short short short!
短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
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記事一覧
プロシュートはちょっと喜んでいる
20211204(土)01:10sssネタ募集企画より
りこ様「ペッシに好かれるためにプロシュートを観察する夢主と見られて嬉しいプロシュート」
「ねえ、ねえ!ペッシ、新しい服を買ったの!見て見て、褒めて褒めてッ!」
「ひ、引っ付くんじゃあねーよッ!それに、女の服なんてオレには分からねーし、いちいち聞くなよッ」
「酷い……ッ!ペッシってさ、わたしに冷たいよねッ!プロシュートにはあんなに素直なのに。プロシュートのことは直ぐに褒めるのにッ!」
「おまえとプロシュート兄貴を一緒にするなよッ」
「はあ!?何それッ!」
「……」
「おい、さっきからジロジロ見てるが、何の用だ」
「別に」
「……」
「(プロシュートの魅力を知って、それを真似ればペッシだって振り向いてくれるかもしれないって思ったけれど)」
「……」
「(わたしとプロシュートの違い……。顔……は置いといて、性別……も置いといて、身長も置いといて、他は……髪の色?金髪にすればいいの?あ、スーツ?いや、でもあのスーツはちょっとな……)」
「(何だ、こいつ。いつもいつもペッシにベッタリで、オレが何かと褒めてやっても睨むだけだってのに)」
「(中身は……。プロシュートって、冷静に見えて意外と感情的で暴力的だけど、それがいいの?まあ、確かにグイグイ引っ張っていくタイプだけど、それならわたしだって……。そもそも任務の成功率もわたしの方が上で、スタンドだってわたしの方が……ッ。なのに、何でペッシはわたしよりプロシュートに……ッ)」
「(新しい服を買っただの騒いでたから『いいんじゃあねーか』って言ったら、スゲー顰め面を返して来たくせに)」
「(考えれば考えるほど分からない)」
「(でもまあ、こいつに見られるのは悪くねーな)」
「(あ、脚組んだ。こういう動作が無駄に綺麗なのがムカつく。真似てやろう)」
「なに真似てんだ」
「別に」
プロシュート→夢主→ペッシっていいですよね。プロシュートペッシ
グイード・ミスタは気になってしかたがない
20211130(火)00:57sssネタ募集企画より
かな様「ピストルズにミスタの好みを尋ねるヒロインちゃん」
「ね、ねぇ、ミスタ。ピストルズとちょっとお話したいんだけど……いいかな?」
「はあ?ピストルズと?まあ、いいけどよ……」
「ピストルズ。聞きたいことがあるんだけど……。ミスタって、どんな感じの女の人が好きなの?ほら、例えば、こんな有名人が好き……とか」
「好ミ~?確カ…………」
「え……ッ。ミスタって、あの女優さんが好きなの?」
「テレビに映ルト、スゲーニヤニヤしてるゼー!」
「……そ、そうなんだ」
「デモヨ、前は別の女ニ夢中ダッタヨナ~!」
「その人、どんな感じだったの?可愛い?綺麗?スレンダー?セクシー?」
「ンー。覚エテルカ?」
「忘レタ」
「胸はデカかったゼ」
「モット前ハ、別にデカくはナカッタヨナ?」
「……け、結局どんな感じが好みなの?」
「ミスタの好ミッテ、コロコロ変わるカラ」
「ソーソー。アテにナラネーッテ」
「好ミノ女には、直ぐにデレデレスルモンナッ!」
「……」
「元気出セッテ!」
「泣クナヨ~!」
「(ピストルズとあいつ、何話してんだ~!?なんか……なんか『好み』とか、『好き』とか聞こえてるけど、肝心の部分が全然聞こえねーぜッ。つーか、あいつ、泣いてねーか!?何だよ、泣きながら『好き』とか、そういう話に決まってるじゃあねーかッ!だ、誰が好きなんだ?泣きながら話すってことは、結構マジってことだろ?それとも、その好きなヤツにフラれて泣いてんのか?ク、クソ~ッ!ここからじゃあ遠過ぎて……ッ!)」
ミスタ
ジョースター家は争っている
20211129(月)00:02sssネタ募集企画より
新稲楠葉様「EoHみたいな設定で血族同士が火花を散らすジョースター家愛され」
「身長は高過ぎない。高過ぎると『怖い』って感じるらしいわ。それと、性格は引っ張っていってくれる感じ。そして、やっぱり優しいこと。まあ、誰だって意地悪なヤツより優しい方がいいし、あの子は引っ込み思案な性格だから、積極的な人に憧れがあるんじゃあないの?」
「ちょっと待って、徐倫。それ、何の話?」
「ああ、ジョニィ。あの子の好みのタイプの話よ。聞いて来たの。こいつらが煩いから」
「身長が高過ぎるとダメ……ということは、既にそこで脱落する人がいますね」
「おいおい、何だよ、その目はよ~ッ!なあ、ジョルノ!てめーだって、これからもっと成長してデカくなって、あいつに怖がられるかもしれねーんだぜ~!?」
「あんたはデカいだけじゃあなく、あの子に悪戯ばかりしてるから、既にそれでもうダメよ、ジョセフ。まあ、優しいっていうところなら、ジョナサンが一番いいのかしら」
「それは嬉しい事だけど、身長はどうしようもないな……。でも、確かに女性からすれば、大き過ぎる人は怖く見えるだろうね。難しいな……」
「だが、好みはあくまで好みだ。好みなんてのはその時で変わるし、好みじゃあねーやつを好きになることだって十分にある」
「そうスか?だけど、好みは重要スよ、承太郎さん。好みに近ければその分、確率もぐーんと上がりますから。てことで、おれはイイ線いくんじゃあねーかな~なんて」
「ぼくにだって可能性はありますよ、仗助。引っ張っていく……ということには、自信がそれなりにありますから」
「でも、ギャングだなんて怖いだろ?あの子、かなりのビビリなんだから。それに、ジョルノはそのことをあの子に隠してる。てことは、ぼくの可能性の方がずっと高いことになる」
「ジョニィ。あんたもジョルノのことを言えないでしょ。昔は色々とやってたくせに。……それにあんたたち、好き勝手言ってるけれど、あたしが許さないから。ジョナサンならまあともかく、あんたたちの誰かにあの子を任せるくらいなら、あたしが一緒にいるわ」
管理人はEoHプレイ済みですが、原作は7部までで8部は未読なので、定助はお休みです。スタンド、その他5部、他部
暗殺チームは勘違いをする
20211128(日)02:25sssネタ募集企画より
さくら様「ヒロインが妊娠した、と勘違いした過保護な暗チがいろいろやらかすお話」
「ん?なあ、ギアッチョ。あいつはどうしたんだ?今日は休みじゃあなかったはずだが」
「気分が悪ィんだと」
「気分が?……まさか」
「何だよ。何が『まさか』なんだ、メローネ」
「……あいつ、言ってたよな。ちょっと前に、太ったって」
「だからそれが何だ?いつも甘ェ物をバカみてーに食ってるから太ったんだろ」
「妊娠」
「はあ?」
「あいつ、妊娠したんじゃあねーだろうな?」
「……」
「おいおい、マジかよ。あいつが妊娠~?それ、本当の話か?イルーゾォ」
「らしいぜ。メローネが言ってた」
「……相手は?」
「さあな。リゾットは、あいつには『そういう任務』は回してねーはずだ」
「てことは、あいつが個人的に関係を持ってるヤツの中にいるってことか。人のものに手ェ出した度胸のあるバカと、人のものになったバカに教えてやらねーとな」
「へえ。珍しく気が合うな」
「ああ、珍しく……な」
「ペッシ!さっさと行くぞッ!」
「い、行くって、何かアテはあるんですか!?」
「あいつの行動範囲を片っ端から探る……ッ!」
「それでも相手を絞れるかどうか……ッ」
「絞るんじゃあねえッ!怪しいヤツを全員見つけるんだよッ!」
「ん?リーダーから電話……?はあ、やっと眠れたのに……。はい……もしもし」
「……」
「もしもし、リーダーですよね?何かあったんですか?」
「……だ」
「すみません。聞こえないです」
「相手は誰だ」
「相手?」
「孕ませた相手は誰だと聞いているんだ」
「え、何を言って……。あれ、呼び鈴?……もう。風邪なのに、これじゃゆっくりできないよ……」
暗殺チーム
ジョルノ・ジョバァーナは毎日来る
20211124(水)03:11sssネタ募集企画より
砂糖様「ジョルノが一目惚れした子に毎日プロポーズしている話」
「いらっしゃいませ。……ん?」
「ボンジョルノ」
「……ジョルノ・ジョバァーナさん」
「今日も可愛らしいですね」
「あの、この花は……」
「あなたへの贈り物です。受け取ってください。そして、今日もあなたに伝えたい。ぼくはあの日、あなたと出会って、あなたに心を奪われてしまいました。どうか、ぼくと付き合ってください」
「す、すみません。何度もお伝えしていますが、そういうのは……」
「では、どうすればぼくの想いを受け入れてくれますか?」
「どうすれば……?う、うーん……」
「あなたがぼくを好きになってくれるまで、ぼくはあなたに毎日想いを伝え続けます」
「いらっしゃいま……せ」
「今日も素敵ですね」
「……ジョルノ・ジョバァーナさん。昨日ぶりですね……」
「あなたと毎日会える幸せに感謝します。このままずっと、朝起きた時から夜眠るまで、毎日あなたと過ごせたらと思っています」
「ちょ……ッ!こ、声が大きいですッ。お、お客さんがいるんですよッ」
「聞かれたらマズいんですか?」
「と、当然ですッ」
「ぼくとしては都合がいい。ぼくとあなたの関係を周りが知るいい機会になる」
「いら……しゃい、ま、せ。今日も来たんですか」
「毎日来ると言ったはずだ」
「……」
「今日もあなたに会えて良かった。明日もこうしてあなたに会いに来ます」
「あの」
「何でしょうか」
「そういう事、誰にでも言ってるんですか?」
「ぼくがこうして好きだと伝える相手は、あなたしかいません。ぼくはあなたに惚れているのですから」
「……」
「もしかして、ぼくが他の女性に同じことをしていると思いました?」
「……」
「嫉妬してくれました?」
「そ、そんなことはないですッ」
「い……らっしゃいませ」
「今日も来ました。あなたのために」
「……」
「ぼくは諦めが悪い性格です。だから、自分が信じたものは信じ続けるし、自分が愛した相手を愛し続けます」
「……」
「今日も愛しています、あなたを」
ジョルノ
ボインゴはあの子の恋を応援する
20211123(火)01:21sssネタ募集企画より
匿名希望様「ボインゴが予言でヒロイン→DIOへの恋心に気付き応援しようとするお話」
「……ん?」
ぼくのスタンド『トト』は近い未来を予言できる。その『トト』が今さっき予言したのは、最近になってDIOさまの仲間になった女の人のことだった。兄ちゃん以外の人とは殆ど話さないぼくだけど、その人とはよく話す。DIOさまの仲間は、なんだか凄く怖い人たちばかりだけど、その人はいつもぼくに笑顔で話しかけて、お菓子をくれたり、たまに美味しい物を食べに連れて行ってくれる。なんだかお姉ちゃんみたいで、ぼくは大好きなんだ。
その人……お姉ちゃんは、『トト』の予言によると、あと数分で帰って来るみたいだ。帰って来たらぼくに「この髪型、似合う?」と聞いてくる。そしてぼくはこう答える。「に、似合ってます。凄く。ハイ」。それから少し話すと、お姉ちゃんは「DIOさまって、 髪が長くて綺麗な女の人とよくいるから……」と言って顔を真っ赤にする。
……お姉ちゃん、DIOさまのことが好きなのかな。だって、好きじゃあなかったら、わざわざこんなことを言わない。あ、帰って来た。
「あ、ボインゴくん。ねえねえ、この髪型、似合う?」
「に、似合ってます。凄く。ハイ」
「良かった!さっき、髪を切ってもらいに行ってたんだ」
「髪を?」
「うん。最近、髪を伸ばしてるんだけど、長いと傷みやすくて……。毛先を切って、あまり長さを変えずに形を変えたの。だって……DIOさまって、 髪が長くて綺麗な女の人とよくいるから……」
予言通り、顔が真っ赤だ。やっぱり、お姉ちゃんはDIOさまが好きなんだ。
「次、いつごろDIOさまに会えるんだろう……」
「……もう直ぐです。もう直ぐ、あなたは呼び出されます。その時、会えます。ハイ」
大好きな兄ちゃんと大好きなお姉ちゃんが結ばれてくれればいいな……なんて思ったけれど。こんなにDIOさまが好きなら、ぼくはこの『トト』の能力をお姉ちゃんのために使ってみようかな。お姉ちゃんが少しでもDIOさまに近付けるように。スタンド、その他5部、他部
ディアボロは部下のあの子を贔屓する
20211122(月)01:24sssネタ募集企画より
ルーナ様「ディアボロの愛が重くてゲンナリする部下ヒロインのsss」
「あの……」
「何ですか、ドッピオさん。今から任務なので、お話なら手短にお願いしたいのですが」
「その任務なんだけど……。今日の任務は、スクアーロたちに代わってもらおうかと」
「……」
「ぼ、ぼくの判断じゃあなく、ボスからの命令なんだッ。裏切り者の始末は危険だから、他のメンバーに変えろって電話があって……」
「……またですか?」
「ボスは、あなたが心配なんですよ。心配だから、自分の管理が中々行き届かない情報管理チームから親衛隊に異動させたんだし」
「心配って……。わたし、ボスに一度も会ったことがないんですけど」
「ぼ、ぼくだってないよッ。でも、ボスはぼくたちのことを知ってるし、だからこそあなたのことも……。とにかく任務はなくなったので、他のチームから上がってきた報告書をまとめてください」
「あの……」
「何ですか、ドッピオさん」
「ボスがあなたにと、これを……」
「要りません」
「こ、困るよッ。ボスは『絶対に渡せ』とぼくに言って……ッ!」
「……はあ。じゃあ、まあ……」
「その袋、あのブランドの袋だよね。値段とかそういうの、ぼくはよく分からないけど……」
「……」
「指輪!指輪だよッ!それにこれ、かなり大きなダイヤモンドだよ!」
「お返しします」
「えッ……!ちょっと待ってよ、ボスからの贈り物じゃあ……!?」
「ボスに伝えておいてください。『要りません』と」
「やっと一日が終わった……。帰って早く寝ようかな。……ん?電話?はい、もしもし」
「……」
「もしもし?…………悪戯か」
「なぜ」
「……ん?」
「なぜ、受け取らなかった?」
「……どなたですか」
「今日、指輪を贈っただろう。なぜ、受け取らなかった」
「やっぱり悪戯か。切ろう」
「おい、待……ッ」
「電源も切っておこう」
愛が重いというより、アピール下手なボスになってしまいました……。ドッピオ&ディアボロ
東方仗助は看病される
20211121(日)22:49sssネタ募集企画より
ぽた様「幼馴染のヒロインが、風邪ひいた仗助の看病をする話」
「仗助くん、大丈夫!?」
「おま……ッ!何でここにッ!?」
「仗助くんのお母さんから聞いたの。風邪をひいたって。お母さん、出掛けてるでしょ?一人だと大変だから、色々と持って来たの。日曜日で学校もお休みだし。あ、ちゃんと仗助くんのお母さんには許可を貰ったよ!」
「……はあ。おふくろ、なんでそれを言わねーんだよ……ッ。おまえも、男の部屋に堂々と入って来るんじゃあねーよ。女子高生だろ?」
「仗助くん、ご飯は食べられそう?」
「聞いてねーし……」
「ご飯は?」
「そんなに酷くねーから食える」
「良かった。昔みたいに酷くなったら、直ぐに仗助くんのお母さんに連絡するし、救急車を呼ぶからね」
「さすがにもうならねーよ。それより、まさかおまえ、他の男にもこういう事してねーだろうな?」
「してないよ。一番仲がいいの、仗助くんだし。ねえ、何が食べたい?難しいものは作れないけど……」
「そ、そうだな……」
「なに?なにが食べたい?」
「(なんかこのやり取り、ふ……夫婦みたいじゃあねーか?)」
「仗助くん?」
「あ、あー……。うどんでいいよ」
「うどんね。卵、入れるでしょ?」
「ああ」
「仗助くん、うどんに卵が入ってると嬉しそうにしてるもんね。今、作って来るから。あまり動いちゃダメだよ。熱が上がるから。ちゃんと寝てるんだよ」
「分かったって。おまえこそ、包丁で指とか切るなよ」
「そんなに不器用じゃあないよッ」
「……ううッ。指、切った」
「ったく、ほらな。見せてみろよ。絆創膏、貼ってやるから」
「ありがとう、仗助くん」
「(どっちが看病してるんだか……。こいつらしいけど)」
「仗助くんが絆創膏を貼ってくれると、傷の治りが早い気がするんだ。いつの間にか治ってるの。まさか、仗助くんって、超能力とかあるの?」
「どうだろうな。まあ、怪我したら、直ぐにおれのところに来るんだぜ?」
「うん!」
スタンド、その他5部、他部
レオーネ・アバッキオは拘っている
20211120(土)03:12sssネタ募集企画より
白羽様「アバッキオがおしゃれにこだわっているsss」
「おい、ちょっと待て」
「どうかしたの?アバッキオ」
「あの店、寄って行くぞ」
「ん?いいけど……。何か買うの?」
「ああ」
「……化粧品コーナー」
「なんだ、その目」
「い、いや、何でもない。あ、まさか口紅?アバッキオ、口紅使ってるもんね」
「まあな」
「アバッキオの使ってる色って……これ?」
「いや、違う。そもそもそのメーカーじゃあねーよ。そのメーカーは伸びが悪いし、発色も良くねえ。オレが使ってんのは隣のメーカーだ」
「……のび、はっしょく……。じゃあ、こっちのメーカーの……これ?この色?」
「違う。二つ隣の色だ」
「ち、違いが分からない……ッ」
「バカか、オメーは。どう見てもこっちは赤が強いし、これは青が強いだろ」
「いや、そこまで……。あれ?他の色も買うの?」
「たまには別の色もいいんじゃあねーかと思うんだけどよ、どうもしっくり来ねーんだ」
「うーん……。あッ、黒とかは?この青色も綺麗だよ。アバッキオ、どっちも似合いそう」
「……」
「な、なに?」
「オメーもたまには別の色を付けろ」
「え、いや、わたしは……」
「オレが選んでやるから明日から付けて来い」
「嫌だよッ!アバッキオ、絶対に変な色を選ぶ気でしょッ!」
アバッキオ、色への拘りが凄そうです。
アバッキオ
隣人の空条承太郎2
20211119(金)02:23sssネタ募集企画より
一口様「隣人の空条承太郎の続き」
※病んでる承太郎
わたしに声を掛けた同じ学部の彼が、重傷を負って入院したと聞いた。彼はこう言っていたらしい。「空条承太郎にやられた」と。だけど、周囲は陰で口を揃えて言った。「あの空条承太郎が?あり得ない」。挙句に「嘘だろ」という意見だけが広がった。人が入院してしまうほどの暴力事件のはずが、空条さんがやったという証拠もなければ、他の誰かがやったという証拠もなく、事件は解決しないまま終わった。それから暫くして、友人と昼食を楽しんでいた時、わたしは彼女からこんなことを言われた。
「たまには恋人と一緒にお昼ご飯食べないの?」
「……え?」
「学部は違うけど、大学は一緒なんだから、たまには恋人と二人きりで食べればいいじゃあない。まあ、でも、あんな人と一緒にいたら目立つよね。だって……」
空条承太郎だもん。彼女はそう言った。どういう事だろう。その言い方、まるでわたしと空条さんが恋人同士みたいじゃあないか。わたしと空条さんの仲は、あくまで隣人だ。隣人のはずだ。仲が悪いわけでもないが、一緒に遊びに行くような友達といえるものでもない。わたしは彼女に、その話を誰から聞いたのかと問いかけた。すると、彼女は「本人がそう言っていたらしい。噂になっている」「彼に告白をした別の学部の人が、恋人がいるからとフラれ、相手の名前を本人から聞いた」と答えた。
「顔色、悪いぜ。体調が良くねーなら休め。無理をしたところでいいレポートが書けるわけでも、講義の内容が頭に入るわけでもねーだろ」
朝、同じタイミングで部屋から出て来た空条さんと歩いていると、彼は帽子の鍔を少しだけ上げてそう言った。わたしは今までどうして気付かなかったんだろう。なぜ、彼とこうして朝から『偶然』出会うのだろう。同じ大学に通ってはいるが、学部は違うし、受けている講義だって違うから、大学に向かう時間には違いがあるはずだ。確かに頻度としては多いというわけではないけれど、『偶然』は続くのか。
「どうした?」
「何でも……ない、です。本当に……何も」
何かがおかしい。
スタンド、その他5部、他部