short short short!

短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
更新履歴にも載らない。

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  • グイード・ミスタは嘘を流している

    20230109(月)00:29
    sssネタ募集企画「ミスタに外堀埋められて気づいたら付き合ってることになっている。」

    「ちょっと、ミスタ!どういうこと!?」
    「突然なんだよ」
    「職場の人に『あなたは素敵な恋人がいていいわね』って言われたんだけど……ッ!」
    「事実だとしても照れるな~。素敵な恋人ってよ」
    「事実じゃあないからッ!わたしたち、恋人じゃあないでしょ……ッ!その人に誰からそんな話を聞いたのかって聞いたら、ミスタ本人からって言ってたの。しかも、その人だけじゃあなく、職場の人みんながわたしとミスタが恋人同士だって思ってたんだからッ」
    「別にいいじゃあねーか。その方が変な虫がおまえにくっ付かないで」
    「一番変な事をしてるミスタが言うこと?……ったく、何でそんな嘘をッ。どれだけ否定しても『照れ隠し』とか笑われて聞いてくれないし……ッ」
    「怒るなよ。カーワイイ顔が台無しだぜ~?ヒヒッ」
    「怒らせてるのはミスタだよッ!職場だけじゃあないの。ミスタと同じチームのナランチャくんにも、ミスタと付き合ってるって本当かって聞かれた。『いつから?』とか、『いつも喧嘩ばかりだったのに』とか」
    「オレは喧嘩をした覚えはねーな~。ナランチャの記憶もいい加減なもんだぜ」
    「あなたが一番いい加減なのッ!嘘を他人にペラペラと……ッ!わたしには喧嘩した記憶しかないよッ!」
    「だから、さっきも言っただろ。いいじゃあねーか。今から『やっぱり嘘でした』なんて言って、周りのヤツらは信じるか?信じねーだろ。だったら、本当にしちまえばいい。その方が簡単だし、何より得をする」
    「誰が得をするの」
    「オレが。それに、おまえもだろ?」
    「わたしは得なんかしないッ!むしろ損だよ、損ッ!」
    「酷ェな。損をするってのはねーだろ。ほらほら、オレみたいに格好良くて、強くて、優しくて、頼りがいのあるヤツなんて他にいねーだろ?」
    「ブチャラティさんがいるじゃない」
    「おまえ……それを出したら誰も勝てねーって」
    「とにかく、ミスタが流した嘘なんだから、何とかしてよねッ」
    「何とかって?」
    「訂正して」

    一週間後

    「ミスタ!『結婚が近いって本当?』って聞かれたんだけど……ッ!わたし、訂正してって言ったよね!?」
    「訂正しただろ。恋人じゃなく、夫婦になるってよ」
    「それは訂正じゃあないッ!」

    ミスタ

  • 護衛チームはトリッシュ・ウナが羨ましい

    20230108(日)04:10
    sssネタ募集企画「巨乳のママ系夢主に甘えるトリッシュに嫉妬する護衛チーム。」

    ※百合っぽいシーンあり

    「トリッシュちゃん、眠いの?」
    「ちょっとだけね……。ねえ、膝を借りてもいい?」
    「わたしの膝?」
    「それ以外に誰の膝があるのよ。男の硬い膝なんて嫌に決まってるじゃあない」
    「ふふっ。冗談だよ。どうぞ、いいよ」
    「……凄く柔らかくて気持ちいい膝ね」
    「ええッ。やだ、太っちゃったかな……。気を付けていたんだけど……」
    「違うわよ。そういうことじゃあなくて……まあ、いいわ」
    「ほらほら、眠いなら目を閉じなきゃ。開けてると眠れないよ。撫で撫でしてあげるから、ゆっくり眠って」
    「じゃあ、もっと撫でて」
    「可愛い~。じゃあ、たくさん撫でてあげるね」
    「うん。お願い」
    「そういえば、トリッシュちゃんの髪型って素敵だよね。とても似合ってる。自分でやってるの?」
    「当たり前でしょ。これくらいできるわよ。そんなに難しくないし」
    「わたしは不器用だから、髪をセットするのが苦手なんだ。羨ましいな~」
    「今度、やってあげようか?」
    「いいの?じゃあ、お願いしようかな」
    「約束よ。……それにしても、いい眺め」
    「ながめ?」
    「そう、眺め」

    「おい、見ろよッ。あれ、トリッシュのヤツ、絶対ェわざとだぜッ、ナランチャ」
    「お、重いって、ミスタッ。寄り掛かるなよッ。でも、いいよな~。オレも頭を撫でられたいよ」
    「ミスタが言ってんのは、そういうことじゃあねーだろ。どうせ膝枕をされながら、トリッシュが言う『眺め』を拝みてーんだろ」
    「うるせーな、アバッキオ。オメーだって心ん中じゃあ羨ましがってるくせによ~……ッ」
    「トリッシュ、時々こちらを見ていますよね。こっそりと。自慢げに……」
    「だからわざとだって言ってんじゃあねーか。フーゴだって、ちょっとは『いいな』とか思ってるだろ。ああいう女に……それもあんな胸のデカい女に膝枕されるってッ」
    「…………ぼくは別に」
    「羨ましいなら言えばいいじゃあないですか。『膝を貸して欲しい』と。彼女、断りませんよ。いつも笑顔でOKを出してくれます」
    「はあッ!?ジョルノ、おまえ……ッ!まさかッ!」
    「ええ、何度か」
    「クッソ~……ッ!最近のガキってなんでこうも……ッ」


    ブチャラティ不在。

    護衛チームトリッシュ

  • ジョナサンとディオは押し付け合う

    20230107(土)06:33
    sssネタ募集企画「ポンコツ新人メイドちゃんが作ったダークマターを押し付け合うジョナサンとディオ。」


    「な、何だか寒気がする……ッ!」
    「ジョジョ。どうやら、その寒気は『予感』だ。寒気の正体が目の前からやって来ている……ッ」
    「あ、ジョナサン様、ディオ様!やっと見つけました!お探ししていたんですよー!」
    「や、やあ。どうしたんだい?そんなに慌てて……」
    「……ちょっと待て。その皿は……まさかッ」
    「わたし、料理を作ったんです!お二人のために……!」
    「(なぜだろう。凄く……凄く既視感があるッ!ぼくは以前にも、この子の料理を食べたことがある……気がするッ。そして、その後の記憶が抜けて……ッ)」
    「(こいつ、また食材で兵器を作ったのか……ッ!本当になんでこんな新人を雇ったんだ、この家は……ッ!料理一つまともに作れない、むしろ普通の食材を人間の意識を簡単に奪う毒物に変えるような女を……!)」
    「今回はとても自信があるんです!ジョースター卿にも食べていただこうとお声を掛けたら、『ぜひ二人に』と仰ったので探しに……」
    「(父さん……)」
    「(逃げたか)」
    「冷めないうちにどうぞ!」
    「ぼ、ぼくはちょっと前に食事を食べ終えたばかりで……。ディオ、君は確かまだまだ入りそうだと言っていたね?ぼくの分も食べたらいい」
    「食べたいのは山々だが、実はさっきから体調があまり良くないんだ。しかし、彼女がせっかく作ってくれたんだ。ジョジョ、君が食べてくれないか?その感想だけでぼくは十分だよ」
    「や、やはり、見た目があまりよろしくないでしょうか……」
    「(泣きそうになっている……ッ!お、女の子を泣かせるのは紳士として許されない事……ッ。だけど……ッ、だけど、身体がなぜかあれを拒絶しているッ!)」
    「(見た目もだが味もだッ!こいつ、作った後にちゃんと味を確かめているのか?もし味見をしているなら、こいつの舌がどうかしている……ッ!)」
    「ジョナサン様、ディオ様!お願いです!一口でもいいので、ぜひ!」

    スタンド、その他5部、他部

  • リゾット・ネエロは新人のあの子が心配

    20230103(火)01:51
    sssネタ募集企画「不器用リゾットが新人夢主の近くにいたい…とくっつこうとするが威圧感が半端く、びびりまくる夢主。」


    「……」
    「……」
    「……」
    「……」
    「(リゾットさん、なんでいつもいつもわたしの隣に座るんだろう)」
    「……」
    「(リゾットさんって怖いし、そのうえ身体が大きいから圧迫感があるんだよなあ……)」
    「……」
    「(それに、任務が重なってない時、なぜか同行してくるし。凄くこっちを見て来るし……ッ)」
    「……」
    「(い、今も視線が突き刺さるッ)」
    「……」
    「……ハッ!ま、まさか……ッ!」
    「どうした」
    「……い、いいえッ。何でもありませんッ」
    「……」
    「(これ、実は試験の続きなんじゃ……?チ、チームのリーダー直々の……ッ。そうだよね。いくら幹部が入団を許可しても、所属するチームのリーダーが認めなきゃあダメだよね……。つ、つまり、これに落ちたら、組織の秘密を知ったってことで始末を……ッ!)」
    「顔色が悪い。体調が良くないのか?」
    「……ちょっとお腹が……ッ」
    「無理をしなくていい。休んでいろ」
    「(ここで頷いたら、使い物にならないってことでやっぱり始末されるんだッ)」
    「分かったか?」
    「だ、大丈夫ですッ!わたし、平気なので……ッ!」
    「……」
    「本当です!信じてくださいッ!」

    「ペッシさん。幹部の方たちが出す入団試験の後も、試験って続いているんですか?」
    「はあ?」
    「ペッシさんの時ってどんな感じだったんですか?やっぱり、リゾットさんが常に傍にいて……」
    「いや、そんなものはなかったぜ」
    「え?」
    「(こいつ、真面目そうな感じなのに結構バカだよな……)」

    「あいつを知らないか?プロシュート」
    「知らねーよ。買い出しにでも行ってんじゃあねーか?」
    「……買い出しに行くと聞いていない」
    「いちいち言うはずねーだろ」
    「……」
    「また要らねー心配してんじゃあねーだろうな」
    「……もしもし。おまえ、今どこにいる」
    「(電話しやがった)」

    リゾット

  • あの子はレンタル彼氏を利用する

    20230102(月)00:02
    sssネタ募集企画「レンタル彼氏を頼んだらメローネがきた。」

    ※もしも5部世界にレンタル彼氏があったら


    「こういうサービスって、本当にちゃんとした男の人が来るのかな……。なんか胡散臭いんだよね。……でも、さすがに組織の人と付き合うのもなあ。かと言って、堅気の人に仕事を聞かれたら困るし……。一時的だけど、こういうので恋人気分を味わうのもいいよね。……あ、待ち合わせ場所、ここだ。もう来て…………は?メローネ」
    「ん?偶然だな。おまえもここに用があったのか?」
    「いや、まあ……うん。メローネこそ」
    「オレは仕事だ」
    「へえ」
    「……」
    「……」
    「なあ、おまえが依頼主だろ?」
    「違う」
    「聞いていた服装と一緒だ。しらばっくれるなよ」
    「違う」
    「だから嘘を吐くな」
    「そもそも、なんでメローネがこんな仕事もしてるのッ!」
    「いいだろう。他の仕事もしているヤツなんて沢山いる。それに、こういう仕事は便利なんだ。使えそうな女が見つかるからな」
    「ダメだ、このサービス。キャストがまともじゃあない……」
    「それよりもデートがしたいんだろ?さあ、行こうか」
    「キャンセルで。わたし帰る」
    「しかし意外だな。おまえ、男に飢えていたのか。興味ねえって顔をしていたのに。こんな物を利用しなくても、組織には色々な男がいるだろ」
    「まともな人が殆どいないじゃん!それに、チーム名を名乗った瞬間、みんなに避けられるんだよッ!?ていうか手ェ離して!」
    「さて、どこに行きたいんだ?どこにでも付き合うぜ」
    「いいってば!帰るって……!」
    「遠慮するなよ。仕事だ。ちゃんと恋人らしくするし、保証する」
    「なにが良くて自分の所属チームの人とこんなことをしなきゃあならないのッ!」
    「おまえが呼んだんだろ?メールで『寂しいから』って。随分可愛いことを書くんだな」
    「そ、そうだ……ッ。メールしたんだ……ッ!ちょっと、要らない!いちいち文面を見せるなッ!」
    「安心しろよ。チームのヤツらには内緒にしてやる。『甘えたい』んだろ?」
    「だから言うなッ!」


    ・暗殺チームの夢主が「まともな人と恋人ごっこしたい」ということでサービスを利用したらメローネが来ちゃった
    ・サービスを利用したらなんか凄い特徴的ないかにもヤバい人(メローネ)が来ちゃった
    の2パターンを考えたのですが、前者にしました。

    メローネ

  • ジョルノ・ジョバァーナと新年を迎える

    20230101(日)00:50
    sssネタ募集企画「正月を一緒に祝えて嬉しいジョルノ。」


    「あと一分で新年だよ、ジョルノ!」
    「……しかし、新年だというのに仕事とは」
    「仕方ないよ。そういう仕事なんだから。ジョルノはこの仕事の後、時間ある?」
    「ええ、まあ」
    「じゃあ、一緒にお祝いしようよ」
    「この時間帯じゃあ、どこの店もやっていませんよ。みんな、誰かと一緒に過ごしているはずだ」
    「わたしの家に来ればいいよ。新年に向けて飲み物も沢山買ったし、美味しい物も用意してあるんだ。……ピッツァはもう冷え切ってるけれど」
    「……」
    「嫌?」
    「いいえ。ただ、あなたはこうやって男を簡単に家に招いてしまうのかと。ぼくでない誰かでも」
    「そんなわけないじゃん。あ、ミスタたちも呼ぼうよ!わたしの家、そんなに広くないけど」
    「みんなで……と言いたいのですが、これはぼくの我が儘でしょうか?」
    「ん?」
    「新年をあなたと二人きりで過ごしたいというのは……我が儘でしょうか」
    「……」
    「……」
    「大変だ、ジョルノ」
    「何が?」
    「一分過ぎてる……ッ。もうとっくに新年だッ!」
    「……」
    「今年もよろしくね、ジョルノ!」
    「……ええ、こちらこそ。では、早くこの仕事を終わらせましょう。そして一緒にお祝いだ」
    「うん!一緒にたくさん食べよう!」
    「はい」


    あけましておめでとうございます。今年も当サイトをよろしくお願いします!

    ジョルノ

  • ギアッチョは練習台になる

    20221231(土)02:30
    sssネタ募集企画「練習だと分かっていても夢主のハニートラップにドキドキしてしまう暗殺チーム(誰でも)。」

    「何でオレなんだよッ!他のヤツでやりゃあいいだろ~ッ!?」
    「いいじゃあないですか!今ここにいるのギアッチョさんだけなんだからッ」
    「あいつらが帰って来てからやれよッ!メローネなら喜んで引き受けるだろ!」
    「無理ッ。あんまり人が多いと恥ずかしいです……。あとメローネさんは、直ぐに顔を近付けてくるから嫌です」
    「だいたいなァ~、オメーみたいなガキっぽい女がハニートラップだと?バカなんじゃあねーか?」
    「し、仕方ないんですよ……ッ。そういう指示なんですから。男の人じゃあターゲットに近付けないみたいだし……」
    「チッ。ほら、やれよ。それでもって早く終わらせろ」
    「じゃあ、ギアッチョさんはそこの椅子に座ってくださいね」

    「ええっと……。んん?さり気なくターゲットに近付いて、顔が見えるくらいの位置にある席に自然に座る」
    「おまえ、なに読んでんだ?」
    「プロシュートさんに教えてもらったハニートラップのコツです!ちゃんとメモしたんです。それで……チラチラと相手に視線を送って、アピールをすると……なるほど」
    「(マジでこいつでいいのかよ)」
    「続きは……うんうん。相手が視線を返してきたら興味を抱いた証拠。そこで近付いて、話し掛けて雰囲気を作って……身体に触れる。いきなり手に触るんじゃなく、まずは腕が偶然触れ合うくらい……。んーと、こうかな……?わあ、ギアッチョさんの腕、筋肉凄いですね!硬い!」
    「……ッ」
    「この後は相手の反応次第。こっちの誘いに乗って来たら、視線で相手を窺う。……こ、こう?どうですか?ギアッチョさん。わたし、できていますか?」
    「……」
    「ギアッチョさん?」
    「……」
    「で、できてるってことで、次に行きますよ?相手の方からもこっちに触れて来たら、こっちも相手の手に自分の手を重ねる……。うんうん。あ、ギアッチョさんの手、結構大きいんですね」
    「……」
    「ギアッチョさん、さっきからおかしいですよ。どうかし……」
    「クソッ、クソ、クソ~ッ!うるせーんだよ、いちいちよ~……ッ!」
    「な、何で怒るんですか……ッ」
    「もういいッ!終わりだ、終わりッ!オメーもさっさと離れろ!」


    今年最後のsssでした。良いお年を!そして来年も当サイトをよろしくお願いします!

    ギアッチョ

  • 空条徐倫は重いお友達

    20221228(水)02:49
    sssネタ募集企画「付き合ってないのに嫉妬、束縛してくる重めの徐倫夢。」

    ※百合(徐倫→夢主)、重めというか重いうえに病んでる徐倫


    ある日

    「誰と電話してるの?」
    「あ、ちょっと……ッ。徐倫ちゃん、携帯電話返してッ」
    「ほら」
    「……切っちゃってる」
    「ところで、誰からの電話?凄く楽しそうだったけど?男?」
    「た、ただの友達だよッ」
    「本当?嘘じゃあないわよね?」
    「本当だって。ほら、履歴ッ。ちゃんと女の子の名前でしょ?」
    「……そいつ、本当にただの女友達?」
    「何でそんなに疑うの……ッ」
    「ま、今回は別にいいけど……。いい?今回だけは許すけど、次からはそいつと連絡取るんじゃあないわよ。分かった?分かったなら、もう一回携帯貸して」
    「わッ、え、徐倫ちゃん……?」
    「はい。そいつのデータ、消したから」

    またある日

    「さっきの誰?さっき、店であんたが話してた男」
    「ああ、あの人、中学の時の同級生なんだ。あの店でアルバイトをしてるみたいで。久しぶりに会ったから、つい……」
    「ふうん……」
    「徐倫ちゃん?」
    「あの店、これからは行かないようにして。他の店でも十分でしょ?他でもいいんだから、あそこに行く必要はないわ」
    「ど、どうしたの?徐倫ちゃん……」
    「そもそも、隣にあたしがいるってのに放っておいて、なに楽しそうにしてるのよ」
    「あ、そ、そうだよね。ごめんね、そういうの気分良くないよね。それに、待たせちゃったし……」
    「……あたしのお願いを聞いてくれるなら許してあげる」
    「お願い?」
    「ここにキスして」
    「ほっぺに?……そ、それで許してくれるの?」
    「まあね」
    「……分かった」

    そのまたある日

    「(す、凄い着信件数……ッ。全部、徐倫ちゃんだ。な、何かあったのかな……ッ?)」
    「もしもし、徐倫ちゃん?ごめんね、電話に気付かなくて。バイト中だったんだ。何かあったの?」
    「別に。特に何もないわよ。ただ、あんたの声が聞きたかっただけ」
    「声?」
    「それに、何をしてるのかなって思って。まさか、またあの女と電話したり、同級生とかいう男とあたしに内緒で会ってないかって……。そう、バイトだったのね……」
    「今、繁忙期だから、結構仕事が入ってて……」
    「だから、あたしの誘いを断ってたんだ」
    「ごめんね」
    「ねえ、だったら、そのバイト辞めなさいよ」
    「む、無理だよ……」
    「そう。それならそれでいいけれど。あたし、いい物を持ってるの。飛び切りセクシーなやつ」
    「セクシー?……ま、待って。何の話?」
    「あんた、内太腿の付け根にホクロがあるでしょ?」
    「何で……知ってるの?」
    「あんまりセクシーだったから、つい撮っちゃったわ、写真」
    「撮ったって……?」
    「顔もバッチリ。気持ち良さそうな寝顔、はっきり撮れてる」
    「……徐、倫ちゃん?」
    「あたしだって他のヤツに渡したくないわよ、この写真。あたしにとって大切な物なんだから」
    「あ、の……」
    「理解できた?あたしが言ってることの意味」

    スタンド、その他5部、他部

  • ジョルノ・ジョバァーナは指輪をあげる

    20221227(火)02:31
    sssネタ募集企画「幼女夢主におもちゃの指輪をあげる話」

    ※幼女夢主

    「さて、何をして遊びましょうか。ぼく以外はみんな仕事で出払っているので、二人で遊ぶことになりますが」
    「ジョルノとおままごとしたい!」
    「では、公園にでも行きましょう。さすがにレストランの中では遊べないので」
    「こうえん、いくッ!」
    「では、手を繋ぎましょうか。逸れないように」
    「うんッ」

    「じゃあね、ジョルノがパパで、わたしがママね」
    「そのぬいぐるみは?」
    「このこは、あかちゃんだよ」
    「では、ぼくたちは夫婦ということでいいんですか?」
    「うん、ふうふ!」
    「じゃあ、夫婦の証としてこれを……」
    「ん?……あ、ゆびわッ!」
    「玩具ですがね。ほら、ここに来る途中で店に寄った時に見付けたんです」
    「きれい!」
    「左手をこっちに」
    「こう?」
    「そのまま、じっとしていてください。夫婦なんですから、薬指に……」
    「わーッ!」
    「ぼくからのプレゼントです。今は玩具ですが、あなたが大人になって、素敵な女性になったら、その時はちゃんとした物をプレゼントさせてください」
    「グラッツェ、ジョルノ!たいせつにする!」
    「ただし、あなたのチームの人たちには内緒でお願いします。……彼らは色々と煩いから」
    「わかった。ないしょにする」
    「お願いしますね」


    内緒にしても、勘のいい暗殺チームメンバーは直ぐに気付いて、ジョルノに怒りを募らせました。

    ジョルノ

  • ブローノ・ブチャラティは妹に注文をする

    20221225(日)01:13
    sssネタ募集企画「シスコンブチャラティが内緒でバイトを始めた妹の前に一番目のお客として現れるお話。」

    ※シスコンブチャラティシリーズ

    「(今回は兄さんには何も話していないし、店主にもお願いをして兄さんには内緒にするよう言ったし……。いつもいつも、わたしの職場にやって来て仕事の邪魔をしたり、職場の人に迷惑をかけるんだから……ッ。あ、お客さんが来た)」
    「やあ」
    「いらっしゃいま……」
    「どうした?」
    「……」
    「具合でも悪いのか?もしそうなら、早退をした方がいい」
    「何でここにいるの、兄さん」
    「おまえがここで働いているという情報が入った。なぜ、オレに黙って働いている?働く場合は事前にオレに伝えろと言っただろう。幸い、ここの店主はいい人だ。だが、もし変態野郎がいる店だったらどうする?何かあってからじゃあ遅いんだ」
    「お客様、ご注文がないなら退店願います。ていうか帰ってください」
    「注文なら当然ある。だから、オレはこの店のこの席に座れるはずだ。れっきとした客を追い出すことは出来ないだろ?」
    「……そうですね。だったら早く注文してください」
    「スマイルだ」
    「残念ですが、当店では取り扱っていません」
    「スマイルをくれ」
    「メニューにも載っていませんよね」
    「おまえの笑顔が見たいんだ」
    「メニューにないものは無理です」
    「確かにメニューにはないが、接客ってのは笑顔が大事だぜ」
    「スマイルをお求めであれば、注文可能なお店を教えますが」
    「他じゃあダメだ。他のヤツじゃあなく、おまえがいい」
    「ちょ……ッ!に、兄さん、手を離してッ!離せッ!」
    「注文したものが貰えるまでは無理だな」
    「……ッ!」
    「さあ、どうする?」
    「(今日で辞めよう、この仕事)」

    ブチャラティ