short short short!
短編にすらならない夢。ただの会話文とか。
更新履歴にも載らない。
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記事一覧
ブローノ・ブチャラティは堕としたい
20191008(火)07:02sssネタ募集企画
名無し様「シスター夢主を篭絡するブチャラティ」
※病んでるブチャラティ
「あ、ブチャラティさん。よくお会いしますね」
「君は今日もこの病院に?」
「はい。人々へ奉仕することは、わたしたちの役目ですから」
「大変だな、シスターというのも」
「大変だなんて思っていませんよ。ブチャラティさんは、またお知り合いのお見舞いに?」
「まあな。そろそろ退院できるそうだ」
「それは良かったですね」
「ああ。いいことだが、残念なことといえば君に会えなくなることくらいか。色々と相談に乗ってくれて助かっていたのに」
「わたしはお話を聞いているだけで、大して何も……。また何かありましたら、お気軽に。ブチャラティさんの心が救われるのであれば、わたしは可能な限りのことをしますので」
「そうか。……なら、早速のところで悪いが、オレの話を聞いてくれるか?」
「はい」
「オレは今、とても苦しんでいる。君は悩める者に手を差し伸べることが自分の使命だと言っていた」
「は、はい」
「なら、オレにその手を差し伸べてくれるか?」
「あの、ブチャラティさん……?」
「君が欲しい」
「意味が、よく……ッ」
「貞潔、従順、清貧だったか。君たちが誓ったことは。しかし、オレは君のせいで苦しんでいる。そんなオレを君は見捨てると言うのか?救いもせず」
「あ、のっ」
「オレを救わなかったら君は教えと誓に背く。しかし、オレに君の身をくれるというなら、オレは救われる。誓を破ろうとも、人を救った君の行動は許されるはずだと思わないか?」
「ブチャラティさん……は、離してください」
「オレは、君の救いを求めているんだ。それに応えられるはずだろう、君なら」
sssネタ募集企画、消化完了いたしました!お付き合いしてくださったみなさま、ありがとうございました!ブチャラティ
リゾット・ネエロは手に入れたい
20191004(金)21:29sssネタ募集企画
ちよ様「既婚者夢主を自分のものにしたい暗チor護チの誰か」
※夢主が既婚者、病んでるリゾット
「これが今回のターゲットの資料です、リゾット・ネエロさん。要望通り、ターゲット宅の間取りの情報も入れておきました」
「助かる」
オレが彼女と出会った時、彼女は既に他の男と結ばれていた。細い指に絡む指輪が忌々しく、それさえなければオレは心穏やかでいられた。資料を渡すその手を掴んで引き寄せてやれば、どんな反応をするだろう。あの男が抱き締めている時のような表情は、絶対にしないだろうが。
「今日は随分と嬉しそうだな」
「観察力に優れていますね。さすが、暗殺チームのリーダー」
「おまえが分かりやすいだけだ」
「そうですか?わたしはそこまで顔に出やすいタイプじゃあないとは思いますが。実はこの後、久しぶりに出掛けるんですよ。あの人もわたしも、最近は仕事が忙しくて全然時間がなかったので」
「……そうか」
あの男を想って頬を染める彼女が憎い。その焦がれる相手を目の前で切り刻み、絆の証である指輪を指もろとも取ってしまいたい。そうすれば、彼女は確実にオレを見てくれる。オレを忘れることなどできず、永遠にオレを覚えてくれるに違いない。
既婚者夢主と聞いて、なぜか暗殺チームではリゾット、護衛チームではブチャラティが頭に浮かびました。
リゾット
スクアーロは恋を許さない
20191004(金)19:06sssネタ募集企画
クラリス様「病んでるスクアーロとカフェ店員夢主」
※病んでるスクアーロ
「あ!スクアーロさん、いらっしゃいませ!今日も来てくださったんですね」
「腹も空いたしな。丁度、近い場所にいたんだ」
「お好きな席にどうぞ。ピークを過ぎたので、空いてますよ。今日は天気がいいので、テラス席で食べるのも気持ちがいいかなと」
「いや、オレはカウンターでいい」
「そうですか?メニュー、置いておきますね」
「ああ。……ところでおまえ、店主に聞いたんだが、恋人ができたらしいな」
「相変わらず口が軽いなあ……店長」
「で、本当なのかよ」
「……はい」
「どんなヤツだ?」
「どんな……。あ、カウンターなので見えますよ。今、コーヒーを淹れている男性です。野菜を洗ってる人の横にいる……。じ、実はわたしがこの店に入った時から憧れていて……」
「へえ。確かに、ここからならよく見えるな」
「あっ、他のお客様に呼ばれたので、行ってきますね!」
「スクアーロさん、注文は決まりまし……あれ?カウンターの奥、騒がしいですね」
「おまえを呼んだ客のグループ、笑い声がデカかったから聞こえてなかったようだが、さっきスゲー音が聞こえてたぜ」
「……音?」
「ああ。何かが割れるような音だ。『あいつがいない』って、声も聞こえてた」
「……」
「おまえの恋人に、何かあったんじゃあねーか?」
「……」
「見てきた方がいいぜ」親衛隊
vsさせたい~承太郎vs花京院~
20191002(水)21:05sssネタ募集企画
どろん様「承太郎vs花京院」
「前から気になっていたんだ。なぜ君は、ぼくのことは名字で呼んで、承太郎のことは名前で呼ぶんだ?」
「……ああ、言われてみればそうだね!」
「それに、ぼくのことは『花京院くん』で、承太郎のことは『承太郎』。不公平じゃあないか?ぼくを呼ぶとき、噛んでることもある」
「不公平とは考え過ぎだぜ、花京院」
「ぼくは彼女に聞いているんだ、承太郎」
「うーん。何でだろう。承太郎とは小学校の頃からの付き合いだし、その頃から名前で呼んでいたし……」
「だとよ。残念だったな。付き合いの長さってのは、結構重要だとおれは思うが」
「そうか?ぼくはこれからが大切だと思うよ」
「花京院くんって呼ばれるの、嫌?」
「嫌という程じゃあないが、もう少し親しみのある呼び方の方がぼくは嬉しい」
「なるほど。じゃあ、『花京院』!」
「間違ってはいないが……そうじゃあない」
「……花京院、同情はするぜ」
vs、ごちゃまぜスタンド、その他5部、他部
スクアーロとティッツァーノは全てを支配する
20190930(月)23:13sssネタ募集企画
コツメ様「『愛は幻想ではない』のスク&ティツで夢主の服を選ぶ」
※「愛は幻想ではない」のスク&ティツと夢主なのでみんな病んでます
※微裏っぽい
ひどく不安になる。彼らに捨てられると考えると、震えが起き、思考が鈍り、彼らに嫌われないようにするにはどうしたら良いかということで頭が支配されていく。何をしていても、彼らが頭から消えることはない。任務で彼らが留守になるとその夜は決まって、「捨てられた」という恐怖が湧き、今まで私欲のために使ったことなどなかったのに、スタンド能力で彼らの思考を覗いた。そこで安堵するのだが、時間を置けばまた自分にとって最悪の出来事が頭を過り、同じ行動を繰り返していた。彼らが帰ってくれば恐怖は一気に溶け、わたしの名前を囁く声、抱き締めるその腕に縋り付いて自ら求めた。
「ああ、こちらもいいですね」
「おい、ティッツァ。色ならこっちだろ」
「わたしはこの色の方が好みですが」
「こいつの肌の色には、こっちじゃあねーか?」
デートということで連れ出され、気付けばこうて服を選ばれていた。女性物の服を取り扱う店に入ることへ抵抗感などないのだろうか。「まさか他の女性にもこんなことをしているのでは」という思考が生まれ、胸の奥がドロリと重く溶けて形を崩す。それに気付いたらしい彼らの手がわたしの両頬に伸びて、そこを緩く擦った。
「こういう事をするのはおまえにだけだ。安心しろよ」
「そうですよ。だから、泣きそうな顔をしないでください」
そうは言うものの、わたしが彼らを想って苦しめば苦しむほど、彼らは満足そうにするのだ。見せ付けるように女性店員と話し、こちらに視線を送りながら距離を縮める。その様子に、わたしは自分の腕に爪を立てて溢れそうになる感情を耐える。満足したところで女性店員と離れると、彼らはわたしに食むような口付けをする。唇に感じる彼らの体温と感触に涙が滲み、「もっと」と強請るも「帰ってからもっといいのをくれてやる」「我慢しましょう」と言われてしまった。
「では、この服を試着してください。わたしとスクアーロは、待っているので」
「着たらちゃんと見せろよ」
手渡されたのは、正直なところわたしの好みとは言い難い服。普段着ている服よりも身体の線を露骨にしてしまうそれを試着室で着てみるが、やはりこの国の女性と比較してスタイルが良いとは言えない身体には違和感があった。それでも、彼らが「着ろ」と言うのであれば身に着ける。こうしろと言えばする。わたしは、彼らに捨てられるのが怖い。全てを彼らに預けてしまった方が、きっと楽だ。
親衛隊
ドッピオとディアボロは愛を押し付ける
20190928(土)23:00sssネタ募集企画
匿名様「病んでるドッピオ&ディアボロが誘拐する」
※病んでるボス&ドッピオ
街で道を聞かれた。ピンク色という派手な色の髪からは想像できないほど、気弱そうな少年に。少年の行き先は、わたしの知っているところでもあったので、可能な限り分かりやすく話した。「ありがとうございます」という丁寧なお礼の言葉に、わたしも何か返そうとした時だった。突然、目の前が大きく揺れた。ぐらりと回転した視界に、脳が困惑する。立っていることもできずに倒れていく身体は、目の前の少年によって受け止められた。
「すみません。手荒なことをして」
そこで一旦、わたしの意識は途切れた。次に目を覚ました時には見知らぬ場所にいた。一人で寝るのには十分すぎる程に広いベッドの上。わたしは伏せていた身体を起こして周囲を伺うと、ベッドの脇にあった椅子で本を読んでいたあの少年と目が合った。
「ああ、起きたんですね。体調はどうですか?」
少年の手が伸び、頬に触れる。わたしが思わず後退りをしてその手を避ければ、少年は眉を垂らし、より一層距離を詰めて強引に触れて来た。
「顔色が悪いですね。薬、思ったより強かったですから」
「あの、ここは……」
「ここは……困ったな。なんて言えばいいんだろう」
「わたし、倒れたはずで……」
「倒れたあなたを連れて来たんですよ」
「病院……には見えないけど」
「病院じゃあないので」
はっきりとした答えを出さず濁して返す少年に、眉が歪む。なにかがおかしい。そう私の脳が危険を知らせていた。
「わたし、その……帰ります」
「……どこへ?」
「どこって、わたしの家に」
「あなたの家は、ここですよ」
少年が浮かべる笑顔に、恐怖が湧きおこる。冷えていく身体は震え、強張りを帯びていく。わたしは身体を包んでいた布団をはぎ取り、ベッドを降りようとした。しかし次の瞬間、わたしの視界は再びベッドの上に戻される。視界だけではない。身体そのものがベッドに戻っていたのだ。確かに、床に足を下ろしていたはず。足底には、床の冷たささえ残っている。なのにどうして。一気に噴き出す不快な汗が、背を伝う。ゆっくりと俯かせていた顔を上げれば、少年がいたはずの場所には同じくピンク色の髪を持つ成人男性がいた。髪色は同じだ。服装も。だが顔付きも体格も、あの少年とは異なる。
骨や血管が浮き出た手が、わたしの首を撫で、鎖骨へと伝い落ちる。ねっとりとした動きに身震いすれば、男は熱っぽい息を吐いてわたしの首の付け根に唇を寄せた。
「やっとおまえに触れられた」
「ひっ、い!止めて、離れて!」
「抵抗など止めておけ。意味がない。おまえでは、オレに勝てないのだからな。勝てるはずもない」
突然、身体がシーツに埋まった。両腕が頭上で纏められ、何かで固定されているようで全く動かない。しかし、自分の腕を見上げれば、そこには拘束具など存在しなかった。まるで、目に見えない何かが、強い力で押さえ込んでいるようだった。
「喜べ。このディアボロがおまえを幸せにしてやる」
ドッピオ&ディアボロ
ギアッチョは護衛チームに苦戦する2
20190927(金)20:38sssネタ募集企画
ルーチェ様「『ギアッチョは護衛チームに苦戦する』の続き」
※へいわなぱっしょーね
「おい。今日はブチャラティたちはいねーよな……」
「ギアッチョさん!みなさん、出掛けてますよ!」
「……ったく、あいつら何なんだよ。いつもいつも邪魔ばっかしやがってよ」
「どうぞ座ってください!」
「いや、いらねえ。さっさとしねーと、あいつらが帰ってきそうだ。……おい、連絡先を教え……」
「暗殺チームのヤツだ!ブチャラティ、またあの氷野郎がいるよ!」
「ナランチャ、そのままエアロスミスでそいつを狙っていろ。まったく……油断も隙もないな。いい加減にしねーと、そっちのリーダーに報告をするぞ」
「オメーら、こいつに盗聴器でも仕掛けてんじゃあねーよなァ~ッ!?毎回、タイミングが良すぎるんだよッ!」
「そんな汚いことをするはずがないでしょ。あんたたちとは違うんですから、こっちは」
「そーだ、そーだ。フーゴの言う通りだぜ。盗聴器とかそんなモン、おれたちはよく分かんねーよな。なあ、アバッキオ」
「そうだな。こいつに盗聴器を仕掛けるなんてことをするはずがねえ」
「怪しいんだよ!視線が泳いでるしよ~……ッ!」
「あれ?椅子の下に変なものが……。ジョルノくん、これなに?」
「ああ、ただのゴミですよ。ぼくが捨てておきますので、手に乗せてください」
「……仕掛けてんじゃあねーかッ!」
モンペ護チvsギアッチョの結果が見えなさすぎる。
護衛チームギアッチョvs、ごちゃまぜ
暗殺チームは仲間だった
20190926(木)23:30sssネタ募集企画
かごめ様「暗チ夢主があの世で暗チメンバーに迎えられる」
※死ネタ
わたしが暗殺チームに入ったのは、ペッシさんが加入してから暫く経った頃だった。リゾットさんと「偶然」出会い、生まれ持っていたスタンド能力を知られたのがきっかけだった。この時、わたしは深く考えることはしていなかった。暗殺が業務といえど「今よりもう少しまともな生活ができる」ということに、平均的な生活をしている人たちよりも飢えていたわたしはリゾットさんに付いて行こうと決めた。
末っ子、ガキ、嬢ちゃん。色んな呼び方をされた。年齢もチームの中で一番下であり、チームで唯一の女ということで、やはり周りの人たちと比べて仕事を回されることが少なく、自分の力が認められていないということを遠回しに思い知らされた。それが不満で与えられた仕事は完璧にこなすようにしていたし、誰かと組めば迷惑をかけないようにしていた。
そんな最中だった。ソルベさんとジェラートさんがボスの正体を探ろうとし、殺害されたのは。その頃から、チームの雰囲気は変わった。以前より重く、息苦しいそれは、彼らの屈辱と怒りが原因だったのだが、誰一人としてボスに逆らおうとはしなかった。
それから二年後の今、わたしの周りにいたはずの仲間たちは次々と姿を消していった。まずはホルマジオさん。そしてイルーゾォさん。プロシュートさんにペッシさん。メローネさん。ギアッチョさん。最後にリゾットさん。彼らが、わたしに告げることなく何やら隠れて行動していたことは知っていた。ホルマジオさんが「ネアポリスに行ってくる」と言ってから連絡が取れなくなった時に、リゾットさんに聞いてみたが「おまえは知らなくていい」とだけ返され、その彼も今は帰って来なくなってしまった。
彼らが留守の間、組織の人間と思われる人たちが何人もアジトを訪れ、わたしは何かを知っているはずだと問いただした。その時に知ったのが、「リゾットさんたちは裏切った」こと。ボスに娘がいるという情報が入ったことで、リゾットさんたちは抑えていたものを一気に吐き出すように行動に出たのだ。わたしは最後まで、彼らに仲間だと認められなかった。それでも、今まで共にいた彼らが死んだという事実に怒りがこみ上げ、アジトに踏み入った組織の人間を始末した後、わたしはリゾットさんが向かったというサルディニアに行った。「彼らの意思を継がなければ」。そんな無意識の責任が、わたしの心を覆った。ボスに関する情報は一切ない。容姿も声も分からない存在を探すなど無謀だと思ってはいたが、それでも探さずにはいられなかった。そして、まるでリゾットさんと出会った時のようにわたしは「偶然」ボスを見つけ、身体がひとりでに動いた。
わたしは、ボスの能力さえ知ることなく、敗北した。ボスがスタンド使いであることは分かったが、その能力はわたしの理解の範疇を超えていた。わたしのスタンドは、間違いなく彼に力を向けていたはずだった。しかし、気付けば腹部を貫かれ、口の中に血の味が広がるのを感じたと同時に地に伏していた。
「……裏切り者の『余り』か」
「……ううッ」
「バカなうえに哀れだな。あいつらは、おまえがこのことに関わって死なないよう、遠ざけていたというのに」
わたしが最後に見たのは、首に向かって手刀を振り下ろすボスのスタンドだった。
「おい、オメーいつまで寝てんだ、クソガキ」
「痛……くないッ!」
額に受けた衝撃。それに瞼を上げれば、目の前にはギアッチョさんの顔があった。その向こう側には、空が広がっている。最後に見たサルディニアの空とは違う、もっと柔らかな色合いのそれ。わたしは上体を起こし、周囲に視線を巡らせた。そこには、ギアッチョさんだけではなく、死んだとされていた仲間が立っていた。
「相変わらず寝坊するよな、おまえ」
「ホルマジオさん」
「涎垂らして寝るな」
「イルーゾォさん」
「オメー、オレたちの苦労を無駄にしてんじゃあねーよ」
「プロシュートさん」
「本ッ当だぜ。兄貴たち、色々と考えてたのによ」
「ペッシさん」
「どうせ死ぬなら、ベイビィ・フェイスの母親にしたかったぜ」
「メローネさん」
「ったく、使えねーガキだな、オメーはよォ~!」
「ギアッチョさん」
彼らと最後に会ったのは、そう遠い昔とかではない。それなのにひどく懐かしく、わたしの視界は滲んでいった。
「なぜ、おまえはボスを追った」
「みんなが……いなくなったから。いつも仲間外れで、おかしいじゃあないですか、リゾットさん。わたしだって、暗殺チームなのに」
「……そうか」
「負けました、わたし」
「知っている。だからおまえは、ここに来た。オレの命令なしに勝手な行動はするなといつも言っていた」
「すみません」
「その意味が分かるか?おまえもチームの人間だからだ」
「……チーム」
「だが、今回は許してやる。次はないと思え」
「はい」
「……よく、やった」
「……はいッ」
頭にリゾットさんの手が乗る。他の人たちは言葉はないものの、背中や肩を叩いていた。漸く分かった。彼らは、わたしを仲間だと認めてくれていたし、だからこそ守ってくれていたことを。
この日、わたしは初めて彼らの前で泣いた。
暗殺チーム
パンナコッタ・フーゴは葛藤する
20190923(月)20:52sssネタ募集企画
壱子様「フーゴが右脳と左脳で葛藤する」
※微裏
ぼくには恋人がいる。人よりも怒りという感情に流されやすいぼくを受け入れ、時には理性の代わりとなってくれるその女性。ひどく大切だと思う反面、男として生まれたぼくには当然、そういった欲求は備わっていた。唇を軽く触れ合わせることから始まったキスを、次第に深く濃厚にしていく。刺激される興奮に、彼女の腰へと手を伸ばそうとすれば、その身体は逃げるようにぼくから遠ざかった。
「……ごめんね、パンナコッタ」
「え?」
「わたし、その……。け、結婚する前に、そういうことはしちゃダメだと思うの!」
「……ちょ、ちょっと待ってくれ。それってつまり……」
「結婚するまでは、できない」
ぼくは思わず、心の中で自分の顔を手で覆った。別に彼女の価値観を否定するつもりはないし、そういった考えを持つのも彼女の自由だと思う。しかし、キスで満足できる男が今時どこにいる。健全な発達をすれば、好きな女に対してある程度は欲が湧くだろう。それを結婚するまで一人で慰めろっていうのか?
たぶん、いや確実に今のぼくの表情は硬くなってしまっているだろう。その表情のまま視線だけで彼女を見れば、申し訳なさそうに眉を垂らし、伺うようにぼくを見つめていた。惚れた弱みってやつか。恋人にそんな表情をされて人間の本能を垂れ流せるほど、ぼくは強くはなかった。
「……分かった」
なんて言ったが、身体にある熱はそう簡単には静まらない。唇には先程まで触れていた彼女の感触がまだ残っているし、掌には彼女の皮膚の熱がある。身体の芯を掻き乱すそれらに、ぼくは頭を乱暴に掻きながら只管、その熱が冷めるのを待った。フーゴ
名前を呼び間違えた!
20190922(日)19:57sssネタ募集企画
uriko様「夢主が名前を呼び間違える」
【イルーゾォとリゾット】
「ねえ、リゾット。そこにあるペットボトルを取ってもらえる?」
「誰がリゾットだ」
「……あ、間違えた。イルーゾォ」
「おまえ普通、間違えるか?」
「ごめん、ごめん。だって、ほら、イルーゾォの髪型ってリゾットの帽子に似てて……」
「苦しい言い訳だな。まさかとは思うが、リゾットと浮気なんかしてないだろうな?」
「してないよ!」
「リゾットは仕事もできるしよォ、このチームのリーダーを務めるくらいだしなァ」
「ちょ、イルーゾォ?」
「オレなんかより、そりゃあイイよな」
「わたしが好きなのはイルーゾォだけだって、ね?間違えたのは悪いけれど、そんなに落ち込まなくても……」
「オレみてーなヤツより、あいつの方が……」
「あー!もう!面倒くさいな!」
【ギアッチョとメローネ】
「あ、メローネ。ちょっと……」
「……メローネだとォ~?」
「ああっ、ごめん!ギアッチョ!間違えた!」
「おい、オメー、間違えるか?オレとメローネをよ」
「いや、だからごめんって……。ほら今、丁度ふたりいるし……」
「胸糞悪ィ間違えしてんじゃあねーよ!」
「ごめんってば!」
「あんな身体の半分だけ露出して、マスクを付けて、女を見る度に興奮してるようなヤツと間違えてんじゃあねえ!」
「そ、そうだね!」
「クソがッ!次、間違えたらホワイト・アルバムで息の根を止めてやるからなァ~ッ!」
「分かった分かった!だから落ち着いてよ!」
「……オレに対して酷くないか?」
vs、ごちゃまぜ