short short short!

短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
更新履歴にも載らない。

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  • 護衛チームは想像してしまう

    20220925(日)00:40
    sssネタ募集より「ピストルズにあ〜んをしていたらお菓子のクズが服の中に入ってしまう」

    ※微裏っぽい

    「はい。No.2、あーん……。美味しい?」
    「美味イーッ!」
    「今度ハ、オレにクレヨーッ」
    「待って。分かったから、髪を引っ張らないでよ、No.3」
    「おいおい、あんまりそいつらを甘やかすなよ。最近、すっかりおまえにベッタリなんだぜー?」
    「むしろもっとベッタリして欲しいよ。可愛いんだもん。はい、No.3。あーんして?」
    「アー」
    「あ……」
    「ドウシタ?」
    「お菓子の屑が服の中に入っちゃった。あれ?どこにいったんだろう……」
    「オレタチが取ッテ来テヤルヨー!」
    「ん?え?取って来てって……?」
    「オレタチなら、服ノ中ニ入ルコトが出来ルカラナー!」
    「ま、待って、ピストルズ……ッ!ひッ!」
    「チクショー。ドコダー?」
    「見ツカッタカ?」
    「コッチにはネーゾ」
    「ちょ、ちょっと、あまり動かないで……ッ!んッ……やだ、誰ッ!?変なところに……は、入って……ッ!」
    「結構デカいんダナー」
    「スゲー柔ラカイゼ」
    「は、早く……ッ!出て来てよッ!」

    「……なあ、フーゴ。今、ちょっと色々と想像しちまってるの、オレだけじゃあねーよな?」
    「あ、あんたと一緒にするな、ミスタ!ぼくは別に……ッ」
    「その顔は想像してるだろ、絶対ェ。なあ、アバッキオ」
    「……知るか」
    「あ、アバッキオ!おまえ今、音楽の音量上げただろッ」
    「うるせえ。そもそも、ピストルズはオメーのスタンドだろ。さっさと戻せよ」
    「いや、まあ、そうなんだけどよォ、オレとしてはもうちょっと聞いててもいいかなって……」
    「あんたの意見なんてどうでもいいッ!早く戻せ、ミスタ!」
    「騒ぐなよ、フーゴ。顔が赤いぜ~。ヒヒッ」


    取ってもらおうとするというリクエストが、ピストルズが夢主の返答を待たずに突っ込んでいくシチュになってしまいました……。

    護衛チームスタンド、その他5部、他部

  • ギアッチョは隠しきれていない

    20220923(金)16:25
    sssネタ募集より「ギアッチョで無意識のうちに好意が漏れちゃって逆ギレ」

    「あ、ギアッチョ。任務、お疲れ様」
    「……ああ」
    「みんなまだ帰って来てないよ」
    「見れば分かる。いちいち言わなくてもいいんだよ」
    「……」
    「……」
    「ギアッチョ。そんなにくっ付かれたら狭いよ。他の席も空いてるんだから、そっちに座った方が……」
    「いいだろ、別にッ!オレがどこに座ろうが、オレの勝手じゃあねーかッ!そもそも、おまえが座ってる場所が元々オレがよく使ってる場所なんだよ~ッ!」
    「ん?ああ、ごめん。今退くから」
    「い、今更退かなくていいッ」
    「どっちなの」
    「だから、いらねーって言ってんだろ~ッ!動くな!そこに座ってろッ!」
    「何なのよ、もう……」
    「……チッ」
    「ギアッチョ。背凭れに腕を回さないで。こっちに当たってる」
    「うるせーなッ。オレはこうして座るんだよ」
    「だったら他の席に……」
    「オレはここがいいんだッ!」
    「じゃあ、やっぱりわたしが別の……」
    「な、何だよッ!オレの隣は嫌だって言いてーのかァ~!?」
    「嫌なわけじゃあないよ」
    「ならそこにいればいいだろッ!面倒くせー女だな~ッ!」
    「ギアッチョが面倒だよ。あ、ホルマジオだ」
    「オメーら、声が外まで聞こえてたぜ。なにイチャついてんだ」
    「イ、イチャついてねーよッ!てめー、ホルマジオッ!ふざけたこと言ってんじゃあねーぞッ!」
    「イチャついてんだろ。どう見たってよ」
    「誰がこんな女……。こんな、こんな……ッ」
    「おまえ、本当に隠すのが下手だよな」

    ギアッチョ

  • プロシュートはあの子の初めてが嬉しい

    20220922(木)21:59
    sssネタ募集より「気が強い彼女と初めて致す時に、相手が処女だったことを知って嬉しいプロシュート」

    ※微裏

    プロシュートの右手が、女の身体を服の上から撫でる。その手はやがてスカートの中へと忍び、柔らかな太腿を這い上がった。

    「プロシュート……ッ」
    「ほら、こっちを見ろ」
    「……」
    「何で顔を逸らすんだ。それじゃあ、顔が見えねーだろ」
    「み、見られたくないからに決まってるでしょッ。見ないで……ッ!」

    顔を俯かせ、プロシュートの視線から頑なに逃れようとする女。そんな彼女の顎を掴んで強引に顔を持ち上げたプロシュートの目に映ったのは、目に涙を溜め、耳までを赤く染めた震える恋人だった。

    「見るなって言ったでしょッ!」
    「まるで処女みてーな反応だな」
    「……だったら、悪い?」
    「はあ?」
    「は、は……初めてだったら、悪いのッ!?」

    彼女の言葉に目を見開いたプロシュートは、顎を掴んでいた手を思わず離してしまった。女のギャングといえば、幹部の男と関係を持ったり、ハニートラップを仕掛けたりと、性を利用することが多い。特に彼女は気が強く、男相手にも堂々としているし、男ばかりのチーム内で繰り広げられる性的な話題にも顔色一つ変えたことがなかった。彼女には、自分以外の男との経験が既にあるとプロシュートは思っていた。自分と恋人同士になる前、このチームに来るより前に。

    「……オレが初めてか」
    「め、面倒くさいとか思ってるでしょ。処女なんて……ッ」
    「誰もそんなこと言ってねーだろ。勝手に勘違いするんじゃあねーよ。逆だ。惚れた女の初めての相手が自分だと知って、嬉しくねー男なんていねーよ」
    「……本当?」
    「オレがおまえに嘘なんて言ったことがあるか?」
    「ない……かも」
    「『かも』じゃあねーだろ。ねーんだよ、そんなことは」

    そう囁いたプロシュートは、己の掌で彼女の双眼を覆った。

    「恥ずかしいなら目を閉じていてもいい」
    「……うん」
    「じゃあ、続きをするぞ」

    プロシュート

  • 空条承太郎はあの子を離したくない

    20220919(月)00:41
    sssネタ募集より「病んでる承太郎がようやく付き合えたビビり夢主を囲む」

    ※病んでる承太郎

    「く、空条くん」
    「名前」
    「えッ」
    「名前で呼ばないのか?普通、そういう仲で名字呼びなんざしねーだろ」
    「わ、分かったから睨まないでッ。……じょ、承太郎くん」
    「まだ余計なものがついてるぜ」
    「じょ、う、承太郎ッ」
    「それでいい。で、何だ?」
    「あの、わたしのお父さんとお母さんがね、なぜか空じょ……承太郎と付き合い始めたことを知ってて……。わたし、まだ話してないのに……」
    「なぜ話してない?」
    「だ、だって、返事をしたのは昨日で……ッ」
    「おれはもうおふくろに話した。おれのおふくろは結構おしゃべりなもんでな。きっと仲のいいおまえのおふくろに話したんだろ」
    「は、話しちゃうの早いよ」
    「隠す必要がどこにある?こういう事は、周りにもはっきりさせないといけねーんだ」
    「……あ、あとね」
    「何だ」
    「あと、その……。そ、卒業したら結婚するんだろって聞かれたの。そ、そう言われたって……」
    「おまえは何て返したんだ?」
    「『そんなこと決めてないよ』って。だって、そんな先の話は一度も……」
    「おまえ、おれ以外の男と結婚するつもりなのか?」
    「え、いや、そういうわけじゃあ……ッ。に、睨まないでください……怖いです」
    「『そのつもり』とか言って頷けばいいだろ。そうなる可能性があるんだからな」
    「く、空条くん?」
    「名前」
    「あ、ご、ごめん。承太郎……」
    「早く慣れろ。自分の名字になった時に困るだろ」
    「え?自分の?」
    「わけの分からねーどっかのクソ野郎の名字になることは許さねーぜ。せっかくここまで来たんだからな」
    「あの、あの……ッ」
    「明日は土曜だったな。おれの家、泊りに来るだろ?おふくろもおまえに会いたがっていた」
    「(まだ付き合って間もないのにお泊り?)」
    「準備しておけよ。後で迎えに行く。いや、このまま一緒におまえの家に行って、準備をするまで待つ。準備が終わったらおれの家に行けばいいな。むしろその方がいい」
    「め、迷惑じゃあ?その、ま、まだ早いよ」
    「遅いよりなら早い方がいいだろ」
    「(な、何がッ)」

    スタンド、その他5部、他部

  • プロシュートは本心を話してしまう

    20220916(金)02:23
    sssネタ募集より「敵のスタンド攻撃で本心しか話せなくなったプロシュート」

    「あ、兄貴ィ、大丈夫ですかい?さっき受けたスタンド攻撃、いったい何だったんでしょうかね。本当に何ともないんですか?」
    「特に変化はねえ。不気味なかくらいだ」
    「本体は見付けてぶちのめしましたから、能力もなくなってるはずですけど……。ん?兄貴、あそこにいるのって、あいつじゃあ……?」
    「……」
    「買い出しですかね。あいつ、今日は任務がなかったはずですし。って、兄貴?」

    「おい」
    「あ、プロシュート」
    「その荷物、寄越せ」
    「え?」
    「オレが持つって言ってんだ。女に物を持たせる野郎がどこにいるんだ」
    「あ、ありがとう」
    「いや。……こうやって気遣えるってところを見せれば、距離を近付けられるからな」
    「……プロシュート?」
    「(どういうことだ?口が勝手に……ッ)」
    「……」
    「そうすれば、あっちからオレに近付いて来るようになる。こいつは男には慣れてなさそうだから、その時に口説き文句の一言でも言って、恥ずかしがってるところを……。チッ、何だ、これは……ッ!」
    「……プロシュートって、そんな事を考えてたんだ。最低。前にわたしを家まで送ってくれた時も、そういうことを考えてたの?」
    「ああ……って、待て!」
    「触らないで。それと、もうわたしに話しかけないで」
    「おい……ッ!」

    「まさか、あの野郎の能力……ッ」
    「兄貴。な、なんでああやってベラベラと話したんです?らしくねーですよ。いつもならもっと……」
    「口が勝手に動いたんだ」
    「も、もしかして、さっきのスタンドの……?本体を潰したのにですか?」
    「本体が消えても一度能力に掛かったら、一定時間は効果が続くのかもしれねぇ。クソッ、変な能力を残しやがって……ッ!」
    「(あの様子じゃあ、能力の効果が切れても、あいつにとっての兄貴の印象は戻らねーだろうな……)」


    不憫というか好きな子に振り向かれない兄貴は管理人の好物ですが、当サイトに出て来るプロシュートの本命を落とせない率の高さ……。

    プロシュート

  • 護衛チームは逃がさない3

    20220915(木)01:56
    sssネタ募集より「護衛チームは逃がさない2の続き」

    ※病んでる護衛チーム、暴力表現あり、微裏、失禁


    「あーあ、言わんこっちゃあねーな」
    「……ッ」
    「素直に『トイレに行かせて』って頼めばいいだろ」

    彼女は結局、堪えていた尿意の限界を迎え、床の上で失禁をした。表情を見られまいと顔を俯かせ、指が白くなるほど拳を強く握る姿は、どこか扇情的でもあった。尿で服を汚した彼女を見下ろすミスタは、アバッキオに浴室へ連れて行くように言い、床の掃除を始めた。目隠しを施され、手足を拘束されたままでは浴室にも行けないだろうと、オレは彼女の目を覆う布を取り、手足の自由を制限していたジッパーを解除した。

    「おい、立て」
    「さ、触らないでッ」
    「小便塗れのままいる気か?……ブチャラティ、浴室はどこだ?こいつの身体を洗う」

    彼女の腕を掴み、力任せに引っ張り上げるアバッキオ。浴室の場所を問われ、オレは二人を浴室に案内した。アバッキオは嫌がる彼女の服に手を掛ける。彼女は「止めろ」と声を張り、アバッキオの手を払い落とすが、チームで一番の体格と力の強さを持つアバッキオに勝てるはずもなく頬に平手を打ち込まれ、捻じ伏せられたまま服を脱がされた。アバッキオは彼女にシャワーを掛け、太腿の間に手を忍ばせる。瞬間、彼女の身体が震えた。

    「ジッとしてろ。綺麗にしてやってるんだから、感謝しろよ」

    アバッキオに下半身だけでなく、身体中を洗われる彼女。オレはそんな彼女に近付き、顔を隠す髪を退けた。目尻には涙が溢れていて、頬は真っ赤に染まり、白い歯は唇に食い込んでいる。その涙を拭ってやれば、彼女はオレを睨み上げた。

    「夕食は何がいい?これから、ジョルノに買い物を頼もうと思っているんだ」
    「た……食べたく、ないッ」
    「そんなに食べさせられたいのか?」
    「食べたくないッ!」
    「いい加減、素直になれ」

    その後、彼女の着替えをアバッキオに、ジョルノには買い物を頼んで、オレは部屋に戻った。部屋では、既に掃除を終えたミスタ、彼女の家から服や日用品を持って来たフーゴとナランチャが、今後の事について三人で話し合っているようだ。

    「しぶといよな~、あいつ。どうする?ミスタ、フーゴ。骨を折られてもあんな感じなんだぜ?」
    「さっきもとうとう漏らしたってのに、アバッキオに『触るな』だと」
    「まあ、でも、このまま続けていけば、精神的に追い詰められるはず。精神を攻めればいい。肉体的な暴力にだっていつまでも耐えられるわけじゃあない。ブチャラティはどう思います?」
    「そうだな……。彼女の精神は確かに強いが、いつかは限界が来る。それまではこっちも手を緩めなければいい」

    浴室から彼女の怒声が聞こえた。「離れろ」「嫌いだ」と。それに続いたのは、肉体を容赦なく打つ音だった。

    「アバッキオのヤツ、フーゴの次にキレ易いからな。力も強ェから、あいつの身体が持たねーだろ」

    頭の後ろで腕を組み、椅子に凭れ掛かったミスタは、天井を見上げた。

    「一応、アバッキオなりに加減はしているようだ。アバッキオも、彼女を死なせたくはないからな」

    護衛チーム

  • 隣人のディオ・ブランドー

    20220914(水)09:10
    sssネタ募集より「家事が全然出来ない夢主が隣人ディオさまに甘やかされていつの間にか依存している」

    「ディオくん!ディオくん!」
    「聞こえている。いちいちドアを叩くなッ」
    「ディオくん!大変だよ!これ見て!」
    「……何だ、これは」
    「オムライス」
    「これが?この消し炭のような物がか?」
    「気付いたらこんな感じになったの。不思議だよね。そういうことだから、はい。これ」
    「まさか……」
    「材料は持って来たので、オムライス下さいッ」
    「おまえ、昨日もおれのところに来たよなァ~ッ」
    「だって、ディオくんのご飯って美味しいから」
    「……チッ。中に入って待ってろ」
    「ありがとう、ディオくん!」

    「おいッ!さっきから煩いぞッ!……何をしている?なぜおまえは、部屋を散らかしているんだ?」
    「ディ、ディオくん。散らかしてないよ。部屋を片付けようとしてたの」
    「この状態で掃除をしていただと?」
    「どうしてこうなるんだろうね」
    「これ以上ドタドタと騒がれたんじゃあ迷惑だ。仕方がないから手伝ってやる」
    「ありがとう、ディオくん!」
    「おまえが動いてたんじゃあ邪魔だ。そこに座ってろ」

    「何だ、その姿は。ずぶ濡れじゃあないか」
    「帰ってる途中で雨が降って来たの。天気予報は晴れって言ってたから、傘を持ってなくて……」
    「洗ってやるから部屋に入れ。どうせおまえ、洗濯もまともにできないんだろ。洗剤の分量を間違えたり、洗ったままで乾かすのを忘れたり」
    「よく分かったね!」
    「風邪をひくから風呂にも入るんだ。服は貸してやる」
    「ありがとう、ディオくん!」

    「ディオくん、ディオくん」
    「おまえ、最近おれの部屋に居座っているな」
    「ディオくんの傍が落ち着くの。ご飯も美味しいし、物が壊れないし、洗濯した物がシワシワにならないし」
    「物を壊しているのも洗濯物をダメにしているのもおまえ自身だ」
    「わたし、ディオくんなしじゃあ生きていけない」
    「そうだな。おれがいなかったら、おまえは野垂れ死になっているだろうな」
    「だから、ディオくんと一緒に暮らす」
    「まあ、おまえが隣に住んでようがここに居ようが、変わりはないからな」


    実はディオが夢主を依存させる気満々だったり。

    スタンド、その他5部、他部

  • 護衛チームとあの子と日本の夏アイテム

    20220911(日)02:26
    sssネタ募集より「夏のジャパニーズアイテムで盛り上がる護衛チーム」

    「みんなもう来てたんだっ……て、ん?ブチャラティ。何これ」
    「日本の夏の定番……らしい。ジョルノが見つけて来た」
    「へえ。日本の……。これは?」
    「それは『かき氷』を作る機械です。氷を削ってシロップを掛けて食べるんです」
    「美味しそう!店主に氷貰ってやってみようよ!」
    「なあ、ジョルノ。これはなんだ?やけに裾が長ェな」
    「それは『浴衣』です、ミスタ。この帯を腹の辺りで締めて着るんです。男性用と女性用がありますが、それは女性物ですね」
    「う、動き難そうだな」
    「ジョルノ。この紐みてーなのって何なの?」
    「花火です。『線香花火』といって、ここに火を点ける手持ちの花火です。火玉ができるので、それを落とさないよう競うこともあります」
    「じゃあ、一人一本ずつでやってみようぜ!一番短かったヤツは、一番長かったヤツに何か奢るってどう?」
    「これは夜にならないと無理ですね」
    「なあ。おまえ、この浴衣っての着てみろよ」
    「ミスタ、今は無理。かき氷作ってるから無理……」
    「まーだ作ってるのかよ」
    「だってこれ、器の中に中々溜まらない……ッ。せ、選手交代!フーゴ!」
    「何であんたが食いたい物を、ぼくが作らないといけないんだ」
    「フーゴもやってみれば分かるよ。これがいかに疲れるか……」

    「クソが……ッ!」
    「キレた。フーゴがキレたぜ。それにしても、削ってる間に溶けて水になっちまうな」
    「そうなの、ミスタ。結構難しい。日本人ってよくこれを使いこなせるね」
    「オレもやってみたい!次、オレ!フーゴ、早く代われよ!」
    「いや、ここは一番腕っ節があるアバッキオだよ!選手交代!アバッキオ!」
    「ふざけんな。オレは興味ねーし、これは腕っ節とかそういう問題じゃあねーだろ」
    「嫌だ!わたしはかき氷にこのイチゴ味のシロップを掛けて、練乳とかいう凄く甘かったやつも重ねるの!さっきジョルノが教えてくれたやつ、凄く美味しそうだった!」
    「ちなみにそのシロップ、色と匂いが違うだけで、実は同じ味です」
    「……!」
    「泣くな。店主に頼んで本物のイチゴを少し分けてもらって、それを乗せたらいい」
    「ブチャラティ……ッ。じゃあ、このメロン味もレモン味もみんな一緒ってこと?」
    「そうなるな。ほら、ミスタとナランチャがやっと器いっぱいに氷を溜められたみたいだ。だから泣き止め」
    「やった!アバッキオは手伝ってくれなかったからあげないからねッ!」
    「いらねえ」
    「……す、少しならあげてもいいよッ」
    「いらねーって」
    「あー、疲れた。腕が痺れたぜ」
    「マジで日本人はこれを毎年やってるのかよ……」
    「グラッツェ!ミスタ、ナランチャ!みんなで一緒に食べようよ。フーゴも!」
    「ぼくはいりません。甘たるそうなので」
    「それ食い終わったら、せんこうはなびってやつ、やろうよ」
    「ナランチャ。線香花火は夜まで待ちましょう」
    「満足したろ?かき氷を食ったら、これ着ろよ」
    「ごめん、ミスタ。無理」
    「さっきもそう言ってたじゃあねーか」
    「だって、それ袖とか裾とか長くて動き難そう。着方も分からないし」
    「残念だな。オレはおまえの浴衣姿を見てみたいと思ったんだが」
    「ブチャラティが言うなら着てみようかなッ」
    「おまえ、オレの時は無理って……ッ!」


    管理人はかき氷でお腹を冷やし、その先に地獄を見たのでもう食べていません。

    護衛チーム

  • 空条徐倫は裏切らないあの子を愛してる

    20220910(土)02:30
    sssネタ募集より「次第に病んでいく徐倫」
    ※病んでる徐倫、百合、微裏

    最初は確か……。そうよ、あたしがここに来た当初、色々と助けてくれたんだわ。他のヤツらとは違って自分のために相手を利用しようとするんじゃあなく、ただの優しさからあたしに話し掛けて、ここでのルールを知らないあたしに教えてくれた。なんでこんな人がここにいるのだろうと思った。聞けば、男に襲われた時、自分の身を守るために相手を殺してしまったらしい。正当防衛なんじゃないかと思われたけど、その相手がマズかったようで、地位も金もある相手方が根回しをしたうえ、彼女は裁判で襲われたという証拠を出すことができず、殺人の罪を背負うことになった。アメリカ国籍を持っていても、どれだけ流暢に英語を話せても、日本人……アジアの血が流れているという理由もあったのかもしれない。現に、彼女はここでもそういう扱いを受けていた。

    「どうしたの?昼、それだけ?なに、また嫌がらせされたの?」
    「いつもこれくらいだよ。わたし、食べ過ぎると直ぐお腹が痛くなるから、午後のことを考えたら抑えないと……」
    「相手は?調理担当?他の囚人?」
    「ほ、本当に何もないよッ」

    列に並べば後ろから押されたり退かされたり、横入りなんて日常茶飯事。囚人だけじゃなく、看守や調理担当にさえ見下されていた彼女を、あたしは助けようとした。あたしを助けてくれたから。だけど、いつからだろうか。彼女の頼りがあたししかいないと思うと、最高に気分が良くなった。それがクソみたいなぶっ飛んだ考えだと分かっていたけれど、彼女ならあたしを裏切らないと確信できたんだ。

    「うわッ」

    ストーン・フリーで彼女の足を引っ掛けてみた。持っていた飲み物はあたしのズボンに掛かり、彼女は床に手と膝を付いて倒れる。その様子を見た囚人たちは「本当に鈍くさい」とバカにしていた。何度も謝りながら濡れたズボンを拭く彼女に、あたしはこう言って頬を撫でた。

    「別に気にしてないわ」

    だって、今あなたが転んだのは、あたしのせいだから。

    「ごめんなさい、徐倫」
    「だから、いいって」

    あたしに嫌われまいと、あたしの顔色を窺って、あたしに尽くそうとする彼女も同じくらい歪んでるんじゃあないかしら。別の日、また足を引っ掛けて、今度はスープを零させた。温いスープだから特別熱くはなかったけど、わざと大袈裟に反応してみたら、彼女は泣きそうになっていた。本当に火傷なんてしたら、あの小さい舌で傷を舐めてくれるかしら。

    「あ……ッ、うッ」
    「どうしたの?」
    「な、何でも……ないッ」
    「顔、赤いわよ。熱でもあるんじゃあない?」

    また別の日。ストーン・フリーの糸を服の中に忍ばせて、食事中に悪戯をしてみた。周りに沢山の人がいる中、顔を真っ赤にして俯いた彼女の脚は、もどかしそうに擦り合っていた。小さい胸の頂を弄ったり、お尻の間に糸を巡らせると、彼女は食事も途中なのに「具合が悪い」と言ってテーブルから去った。後を追うとトイレに駆け込む彼女が見えて、あたしもそれに続く。施錠された扉を叩けば、弱々しい声で返事をした。

    「体調が悪いなら、医者に診てもらった方がいいんじゃあない?」
    「い、いいの……平気だからッ」
    「声、震えてるわよ」

    糸を一本、また一本と増やして、彼女の身体を弄る。スタンドの見えない彼女は、自分の身体に何が起きているのか分からないはずだ。この扉の向こうで、不思議な出来事への恐怖、得体の知れない快楽、そして羞恥を必死に堪え、泣いて、あたしに相談をしようかきっと悩んでいる。

    「気持ち悪いの?どこか痛いとか?」
    「いや、そ、その」
    「開けるわよ」
    「えッ、待って、ちょっと……ッ」

    ストーン・フリーで鍵を開けてドアノブを捻る。簡単に開いた扉の中で、彼女は目を丸くさせてこちらを見ていた。そりゃあ、そうよね。彼女には、内側から掛けていた鍵が勝手に開いたようにしか見えないのだから。

    「じょ、徐倫……ッ」
    「大丈夫。怖がらないで」

    下着を下ろして座っている彼女の前に立って、あたしは再び鍵を掛けた。


    3周年記念を消化し終えたら徐倫裏夢の更新を考えていて、その中で使う予定の「ストーン・フリーの糸を非スタンド使いの夢主に使う」というネタを少し入れてみました。スタンド能力の覚醒と徐倫収監など色々と変わってしまいますが……。

    スタンド、その他5部、他部

  • 勧誘拒否~あの子は酒に弱い2~

    20220909(金)01:35
    sssネタ募集より「勧誘拒否シリーズで、ジョルノが夢主に何とかしてお酒を飲ませようとする話」

    「何ですか、ジョルノ・ジョバァーナさん」
    「これをどうぞ。あなたへの贈り物です」
    「……チョコレート?」
    「はい。好きでしょう、甘い物」
    「……」
    「どうしました?」
    「お返しします」
    「なぜ?」
    「ジョルノ・ジョバァーナさんからの物だと思うと、とても怪しいので。それに、そのチョコレートってお酒が入ったやつですよね?」
    「ご存知でしたか」
    「勿論」
    「失敗でしたね」
    「失敗ってどういうことですか?」
    「いえ、何でも」

    「何でここにいるんですか」
    「あなたの姿が見えたので。食事ですか?」
    「見れば分かりますよね?」
    「ぼくも一緒に食事をしても?」
    「別な席へどうぞ。ほら、あっちとか空いてますよ」
    「あ、すみません。注文、いいですか?これとこれと……これをお願いします」
    「本当に人の話を聞かない人ですね。それでもボスですか?」
    「ええ、一応ボスです」
    「……」
    「……」
    「(早く食べて帰ろう)」
    「あ、来ましたね」
    「……ちょっと待ってください。今、グラスを入れ替えましたよね。見てましたよ。わたしのグラス、返してください」
    「入れ替えたりなどしていませんが」
    「ちゃんと見てたんですッ!それにこれ、ジョルノ・ジョバァーナさんが頼んだやつ、お酒じゃあないですかッ!」
    「……気付かれたか」
    「気付きますッ!この前から何なんですかッ。お酒の入った物を食べさせようとしていませんか?偶然とは思えないし、わざとらしいし、そもそもジョルノ・ジョバァーナさんがやっているので余計に怪しいです」
    「……仕方ない。素直に言いましょう。以前、酔ってミスタの膝で眠ったことがありましたよね?」
    「……思い出させないでもらえますか?せっかく忘れていたのに」
    「ぼくも、あなたに膝を使って欲しい。そして、可愛らしく甘えて来て欲しい」
    「わたし、食べ終わったので帰りますね」

    ジョルノ