えっと……ね。その……」
「……」
「あの……。プ、プロシュートって、どんな女の人が好みなの?」
「はあ?好みの女?」
「お、教えて欲しいの」
「プロシュート兄貴の好み……。あー……そうだな。それがよォ、兄貴から直接『こういうのがイイ』って聞いたことがねーんだ」
「そ、そうなんだ……」
「あー、でもよ、派手な女と歩いてることが多いぜ。スゲー美人な」
「はで……びじん……」
「おまえ、もしかして兄貴に惚れてるのか?」
「えッ……!あ……な、内緒だよ?」
「(勘のいいヤツにはバレてそうだな、これ)」
「プロシュートの好きなタイプに近付けば、ちょっとはわたしのことを見てくれるかなって思ったの。ほら、わたしって見た目が地味だし、『いるかいないか分からなかった』なんてイルーゾォによく言われるくらい空気が薄いし、性格だって暗いし……。それがむしろ暗殺向きだとかメローネには言われてて……」
「……」
「で、でも、こんなに誰かを好きになったのは初めてだから、頑張って綺麗になって、少しでもいいから良く思われたいなって……だから……ッ。うう、い、言っちゃった……ッ!恥ずかしいッ!」
「ま、まあ、頑張れよ……」
「うんッ。教えてくれてありがとう、ペッシ!……けど」
「けど?」
「わたしみたいな女が、いきなり化粧とか服とか頑張ったら、き……気持ち悪くないかな?引かないかな?なんだコイツって思われないかな?」
「そ、そんな事……なッ!泣くなよ、おいッ!」
「おい、ペッシ。何して……」
「あ、兄貴ィ……ッ」
「……何でそいつが泣いてる?オメーが泣かせたのか?ペッシよォ……」
「いや、オレじゃあなくて……ッ」
この後、オレは兄貴に叱られた。
プロシュートペッシ
あの子はギアッチョに同行する
20210824(火)02:04「えーッ。ギアッチョと任務ですか?リーダー」
「文句でもあるのか?」
「ありますよ、凄くあります」
「てめー……。オレだってオメーと組むなんざ嫌に決まってんだろッ!」
「だってギアッチョとの移動って車なんですけど、オープンカーですよオープンカー!この時期は虫が顔に当たるんですよ?屋根付けろって言ってるのに付けてくれないし。この前、移動中にジェラートを食べてたら虫がくっ付いていて……。あ、思い出しただけで吐き気が」
「他人の車で物を食うなってオレは言ったよなァ~!?」
「今更メンバーを変えるわけにはいかない。おまえらで行って来い。我が儘は許さない」
「えー!」
「しつこいぞ。さっさと行って来い」
「チェッ、仕方ないなァ。ギアッチョ、行くよ」
「何でてめーが偉そうにしてんだ?」
「安全運転ね。あと、今日こそは屋根を付けてよね。もう虫は食べたくないから」
「人は殺すくせに、虫が嫌だの煩ェ女だな」
「でも、実はわたしね、ギアッチョと組む事自体は別に嫌じゃあないよ」
「……は、はあ?」
「クーラーいらずだから。まあ、涼しいを通り越して寒いくらいなんだけど」
「……てめーッ」
「おまえら。さっさと行けと言っただろ」
ギアッチョ