short short short!

短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
更新履歴にも載らない。

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  • プロシュートとペッシとあの子とホワイトデー

    20230316(木)23:45
    ※一方通行シリーズ


    「ペッシくん。バレンタインのチョコレート、どうだった?美味しかった?わたしの愛の味がした?」
    「だから愛の味って何だよ……。でも、まあ、美味かったぜ」
    「本当?嬉しいッ!」
    「つーか今のやつ、あれから毎日聞いて来てんじゃあねーか」
    「ペッシくんの口から毎日聞きたいのッ」
    「そうかよ……」
    「……」
    「(既に期待してやがる……)」
    「ペッシくん!14日はアジアではホワイトデーって言うんだって!」
    「そ、そうらしいな。兄貴に聞いたよ」
    「言うんだって!ホワイトデーって!」
    「ああ、分かってるって……。ほら。これ、この前のバレンタインデーのお返しだ」
    「ペッシくんからお返し……ッ!ぜ、全然……ッ!そういうの、来るとは全然思ってなかったから、す、凄く嬉しいッ!」
    「いや、スゲー期待してたし、催促してたじゃあねーか……」
    「ペッシくんからのお返し……ペッシくんからの……ッ」
    「おい。なんか震えてるけど、大丈夫かよ?」
    「だ、大丈夫……ッ」
    「中身はクッキーだからな」
    「クッキー大好きッ!ありがとう、ペッシくん!」
    「(兄貴と一緒に選んだから、こいつの好みに合ってるはず……)」
    「長く味わえるように、毎日ひと齧りずつ食べるからね」
    「何日かけて食うつもりだよ」
    「クッキーに詰まってるペッシくんの愛情をじっくり味わいたいの」
    「ただの市販のクッキーだぜ」
    「ううん。このクッキーにペッシくんの想いが沢山詰まってるの分かるよ。わたしのことが好きっていう想いが……」
    「(入れた覚えのねーものを感じてやがる)」
    「わーい!みんなに自慢して来るッ!」
    「止めろって!そんな物、自慢にならねーよッ!」

    「プロシュート!見てこれ!ペッシくんからお返し貰っちゃった!」
    「良かったな。はしゃいで落とすんじゃあねーぞ」
    「ペッシくん、よくこのお店知ってたな……。クッキーが美味しいし、入れ物も可愛いんだけど、あまり有名じゃないんだよね。お店も分かり難い所にあるし……」
    「(バカが。オメーがその店に通ってることなんざ知ってんだよ)」
    「紙袋も包装紙も入れ物も乾燥剤も取っておこう!」
    「乾燥剤はいらねーだろ。捨てろ」

    プロシュートペッシ

  • 勧誘拒否~ジョルノ・ジョバァーナは駆け引きをする~

    20230313(月)20:23
    「グイード・ミスタさん。少しお時間いいですか?」
    「珍しいな。どうかしたのか?」
    「最近、ジョルノ・ジョバァーナさんの様子がおかしくないですか?」
    「ジョルノの様子ゥ~?」
    「はい」
    「特におかしくねーだろ」
    「そうですか?なんか……前よりあっさりしているような」
    「あっさり?」
    「はい。あっさり、です」
    「どういうことだよ」
    「前までは、街で偶然会えば話し掛けて来たり食事に誘ってきたり、呼んでもいないのに勝手に家に上がり込んでいたり……。そういうことをしていたのに、最近は全くで。昨日も買い物帰りに会ったんですが、挨拶だけで終わりました」
    「なるほど」
    「二週間前からそんな感じなんです」
    「何だよ。まさかおまえ、寂しいのか?」
    「は?」
    「だから、あれだけベタベタして来てたはずのジョルノが、自分に冷たくなったのが寂しいのかって聞いてんだよ。なあ、どうなんだ?」
    「は?」
    「……悪い。冗談だから、そんな顔で睨むなよ……」
    「わたしとしては、落ち着いてくれてとても助かっているんです。特に、家に来なくなったのは。しかし、何だか……調子が狂うというか。変なものでも食べたんですか?」
    「ジョルノが拾い食いなんかするかよ。ナランチャじゃあるまいし」
    「それ、ナランチャ・ギルガさんに失礼ですよ。体調はどうなんですか?最近、あまり優れないとか……」
    「元気だ。体調に問題はねえ」
    「あ、もしかして」
    「ん?」
    「好きな人ができたんじゃあ……?」
    「それはねーな」
    「即答ですか」
    「そりゃあそうだろ。ジョルノは組織の連中におまえのことを『将来の結婚相手』だとか言って紹介してるんだぜ」
    「何ですか、それ。初めて聞いたんですけど。また変な事を……ッ!そんなことをするから、わたしが面倒事に巻き込まれ……あ、ジョルノ・ジョバァーナさん」
    「やはり我慢できない……ッ!わざと冷たくすることで、あなたを傷付けるなんて……ッ!」
    「……突然、何なんですか」
    「実は……。あなたに冷たくしていたのは、気を引くためだったんです。言うでしょ?押してダメなら引いてみろ、と」
    「ああ、確かに言いますね」
    「冷たくされたことで、ぼくのことを意識してくれましたよね?」
    「いいえ、全然。全く。一つも意識していません」
    「しかし、こうしてミスタに相談をした」
    「……ぐッ、確かに」
    「嬉しいです。あなたがぼくのことを考えていたなんて……」
    「反応したわたしがバカだった……ッ」
    「スゲー後悔してるっつーのがおまえから伝わって来るぜ。しっかりしろよ」
    「やはり、こういう駆け引きも大切ですね」

    ジョルノミスタ

  • ウェザー・リポートの優しさ

    20230312(日)21:55
    ※凄く下品、夢主がスタンド攻撃で男の身体になった

    「さ、最悪……ッ!」
    「そう泣くな。死ぬよりはマシだろう」
    「マシとかそういう問題じゃあないッ!なんで……ッ!なんで男の身体なんかにッ!」
    「実際の男を前にして『なんか』は失礼なんじゃあないか?」
    「煩い!少しは黙って、ウェザー!」
    「さっきからモジモジしているが、まさかトイレに行きたいのか?」
    「行きたいけれど行けるわけないでしょ!」
    「顔は変わっていないんだ。胸が無くなってアレが生えただけで、服を着ていれば女そのもの。いつも通りにトイレで用を足せばいい」
    「見たくないの!それに……ッ。それに、どうやってすればいいのか……ッ!ああ、もう!早く本体がぶちのめされればいいッ!」
    「今、徐倫とF・Fが追っている。直ぐに見つかるだろう」
    「……あと三十分が限界」
    「そんなに漏れそうなのか?」
    「言っておくけど、前に徐倫にやったようにスタンドでどうのこうのはいらないから」
    「だが、漏れそうなんだろ?漏らしていいのか?」
    「……わたし、自分の下半身から生えてる『ブツ』を見るよりなら、漏らした方がはるかにいい」
    「どっちもどっちだろ」
    「うう……ッ。じっとしているだけで分かる……。下半身にある違和感……ッ。気持ち悪いッ」
    「だから男の前でそれを言うな」
    「あ」
    「どうした?とうとう漏らしたのか?パンツなら乾かして……」
    「だから要らないッ!そもそも漏らしてないッ!ただ……」
    「ただ、何だ?」
    「…………し、下着から、出ちゃった」
    「女の下着だとそうなるだろうな。戻せばいいだろ」
    「嫌だッ!触りたくないッ!でも気持ち悪いッ!」
    「だったら直してやろうか?」
    「は?」
    「オレが直してやろうか?」
    「ウェザーって何で息をするように変な事を言うの?」
    「気持ち悪いんだろ?」
    「いや、いい。我慢する。何もかも我慢するから、ウェザーはあっち行ってて」


    二十分後、無事に戻って徐倫とF・Fに泣きながら感謝をしてウェザーとは距離をあける。

    スタンド、その他5部、他部

  • リゾット・ネエロは幼女に怒る

    20230307(火)01:40
    ※幼女夢主

    「昨日、知らない男と一緒に遊んでいたとメローネから聞いたが、本当か?」
    「ちょっと待て、リゾット。オレは確かにチビが知らねーヤツと遊んでいたと話したが、『男』じゃあなくチビと同じくらいの年齢のガキだ」
    「ガキだろうが男は男だ」
    「(さすがにガキを男とは言わねーだろ)」
    「どうなんだ?答えろ」
    「あそんだ!たのしかったよ!ブランコであそんだ!」
    「前から言っているだろ。知らないヤツに……特に男には付いて行くなと」
    「リゾット、落ち着けよ」
    「煩い。黙れ、メローネ」
    「(チビの事となるといつもこうだ……)」
    「ご、ごめんなさい……リゾット」
    「遊びたいなら、チームのヤツにしろ。任務が入っていないヤツに声を掛けろとオレは言ったはずだ」
    「だ、だって……。きのう、みんなおしごと……」
    「一人で待てるからとおまえが言うから待たせてはみたが、やはりと言ったところか。今後は今まで通り誰かを傍に置かせる。誰も付けない時は、仕方ないがまたブチャラティチームに連絡をする」
    「そう睨むなよ、リゾット。勝手に出歩いたのは確かに悪いことだが、別にペド野郎と一緒にいたわけじゃあなく、ブチャラティチームのところに勝手に行ったってわけでもねーし。直ぐに連れ戻したし」
    「……」
    「あまり怖ェ顔をしてると、チビが泣いちまうだろ」
    「……」
    「チビ。もう誘われたからって知らない子供と遊ぶなよ?たとえ相手が子供でも何があるか分からない」
    「……うん」
    「今日一日、オレが遊んでやるから泣くな」
    「うん……」
    「いや、今日はオレがこいつに付く。メローネ、おまえは次の任務の準備をしろ」
    「準備なんて必要……」
    「いいから行け」
    「……チッ。分かったぜ」

    「リゾット……。まだおこってる?」
    「もう怒ってなどいない」
    「……ごめんなさい」
    「オレはおまえを心配しているんだ」
    「うん……」
    「おまえが大切だからこそ」
    「……」
    「今日はオレがいる。明日は任務のないプロシュートとペッシに任せる。だから、余計なヤツとは関わるな」
    「うん……」

    リゾット

  • マウンテン・ティムは口説き落とせない

    20230306(月)00:05
    塩な夢主とマウンテン・ティム

    「はあ?もう一度言って下さい」
    「ああ。何度でも言おう。オレは君を愛している」
    「わたしは愛してないから。だから早くわたしの前から退いて」
    「そんなことをしたら、君はオレの前からいなくなってしまうんだろ?」
    「そうだけど。わたしも暇じゃあないから」
    「そんなに冷たくしないで欲しい。それとも、オレよりもイイ男が君の心を捕らえているのか?」
    「別にそんなことはないけど。ただ、わたしはあなたに興味がないだけ」
    「いま興味がないなら、これから興味を持てばいい。そう考えたらどうだ?」
    「今後もなにもないから」
    「そうとは言い切れない」
    「言い切れるッ!もう!この前はあなたのせいで仕事に遅刻したんだから……ッ!わたしに近付かないでッ!」
    「待って欲しい」
    「うッ!ま、またロープで……ッ!それ。気持ち悪いから止めてって言ったでしょ!」
    「結構便利なんだ。こうして逃げる君を捕まえられて」
    「早くこれをどうにかして!ロープにくっ付いた手だけがわたしを掴んでるのって気持ち悪くて見てられない……ッ!」
    「それは君に近付いてもいいって許可かい?」
    「……クソッ!あんた、そこらの悪党より厄介ッ」
    「褒め言葉として受け取っておこうかな。さて、君自身から許可を貰ったってことで、オレが近付いても問題はないってことだ」
    「今度からロープを切るナイフを持ち歩こうかな」
    「そんな物を持ち歩いてたら、オレは知人の保安官に連絡しないといけなくなる。危険な物を持った怪しい人物として。そのまま君は連れて行かれてしまうが?」
    「……ッ」
    「さて。せっかくだ、今から一緒に食事でもどう?その間に君がオレに惚れる方法を考えようと思うんだ」
    「一人で勝手に食ってろ……ッ!」

    スタンド、その他5部、他部

  • 暗殺チームのあの子は女の子が好き

    20230304(土)03:02
    「ギアッチョ。おまえ、あいつに惚れてるだろ」
    「はあ!?メローネ、てめーふざけた事を言ってんじゃあねーぞッ!」
    「隠すなよ。おまえ、おいつの前だと顔が真っ赤になってるぜ」
    「……ぐッ」
    「一つ教えておいてやる。いや、二つか?まずは一つ目だ。あいつは、今は誰とも付き合っていない」
    「……」
    「あいつはギャングだが、顔だけなら飛び切りだ。身体だって悪くねえ。それなのに恋人もいないっておかしいとは思わないか?」
    「何が言いたい」
    「もう一つ。そこに一番の理由がある。あいつは女が好きだ。一年前まで銀行員の女と付き合っていたらしいが、その女があいつに入れ込み過ぎて面倒になったみてーで別れたんだと」
    「……レズビアンだったのかよ」
    「いや、男もいけるらしい。ただ、女の方がいいって話だ。だから、女が好きってより、女の方が好きと言ったら正しいか?いちいち他人に話さないがな」
    「……」
    「ちなみにヤル方じゃあなく、ヤラレる方だ」
    「そこまで聞いてねーよッ!」
    「意外と押しに弱い」
    「……」
    「だが、しつこいのは嫌いだ」
    「……だから、聞いてねえ」
    「その銀行員の女、別れた後も言い寄って来て、最後にはあいつに殺されたんだ」
    「……」
    「狙うんなら相当の覚悟が要るぜ。それと、あいつの好みだが、可愛い女が一番で、男なら自分よりも強いヤツだ。酒が入った時に泣きながら『たまには守られたい』って言ってた」
    「やけに詳しいな、メローネ」
    「まあな」

    ギアッチョ

  • プロシュートとペッシとあの子と任務の後

    20230302(木)00:33
    ※一方通行シリーズ

    「やっと終わりましたね、兄貴」
    「オメーは殆ど何もやってねーだろ。いい加減、てめーひとりで任務を遂行できるようになれ」
    「は、はい……ッ」
    「大丈夫だよ、ペッシくん!わたしがずっとずっとずーっとペッシくんを傍で支えるから!」
    「バカか。オメーばかりやってると、ペッシが育たねえ。それに、オメーのやり方は強引過ぎる。いつかとんでもねえ怪我をするぞ」
    「ペッシくんのための怪我ならいい!」
    「良くねーから言ってんだろッ!それとペッシ。いつまでも女に甘えて恥ずかしくねーのかッ」
    「す、すみません、兄貴……!」
    「チッ。……それにしても今日は冷えるな。おい、寒くねーのか」
    「わたしは大丈夫!早く帰ってジェラート食べたい!昨日買って、冷蔵庫に入れてあるんだ」
    「ジェラートって……ったく、本当に甘ェ物が好きだな」
    「美味しいじゃん、ジェラート」
    「ん?……おい。オメーら、ここで少し待ってろ」
    「あ、ああ、分かりました、兄貴。……しかし、こんな寒い日にジェラートかよ……」
    「寒い日に温かい部屋で食べるジェラートが美味しいんだよ、ペッシくん」
    「前にそれを聞いたギアッチョがキレてたぜ。理解できねえ、ジェラートは夏に食うもんだろって。イルーゾォも同じことを言ってたし……」
    「ギアッチョもイルーゾォも分かってないッ!」
    「そんなことやってるから腹を壊すんだ。少しは気を付けろ。ほら、温かい飲み物を買って来てやったから受け取れ、バカ」
    「あ、プロシュート、お帰り!ちゃんと甘いやつ?」
    「おまえとペッシは甘くないと飲まねーだろ」
    「ありがとうございます、プロシュート兄貴」
    「わーい!ココアだ!グラッツェ、プロシュート!」
    「(兄貴……。ココアに息を吹きかけてるこいつをスッゲー見てる……)」
    「プロシュートはブラックのコーヒー?」
    「砂糖やミルクなんて入ってるコーヒーなんざ飲めるかよ」
    「大人だ!」
    「当たり前だ。そもそも、オメーらがガキくせー物を飲んでるだけなんだよ」
    「ココアは美味しいよ。ね、ペッシくん。プロシュート、飲んだことある?」
    「ガキの頃にな」
    「今飲んでも美味しいよ!一口飲んでみない?」
    「……仕方ねーな」
    「(あ、兄貴があいつの飲みかけを……ッ)」
    「……クソ甘ェ。やっぱりガキの飲み物だ」
    「美味しいでしょ?」
    「…………少しだがな」
    「(兄貴……ッ!良かったですねッ!)」

    プロシュートペッシ

  • プロシュートとペッシとあの子と手料理

    20230301(水)20:54
    ※一方通行シリーズ

    「ん?家を出る時、鍵を掛けたはず……。何で開いてんだ?」
    「あ、ペッシくん、お帰り!最近、任務続きでちゃんとご飯を食べてないんだって?わたしがご飯を作りに来たよ。まあ、もう作ってるけど。美味しいの作るから待っててね!」
    「な、なんでおまえが……ッ!つーか、まさか鍵を開けたのって……ッ!」
    「合い鍵作っちゃった!見て見て、魚のキーホルダー付けたの!可愛いでしょ!」
    「(こいつ、とうとう勝手に合い鍵を作ったのかよ……ッ。て、あ、あれ?兄貴まで部屋の中に……!)」
    「ペッシ。さっさとそこに座れ。いつまでもボーッと突っ立ってんじゃあねーよ」
    「は、はい……ッ!あの……何で兄貴も一緒に?」
    「あいつがオメーに料理を作るだとか騒いで、何やらかすか分かったもんじゃあねーから付いて来たんだ」
    「(単に二人きりにさせたくなかったんだな)」
    「ペッシくん。もうちょっと待っててね。あと少しで出来るから」
    「あ、ああ……」
    「ところでペッシくん。わたしのエプロン姿、ドキドキする?」
    「いや、別に。つーか、前に見たじゃあねーか……」
    「本当はね、裸エプロンってやつをしたかったの。この前、メローネに教えてもらったんだ」
    「はだか……ッ!?」
    「一部の男の人が喜ぶって。でもプロシュートに凄く怒られたから止めた。ペッシくんは見たかった?」
    「見たくねーよッ!」
    「わたしはペッシくんをドキドキさせたかったのに」
    「(見てみたいなんて言ったら、兄貴にぶち殺されちまうだろ……。ただ、裸エプロンって何だ?裸にエプロンを着るってことだよな?……正直に言っちまえば、まあ、そりゃあ、男として少しは気になるけど……)」
    「はい、できたよ!食べて食べて!」
    「分かったから皿を押し付けるなよ……ッ」
    「美味しい?ペッシくん」
    「……う、美味いぜ」
    「プロシュートは?」
    「美味いな」
    「(料理は上手いし、顔だって……メローネの言う通り可愛いし、スタイルも……。勿体ねーヤツ。こんな性格じゃあなく、もっと大人しくて清楚な感じだったらな……)」
    「美味しいって言ってもらえて嬉しい!沢山作ったから、お腹いっぱいになってね!」
    「(兄貴、普段はそんなに食う方じゃあねーのに、こいつの飯だとスゲー食うんだよな)」
    「あ、これ、ちょっと塩を入れ過ぎたかな」
    「別に気にならねーよ」
    「そう?だったらいいけど……」
    「(店で口に合わねー物が出て来るとキレる兄貴が……ッ)」


    プロシュートって少食のイメージがあります。

    プロシュートペッシ

  • ジャイロ・ツェペリはある患者の気を引けない

    20230226(日)00:25
    「脚の具合はどうだ?」
    「ジャイロ様。おかげでもう歩けるほどになっています」
    「おいおい。無理するなよ。前にもそう言って、無理に一人で歩いてぶっ倒れただろ」
    「す、すみません……」
    「痛みはねーが、まだ完全に治ったわけじゃあないんだ。痛くねーからって下手に動くと、また悪くなるぞ。父上にもそう言われただろ?」
    「はい……」
    「どこかに行きたくて動かなきゃあならねーって時はオレを呼べよ。手伝うから」
    「それはジャイロ様に失礼なので……。そんなことは……」
    「いいんだって。オレがいいって言ってんだから、いいんだ」
    「でも……」
    「それ以上、『でも』とか『だって』とか言ったら……」
    「い、言ったら……?」
    「あー……」
    「ジャイロ様?」
    「……」
    「あの……」
    「そ、そんな純粋な目で見るなよ……ッ。なんつーか、男として当たり前なのに、仕方ねーのに、悪い感じがするじゃあねーか……ッ」
    「え、あの、すみませんッ」
    「(チクショー……。他の女ならこんなことにならねーってのに。もっとストレートに言えるってのに……ッ)」
    「……」
    「ん?どうした?」
    「……ジャイロ様。ひ、非常に失礼なお願いをしてもよろしいでしょうか?」
    「あ、ああ。失礼ってどんな?」
    「……ト、トイレに……行きたいのです」
    「……」
    「……」
    「(その表情で言うのは反則だろ……ッ!色々と想像しちまうじゃあねーかッ!)」
    「ジャイロ様……ッ」
    「い、今すぐ看護婦を呼んで来る……ッ!そこで待ってろ!」

    好きな人が純粋過ぎて手が出せないジャイロ。

    スタンド、その他5部、他部

  • ディエゴ・ブランドーは年上のあの子に依存する

    20230225(土)00:30
    ※夢主はディエゴより4歳年上、病んでるディエゴ

    「おねえちゃん!」
    「ディエゴくん、手伝いに来たよ。早くお仕事おわらせて、いっしょに遊ぼう!あの男の人に見つからないようにね」
    「うん!おねえちゃん。ぼく、あたらしいウマとなかよくなったんだ!」
    「わー!すごいね、ディエゴくん!ディエゴくんは、お馬さんに好かれやすいんだね!」
    「お、おねえちゃんは?おねえちゃんは、ぼくのこと、すき?」
    「うん。大好きだよ!」
    「ほ、ほんとう?そ、そうだ!これ、おねえちゃんにあげる!」
    「わあ、お花だッ」
    「かあさんといっしょにつんだんだ。おねえちゃんにプレゼントしたくて。まえに、おはながすきっていってたし……」
    「ありがとう、ディエゴくん!」
    「へへッ」
    「大きくなっても、こうしてずっとなかよくしてね」
    「うん!」

    「ディエゴくん。おめでとう!今日も勝ったんだって?本当に凄いね!」
    「当然だ。オレはこの国の競馬界で頂点に立っている。今日のレースなんて、まるで子供を相手にしているようだった」
    「そんなこと言っちゃダメだよ。他の選手も頑張ってたんだから」
    「頑張っても結果が出なけりゃあ意味がない。そうだろ?結果が出ていなかったら、オレはここにはいない。認められもしなければ、賞金だって稼げないし、こうして君に両手では抱えきれない花束を贈ることもない」
    「……そう、だけど……」
    「そうだ。君には言っておかなければならないことがあるんだ」
    「なに?ディエゴくん」
    「今度、オレは金持ちの老婦人と結婚する。勘違いしないで欲しいんだが、別に愛しているからじゃあない。そいつが死ねば財産が手に入る。そうすれば、もっと君を幸せにできる」
    「ディエゴくん。わたしは今でも十分幸せだし、お金なんてそんなに……。そ、それに、そんな理由で結婚だなんて、相手の人を傷付けちゃうよ」
    「本当に金がない貧しい生活の惨めさを君は知らないんだ。オレの母さんが死んだのも、父親や農場のヤツらだけが原因じゃあない。金さえあったら、母さんは死なずに済んだ……」
    「ディエゴくん……」
    「大きくなっても、ずっと仲良くしてくれるんだろ?お姉ちゃん。まさか、オレから離れようなんて考えていないよな?ん?」
    「か、考えてないよ。だ、だから……苦しいから、腕を緩めてよ……」
    「そう言って逃げる気か?」
    「違うよ……」
    「嘘は良くないぜ、お姉ちゃん」


    ディエゴがまだ母親と農場で暮らしていた頃、農場の近くの家に住んでいた年上の女の子と仲良くなって、母親が亡くなった後、慰められているうちに依存して、大人になっても離れられない妄想。

    スタンド、その他5部、他部