short short short!

短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
更新履歴にも載らない。

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  • 暗殺チームの幼女はおかえりなさいをする

    20220809(火)22:10
    sssネタ募集より「幼女夢主に大人のおかえりを教えるメローネと実際にリゾットをお迎えする幼女夢主」

    ※幼女夢主

    「おかえりなさい、メローネ!」
    「ああ、ただいま」
    「メローネ、だっこ!ごほうび!」
    「そうだな。大人しく留守番できたご褒美だ。そういえば、チビは知ってるか?帰りの迎えは、ただ『お帰りなさい』を言うだけじゃあダメだって」
    「そうなの?リゾットは『おかえり』が『おかえり』っていってたよ」
    「大人へやる『お帰り』もあるんだ。知りたいかい?」
    「しりたい!おしえて、メローネ」
    「いいさ。教えてやる。『お風呂にする?ご飯にする?それともわたし?』って言うのが『オトナのお帰り』だ」
    「おふろ……?」
    「『お風呂にする?ご飯にする?それともわたし?』だ。今度、ぜひオレにやってみてくれないか?」
    「やってみる!」

    一時間後

    「リゾット!おかえりなさい!」
    「ああ。問題はなかったな?」
    「うん!あ、リゾット、ねえ」
    「何だ」
    「えっとね……お、おふろにする?ごはんにする?それとも、わたし?」
    「……おまえ、それを誰から聞いた?どこで覚えた?」
    「メローネがおしえてくれたよ!」
    「……そうか。約束しろ。その言葉は使うな。絶対だ。いいか?誰にも使うんじゃあない」
    「わ、わかった」
    「なら、いい」
    「リゾット、おこってる?」
    「おまえに対してじゃあない。メローネに対してだ」

    「どういうことだ?メローネ。なぜ、あいつにあんなことを教えた?」
    「男の夢ってもんだろ。……そんなに怒るなよ、リゾット。悪かったって」
    「ガキ相手に下らねーこと教えてんじゃあねーよ」
    「おまえ、ガキにも手ェ出せたのか?気持ち悪ィ野郎だな」
    「ほんの冗談だって言ってるだろ。マジになるなよ。ホルマジオ、イルーゾォ」
    「ペッシ。チビをどこか別の部屋に連れて行け」
    「わ、分かったよ、兄貴。ほら、チビ。行こうぜ」
    「メローネ。てめー、いつもいつもチビにいらねーことを教えてんじゃあねーよッ!」

    暗殺チーム

  • 幼馴染の愛が重い

    20220807(日)00:25
    ※重いブチャラティ

    「もしもし」
    「もしもし、ブローノ?」
    「ああ」
    「……えっとね、今日は、いつも通り仕事に行って、帰りに職場の人と一緒に買い物をしたの。今は家に帰って、ご飯を作ってるところ」
    「分かった。危険なこととかはなかったな?」
    「うん」
    「それなら良かった。ちなみに一つ聞きたいんだが、その一緒に買い物をしたというのは女性だろ?」
    「う、うん」
    「よし。今日は仕事が終わったらそっちに行く。家の近くまで来たら電話をする。それまでに誰かが来ても、絶対に扉を開けるな。いいな?」
    「わ、分かってるよ」
    「それじゃあ、また後で」

    「今の電話って、いつも言ってる幼馴染ですか?」
    「聞いていたのか、ミスタ。彼女には、仕事が終わって帰ったら、一日の報告をするように言ってある」
    「は、はあ?」
    「以前、オレと近しい人物だということで、チンピラに襲われたんだ。また何かあってもな……。それからはどんなことをしたのか、怪しい人物を見掛けなかったか、危険なことはなかったか、新しく知り合った人物はいないかをオレに報告するんだ」
    「(それ、幼馴染にすることか?)」
    「あいつはスタンドが使えるわけでも、腕っ節があるわけでもない。むしろ身体は小さいし、力もとても弱い。昔から誰かが見てやらないと、直ぐに何かに巻き込まれたり怪我をする」
    「(もう既にブチャラティに巻き込まれてねーか?)」

    数日後。

    「あ、ブチャラティ」
    「ミスタか。買い物か?」
    「ええ、まあ……。あ、まさかそっちの人は……」
    「幼馴染だ」
    「(ちょっと待て。普通、女同士でもねーのに幼馴染と恋人繋ぎするかッ!?)」
    「こ、こんにちは。ミスタさん……ですよね?」
    「(しかも、今、挨拶をする前に視線でブチャラティに確認してなかったか?まさか、話し掛けていいかも許可が要るのかよ!?)」
    「ミスタ、どうした?」
    「え、いや、何でも。そ、そう、オレはグイード・ミスタ。よろしくな」
    「よ、よろしくお願いします」
    「(握手を避けられた。つーか、ブチャラティが繋いでた手を引っ張って、オレから遠ざけたよなッ)」
    「じゃあ、オレたちは行く」
    「あ、ああ」
    「この後、おまえの好きなケーキを買って帰ろうか。好きな物を選ぶといい」
    「う、ん。あ、ありがとう、ブローノ」
    「おまえはあのケーキを本当に美味しそうに食べるから、見ていて楽しいんだ。こっちが嬉しくなっちまう」

    「……幼馴染ね。幼馴染ってもんじゃあねーよ、あれ」


    心配性で過保護で独占欲が強いブチャラティと、気が弱くて断れない夢主。昔から夢主の面倒をよく見てたけど、ギャングになってからその傾向が強くなって、チンピラに襲われてからはより過激に。幼馴染ゆえ、夢主の過去、趣味や嗜好、愛用品も知っている。行動範囲も把握済み。夢主の両親とも連絡を取り、好印象獲得。夢主の親は「ブチャラティさんみたいな人と結婚できたらいいのにね」などと言ってるけれど、夢主は顔を青くさせている。夢主の職場にもたまに顔を出す。「オレ以外の男には気を付けろ。何かあったら危険だ」と常々言う。

    ブチャラティ

  • 勧誘拒否~あの子は酒に弱い~

    20220806(土)03:17
    「これはどういうことですか?ミスタ」
    「い、いや……それがよォ、ジョルノ。間違ってオレが飲んでた酒を飲んじまって。す、直ぐに酒だって気付いたんだぜ?でも、一口だけ飲んで、その結果がこれだ」
    「ミスタが彼女の部屋で一緒に食事をしていること自体も気になりますが、それについては後ほど聞きます。……彼女、酔うと喋らなくなってしまうんですね」
    「それに、動かねーんだ。膝抱えたと思えば、こうしてテーブル見つめて、黙り込んで。急に不機嫌そうになったから、マジに焦ったぜ。もっとこう……甘えるとか、泣きだすとか、そういうのだったら良かったのにな」
    「そんな姿をぼく以外の男の前で見せたなら、見た相手を許さない」
    「こ、怖ェこと言うなよ……。そ、それにしても、ジョルノが来たのに全く反応しねえ。いつもなら顰め面をするのに」
    「……」
    「おい、ボス?どうした?あんたまで黙り込んで」
    「……今なら、彼女に触れても怒らないのでは?」
    「おいおい、さすがに酔った女に手ェ出すのはよ。お、やっと動き出した。クッションを抱いて……。ん?うおおおッ!?」
    「ミスタ……」
    「に、睨むなよ!こいつが勝手にオレの膝に頭を乗せてきたの、見ただろ、今ッ!」
    「……まくら、かたい」
    「ほら、ほらッ!枕と間違えてんだよ!酔って物がちゃんと見えてねーんだ!」
    「……ねむりにくい、まくら」
    「なぜぼくではなく、ミスタなんかに。ぼくなら膝でも腕でも快く貸したのに」
    「『なんか』っておまえ……」
    「うごく、まくら」
    「ミスタ。実はいい任務があるんです。ちょっと遠い場所なんですが」
    「だから、オレのせいじゃあ……ッ」

    「もう一度言って下さい」
    「だから、おまえが酔ったおかげで、オレは散々な目に遭ったんだって」
    「グイード・ミスタさんが散々な目に遭うのは構いません」
    「おまえなあ……」
    「わたし、グイード・ミスタさんの膝で眠ってしまったんですか?」
    「ああ」
    「さ、最悪だッ」
    「最悪ってどういう意味だよッ」
    「そんな恥ずかしい、だらしないことを他人に……。それも、グイード・ミスタさんに。挙句、ジョルノ・ジョバァーナさんに見られるなんて……ッ」
    「そこかよ」
    「……そこですよ」
    「(なんか面白ェ。ちょっと揶揄ってやろうか)」
    「本当に最悪だ……。過去に戻りたい。この人たちに会う前に戻りたい……」
    「そ、そういえばよ~。寝言を言ってたぜ」
    「え?」
    「寝言だ、寝言。いや、あれは面白かったな~」
    「ちょっと。わたし、何て言ってたんですか?」
    「あー、色々言ってた。うん、スゲー言ってた。膝に頬擦りしてたし、眠りながら笑ってたし」
    「……もういいです。もう言わなくていいです。これ以上、知りたくありません」
    「本当にいいのか?自分がどんなことを言ってたのか、知りたくねーのか?」
    「何で……何でよりによってこの人たちなんかにッ」
    「(ヒヒッ。たまにはこうしてお返ししねーとな)」

    ジョルノミスタ

  • ギアッチョの同僚は手が掛かる

    20220805(金)00:27
    「おいッ!時間だって言ってんだろうが!」
    「んー……ギアッチョ、煩い」
    「てめー、任務があるの忘れたわけじゃあねーだろうな~ッ!?」
    「……覚えてるよ。あと一時間寝かせて」
    「ふざけてんのか!?一時間って遠慮の欠片もねえじゃあねーか!任務の時間も過ぎるしよ~ッ!」
    「じゃあ、あと五分……」
    「起きろって言ってんだよ、オレは!」
    「そんなに叫ばないでよ……。眠れなくなっちゃうじゃん」
    「寝るなって言ってんだ……ッ!いつまでベッドにいやがる!引き摺り出されてーのかッ!」
    「あ、エッチ!女の布団を剥ぐなんて!」
    「てめ……ッ!オメーの身体なんざ興味ねーよッ!さっさと起きろ!」
    「ご、強引!ギアッチョ、強引な男は嫌われるよ!」
    「ほら、顔を洗え!髪も整えろ!女だろ、オメーはッ!」
    「い、痛い!そんなに強く顔を拭かないで!髪ももっと優しく梳いて!」
    「服はどこだッ」
    「勝手にクローゼット漁らないでよ!そこ、下着も入ってるのに!服はそこのハンガーに掛かってるやつだよ。早く取って着せて」
    「ほらよ。……って、なんでオレが何でもかんでもやらなきゃあいけねーんだァ~!?」
    「ご飯は?ギアッチョ、お腹空いた」
    「だったらもっと早く起きろよ、てめー……ッ」

    ギアッチョ

  • トリッシュは立場を守る

    20220804(木)00:26
    「へえ。じゃあ、今まで恋人がいたことはなかったのね」
    「うん。だって、こういう仕事をしてたから。女ギャングなんて、普通は嫌がるでしょ」
    「(この子、気付いてないのかしら。まあ、あの人たちが周りにいたら、普通の人は近寄れないわね)」
    「それに、チームのみんなと一緒にいた方が断然いい!ブチャラティは凄く優しいし、アバッキオは意地悪だけどたまに優しいし、ミスタは楽しくて優しいし、ナランチャは好みが合って優しいし、フーゴは意地っ張りだけどやっぱり根は優しいし」
    「優しいばかりじゃあない」
    「だってみんな優しいよ」
    「いい?男は優しいだけじゃあダメなの」
    「そうなの?」
    「当然。あなた、男に騙されそうね。ホイホイ付いて行きそう」
    「それ、みんなに言われる~。騙しやすいし、きっと騙されるって」
    「じゃあ、恋人にしたい人ができたら、あたしが見てあげる」
    「そうだね!それいいね!トリッシュちゃんに見てもらえば、騙されないかも!」
    「(そもそも騙すようなヤツが近付いたら、ブチャラティたちが許さないでしょうけど……)」
    「その時はお願いします、トリッシュちゃん」
    「任せて」
    「トリッシュちゃんなら信じられるよ」
    「(本当に騙されやすい人。あなたの一番はあたしじゃなきゃいけないのよ)」

    トリッシュ

  • プロシュートとお風呂のお供のあれ

    20220803(水)00:19
    「兄貴……。さ、さすがにこれはオレが代わりに買って来ますよ。こんな物を兄貴に買わせるわけには……ッ」
    「あいつが欲しがってるんだ。自分の女が欲しがってる物を、他人に買わせるほどクズじゃあねーよ」
    「だけど兄貴……」
    「いいからそこで待ってろ」
    「さ、さすが兄貴だぜッ!オレだって躊躇っちまうのに……!」

    「ほらよ。これが欲しかったんだろ」
    「わー!ありがとう、プロシュート!」
    「惚れた女のためだ。これくらい当たり前だ」
    「今日、お風呂で使う!プロシュートも一緒に入ろうよ!」

    「夢だったんだ。こういうお風呂……」
    「良かったな」
    「うん!プロシュートのおかげだよ!アヒルさん、どうしても買う勇気がなくて……」
    「おい。狭いんだ。あまり暴れるな」
    「アヒルさん、可愛い~」
    「(こんなに色気のねえ風呂も珍しいな)」

    プロシュート

  • 勧誘拒否~服を買う~

    20220802(火)01:15
    久しぶりに服を買いに行こう。そう思い、店に入ってあれこれと手に取っていると、突然、隣に黒い影が現れた。

    「……ブローノ・ブチャラティさん。ここ、女性物の服を売っている店ですよ」
    「隣に宝飾店があるだろ?そこの店主から相談を受けた帰りに、君がこの店に入ったのを見掛けたんだ」
    「そうだったんですか。偶然ですね。さようなら」
    「この服なんか似合うんじゃあないか?」
    「……聞いてませんけど」
    「こんな色もいいと思う」
    「だから……」
    「それかこれだな。どうだ?」
    「いや、わたし、ブローノ・ブチャラティさんに服を選んで欲しいなんて言ってないです」
    「着てみればいい。ああ、この服、試着をしても?」
    「ちょっと!なに勝手に……ッ」
    「店員は『どうぞ』と言っているが?ほら、試着室へ案内をしてくれている」
    「本当に人の話を聞かない人たちだな……ッ」

    「着替え終わったか?」
    「……いいえ」
    「随分長いな」
    「まあ、着終わって脱いでいるところなので」
    「見せてくれないのか?」
    「なんで見せなきゃあならないんですか?」
    「選んだ立場としては気になるんだが」
    「絶対に見せません。……はあ、まったく。終わりました」
    「どうだ?」
    「え?買いませんよ」
    「気に入らなかったか?」
    「何だか悔しいので買いません」
    「そうか。残念だ」

    「どういうことですか。ブチャラティとデートをしたなんて。服を一緒に選んでいた……という話を聞きました。その様子は、まるで恋人同士だったとも聞いています」
    「デートじゃあないし、勝手に選ばれただけですし、結局買ってませんけど」
    「ぼくも、あなたに服を選びたいし、それを着て欲しい」
    「ジョルノ・ジョバァーナさんとは買いに行きませんし、着ませんからね」

    ブチャラティ

  • 勧誘拒否~もしもインタビュー~

    20220801(月)00:15
    Q.もしもあの子が記憶喪失になったら?

    【ジョルノ】
    「そうですね。やはり、まずは記憶をなくして混乱している彼女を慰めます。いつまでも寄り添って、手を握り、背中を撫でますね。そして、ぼくとは恋人同士であると知らせます。保護する意味で家に招き、一緒に暮らし、ぼくしか頼る人がいない中で関係を深めます」

    【ブチャラティ】
    「その時点で覚えていることを出来る限り確認する。彼女の家や大学、通っている店などを巡って、記憶が戻るように協力をする。記憶が戻るまでの間はパッショーネが保護をし、生活を支えるが、記憶が戻らなかったら……。それこそ、組織に入団してくれるとありがたいな」

    【ミスタ】
    「決まってるだろ?その機会に、組織に引き入れる。やっぱりあの能力は便利だ。任務の時に同行してくれりゃあ、長距離の移動が楽になる。それと、飯を作ってもらうかな。あいつの飯は美味ェし、ピストルズもスゲー気に入ってるからよ。今は頼んでも中々作ってくれねーんだ」

    【アバッキオ】
    「記憶が戻る前に組織に入れる。そういう契約さえ結ばせれば、逃げられねーからな。あとは……そうだな。丁度いい。あいつも生意気なところがあるから、言葉遣いから態度まで直させる。素直で従順になりゃあ、可愛がってやるぜ」

    【ナランチャ】
    「えーッ!嫌だよ、そんなの。記憶がなくなるってことは、オレたちとの思い出もなくなるんだろ?でも、もしも……か。うーん。友達になって一緒に遊んだり、飯食ったり、あと勉強を教えてもらう!あ、勉強の記憶もなくなるのかな?記憶がなくなって困ることもあるだろうから、その時は助けるぜ!」

    【フーゴ】
    「そりゃあ、組織に入れて、あの厄介な能力をこっちのものにしますよ。元はそういう目的だったんですから。あとはアバッキオと同じく、ぼくたちへの態度を改めさせますね。記憶がなくなるということは、もっとマシな態度に変えさせることも可能でしょうし。本当、遠くに移動させられた時はムカつきましたよ。もう二度とあんなナメたことはさせないようにする」


    Q.もしもパッショーネのメンバーが記憶喪失になったら?

    【あの子】
    「そのままにして、関わりません」

    護衛チーム

  • ジョルノ・ジョバァーナのいい日

    20220730(土)01:36
    「今日もいい天気だね」
    「そうですね。日差しは強いですが、これくらいが爽やかでいい」
    「こういう日は、いいことが起きそう」
    「ぼくは最近、いいこと続きです」
    「へえ。どんないいことがあったの?美味しい物を食べたとか?」
    「いいえ」
    「いいお店を見つけたとか?」
    「いいえ」
    「欲しい物が手に入ったとか?」
    「そうですね。それが近いです」
    「良かったね。でも、ジョルノって物を欲しがるイメージがないっていうか……。趣味に関係する物とかで、欲しいものがあったの?」
    「趣味ではないですね」
    「壊れた家具の買い替え?」
    「いいえ。とても簡単に言えば、写真です」
    「写真?」
    「はい」
    「あ、待って!当てる!うーん……好きな芸能人の生写真とか?」
    「そんなものじゃあない。もっとずっと価値あるものです」
    「えー……何だろう」
    「何でしょうね」
    「んー……。あ、ジョルノ。何か落としたよ。……写真?」
    「すみません。拾ってくださり、ありがとうございます」
    「ちょっと待って。これ、わたしじゃん」
    「そうですね」
    「なんでわたしの写真を?これ、この前の休みの日にミスタと出掛けた時の……。あ、まさかッ」
    「ぼくが提示した金額に、彼は直ぐに納得してくれました」
    「クソッ!あの野郎……!」
    「気を付けた方がいいですよ、ミスタには」
    「一番はあんただよッ!」

    ジョルノ

  • イルーゾォと低身長のあの子

    20220729(金)01:30
    「暑い……。死んじゃう……」
    「腹刺されても、銃弾を胸に受けても死ななかったくせに。なに言ってんだよ」
    「わたし、暑さだけは駄目なの。イルーゾォ、冷凍庫からジェラート持ってきて」
    「自分で動け。それと、冬は『寒さだけは駄目』って言ってただろ」
    「どっちも無理。あと、もう動けない。ジェラート!」
    「チッ。煩い女だな」
    「グラッツェ!ひゃー!冷たい!幸せ!やっぱり身体の内側から冷やしていくと堪らないね」
    「そんな物ばかり食ってるから、チビのままなんだ」
    「身長と態度だけがデカいイルーゾォに言われたくない」
    「クソ生意気なことを言うじゃあねーか。それを持って来たのはオレだ」
    「買って来たのはわたしです~。あッ、ちょっと、返して!」
    「チビは可哀相だな。こんな高さも届かなくて」
    「うわー、ムカつく!」
    「早く取り返さないと溶けるぜ」
    「……」
    「どうした?」
    「リゾット!イルーゾォがいじめる!わたしのジェラート、返してくれないッ!」
    「ガキくせーことしてんじゃあ……ッ!リゾット……!」
    「イルーゾォ、返してやれ。……ほら」
    「さすがリゾット!優しい!大好き!」
    「おまえ……ッ」
    「わたし、将来はリゾットみたいに心がデカい人と結婚する。見習おうよ、イルーゾォ。イルーゾォも将来は心のデカい人間になろう」
    「おまえに言われたくねーよ。それに、将来っておまえいくつだよ。もう成人してんじゃあねーか」
    「イルーゾォが心もデカい人間になったら、結婚してあげる」
    「おまえはチビのくせに、態度だけはデカいな……」
    「わたしと結婚できるの、嬉しいくせに」

    イルーゾォ