short short short!

短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
更新履歴にも載らない。

記事一覧

  • 思い出を語る~ジョルノ~

    20190729(月)00:13
    「ジョルノくんとの出会いは、ある意味で衝撃だったね」
    「そうですね。今となっては、いい思い出の一つですが」
    「わたしにとってはトラウマだけど。まさか、ライターの点火を見ただけで矢に射抜かれるとは思ってもなかったもん」
    「あの時から感じていたのですが、あなたはかなり運の悪い方ですよね」
    「うん。でも、ジョルノくんと行動するようになってから前よりもずっと危険なことに巻き込まれている気がするの」
    「スタンド使い同士は引かれ合う……と言いますから。ぼくとあなたとの出会いも、引かれ合った結果なのかもしれません」
    「全くロマンチックじゃあないけど」
    「刺激的でいいじゃあないですか」
    「それに、なーんかずっとモヤモヤとしてたんだけど、わたしってジョルノくんの思うがままに動いてる気がする。いつの間にかギャングに入れられて、こうして一緒に行動を……」
    「今頃、気付いたんですか?」



    五部アニメ終了記念。護衛チームと暗殺チームで思い出を語るシリーズ。

    ジョルノ

  • プロシュートは横恋慕する2

    20190727(土)20:18
    リゾットと恋仲にある夢主に横恋慕するプロシュートその2

    「ところでプロシュートさん。この前の話、進展とかあったんですか?」
    「何の話だ」
    「ほら、片思い中だって話ですよ」
    「ああ、あれか。別に進展もクソもねーよ」
    「プロシュートさんなら積極的にいけば、振り向いてもらえそうですけど」
    「……んなこと、とっくにやってんだよ。そいつ、極度のバカで惚れた男のことしか見てねーから、効果がねーんだ」
    「その方って好きな人がいるんですか!あー、気持ちが分かるかもしれません。わたしも、リゾットさんのことしか考えられませんし」
    「……だろうな。オメーがチーム入りをしたときから見てりゃあ分かる。リゾットのヤツも、オメーにべた惚れだってこともな」
    「そうですか?リゾットさん、あまり言葉に出さない人なので、いつもわたしが一方的に言ってる状態なんですよね」
    「リゾットは、感情を表に出さねーからな。しかしまあ、行動にはたまに出てるぜ。オレはよく睨まれるからな」
    「え?プロシュートさん、リゾットさんに睨まれるようなことをしてました?」
    「それなりに、な」

    プロシュート

  • リゾット・ネエロは見ている

    20190726(金)21:37
    ストーカーリゾットと被害者


    最近、彼女が何かに怯えるようになった。なんでも、何かに付き纏われているらしい。オレは自分の観察眼にはそれなりの自信を持っていたが、どうやら見逃してしまっていたようだ。「怖い」と怯える彼女を見つめながら、なんとか安心させようと背中を撫でてやる。瞬間、大きく跳ねた小さな背中。こんなに無力な彼女を追い詰めるヤツは見つけ次第、始末してやろうと思った。

    しかし、そんな怪しい存在は、何時まで経っても見つけることができなかった。日に日に弱っていく彼女が痛々しく、オレの中に不安ばかりが広がっていった。「目に見えない何かが、たまに身体に触れてくる。名前を呼ぶ声が聞こえる」と涙を零しながら友人に話していたのを、二日ほど前に見た。相手は、オレのように姿を見えなくすることができる能力を持ったスタンド使いかもしれない。そんな可能性を考え、「特に眠っている時に触れられる」という彼女のため、睡眠時は抱き締めてやることにした。

    彼女曰く、被害はどんどん酷くなってきているらしい。それなのに、オレは彼女を苦しめる存在を全く把握できていなかった。己の不甲斐なさに怒りすら覚える。何とかして、彼女を守らねば。頬に残る涙の痕を親指で拭ってやり、オレは睡眠薬で深い眠りに落ちている彼女を抱き上げる。

    「心配するな。オレが絶対に守る」

    そう囁きながら頭を撫で、オレは彼女と共に自宅へと向かった。

    リゾット

  • ホルマジオは悪趣味

    20190726(金)00:13
    「最悪……」
    「随分と可愛くなったなァ~?」
    「本当、地味な癖に嫌な能力だよね。ホルマジオのスタンドは」
    「褒めるなよ」
    「褒めてないんだけど」
    「どんな人間もよ、小さくさせて無力化しちまえば、人形を扱うようなもんなんだぜ。素直になった方がいいんじゃあねーか?元に戻りてーだろ」
    「ホルマジオに頼むくらいなら、リゾットに言って注意させた方がマシだし確実なんだけど」
    「おいおい。そんなことさせるかよ。こうしてオレが、縮んだおまえを握っちまえば、リゾットの所へなんか行けねーだろ」
    「……ッ」
    「さーてと。どうやって可愛がってやろうか?『着替え』でもするか?お人形らしくよォ」
    「……悪趣味」

    ホルマジオ

  • ジョルノ・ジョバァーナは収集する

    20190725(木)18:41
    「最近、よく物がなくなるんだよね」
    「また何かなくしたんですか?」
    「うん。買ったばかりのバスタオル。凄く気に入ってたんだ」
    「それは災難ですね」
    「傘もなくなるし、食器もなくなるし、靴もなくなるし、下着もなくなるし」
    「警察に相談でもしたらどうです?」
    「そうだけど、一応はわたしもギャングだし……。あまり頼りたくないような」
    「では、アバッキオのムーディー・ブルースで犯人を特定しては?」
    「それも考えたんだけど、迷惑じゃないかな。あっ、今日は帰りにスプーンを買っていかないと。一昨日なくなったんだよね」
    「ぼくも付き合いますよ」
    「本当?ありがとう、ジョルノ」
    「気にしないで。確か、向こうの通りの雑貨屋で買った、柄が木製のやつですよね」
    「うん。それそれ。……なんで知ってるの?」
    「ああ。あなたの物は全てぼくが保管しているので」
    「……ブチャラティ!助けて!」

    ジョルノ

  • 暗殺チームは過保護9

    20190725(木)01:12
    「おまえに任務だ」
    「リーダー、本当ですか!?」
    「ああ」
    「や、やっとわたしにも任務らしい任務が……ッ。お使いでもない、ちゃんとした任務が!」
    「……一つ、言っておく」
    「何ですか?」
    「気を付けろ」
    「え?あ、そうですね。頑張ります!」
    「……」



    「もしもし、プロシュートだ。……リゾットか。…………ああ?!チッ!あいつに任務だと……?親衛隊のヤツらもふざけたことしやがる。おい、ペッシ!今からあいつのところに行くぞ!何としてでも止めなきゃあならねーことができた!」
    「あ、兄貴、いったい何が……」
    「あいつに親衛隊から任務が来たんだよ。それも、一人でのな。親衛隊からの命令は、ボスからの命令。普通なら断れるもんじゃあねーがよォ、あいつが『任務にどうしても行けねえ』状態になりゃあいいんだ。行くぜ、ペッシ!さっさと来い!」
    「何をする気で……ッ。えっ、そ、そんなことしていいのかよ、兄貴!?」


    「もしもし、メローネだが……リゾット?どうかしたのか?今か?任務を終えてこれからギアッチョとそっちに帰るつもりだが。……何だと?あいつに親衛隊から任務が?ああ、分かった。ギアッチョと向かう」
    「メローネ。おい、今の本当か?」
    「ああ。リゾットから『あいつを任務へ行かせるな。行けないようにしろ。手段は任せる』とのことだ。プロシュートとペッシは既に向かったらしい」
    「モタモタしてられねーぜ。行くぞ、メローネ!あいつを『任務に行けねえ』ようにすればいいんだろ!んなもん簡単じゃあねーか!」
    「あまり派手にやるなよ。程々に、だぜ」
    「んなことは分かってるんだよ!」


    「……イルーゾォだ。なんだ、リゾット。……任務が?とうとうあいつに来たのか。それも親衛隊?なるほどな。他のチームからの任務なら断れるが、親衛隊となるとな。ああ、了解だ。『任務に行けない状態』にすればいいんだな。となると、やり過ぎないが肝心だな。あいつにバレないように。それは、オレの得意な分野でもある。任せてくれ。プロシュートやメローネたちは既に行ったのか。問題はギアッチョだが……プロシュートと合流すれば、あいつが何とかするか。ああ、また連絡する。…………本当に世話の焼けるヤツだな、あいつは。要は、事故に見せかければいいんだろ。簡単じゃあねーか」




    「……大丈夫か?スゲー怪我だな。入院したって聞いてビビったぜ」
    「ホルマジオさん!偶然というか不幸って続くんですね。わたしもまさか突然、脚に力が入らなくなって目が霞んで、転んで手を付いた時に骨折をするとは思わなかったです。それに、道路の真ん中に見覚えのない物が置いてあって、それを避けようとしたら何故か地面が凍ってて滑った拍子に足を捻って、また転んで脚も骨折するなんて」
    「ツイてねーなァ」
    「本当にツイてないですね。任務も中止になっちゃいました」
    「元気出せって。ほら、おまえの好きなお菓子買ってきてやったからよ」
    「わーい!お菓子!ありがとうございます、ホルマジオさん!」


    「あ、リーダー!お見舞いに来てくださったんですね!ありがとうございます!」
    「痛まないか?」
    「これくらい大丈夫ですよ」
    「そうか。ああ、ホルマジオから伝言だ。『任務が入ったから今日は見舞いに行けない』だそうだ」
    「あー、任務が入っちゃったんですね……。しょうがないですよね」
    「……だから、今日はオレが付き合おう」
    「リーダーが!?ありがとうございます!たくさんお話しまょう!入院って暇なんですよ!」
    「ああ」





    力が入らない、目が霞む、手の骨折→プロシュート
    道路の物体→メローネ
    路面凍結→ギアッチョ
    足の骨折→イルーゾォ

    暗殺チーム

  • 口紅を贈る~アバッキオ~

    20190724(水)14:01
    アバッキオと気弱夢主


    「おまえにやる」
    「……」
    「おい。なにビビってやがる。別に『あの時』みてーに変なものは入ってねーよ」
    「……あ、口紅?」
    「他に何に見えるんだ」
    「これってアバッキオさんの色と」
    「ああ。同じだ」
    「……」
    「礼も言えねーのか?」
    「あ、ありがとうございます……ッ」
    「塗れ」
    「え?」
    「それを塗れって言ってんだ。なんだ?塗って欲しいのか?」
    「じ、自分で塗れます!」

    「ハッ。似合わねーな」
    「……ッ」
    「おい。知ってるか?男が女に口紅をやることの意味をよォ」
    「いや、あの……」
    「『キスをしたい』『キスで返して欲しい』って、意味があるらしいぜ」
    「アバッキオ、さん」
    「色が剥げるくれーに激しいのをオレからされるか、おまえから軽いのをするか。どっちがいいんだ?」


    夢主はアバ茶の被害者。

    アバッキオ

  • 口紅を贈る~ディアボロ~

    20190724(水)13:19
    ディアボロと彼の存在を知る部下夢主


    「ボス、お使い終わりました!」
    「遅い。さっさと寄越せ」
    「ボスの使ってる口紅、いつものお店になくて、探し回りましたよ。店員さんに『こいつ、こんな色を使ってるのか。似合わねえ』ってコソコソ言われちゃいましたよ」
    「フン。おまえはガキっぽいからな」
    「この色が似合う人なんて、少ないですよ。ボスは似合いますよね」
    「ところで」
    「はい」
    「余った金で欲しい口紅を買っていいとオレは言ったが?」
    「あっ、買いましたよー!見てください!」
    「随分と地味な色だな」
    「わたしはボスみたく、派手な色とか変わった色は似合わないので、これくらいがいいんです。ボス、ありがとうございます」
    「……おまえは、男が女に口紅を贈る意味を分かっているのか?」
    「え、意味があるんですか?」
    「おまえは本当に無知でバカだな。こっちに来い。もっと近付いて、耳を貸せ」
    「は、はい」
    「教えてやる。男が女に……それも付き合ってもいないヤツにそれを贈ることはだな……」

    「……ボス」
    「聞こえたか?返事を聞かせ……」
    「すみません、言い忘れました。口紅を買った時のレシート、なくしたんです」
    「おまえのバカさ加減は何なんだ?」

    ドッピオ&ディアボロ

  • 口紅を贈る~チョコラータ~

    20190724(水)12:54
    チョコラータと恋人夢主
    ※流血あり


    「受け取れ」
    「なにこれ」
    「開けてみればわかる」
    「……口紅?」
    「ああ。おまえには赤が似合う。せっかくだ。わたしが塗ってやろう」
    「んんっ!」
    「おい、暴れるな。はみ出るだろう」
    「……ッ」
    「ああ、やはり。おまえは本当に赤が似合う。数ある色の中でも、赤が特にだ」
    「満足した?もう離してよ」
    「……だが、やはりあれだな。所詮は作り物の色。本当の赤には到底、敵わないな」
    「いた……ッ!止めて、チョコラータ!唇、噛まないで!痛いってば!」
    「んん~。これだ、この色が最高だ。おまえの血の色が、一番だ」
    「んっ!」
    「色も、匂いも、味も。全てがわたしを興奮させるぞ」
    「……変態ッ」
    「そんなわたしと付き合っているおまえも、同じようなものだろう」

    親衛隊

  • リゾット・ネエロは遊ぶ2

    20190722(月)20:25
    「リゾット・ネエロは遊ぶ」のリゾット視点
    ※幼女夢主


    メタリカの能力で鉄を纏い、景色に溶け込む。そして足音も、呼吸音も、服の擦れ合う音も、自分自身が出す音のすべてに注意を払いながら、彼女の後を付いて行く。時折、予想外の動きを見せる小さな身体にぶつからないようにしながら。

    「リゾットー、リゾットー」

    オレの名前を呼びながら、リビングからトイレまでひとつひとつの部屋を見回る彼女。オレでは到底隠れられそうにない隙間にまで目を凝らし、オレの存在を探ろうとする。オレを求めて懸命になるその姿が堪らなく、彼女の「かくれんぼ」ではこうしてスタンドを使って付き合っている状態が続いていた。
    初めこそは、彼女もあちこちを回ってオレを探すが、アジトのどこにもいないと分かると、大きな瞳に涙を浮かべ、泣き出すのが常だった。恐らく、泣いてしまう程に不安なのだろう。

    「リ、リゾット……ッ」

    ああ、今日もだ。目尻に涙が溜まっていく。あと少しもすれば、声を上げてしまうだろう。アジト内に響く声にギアッチョが怒鳴り、ホルマジオが口癖を交えながらあやしに来る前に、オレはスタンドを解除して彼女を後ろから抱きしめた。腕の中に閉じ込めたまま抱き上げ、顔を見せてやる。やっと視界で捉えることのできたオレの姿に、彼女は涙を拭うと、両腕を広げてしがみ付いてきた。

    「今日も見つけられなかったな」
    「リゾット、いつもどこにかくれてるの?」
    「教えられないな、それは」

    リゾット