short short short!

短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
更新履歴にも載らない。

記事一覧

  • ペッシのクリスマスの予定

    20231201(金)19:37
    ※一方通行シリーズ

    「ペッシくん!」
    「うおッ!?お、おまえ、後ろから急に抱き付くなよッ!危ねーだろッ!」
    「クリスマス、一緒に過ごそうねッ!ペッシくんの好きな料理を沢山用意するし、ケーキもペッシくんの好きな感じのやつを作るから!予定、ちゃんと空けておいてよね!」
    「いや、空けとけって無理があるだろ……。任務が入るかもしれねーし。つ、つーか離れろって……ッ」
    「任務なんてクリスマスに入らないように、わたしがちゃんと終わらせておいてあげるから大丈夫だよ。ペッシくんの分も」
    「おい。いつまでペッシに引っ付いているつもりだ。こんな街中で。目立つだろ」
    「ちょっと、プロシュート……!引っ張らないでよッ!」
    「クリスマスだなんだと浮かれてんじゃあねえ。おまえも、そしてペッシもだ。ガキか、てめーら」
    「オ、オレは別に……ッ」
    「浮かれたっていいでしょ。ペッシくん、絶対に空けておいてよねッ」
    「(兄貴がスゲー睨んでる……ッ。こいつ、何で気付かねーんだよッ。二人きりで会ったりなんかしたら……。兄貴に殺されるッ)」
    「わたし、今からペッシくんのために可愛い服を……」
    「兄貴も……ッ。兄貴も一緒にッ!プロシュート兄貴も一緒ならいいぜッ!」
    「プロシュートも?」
    「……何だ?その目は。ええ?」
    「い、痛いッ!顎を掴まないでよッ!だって、プロシュートのご飯の好みって色々と難しいんだもんッ」
    「別に……おまえが作ったってなら、何でも食ってやる。見た目が悪くても、味が悪くてもな」
    「じゃ、じゃあ、三人でってことで決まりですねッ」


    毎日がペッシの寿命を削る。

    プロシュートペッシ

  • エンリコ・プッチは間違えた12

    20231130(木)12:31
    ※アホの子な夢主

    「何だ?それは」
    「あ、ウェザー。さっきね、F・Fから貰ったの。『知らない男子囚から渡せって言われた』って」
    「手紙、か?」
    「そうみたい。ま、まさか……ッ、果たし状ッ。わたし、映画で観たよ」
    「そんなものをわざわざ女子囚のおまえに渡すわけがない。……これは」
    「なんて書いてあった?ちょっと、見えないッ。ウェザー、身長が高いんだから手をもっと下げてよッ」
    「『好きだ』」
    「え?」
    「そう書いてある。ほら」
    「ん?あ、本当だッ」
    「つまり……これはラブレターだ」
    「らぶれたー……」
    「捨てていいな?」
    「ダメだよ!手紙はちゃんと返事を書かないと!それがマナーだって、お母さんが言ってたッ!」
    「なら、返事を書き終えたら見せて欲しい」
    「いいけど、何で?」
    「気になるから……じゃあダメか?」

    「ということで、神父様!返事を書くのでレターセットを下さい」
    「まずはその手紙とやらを見せなさい」
    「どうぞ!最後に名前が書いてあるんですが、わたしには会った記憶がないんですよね」
    「……こいつか」
    「神父様?」
    「何でもない。ほら、これに返事を書くといい」
    「ありがとうございます!えっと……」
    「なんて返事をするつもりだ?」
    「『誰か知らないからお断りします』って書くつもりです」
    「そうか。ならいい。ところで、そこの綴りを間違えているぞ」
    「え?あ、本当だ!」
    「それにしても、君は字が下手だな」
    「よく言われます!」
    「わたしが代わりに書いてあげよう。貸しなさい。相手が読み間違えてはいけないからね」
    「ちゃんとお断りしてくださいね」
    「ああ。分かっているよ。ちゃんと断っておこう」


    後日、男子囚が一人減っていた。

    スタンド、その他5部、他部

  • 吉良吉影はあの子の手の世話をする

    20231127(月)00:28
    「こ、この手は何だッ!?」
    「痛いです、吉良さんッ!そんなに引っ張らないでくださいッ!手がもげるッ!」
    「わたしは今、質問をしているんだッ!この手は……ッ、この怪我はどうしたッ!?」
    「さ、さっき帰って来る途中で人にぶつかって転んだんですッ。そ、その時に擦り剥いて……ッ」
    「だから言っているだろうッ!君は注意力が足りないとッ!」
    「す、すみませんッ。でも、そ、そんなに怒らなくても……ッ」
    「君から手の美しさを取ったら何が残るんだッ!」
    「吉良さん、それ悪口……ッ」
    「傷は洗ったのか?消毒は?いや、いい。君の事だ。どうせちゃんとやっていないんだろう。来なさい。傷を洗ってあげるから」
    「は、はい……」
    「まったく……。包丁で指を切って、それがやっと治ったと思えばこうだッ。その前は体育の時間に突き指……ッ」
    「あの、吉良さん……。傷に水が沁みて痛いです……」
    「少しくらい我慢をしなさい。やはり……まだ砂が残っているじゃあないかッ」
    「いだだだッ!傷を広げないでくださいッ!」
    「掌だから傷は残り難いからいいものの……。これが手の甲だったら最悪の場合、傷跡になっていた。しかし……わたしの言い付けも守れないバカだが、手だけは本当に、最高に美しい……」
    「悪口……ッ」
    「褒めるべきところは褒めているだろう。さあ、後は軽く拭いて、傷口が刺激されないよう保護しなければ。今回も綺麗に治るといいが……。それと、爪を短く切り過ぎだ。何度も言っているだろ。短く切ると指先を傷めたり、爪が変形してしまうと。次からはわたしが切る。君は切らなくていい。ハンドクリームもさぼっているな?皮膚が少し乾燥している。ちゃんとわたしが指定したクリームを使って保湿をしなさい」
    「吉良さんってお母さんみたいですよね」
    「君がわたしの子ならもっと賢いはずだが」
    「さ、さっきから悪口ばかりですよ、吉良さんッ。き、吉良さんのバカッ!お、お母さんッ!えっと……き、金髪ッ!ふ、不良会社員ッ!」
    「金髪は悪口じゃあないだろ」


    何だかんだ仲のいい二人(殺人鬼とアホ系女子高生)。

    スタンド、その他5部、他部

  • ギアッチョの自称幼馴染の自称婚約者6

    20231123(木)04:29
    「ギアッチョ!11月22日はいい夫婦の日なんだって!あ、日本ではの話だよ?日本語でそうなるんだって。つまりわたしたちの日だねッ!」
    「何でオレとてめーが夫婦になってんだッ!?それにここは日本じゃあねえ、イタリアだッ!」
    「え?どうせこれから夫婦になるんだからいいでしょ?」
    「良くねーよ~ッ!てめーと結婚なんざするかよッ!何度も何度も言わせるんじゃあねえッ!このストーカー女ッ!」
    「ストーカーじゃないよ。妻だよ」
    「オメー、マジに頭がイカレてんじゃあねーか……ッ?」
    「約束したじゃん!約束は守らなきゃあダメだよ!ま、まさか、わたし以外に好きな人ができたの!?誰?ギャング?どこのチームの女?一般人?ギアッチョ、浮気は絶対に許さないからね!」
    「勝手に言ってろッ!」
    「どこ行くの!?その女のところ!?」
    「任務だよッ!」
    「じゃあ、行ってらっしゃいのキスする?」
    「しねーよ~……ッ!」

    「賑やかなヤツらだな」
    「あ、メローネ。お帰り」
    「オレにはキスをしてくれないのか?お帰りの」
    「しないよ。わたしのキスはギアッチョだけのものだから」
    「ん?それはつまり、君はキスを一度もしたことがないのか?」
    「あるよ。昔、ギアッチョに。それ以来は誰にもしてないね」
    「処女か?」
    「メローネの変態ッ」
    「君がそれを言える立場じゃあないだろ」
    「メローネ、知ってる?11月22日はいい夫婦の日だって。日本では」
    「ここはイタリアだ」
    「わたしにとって意味が良ければどこでもいいよ。あーあ、ギアッチョと早く結婚したいな。ギアッチョのためにキスも処女も取っておいてるんだから。ほら、ギアッチョって潔癖なところがあるでしょ?他の人に触られたわたしはきっと嫌だろうなって思って……。そういう任務も断ってたし」
    「やっぱり処女か」


    11/22にあげようと思っていたお話なのでいい夫婦ネタ。

    ギアッチョ

  • 暗殺チームのあの子は寒がり3

    20231120(月)01:47
    寒がりとリゾットと任務

    「……リゾットさん。寒いです」
    「少しは我慢をしろ」
    「もっと暖かい時間帯に任務がしたいです。今日なんて深夜じゃあないですかッ」
    「上からの指示だ。仕方がない。オレたちの都合でどうこう出来るものじゃあないだろ」
    「ううッ。深夜なんて冷え込む時間じゃあないですか……ッ。太陽が引っ込んでるし。わたし、いつもより厚着をして来ましたよ」
    「(上半身だけが着膨れしている……)」
    「ギアッチョみたいに何かを凍らせる能力があるなら、逆に温めたりする能力もあるはずですよね」
    「確かに存在していてもおかしくはない。ただ、組織の中にいるかは不明だ。聞いたことがない」
    「そんなスタンドを持った人がいれば、わたしは毎日でも組みたいです。そういう人、入団して来ないですかね」
    「来たとしても、チームに入るかは分からないだろう」
    「入って来て欲しいなー」
    「そもそも温める程度じゃあ人を殺せない」
    「そうですね。……へぶしッ!さ、寒い……ッ。あーあ、ターゲットの所に早く着かないかな。着く前に風邪を引きますよ」
    「……手を貸せ」
    「え?手、ですか?はい、どうぞ」
    「これで少しはマシになるだろ」
    「(リゾットさんが手を握った……ッ)」
    「……」
    「……リ、リゾットさん」
    「何だ」
    「あの、その……ッ」
    「だから何だ」
    「…………です」
    「聞こえない」
    「大変失礼ですが、手が冷たいです」
    「……」


    いい雰囲気クラッシャー。

    リゾット

  • 暗殺チームのあの子は寒がり2

    20231119(日)00:48
    寒がりとギアッチョと任務

    「ええッ!ギアッチョと任務!?……最悪ッ」
    「それはこっちの台詞だッ!てめーと組むと寒いだの帰りたいだの、挙句にはスタンドを使うなだのいちいち煩ェんだよォ~ッ!」
    「だってギアッチョがスタンドを使うと、周りの気温が……へくしッ!寒ッ!ちょっと、ここでスタンドを使わないでよッ!まだ任務は始まってないでしょッ!」
    「まだ使ってねーだろッ!」
    「寒い時期に寒いスタンド……。あー、もう、ギアッチョの髪の色を見てるだけでも寒いのに……ッ」
    「オレはてめーと話してるだけでイライラするっつーの……ッ」
    「うー……寒い。もっと着込んで来れば良かった……。このままじゃあ、任務の途中で凍死しそう。ギアッチョのせいで絶対死んじゃう」
    「本当に凍死させてやろうか?」
    「日本の『こたつ』ってやつ、欲しいな。あれ、凄くいいらしいよ。抜け出せなくなるって聞いた」
    「アジトに勝手にデカいストーブを運び入れて、プロシュートに怒鳴られてたばかりじゃあねーか」
    「本当はエアコンを入れたかったんだよッ。せっかく上を脅したのに建物の関係で設置できなくて、あれで我慢したんだからッ」
    「デカ過ぎて邪魔だろうが、あんなストーブ」
    「あれくらいじゃあないと、暖まらないんだよ。建物が古いから……」
    「おい、鼻水が垂れてるぞッ。汚ェなッ!」
    「ティッシュがなくなった……!ああ、もう本当に最悪ッ!ギアッチョのせいだッ!」
    「何でもオレのせいにするんじゃあねーッ!」

    ギアッチョ

  • 暗殺チームのあの子は寒がり1

    20231118(土)00:07
    寒がりとメローネと任務

    「寒……ッ」
    「おまえは相変わらず寒がりだな。どれだけ着込んでいるんだ?」
    「……」
    「何だよ」
    「メローネ、寒くないの?その服」
    「寒くない。全くな」
    「……見てるだけでこっちが寒くなるから、わたしの後ろを歩いて」
    「後ろを?」
    「前にいると嫌でも視界に入るし、横にいるとわたしまで色々と疑われるでしょ。その格好」
    「我が儘なヤツだ。まあ、仕方ないな。言う事を聞いてやる。ほら、前を歩けよ」
    「うう……ッ。寒いッ。早く任務を終わらせて帰ろう。帰って暖かい部屋で温かいココアを飲んで、ぬくぬくしたい……」
    「……」
    「……」
    「……」
    「……ちょっと、メローネ」
    「何だ?」
    「どこを見てるの?」
    「おまえの脚だ。上は随分と着込んでいるが、下はスカートにストッキングなんだな」
    「動きやすいから。任務中は動き回ったりするし。それがどうしたの?」
    「オレはストッキングを穿いた女の脚が特にイイと思う。何もない脚よりもラインがハッキリとしていて、ストッキング独特の艶が脚を更に魅力的にしているからな」
    「……」
    「つい触りたくなる。触ってもいいか?」
    「任務はわたし一人で行くから、メローネは帰ってもいいよ」
    「少しくらい、いいだろ。ケチな女だ」
    「そこでケチって言うッ!?さっさと帰って!」


    メローネは冬も薄着だと思う。

    メローネ

  • エンリコ・プッチは間違えた11

    20231114(火)12:27
    ※アホの子な夢主

    「神父様ッ!サンタクロースっていますよね?」
    「……突然、何の話だ」
    「サンタクロースの話です。酷いんですよッ!ナルシソ・アナスイってば、サンタクロースはいないって言うんです。『信じてるのか?やっぱりガキだな』って……。外を歩いていたら、捕まりそうな服装のくせにッ」
    「……」
    「わたし、昔見たんですよ。サンタクロース。いますよ、絶対」
    「……君が見たのはいつの話なんだ?」
    「六歳の頃ですね。ぬいぐるみを貰いました!」
    「(なるほど)」
    「だから、ナルシソ・アナスイにサンタクロースはいるんだって証拠を見せるために、今年のクリスマスは久しぶりにサンタクロースを迎える準備をしようと思うんです」
    「しかし、殆どの人間が言うサンタクロースは子供にプレゼントを配るもので、大人は対象じゃあないだろう。君は一応、世間的には立派な大人だ」
    「は……ッ!そ、そういえば……ッ」
    「(性格は随分と子供っぽいが)」
    「世界の子供たちにプレゼントを配るサンタクロースに、大人のわたしがお願いなんてしたら仕事が増えて迷惑になっちゃう……」
    「(そういう話じゃあない)」
    「せ、せっかく欲しい物を書いたのに……ッ」
    「……それを見せなさい」
    「どうぞ……。欲しい物は一人一つなので、欲しい物を一つに絞るのに苦労しました……」
    「(木彫りの熊のぬいぐるみ……?)」
    「く、空条徐倫とウェザー・リポートはサンタクロースを信じてくれたのに……ッ」
    「……ちょっと待て。その二人にも話したのか?」
    「はい……」
    「……」
    「神父様、どうかしましたか?」
    「いいや、何でもない。そうだな。信じている大人の元にも来るかもしれない。君はただ待っていればいい」


    そしてクリスマス当日、木彫りの熊のぬいぐるみが来る。

    スタンド、その他5部、他部

  • プロシュートには痘痕も靨

    20231112(日)18:30
    ※一方通行シリーズ

    「プロシュート。わたしのいい所を挙げてみて!あ、中身ね、中身!」
    「何だ、突然」
    「ペッシくんにもっとわたしの魅力を伝えるために、いい所を伸ばそうと思って。可愛い服を着ても全然反応してくれないし、メイクを頑張っても気付いてくれないし、身体をくっ付けても振り解かれるし……。だから、中身で勝負しようと思って」
    「中身……」
    「うん。ほら、努力家とか」
    「それを自分で言うか?」
    「だって、ペッシくんのために色々と努力はしてるもんッ」
    「(そりゃあそうだが……自分で言うことじゃあねーだろ)」
    「メローネに聞いても、『見た目はいいが中身は問題だらけだ』って言われたから参考にならなかった」
    「中身ってつまりは性格だろ?」
    「うん」
    「……」
    「わたしのどんな所がいい所?魅力的な部分は?」
    「……そうだな」
    「うんうん」
    「そりゃあ……」
    「そりゃあ?」
    「(馬鹿に素直で単純で、肝心なところに気付かねえ鈍感さも持っていて、一人でいると何かと寂しがって他人にベタベタしようとしたり、度胸があるっつーか怖い物を知らねーのか好き勝手に色々とするところも……)」
    「プロシュート?」
    「……おまえらしい所だ」
    「わたしらしい?」
    「要するにバカっぽい所だ」
    「わたし、バカじゃあないよッ!学校の成績はそこそこだったし!たぶん!」
    「誰もそんな話はしてねえ」
    「……でも、ギアッチョにも言われた。煩いバカだって」
    「確かに煩ェな。ペッシといると余計に」
    「だって、気持ちは言葉にしないと伝わらないでしょ?ペッシくんにわたしの気持ちが伝わって欲しいから、つい……」
    「嫌ってほど伝わってるだろ」
    「絶対に足りてないよッ。わたしの好きはもっともっと詰まってるんだからッ」
    「おまえの悪いところはそういう所だ」


    プロシュートの目には夢主の欠点でさえ良く見えてしまいます。

    プロシュート

  • vsさせたい~イルーゾォvsギアッチョ~

    20231108(水)01:24
    sssネタ募集企画より「「暗チでvsさせたい」で意外な二人」

    「ただいま戻りま……げッ」
    「おまえ、今『げッ』って言っただろ」
    「……言ってませんよ、イルーゾォさん」
    「そんなにオレが嫌いか?おまえ、オレを見ると直ぐに逃げ出すもんな?」
    「(チームに入った時からこうだから、苦手なんだよな……)」
    「それとも照れ隠しか?本当は恥ずかしくて仕方ないのか?」
    「おい、イルーゾォ。煩ェぞ。騒ぐなら他所でやれ。目障りだ」
    「別に煩くなんてしてねーだろ。嫉妬か~?ギアッチョ」
    「誰がてめーに嫉妬なんかするんだッ!?ふざけたことを言ってんじゃあねーぞォ~ッ!」
    「どう話し掛けたらいいか分からないから、オレに嫉妬してんだろ」
    「オメーだってまともな絡み方じゃあねーだろ……ッ。こいつのこの面を見てまだそんなことを言えるのか!?ああッ!?」
    「(煩い人たちだな……。いつも口喧嘩してるし)」
    「一言も話し掛けられないヤツには言われたくないな。ギアッチョ、おまえはこんなこともできねーだろ」
    「(イルーゾォさんの手が肩に……)」
    「……おい、その手ェ離せ」
    「羨ましいってなら、おまえもやってみればいい」
    「(離して欲しい……。でも、そんな事を言ったら、また揶揄って来るんだろうな)」
    「手が使い物にならなくなってもいいんだな……。オレの超低温の前じゃあ、瞬間凍結して肉体なんざ直ぐボロボロに……」
    「さ、寒ッ!ギアッチョさん、能力を解除してくださいッ!寒いですッ!わたしまで凍っちゃうじゃあないですか!やるならイルーゾォさんだけを狙ってくださいよ!そもそも喧嘩なら廊下でやってくださいッ!イルーゾォさんも離れて!わたしも巻き添えを食うじゃあないですかッ!殺されるならどうぞお一人でッ!」
    「……聞いたか?やっぱり、しっかり嫌われてんじゃあねーか、イルーゾォ」
    「う、煩い……ッ!その台詞、おまえには言われたくないッ!」


    二人はバチバチだけど、夢主はどちらも「騒がしい先輩」としか思ってません。これから二人なりに振り向かせようと必死になったり。

    sssネタ募集企画、消化完了しました!

    イルーゾォギアッチョvs、ごちゃまぜ